トレーサー(韓国ドラマ) 1話・2話 あらすじと感想

トレーサー


トレーサー 트레이서 2022年放送 MBC金土 全16話 wavve制作のオリジナル作品 (シーズン1 8話、シーズン2 8話)

daisySSさん

第1話視聴率7.4%

第1話あらすじ

大企業PQグループの常務だったファン・ドンジュの父、ファン・チョルミンは、会社の秘密資金とロビー活動など、内部告発者となります。しかし、証拠不十分で懲役8年を下され、ファン・ドンジュの母は亡くなり、児童養護施設で育つことになる。

成長したファン・ドンジュ(イム・シワン)は、大企業の粉飾会計や不法継承問題を解決する会計士として働き、父への憎しみを持ち続ける。

児童養護施設を経営する父ファン・チョルミンは、ある日、息子を訪ねると、税務署の監査を受けることになり、会計上の問題が全くないにも拘わらず、監査を受けた後、問題が指摘されたことを伝えると、調べて欲しいとお願いします。

その後、交通事故で死亡したファン・ドンジュの父、、、父に冷たく振る舞ったことに後悔するドンジュ。

ファン・チョルミンが経営する児童養護施設の税理調査を行ったソ・ヘヨン(コ・アソン)は、ファン・チョルミンの死に罪悪感を持ちます。警察がファン・チョルミンの事件を交通事故による自殺として、調査を急いで終えた様子があることに疑問を持つ。上部からの命令に従い調べている中、国税庁が意図的にファン・チョルミンをターゲットにしている調査だと気づくも、命令に従うしかなったことを、ファン・ドンジュを訪ねると謝罪する。

父の遺品を整理するファン・ドンジュは、PQQグループに関する父のメモ帳が消えたことに気づき、国税庁を動かしてまで父のメモ帳を手に入れようとした人物がいたことに気づき、事故の夜、父がメモ帳を持ち出したことに疑問を持ちます。

父の死に関する真相を明かすため、国税庁に就職したドンジュ。国税庁の上層部に行くために二は、租税局に所属するしかないと考えると、租税局1部の課長、ノ・ソンジュと交渉を始める。1部が担当する野球選手のビョン・ボンソクは、支払てっていない税金20億ウォンの支払いを約束したにも拘わらず、密かにアメリカの市民権を取得すると、アメリカに逃げる計画。

必ず20億ウォンをビョン・ボンソクから受取ってくると自信満々なドンジュ。元会計士のドンジュは、ビョン・ボンソクから20億5千万ウォンの滞納されていた税金を受け取る。租税局1部お課長、ノ・ソンジュに、租税局で働きたいと申出たことで、租税局1部お課長、ナムジュ支庁のエースとなる。

4年後、優秀公務員の授賞式で国税庁のナンバー3の中央地方国税庁長のイン・テジュン(ソン・ヒョンジュ)と遭遇したファン・ドンジュは、ためらくことなくイン・テジュンにある提案をします。国税庁のナンバー2,ミン・ソジョン(チュ・サンミ)とイン・テジュンが対立することを知り、力になれると自信満々な態度のドンジュ。

次期、国税庁長の座を巡り、現職の国税庁長がミン・ソジョンをバックアップしている状況で、イン・テジュンは、ファン・ドンジュが使える人物なのか否かを試すために、彼を租税局5局に配属させます。

正式な勤務の前、挨拶に訪れたファン・ドンジュは、同じく5局に所属するオ・ヨン(パク・ヨンウ)とすれ違う。過去、父が死亡した際に謝罪の言葉を渡したソ・ヘヨン(コ・アソン)が同じ課に所属することを知り、ソ・ヘヨンはファン・ドンジュとの再愛護、彼に興味を持ち始めます。

5局に配属されてすぐ、3万人の被害者を出した事件を起こしたドンホ証券の会長ヤン・ヨンスンを担当することになり、、、ヤン・ヨンスンは300憶ウォンの税金を滞納した状況で、財産が100万ウォンしかないと訴え、返済能力がないことをアピール。

しかし、彼には隠して保有している秘密資金があると明かされ、国税庁は彼が隠した資金を回収するよう求める声が上がり、、、5局の局長は、オ・ヨン課長にマスコミを騙す程度のパフォーマンスをするよう命じ、、、5局の職員たちがヤン・ヨンスン宅に押し寄せます。

マスコミを呼び、国税庁が自宅の中を調べる映像をわざと流す計画のヤン・ヨンスン。彼が自宅に隠していると噂されたお金は発見されず、、、退去を命じたオ・ヨン。

その時、ハンマーを持ったファン・ドンジュが現れます。元妻がリフォーム工事として支払った代金があることから、壁の中にお金を隠している可能性があると、壁を叩きはじめ、空洞があるところの壁を壊したドンジュ。

ドンジュの予想通り、ヤン・ヨンスンが隠したお金を発見する。

第1話感想

ドラマの舞台は国税庁!

イム・シワンが主演を務め、税金を滞納した人々から徴収する公務員を演じています。ファン・ドンジュが配属となった5局の課長を務めるオ・ヨンを演じるのはパク・ヨンウで、エリート公務員だったオ・ヨンが国税庁で最もゴミ扱いされる5局に配属され、やる気のない人物として映ります。

しかし、ファン・ドンジュが配属されたことで、今後彼が大活躍することになると、予想され、、、個人的にはイム・シワンの演じるファン・ドンジュより、パク・ヨンウが演じるオ・ヨンという人物がもっと気になりました。

第1話に登場しヤン・ヨンスンは5局の局長を務めるチャン・ジョンイルとつながっているようで、部下がヤン・ヨンスンを調べ始めると、そのことをヤン・ヨンスンに伝えるほどの、コネクション。

イン・テジュン(ソン・ヒョンジュ)の命令でファン・ドンジュを5局に配属させたチャン・ジョンイルは、イン・テジュンの命令に従い、ファン・ドンジュの動向を確認する人物となるようで、果たしてドンジュはイン・テジュンが気に入るほどの信頼を得ることになるのか、今後もぶっ飛んだやり方で、税金滞納者から、税金を返済させる活躍ぶりを楽しむことができそうです。

父の死に国税庁が関係していると予想するファン・ドンジュ、、、父の死に関してだけではなく、内部告発者となった父の過去まで明かすための努力が始まる!!

第2話視聴率6.0%

第2話あらすじ

これまで低姿勢を見せていたヤン・ヨンスンは自宅に隠していたお金をファン・ドンジュ(イム・シワン)が見つけ出すと、態度を変えファン・ドンジュに声をあげる。しかし、ファン・ドンジュは全く動じることなく、逆に「あなたのせいで被害にあった人がたくさんいる」と反撃を加え、逆にヤン・ヨンスンを脅す。

そのことを目撃したソ・ヘヨン(コ・アソン)は、仕事の処理方法が間違っていると語ると、ファン・ドンジュのやり方を指摘。ソ・ヘヨンの言葉に、「能力のない上、不満が多い・・・、あの辞表は僕が処理しておきます」と語り、チーム長としてソ・ヘヨンの辞表を処理すると返事する。

仕事を辞めるつもりでいたものの、こんな形で辞める予定はないソ・ヘヨンは、何とかして辞表を撤回する予定。しかし、チーム長のファン・ドンジュにそのことを伝えることができず、、どのように対応するべきかを悩み始めます。

これまで徴税5局が最も実績が低く、もしもファン・ドンジュの大胆な行動がなく、ヤン・ヨンスンが隠していたお金を発見できなかった場合は、徴税5局がすべての避難を受けることになっていたことを考えると、焦る。

ファン・ドンジュの活動で徴税5局へのマスコミの取材がおしよせて、5局ができて初めて注目を浴びたことから、なれない5局の調査員たち。ファン・ドンジュの活躍で徴税3局の局長は、しくじったことに対して謝罪のために、イン・テジュン(ソン・ヒョンジュ)に土下座をして謝罪。

その後、第5局の局長を呼び出すと、ファン・ドンジュの行動に対して不満をみせます。ヤン・ヨンスンと第3局の局長は、協力していた仲で、これまで第3部がヤン・ヨンスンの自宅を捜査する際に、軽く手を抜いて隠したお金をあえて発見していなかった。しかし、ファン・ドンジュの勝手な行動で隠していたお金が発見されことに不満。

第5部を訪ねた一人の男性。通う会社の同僚が5年前、会社の脱税行為を告白しようとしたこと、突然の心臓麻痺で亡くなった同僚の無念を晴らしたいと語り、OZ食品の不正を告発したいと伝えます。

OS食品は既に第3局で監査を受けている。その上、5年前の出来事の為、時効が成立するまで残り二日のみ。別の曲で既に監査を受けている場合、同じ会社を対象に監査を再びすることは出来ず、第5局の職員たちは、再度調べることに対して反対的な意見。

ファン・ドンジュがこの件を引き受けた理由は、心臓麻痺で死亡した社員が映る監視カメラの映像を見たから。。。

第5局の局長は、ファン・ドンジュにOS食品を調べることを中断するよう命じ、局長の命令に従うオ・ヨン(パク・ヨンウ)にガッカリするドンジュ。このまま引き下がるつもりはなく、OZ食品の本社の監査を命じたドンジュは、ソ・ヘヨン(コ・アソン)から連絡を受けると、「書類がすべて消えました。私たちが来ることを予想していたように、すべて消えています。」と報告を受ける。

国税庁の本部では、国税庁長が出席し、「模範(手本)納税社」を選定する会議が開かれ、イン・テジュン(ソン・ヒョンジュ)は、受賞する企業としてOS食品を推します。

国税庁長から「徹底的に調べられたと思います。全く問題がない企業ですね?」と尋ねる質問に、イン・テジュンは、「はい」と返事。

その瞬間、「異議あります!」と語り、会議室に入ってくるファン・ドンジュ。

第2話感想

国税庁長が出席する会議に姿を見せて大胆な行動を取ったファン・ドンジュの姿に、次の話で何が起きるのか、ワクワクするエンディングを迎えました。

このドラマは税金を滞納した人から、どのようにして国税庁が税金を徴税するのかを描く、単純なストーリーのドラマではないようです。国税庁内での権力や対立する構造を今後見せて、ドラマを通じて登場する悪はイン・テジュン(ソン・ヒョンジュ)なのでしょうか。ドンジュの父の死がどのように関係しているのか、期待した以上に緊張感あるストーリー展開となり、非常に面白いです。

有能な会計士だったファン・ドンジュは、他の調査員は気づかない点に、気づく能力があるようで次々に意欲を持って怪しい事件を解決していく姿を見せました。

何もするなと消極的な態度を見せるオ・ヨンの言葉に反感を持つファン・ドンジュ。パク・ヨンウが演じるオ・ヨンは、実は鋭い観察力を持ち、正直で誠実な公務員のようですが、5局の課長として、部下のファン・ドンジュがやろうとすることに、すべて反対する特別な理由が存在するようです。

このドラマの中で、オ・ヨンが今後どんな役を果たしていくのか、ドラマが流れていく方向性もきになりました!



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