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ナンバーズ:ビルの森の監視者たち 5話・6話 あらすじと感想

ナンバーズ:ビルの森の監視者たち


ナンバーズ:ビルの森の監視者たち 넘버스 : 빌딩숲의 감시자들 2023年放送 MBC 金土 全12話

第5話視聴率3.8%

第5話あらすじ

HK私募ファンドを代表して会議の場に現れたのは、ヘビッ建設の社長チャン・イノ(ナム・ミョンリョル)の娘ジス(キム・ユリ)だった。会議でソマテックの独自技術に関して説明し、裁判所で再生手続きを促すのではなく、自ら立て直す機会をあげてはどうかとチャン・ホウ(キム・ミョンス)。するとジスは、「助けてもらうのが習慣になっているみたいね」と、それを一蹴する。

過去、父の会社が倒産に追い込まれたとき、ジスもまたテイル会計法人の副代表ハン・ジェギュン(チェ・ミンス)に助けを求めていた。しかし、ジェギュンはジスの助けに耳を貸そうとはせず…。

会議が終わると、ハン・スンジョ(チェ・ジニョク)はジスの手をつかんで屋上へと連れて行く。そして、かつての恋人ジスを強く抱きしめるスンジョ。そんなスンジョの手を振り払い、「あの頃のチョン・ジスはもういない」とジスは言う。

ホウはスンジョにジスが自分にとって姉のような存在だと明かし、スンジョの家でワインを飲んだ日、部屋に置かれたジスの写真を目にしたと伝えた。そして、「ジス姉さんをこのまま放っておくわけではないですよね?」とホウ。

その後、ホウは先輩のチン・ヨナ(ヨヌ)に、なぜHK私募ファンドは敵対的買収ではなく、ソマテックの再生を選んだのかと尋ねる。M&Aはすなわち、その会社が持つ責任をまるごと受け入れるということ。敵対的M&Aにはリスクがつきもので、周囲から悪者扱いされてまでその会社を強制的に手に入れるのではなく、再生という形でマイナス部分をきっちり解決させてから手中に収める方が、リスクははるかに少ないというのだ。

再生手続きはその会社がふたたび立ち直ることを心から応援するある種の善意だが、それを逆手にとって、最初から買収を念頭に置いて再生手続きを促すケースも多いという。

そんななか、ホウのもとへソマテックの代表から連絡が。なんと職員らへの給与を振り込む口座がチサン銀行によって凍結されてしまったというのだ。このままではソマテックの買収が避けられないという状況で、これといった対策を考えようとしないスンジョに怒りをあらわにするホウ。

HK私募ファンドの狙いがソマテックの持つ新技術だと知ったホウは、その技術をオープンソースで全世界に公開すると脅し、ジスに再生手続きではなくソマテックの投資者になって欲しいと頼む。ジスがそれを断ると、「おじさんが亡くなったのは姉さんのせいでも、ハン・スンジョ会計士のせいでもない」とホウ。そして、スンジョが作成したヘビッ建設の報告書を渡す。

これといった対策が見つからないまま、途方に暮れるホウ。そんななか、ヨナの一言にヒントを得たホウは、慌ててどこかへ向かう。ホウが考え出したのは、ソマテックの特許を一時的に国に売って、ソマテックの資金難を解消するというもの。実はスンジョも同じ事を考えていて、ホウよりも一足先に動いていた。

こうしてソマテックの買収に待ったをかけた2人。その後、ジスと会ったホウはどうしてHK私募ファンドなのかと尋ねる。ジスがHK私募ファンドで働くことにしたのは、父を死に追いやった黒幕を突き止める為だった。かつて倒産に追い込まれたヘビッ建設の特許を手に入れたのは、他でもないこのHK私募ファンドだったのだ。

雑用係から異例のスピードで今の地位に就いたジスは、HK私募ファンドの黒幕の正体を秘密裏に探っていた。そして、ジスが目にした書類に書かれていたのは「AN」の二文字。

「AN」という人物がHK私募ファンドに資金を送っていたと知ったホウは、それがテイル会計法人の監査パート副代表、アン・スンヨン(ペ・ヘソン)ではないかと考える。スンヨンは病気でしばらくの間療養中だったが、最近になって業務に復帰。復帰してすぐ、スンヨンは自分の部下を追いやったジェギュンに牙をむく。

第5話感想

ジェギュンと共にテイル会計法人のツートップを誇る監査チームのアン・スンヨンの登場により、ますます面白くなってきた第5話。復帰早々、ジェギュンが副代表を務めるディールパートのクライアントを手に入れようと動き出すスンヨン。テイル会計法人でジェギュンと対等にやり合えるのは、このスンヨンしかいないのではないでしょうか。面白いです。

ちなみにスンヨンを演じるのは、「ホテルデルーナ」に「ハピネス」「カーテンコール」など、様々な作品に出演する女優のペ・ヘソン。最近ではシン・ヘソン主演の「生まれ変わってもよろしく」にも出演していました。

てっきりスンヨンがホウやスンジョの味方についてくれるのかと期待していましたが、なんだか雲行きが怪しい・・ジスが目にした書類には、HK私募ファンドへ資金を送った相手の氏名欄に「●●AN」と書かれていました。どうやらホウはスンヨンがHK私募ファンドに金を送った「AN」と考えているようですが、その真相は?

そして、次回予告ではホウに対して会計法人を去るよう告げるスンヨンの姿が。これは一体どういう展開なのでしょう。気になります。

第6話視聴率3.2%

第6話あらすじ

ジェギュンを訪ねたジスは、ケーキビーンというフランチャイズを売却して欲しいと頼む。早く売ることができれば、報酬を2倍払うとジス。ジスが去った後、ジェギュンは棚の後ろに隠された金庫を開け、中から一台の携帯電話を取り出す。そして、どこかへと電話をかけるジェギュン。

一方、部下のカン・ヒョン(キム・ヨンジェ)がピープルズエンタに不適正意見を出し、会社を辞めたのがホウのせいだと考えるスンヨン。ホウを呼び出したスンヨンは、「チャン・ホウ先生にはテイル会計法人を出て行って欲しい」と告げた。

ディレクターに昇進したスンジョは、ケーキビーンの売却がジスの依頼だと知って、自ら担当に名乗り出る。チームにはホウ、そしてヨナの姿もあった。HK私募ファンドへ出資したLP(Limited Partner)について知りたいというホウの話を聞き、ヨナは「現実的にLPの正体を突き止めるのは簡単ではない」と話す。

ケーキビーンの財務諸表にこれといった問題点を見つけられなかったホウは、スンジョに意見を求める。すると、「お前が見て大丈夫というなら、問題がないのだろう。お前も俺と同じ専門家じゃないか」とスンジョ。

その日、父親とデートに出かけたヨナは、チサン銀行の頭取を務める父テス(カン・シンイル)にHK私募ファンドのLPは誰かと聞く。同じ頃、ホウは先輩のヤン・ジェファン(チェ・ジョンウ)と共に、ケーキビーンの在庫調査を行っていた。

冷凍倉庫で身体が冷え切ってしまったホウは、書類を机の上に置いたまま退勤してしまう。それに気づいたヨナは書類をホウに届け、先ほどテスから聞いたHK私募ファンドのLPの一人が、サンアグループのイ・チャンジュ(チョン・へギュン)だと教える。

翌日、ジェギュンからケーキビーンの売却について意見を求められたホウは、ケーキビーンを買収することで、後になにを売ることができるかをアピールするべきだと話す。「ケーキビーンの持つイメージと集客効果を必要とする、未分譲テナントに悩まされるオーナーが集中攻略対象となるでしょう。例えば、サンアビレッジのような…」ホウの回答に満足げにうなずいたジェギュンは、さっそくサンアグループの会長イ・チャンジュに話を持ちかけた。

ヨナと共にケーキビーンの工場調査に向かったホウは、門の前でデモを行う加盟店店主の姿を目撃。一見何の問題もないように見えたケーキビーンだったが、加盟店は商売をすればするほど損害を被り、結局2年も経たずに店を閉めるのが現状だという。ジスが一刻も早く売却して欲しいと言っていたのは、この為だったのだ。

しかし、ヨナには自分がスンジョに報告すると言ったものの、ホウはスンジョにこの事実を報告しなかった。予定通りサンアビレッジとの契約が交わされると知り、どういうことかと憤るヨナ。同じくなぜ本当のことを言わなかったのかとスンジョに聞かれ、ホウは「それはあなたも同じだ」と返す。

実はスンジョは財務諸表を見たときから、ケーキビーンの実態に気づいていた。しかし、ケーキビーンの代表からジスに指示された通りにやったまでだと言われ、見て見ぬフリをしたスンジョ。

翌朝、チャンジュに会いに行こうとするホウだったが、そこへスポーツカーに乗ったヨナが。どうやら日程が変更になり、チャンジュは現在空港だという。緊急パスポートを発行し、出国ゲートへ向かうホウ。なんとかチャンジュを呼び止めたホウは、ケーキビーンの経営実態について説明し、契約に待ったをかける。

こうしてケーキビーンの売却は白紙となったが、ホウはジスが最初から特許は売却しないつもりだったと知り不審に思う。実は様々な会社の特許を集め、それを議員や財閥などの権力者へ売り、人脈を築いていたジス。

そんななか、チャンジュの弟ソンジュ(チョン・ウンイン)がスンジョを訪ねてくる。一方、ホウが隠れてサンア物産について調べていると知ったヨナは、自分も協力すると言い…。

第6話感想

ホウに共助を持ちかけたヨナ!最後は積極的なヨナの姿で幕を閉じた第6話。なんだかヨナはすっかりホウに恋している感じですが、肝心のホウはどうなんでしょう。5年前の一件以来、ホウは他人に心を許すことを避けているようにもみえます。個人的には2人のロマンスに興味津々。

そして、今回はケーキビーンというフランチャイズの売却に関するエピソードが登場しました。ホウが工場調査での一件をスンジョに内緒にしたときは驚きましたが、まさかこんな展開になるとは。それにしても、ホウとスンジョのコンビネーションが毎回すばらしいですね。第5話ではスンジョに先を越されてしまったホウでしたが、今話ではホウが先手を打ちました。

ケーキビーンの実態について教え、助言してくれたホウをすっかり気に入った様子のチャンジュ。今後、このチャンジュがどのように関わってくるのか。こちらも楽しみです。

さらに前回から登場しているスンヨンについても、今話ではとくに進展はなく。今の時点では、敵なのか味方なのかイマイチわかりません。敵の敵は味方とも言いますから、ジェギュンという悪を倒すため、ぜひとも一丸となって欲しいですね。



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