韓ドラの鬼

ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム 11話・12話(最終回) あらすじと感想

消防署の隣の警察署


ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム 消防署の隣の警察署 소방서 옆 경찰서 2022年放送 SBS新金土 全12話

neroさん

第11話視聴率9.7%

第11話あらすじ

ヒョンソが監禁されていたと思われる地下室を発見したチン・ホゲ(キム・レウォン)。それは他でもない、ホゲが暮らしていた家のすぐ向かいにあった。7年もの間、この薄暗い地下室で監禁されていたヒョンソ。犯人はテウォン総合病院の看護師クァク・ギョンジュン(ホ・ジウォン)だ。すぐさまギョンジュンとヒョンソの追跡にあたろうとするホゲだったが、そこへ父チョルジュン(チョ・スンヨン)が現れる。

勝手にDNAを採取したことと先日のバーでの一件を受けて、控訴状が出されたというホゲ。あとの捜査は広域捜査隊へ任せろというチョルジュンだが、もちろんホゲはそれを聞き入れようとはせず。

その後、ソン・ソル(コン・スンヨン)とともにギョンジュンが働く病院へ向かうホゲ。一緒に働いていた救命医のチャ・ジェヒ(ヤン・ジョンウク)もまた、ギョンジュンの犯行をにわかに信じられないといった様子だ。ロッカーに入っていた持ち物の中から、最後のページが破られた手帳を発見したホゲ。鉛筆でなぞってみると、そこに“ムイルハイテック”という文字が浮かんだ。

コンミョン・ピル(カン・ギドゥン)の協力でムイルハイテックがギョンジュンがかつて働いていた工場だと知ったホゲは、すぐに現場へと向かう。その頃、トランクからヒョンソを下ろしたギョンジュンは、何やら薬を大量に飲ませた。

法医官のユン・ホン(ソン・ジユン)からホゲを頼むと言われたボン・ドジン(ソン・ホジュン)もまた、急いでその後を追う。現場に到着したホゲは、ソルに外で待機するよう告げ、ピルと2人で中へ。するとそこには、手足を鎖で繋がれた状態で力なく横たわるヒョンソの姿が。

慌ててヒョンソに駆け寄ろうとするホゲだったが、その様子を上から見守るギョンジュン。するとギョンジュンは、持っていたリモコンを操作してヒョンソの上に鉄板を落とそうとする。すぐに動きを止めたホゲは、ヒョンソの代わりに自分が犠牲になるという。

ホゲの向かいで暮らしていたギョンジュンは、近所に住むヒョンソにひそかに想いを寄せていた。その姿を毎日のようにカメラで撮影していたギョンジュン。さらにヒョンソのためにワンピースと生理用品を買って家の前に置いたギョンジュンだったが、ヒョンソはそれをホゲに相談。さらに自分のプレゼントをゴミ扱いしたことにカッとなったギョンジュンは、犯行に及んだのだった。

医療用器具で声帯を傷つけ、声が出ないようにしたギョンジュン。さらに足の指を切断すると、わざとホゲの庭にそれを放置した。少し前、オフィステルを出たホゲがふたたび家に戻ってきたのを小窓から目にしたヒョンソは、必死に助けを求めようとしたが、ホゲにその声は届かなかったという。

自分が代わりに鉄板の下敷きになるといってヒョンソの鎖を解くホゲ。しかしその瞬間、ギョンジュンがリモコンのスイッチを押す。間一髪、ヒョンソを救ったのはソルだった。ヒョンソをソルに任せ、すぐにギョンジュンのあとを追うホゲ。

近くの小屋に隠れるギョンジュンを見つけたホゲは、その顔面に殴りかかる。さらに近くにあった工具でギョンジュンを殺そうとするホゲだったが、そこへドジンが。ドジンのおかげでなんとか正気に戻るホゲ。つづいて警察が駆けつけると、ギョンジュンは逮捕される。

幸い一命をとりとめたヒョンソだが、事件のトラウマで一時的な記憶障害を起こしてしまう。駆けつけた祖母を見て、「誰ですか?」とヒョンソ。さらにホゲに向かって、「どうして助けてくれなかったの?全部おじさんのせいだ!」とヒョンソは憤った。

ヒョンソを救出したものの罪悪感が消えないホゲは、辞表を提出。ホゲが警察を辞めると知ったソルは、ホゲを訪ね、連れていきたい場所があるという。ソルがホゲを連れて行ったのは、病院の新生児病棟だった。自分と同じく生まれてすぐに捨てられた子供たちだと話すソル。

病院からの帰り道、ソルは「ヒョンソの件は刑事さんのせいではありません」と伝えた。そして、前に話していた自分を大事にしてくれる人を探してみては?という言葉を振り返り、「私は見つけたみたいです」とソルはいう。

第11話感想

7年ごしにやっとの思いでヒョンソを救出したホゲ!

しかし、そんなホゲに突きつけられたのは悲しい現実でした。目を覚ましたヒョンソはホゲに向かって、自分がこんな目に遭ったのはホゲのせいだと憤怒。おそらくこの7年の間、ホゲの助けを待つヒョンソにギョンジュンがガスライティング(※)を行ったのでしょう。

※ガスライティングとは、被害者に些細な嫌がらせ行為をしたり、故意に誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気、もしくは自身の認識を疑うよう仕向ける精神的虐待の一種。

それにしても、ヒョンソが受けた被害を考えると胸が痛いです。犯人がすぐ向かいに住んでいて、さらに人を救う看護師だったとは。。ホゲが自分を責めるのも無理ない気もします。そして、そんなホゲの隣で寄り添うソル。2人の関係に進展はあるのか、最終回の行方に注目です!

第12話視聴率10.3%

第12話 (最終回)あらすじ

マ・ジュンド(チョン・グクファン)議員の訃報が報じられ、刑の執行が一時的に停止となった息子のテファ(イ・ドヨプ)は葬儀場へ。マ・ジュンドの死は自宅での突然死だったという。弔問に現れたホゲは、そこでテファと会話を交わす。

翌朝、アパートの駐車場で火災が発生すると、急いで現場へ向かう消防隊員ら。先頭に立って消火活動を行ったドジンは、炎の奥になにやら星のようなマークを発見する。しかし、星のマークを見たのはドジンだけだった。

その後、アパートの住人たちは次々と救助され、病院へ運ばれる。クローゼットの中で意識を失った男性を救急車で運び、ほっと一息つくソル。しかしそこへ、またしても火災発生の知らせが。

今度の現場は、高層ビルが立ち並ぶオフィス街に設置されたフードトラックだった。ドジンらが到着した直後、近くにいた男性がなんとか火を消そうと燃え上がる炎に水をかけてしまう。その瞬間、大きな爆発音とともにより一層激しく燃え上がる炎。すかさずドジンが消火活動を行い、これまた難を逃れるのだった。

地面に座ってカップ麺をすする消防隊員たち。そんななか3度目の通報が入る。団地のゴミ捨て場から発火したといい、近くにいたドジンらがまたもや出動することに。報告書に目をやったドジンは、3件の火災がピッタリ3時間おきに発生したことに気付く。最初の現場で見た星のマークが気にかかったドジンは、他の隊員らの制止も聞かずに火の中へ飛び込んだ。すると壁には、やはり星のマークが刻まれており…。

消火を終えて外に出たドジンは、先ほどのボディカムを確認しようとする。しかし、肝心のボディカムは高温で溶けてしまっていた。連続放火犯の可能性を指摘するドジンだったが、つづく3時間後の午後7時にはこれといった通報は入ってこなかった。その代わり、警察には野良猫が道端で死んでいるとの通報が。どれも比較的火災が起きやすい場所だった為、警察は単純火災だと結論を出す。

今回の火災に誰よりも敏感になるドジン。その背景には、ドジンが幼い頃に経験した辛い過去があった。友人の誕生日を祝ってケーキにロウソクを灯したドジン。さらにふざけてスプレーをかけるうちに、ロウソクの火がカーテンに引火。瞬く間にその場は火の海と化してしまう。必死に火を消そうとする友人とは反対に、恐怖にかられて逃げ出すドジン。もう二度と炎から逃げないよう、ドジンは消防官になったのだ。

立て続けに起きた3件の火災が偶然とは思えないドジンは、ホゲを訪ねる。3つの火災に関する資料が入ったUSBを渡し、「判断はお前に任せる」とドジン。資料に目を通したホゲは、最後の火災から3時間後に警察に入った野良猫の通報に目を付ける。

こうして警察に復帰したホゲは、さっそく道端で死んでいた野良猫の亡骸を捜査。すると野良猫の胃から、パンの欠片とトルエンと呼ばれる引火性のある薬品が見つかった。慌てて現場に戻ったホゲは、野良猫によって4つ目の火災が未然に防がれたと知る。そして壁には、ドジンが目にした星のマークが刻まれていた。

本格的に連続放火事件として捜査に乗り出す警察。その夜、ホゲは久々に以前住んでいたオフィステルへ向かった。すると廊下には、ホゲが置いていった椅子に腰かけるソルの姿が。隣に腰掛けたホゲは、「心臓が止まったとき、お前が傍にいてくれて良かった」と伝える。

翌日、法医官のホンを連れて2つ目の現場へ向かったドジンは、犯人が高層ビルに反射した太陽光を使ってフードトラックの油を発火させたと考えた。同じく警察もまた、現場周辺のCCTVから犯人と思わしき人物を特定。

そんななか、火災の通報を受けて立体駐車場へ出動する消防隊員。容疑車両を追跡したホゲは、先ほど通報があった駐車場に停めてあると知って同じく現場へ。隣のビルの屋上から梯子を使って現場へ渡るというドジン。ホゲもそれにつづくが、消火活動を始めようとした瞬間、大きな爆発音が響き渡り…。

第12話(最終回)感想

紆余曲折の末、ふたたび警察に復帰したホゲ!

やはりホゲとドジンがタッグを組めば、怖いものなしですね。いつも肝心なときにホゲを感化してくれるドジンの存在が、なんとも頼もしいです。そんななか、最終話となる第12話ではホゲとドジンが爆発に巻き込まれる場面で終了。。これは一体。。

放送の最後には、「シーズン2で戻ってきます」とのメッセージが。これはシーズン2も見ないわけにはいきません。ちなみにシーズン2の放送日はまだ確定しておらず、恐らく2023年中の放送となりそうです。

シーズン1の最後のエピソードは、どうやらドジンを狙った(?)連続放火事件でした。放火犯と思われる謎の人物の腕には、大きな火傷の痕が。犯人は幼い頃に火を消そうとして火傷を負った、ドジンの友人でしょうか。

そして第12話の冒頭で登場した、マ議員の突然の死。すべての黒幕と思われたマ議員でしたが、こんなアッサリと亡くなってしまうとは。これまた驚きでした。果たしてこちらもシーズン2への伏線となるのか、注目です。

シーズン2ではホゲとソル、そしてドジンの三角関係の行方からも、目が離せなさそうな予感。早く続きが見たいです!

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