韓ドラの鬼

ナビレラ 9話・10話 あらすじと感想



ナビレラ 니빌레라 Nabillera 2021年放送 tvN 全12話

第9話視聴率3.150%

neroさん

第9話あらすじ

正気を取り戻したシム・ドクチュル(パク・インファン)を家まで送って行くイ・チェロク(ソン・ガン)。すると家の前には、荷物を取りに来た末っ子ソングァン(チョ・ボンレ)の姿が。ソングァンを呼び出したチェロクは、ドクチュルがアルツハイマーを患っていると明かします。思い掛けないチェロクの言葉に、茫然とするソングァン。その後、皆で食卓を囲んだソングァンは、「父さんを主人公にドキュメンタリーを撮ることにした」と言います。

翌朝、早速荷物をまとめたソングァンはドクチュルの家へ。今日から24時間、ドクチュルと行動をともにするつもりだとソングァンは言います。昨夜チェロクが言っていた、ドクチュルの手帳を手に取ったソングァン。そこに書かれたドクチュルの想いを目にしたソングァンは、人知れず涙を流します。

ドクチュルと一緒にスタジオへ向かったソングァンは、チェロクの指導のもと一生懸命バレエの練習に励む父親の姿を、カメラに収めます。ドクチュルと食事をしたチェロクは、これからは午後のレッスンも追加することにしたと話します。会計を済ませる間、ドクチュルの携帯に位置追跡アプリをダウンロードするチェロク。

次の日も、ソングァンはドクチュルのレッスンに付き合います。しきりに集中力を切らすドクチュルに、喝を入れるチェロク。昼休憩になると、ドクチュルはチュンシクのもとへ。膝の痛みを訴え、「身体が言うことを聞いてくれない」と嘆くドクチュル。そんなドクチュルを見兼ねたチュンシクは、「ここら辺で諦めるのはどうですか?そうすれば、こんな風に悩むことだってなくなる」と言います。スタジオへ戻ったドクチュルは、バレエダンサーのファンヒ(ソ・イングク)と対面。70歳のドクチュルがバレエを習っていると知ったファンヒは、ドクチュルのバレエを「趣味」と呼びます。するとチェロクはファンヒを追いかけ「趣味なんかじゃない。もちろん難しいことはわかってる。でもおじいさんは、残りの人生をすべて賭けているんだ」と訂正します。

スタジオへ戻ったチェロクは、どうして趣味だと言われ言い返さなかったのかと尋ねます。「俺は諦めない。誰に何と言われようと」とドクチュル。ドクチュルの言葉を聞いたチェロクは、スンジュにドクチュルを舞台に立たせたいと提案。最初は反対するスンジュでしたが、チェロクの熱意に負け、1か月後にオーディションを開催することに。これを聞いたドクチュルは、目を輝かせ、何度もチェロクにありがとうと礼を言います。その頃、チェロクの父ムヨン(チョ・ソンハ)がチェロクに会う為、ソウルへ。

家に帰ったチェロクは、連絡もなしに訪ねて来た父親を見て驚きます。チェロクが負傷したと聞き、心配して駆け付けたムヨン。ぎこちない空気が流れるなか、2人はムヨンが持って来た料理を食べることに。するとチェロクは、「今度一緒に銭湯に行こう」と言います。翌朝、チェロクの家を出たムヨンが向かった先は、かつての教え子ヤン・ホボム(キム・グォン)が出入りするビリヤード場。

一方、発表の集まりがあると言っていたにもかかわらず、なかなか現れないドクチュルを心配するチェロク。するとスンジュは、ドクチュルが既にスタジオに来ていて、今はトイレに行ったと話します。これにハッとしたチェロクは、慌てて男子トイレへ。鍵のかかった個室から、「思い出せ、思い出せ…」と何度も呟くドクチュルの声が。

第9話感想

段々と悪化していくドクチュルの症状…

ドキュメンタリーの撮影の為、しばらく遠くへ行くと言っていたソングァン。しかし、ドクチュルの病気を知ったチェロクは、ソングァンにそれを伝えます。ソウルを離れるつもりだったソングァンでしたが、父ドクチュルの病気を知り、留まることに。さらにソングァンは、ドクチュルを主人公にドキュメンタリーを撮影すると言います。ドクチュルの病気を知った時のソングァンの反応が、何とも切ない。ただ、一人で抱え込むにはあまりにも深刻な問題だったので、チェロクの行動は正解だったと思います。

そんななか、ドクチュルを舞台に立たせたいと考えるチェロクは、スンジュに相談します。最初は否定的だったスンジュでしたが、チェロクの熱意に負け、オーディションを承諾。これに喜ぶドクチュル。しかしその後、気を良くしたドクチュルが飲み物を買いに出掛けますが、買ってきたメニューが全く別の物で… 思わず目を合わせるチェロクとソングァンでした。

一方、負傷したチェロクを心配し、ソウルへやってきたムヨン。不器用ながらも、少しずつ父子の間が縮まっているようにも感じ、見ていて微笑ましかったです。そして、チェロクと別れたムヨンが向かった先は、何とホボムのもと。実はムヨンは、チェロクの家へ向かう途中でセジョンと会っていました。セジョンからチェロクに怪我をさせたのが、ホボムだと聞いたムヨン。果たしてこれは正しい選択だったのかどうか、不安です。

第10話視聴率2.859%

neroさん

第10話あらすじ

トイレの個室でうずくまるドクチュルを発見したチェロク。「しっかりしろ…思い出せ…」そう何度も呟くドクチュルに、チェロクは大丈夫かと声を掛けます。チェロクの顔を見た瞬間、ドクチュルの目からは涙が。

チェロクが自分の病気について知っていると知り、驚くドクチュル。さらにチェロクは、ソングァンも知っていると明かします。茫然と通りを歩くなか、車に轢かれそうになってしまうドクチュル… 咄嗟にドクチュルの手を掴んだチェロクは、「何をしてるんですか!しっかりして下さい!」と怒鳴ります。帰り道、チェロクはドクチュルにもうバレエを辞めるようにと告げます。大丈夫だと伝えるドクチュルでしたが、不安で仕方ないと首を振るチェロク。

その頃、ホボムに会いに行ったムヨンは、すべて自分のせいだったと謝罪。「こんなことなら、もっと早くチェロクの足を潰しておくべきだった」と、ホボムは吐き捨てます。「すまなかったホボム、でもな、まだ遅くない。まだやり直せる、お前には才能がある」ムヨンの言葉に、ホボムは憤りを隠せません。

翌日、レッスンに現れないドクチュルを心配するスンジュ。しかし、チェロクは何も語ろうとしません。一方ドクチュルはと言うと、チェロクとの件は口にせず、水漏れのせいでスタジオが使えなくなったとソングァンに説明。するとドクチュルは、ソングァンを“アジト”へ連れて行きます。ドクチュルに連れられてソングァンがやってきたのは、公園。ドクチュルのトレーニングに付き合ったソングァンは、そのハードさに思わず音を上げてしまいます。

身体の不調を感じたチェ・ヘナム(ナ・ムニ)は、ソングァンに付き添ってもらい、病院へ。検査の結果、幸い大きな問題はなく、これまで通り食事をちゃんととるようにと話す医師。これに安堵したヘナムは、「良かった、私まで病気になる訳にはいかないから」と呟きます。実は、先日のチェロクとソングァンの会話を聞いていたヘナム…

公園のベンチでぼーっとするドクチュルを見掛けたホボムは、チェロクにメールを入れます。しかし、素っ気ない返事に舌打ちするホボム。そんなホボムに気付いたドクチュルは、食事に誘います。ホボムが再び運動を始めたと知り、笑顔を見せるドクチュル。

自宅へ戻ったドクチュルは、ラーメンを食べようと鍋を火に掛けたまま外出。しばらくして帰宅したヘナムは、コンロから煙が出ているのを見て驚きます。慌てて鍋を取ろうとし、手のひらを火傷してしまうヘナム。帰宅後、自分のせいでヘナムが怪我したと知り、ドクチュルはショックを受けます。翌日、スーツに着替えたドクチュルが向かったのは、療養院でした。説明を受け、その足でドクチュルは友人の墓参りへ。

ドクチュルと連絡がつかないとヘナムから言われ、慌てて周辺を捜索するソングァン。しかし、アジトにもその姿はなく。困ったソングァンは、兄ソンサンに事情を伝えます。ドクチュルの病気を知ったソンサンは、動揺を隠せません。そんななか、アプリで調べた位置情報を伝えるチェロク。連絡を受けたソンサンは、ドクチュルのもとへ。「幾ら年を取ったって、父さんはいつまでも俺にとっては大きな山なんだ。忘れないでくれ」と涙を流すソンサン。

ソンサンの車で帰るなか、チェロクに気付いたドクチュルは、車を降ります。雪が降るなか、チェロクの前で何度も練習したバレエを披露するドクチュル。「馬鹿になっていくこの頭ではなく、身体が覚えるように、一日も休まずに練習したんだ」そんなドクチュルに、チェロクは一緒にバレエをやろうと微笑みます。

第10話感想

涙なくしては見られない第10話。あらすじを書きながらも、涙が止まりません。。アルツハイマーという病気を抱えながらも、バレエに対する情熱を注ぐドクチュルの姿に、勇気が貰えました。一方、そんなドクチュルを心配して、バレエを辞めるように告げたチェロク。もちろん、ドクチュルもそんなチェロクの気持ちを十分わかっています。

誰に何を言われようとも、バレエを続けたいと話すドクチュル。一番不安なのは、家族でもチェロクでもなく、ドクチュル自身なんです。それでも必死に、最後まで夢を追い続けるドクチュルがとても頼もしく見えました。特に最後のバレエのシーンは、何とも美しい姿に感動。

また、10話では長男のソンサンを始め、ヘナムまでもがドクチュルの病気を知ることに。ヘナムがめまいを訴えた時は、このタイミングで…?と思わず頭を抱えましたが、何ともなくて良かったです。ドクチュルの病気を知りながらも、彼を支える決意を固めるヘナム。そんななか、ドクチュルは自ら施設に入る準備を始めます。ドクチュルなりに考えがあってのことだと思いますが、そろそろここらで、家族に全てを明かして欲しいなと思うのは、私だけでしょうか。家族としては、最後まで最善と尽くしたいと思うのでは?今後のドクチュルと家族の関係に注目です。

前回のラストで、ホボムを訪ねるムヨンのシーンが登場しましたが、2人のわだかまりも少しずつ解決しつつあり、ほっとしました。ムヨンに言われた通り、トレーニングに励むホボム。そんなホボムとドクチュルの絡みが、何とも心地良いです。

ナビレラ 11話・12話(最終回) あらすじと感想

ナビレラ(韓国ドラマ) キャスト・相関図 視聴率 あらすじ


【ゴースト・ドクター】 

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【ポンダンポンダン 王様の恋】

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