ナビレラ 니빌레라 Nabillera 2021年放送 tvN 全12話
第7話視聴率2.783%
neroさん |
第7話あらすじ
ヘナムから連絡を受けたチェロクは、急いで水族館へ。2人は手分けして、ドクチュルを探します。その頃、水族館のなかで道に迷ったドクチュルは、職員に順路を教えてもらい、ヘナムと別れたカフェへやってきました。しかし、誰もいない椅子を見つめ、茫然とするドクチュル。そこへ、チェロクが駆け付けます。
チェロクのおかげで、なんとかドクチュルと再会したヘナム。「生きた心地がしなかった」とヘナムは小言を言います。タクシーに乗って帰宅する2人をじっと見送るチェロク。どこか元気のないチェロクを見て、ドクチュルは首を傾げます。
翌日、いつもより早くスタジオにやってきたドクチュルは、チェロクが来るまで自主練に励むことに。一方、スンジュに今回のコンクールは諦めろと言われたチェロクは、鎮痛剤を処方して欲しいと主治医のチュンシクに掛け合うも、断られてしまいます。スタジオにやってきたチェロク。するとレッスンの途中で、スンジュはチェロクを連れ出します。2人がやってきたのは、スンジュの自宅でした。
「お前と初めて会った時、バレエのバの字も知らないサッカー少年のお前を、俺がどうして受け入れたかわかるか?」とスンジュは尋ねます。数年前、チェロクと同じく負傷を抱えたまま、舞台に立ったスンジュ。しかし、公演後痛みは悪化し、歩くのも困難なほどに。結局、スンジュはこれを最後に、舞踊家としての人生にピリオドを打ったのです。チェロクには、自分と同じ目に遭って欲しくないとスンジュ。
コンクールは次もある、と言うスンジュでしたが、チェロクにはイマイチそれが理解できず。夜遅くにスタジオにやってきたチェロクを見て、何かあったのかと聞くドクチュル。チェロクの話を聞いたドクチュルは、「次は必ずある」と話します。実はドクチュルにも怪我を乗り越えた過去が。これを聞いたチェロクは、スンジュの家へ向かい、「次のコンクールはいつですか?次は必ず優勝します。僕は先生とは違う」と宣言。
翌日、レッスンへ向かうドクチュルを見た後輩が、配達途中に声を掛けます。バレエを習うことに批判的な意見を言われ、思わずショックを受けるドクチュル。その日、スタジオへ向かったドクチュルは、どこか浮かない顔。見兼ねたスンジュは、ドクチュルを誘って、行きたい場所があると言います。
スンジュがドクチュルを連れて訪れたのは、後輩がオープンさせたバレエ教室でした。教室に入ると、そこにはソリの姿も。生徒のなかに、車椅子に乗った中年の女性を見つけたドクチュル。スンジュはかつて、有名なバレリーナだったと説明します。事故によって足を怪我をしたものの、今もこうして、バレエの練習を続けていると言います。彼女のバレエを見たドクチュルは、その美しさに感嘆。そして、いかに自分が年齢や外見を理由に、これまで逃げていたかに気付くドクチュル。
チェロクに促されたドクチュルは、皆の前でこれまでに習ったバレエの舞いを披露します。発表が終わると、皆から大きな拍手が沸き起こります。
すっかり夢中になり、ヘナムとの約束をうっかり忘れてしまったドクチュル。慌てて帰り支度を終えたドクチュルは、先日写真を撮った写真館へと向かいます。ヘナムとの写真を受け取り、もう1枚頼んでいた写真があるとドクチュル。それは、遺影と思われる写真…
その頃、ドクチュルが忘れて行った手帳を手に取ったチェロク。興味本位でそれを開くと、表紙の裏に、連絡先が書かれていました。ページの下の方には、“私の名前はシム・ドクチュル、アルツハイマーだ”との文言が。
第7話感想
水族館での一件が意外とあっさりと終わり、実は認知症は勘違い?と思った矢先の、まさかの出来事でした。ドクチュルはだいぶ前から、自らの症状に気付いていたようです。身体の不調を感じ、一人で病院へ向かったドクチュル。アルツハイマー病と診断されたドクチュルは、どうすればいいのかと医師に尋ねます。医師のアドバイスは、まずは家族へ伝えること。そしてメモを取ること、でした。
愛車を孫のウノへ譲ったのも、医師から「運転を控えるように」と言われたから。なんだかこれまでの出来事が、すべて伏線だったと気付いた瞬間、涙が止まりませんでした。そして、ベンチに座り「こんなにも空は青いというのに…」と涙を流すドクチュル。本当に胸が痛かったです。
家族との思い出を振り返るシーンで流れた曲は、チェ・ベクホの「海の終わり(原題)」でした。以前オーディション番組で、別の歌手の方がこの歌を歌っているのを聞き、歌詞とメロディーが何とも心に響いたのを覚えています。この曲以外にも、OSTの1つ1つが、本当に胸にじーんと響きます。音楽、脚本、キャスト、どれをとっても最高の作品。
偶然ドクチュルが落としていった手帳を手に取ったチェロク。“アルツハイマー”と言う文字を見たチェロクは、思わず目を見開きます。それでもバレエを続けたいと語るドクチュル。果たして、ドクチュルの病気がチェロクにどんな変化をもたらすのか。涙なくしては見られません。
第8話視聴率2.464%
neroさん |
第8話あらすじ
6か月前、病院を訪れたドクチュルは、医師からアルツハイマーだと診断されます。結婚記念日にヘナムと一緒に撮影した写真を受け取り、自宅へと戻るドクチュル。
更衣室に落ちていた手帳から、ドクチュルがアルツハイマーを患っていると知ったチェロクは、慌ててスタジオを飛び出します。チェロクが向かった先は、ドクチュルの家。家の前でチェロクを見掛けたウノは、家のなかへと招待します。その日は末っ子ソングァンの誕生日で、家には家族が皆集まっていました。ヘナムが皆にチェロクを紹介すると、そこへドクチュルが。食事をしながらも、ドクチュルのことが気になってしょうがないチェロク。そんなチェロクを見て、ウノは何かあったのかと聞きます。どうやらウノも、ドクチュルの病気に関しては知らないようでした。
翌日、スタジオに着いたドクチュルは、手帳がないことに気付き大慌て。更衣室を探し回るドクチュルは、ロッカーのなかに置かれた手帳を発見し、ほっと安堵します。手帳に関しては触れず、いつものようにレッスンを行うチェロク。
レッスンを終えたドクチュルは、チェロクを銭湯に誘います。最初は嫌がっていたチェロクでしたが、結局一緒に行くことに。ドクチュルの背中を流しながら、「俺も銭湯に来たら、父さんと仲良くなれるかな?」と呟くチェロク。するとドクチュルは、自分も昔、父親が苦手だったこと、そんな父と銭湯へ来たとき、父から「すまなかった」と言われたことを明かします。「きっとチェロクのお父さんも口には出せないだけで、同じように思っているはずだ」
2人が外へ出ると、雪が降っていました。雪を見て喜ぶドクチュル。銭湯の前で別れた2人でしたが、チェロクはこっそりとドクチュルの後を見守ります。
週が明けた月曜日、ドクチュルはチェロクにテストを行うと言われ、緊張した面持ちでスタジオへ。しかし、何か肝心なことを忘れている気が… ふと手帳を開くと、その日は病院へ通う日だったのです。すっかり忘れていたドクチュルは、慌ててスタジオを出て行きます。そんなドクチュルを心配し、後を追いかけようとするチェロクでしたが、スンジュがリハビリに行こうと言い… 車のなかで、チェロクはドクチュルにメールを送ります。
その頃、病院にやってきたドクチュルは、医師に今日のことを忘れていたと伝えます。手帳に書かれたメモを見た医師は、今の時点では大丈夫な方だと話します。「ただ、既に記憶は1つずつ消えて行っています。油断は禁物です」と医師。
リハビリを終えてスタジオへ戻ったチェロク。しかし、まだドクチュルは戻っておらず。心配したチェロクはヘナムへ連絡を入れるも、家にも戻っていないと言います。
スタジオを飛び出したチェロクのもとへ、1本の電話が。公園で佇むドクチュルを見掛けて、声を掛けたホボム。しかし、どうにも様子がおかしく。ホボムのこともわからない様で、うわごとのように「私の名前はシム・ドクチュル…妻は…」と繰り返すドクチュル。ドクチュルの手に握られた手帳を見たホボムは、そこに書かれたアルツハイマーの文字を見て愕然とします。
しばらくして、ホボムらに囲まれるドクチュルに駆け寄るチェロク。チェロクが声を掛けるも、ドクチュルの反応はなく。そんななか、チェロクは手帳に書かれたバレエのことを思い出します。何とかしてドクチュルの記憶を取り戻そうと、公園でバレエを披露するチェロク。その瞬間、ドクチュルの記憶が戻り「チェロク…」と名前を呼びます。
第8話感想
第8話は、何とも辛い内容となりました。やはりドクチュルは、半年も前から、自分がアルツハイマーであることを知っていたのです。そんななか、偶然辿り着いたバレエスタジオでチェロクを見掛けた時、正気に戻ったというドクチュル。それ以来、次々に記憶が消えて行く不安をかき消すように、バレエスタジオへ通ったドクチュル。「時間がない…」と言いながら、必死にバレエを習いたいと言ったドクチュルの本心が明らかに。
ドクチュルにとってバレエは、昔からの夢であるとともに、唯一自分の気を確かに保てる術だったのでしょう。どんな気持ちでドクチュルがバレエを始めたのか、考えただけで切なくて、思わず涙が出てしまいます。
ドクチュルの病気を知ったチェロクは、家族にそれを知らせるべきかと悩みます。そんなチェロクに、友人のセジョンが言った言葉が印象的でした。「ストライカーはおじいさんだ。俺たちがごちゃごちゃ言ったってしょうがない。おじいさんがゴールを決めないと。」本当にその通りだと思います。結局、家族に明かすか決めるのはドクチュル。後はそれを、応援することしか私たちには出来ないのです。ドクチュルがどんな選択をしても、見守り、サポートする。なんだか胸にぐっと響きました。
同じく手帳に書かれた文言を見た、ホボムの表情も印象深かったです。
病気と向き合うのは並大抵なことではありませんが、バレエを通して、少しでもドクチュルが笑顔で居てくれたらいいなと願うばかりです。それにしても、ドクチュルを演じるパク・インファンの演技が圧巻!公園で正気を失うシーンは、まさに鳥肌ものでした。
ナビレラ(韓国ドラマ) キャスト・相関図 視聴率 あらすじ |
【なにもしたくない~立ち止まって、恋をして~】
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