トレーサー(韓国ドラマ)　キャスト・相関図　あらすじと感想　視聴率

放送予定　

【日本放送】　

未定

【韓国放送期間】　シーズン1：2022年1月7日〜1月29日。シーズン2：2022年2月26日〜3月25日

話数ごとのあらすじと感想

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作品感想

●脱税行為、税金の滞納者、、、目を光らせるのは国税庁の公務員たちが、、、不正にメスを入れるのは、国税庁の落ちこぼれとされる租税5局！

ドラマのタイトルになっている「トレーサー」の意味は、追跡捜査官と考えることができるため、国税庁で働く公務員たちの活躍を描いた内容になると予想。視聴をすると、第1話からストーリーにのめり込む程、ストーリー展開、登場するキャラクター、演出など期待を遥かに超える面白さがありました。

ワンマン主人公が活躍するストーリーではなく、国税庁内で最も無能とされる5局に所属する公務員たちが協力し、担当するケースを解決するために奮闘する姿が印象的でした。主人公ファン・ドンジュを演じるのは、イム・シワン。

演技派俳優として作品活動を続けるイム・シワンですが、韓国ボーイズグループ「帝国の子供たちZE:A」のメンバーとしてアイドルデビュー。2012年に放送された「太陽を抱く月」の出演以降、俳優として注目を集め、「ミセン～未生～」が大ヒットして以来、アイドルのイメージよりは俳優のイメージが既に定着しました。

イム・シワンが演じるファン・ドンジュは、悪名高き会計士、、、その理由は、企業のために働き違法ギリギリの税金対策を提案する会計士でした。最大手グループの理事を務めていた父が内部告発をした後、逆に裏切り者となり、、、死亡したことで、会計士を辞めて国税庁で働くことになることから、始まる物語です。

ドラマの前半部は、国税庁で扱う様々な税務調査の模様が描かれますが、後半部からは、バラバラに進められていた税務調査がＰＱグループのという財閥グループと関係していることに気づいていきます。このＰＱグループはファン・ドンジュ（イム・シワン）の父が働いていた企業で、過去の様々な事件と関連があるという内容で、その背後にいる人物を明かしていく展開を続けます。

ぶっ飛んだキャラクターで、思うまま行動するファン・ドンジュとは違い、ドラマに登場する公務員たちは、結局は汚職事件に手を染めていた、、、その理由は、国税庁の租税局にある5つの局長は、イン・テジュン（ソン・ヒョンジュ）が育てた親睦たちだったから。中央地方国税庁長のイン・テジュンは国税庁長になることを目標に、フォーカーフェイスの後に欲望を秘めた人物。

イン・テジュンを演じるソン・ヒョンジュの演技力の高さを改めに確認することになり、特にドラマの後半部が個人的には面白かったです。イン・テジュンはドラマを盛り上げた人物である、ファン・ドンジュが立ち向かうべき悪人、、、ドラマの後半部から徐々に明かされるイン・テジュンの素顔と野望、、、最も権力を持つ彼に正面対決するファン・ドンジュの姿にハラハラ・ドキドキする展開が、本当に面白いドラマでした。

子役出身のコ・アソンが演じるソ・ヘヨンや久々のドラマ出演となったパク・ヨンウが演じるオ・ヨンのキャラクターも魅力あり、幅広い年齢層の方が楽しめる作品になっています。

最終話で明かされるファン・ドンジュの父の死に関する真実、、、に逆転のあるエンディングが描かれます。

個人的には期待しないで視聴して、大ヒットしたドラマでした！

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