韓ドラの鬼

デウンを掴め! 57話・58話・59話・60話 あらすじと感想

デウンをつかめ


デウンを掴め! 大運をつかめ 대운을 잡아라 2025年放送 KBS 2TV   全120話

第57話視聴率

第57話あらすじ

銀行からお金を下ろそうとしたデシク(ソヌ・ジェドク)は、銀行の支店長に呼び出される。あの手この手でデシクの預金を死守しようとする銀行側。結局、デシクは両手いっぱいのプレゼントをもらって帰宅する。

そんなデシクのもとへ、ミジャ(イ・アヒョン)が。ミジャからムチョル(ソン・チャンミン)が怪我をしたと聞いたデシクは、ミジャと一緒にムチョルのもとへ向かう。

同じくデシクのもとへ向かっていたギュテ(パク・サンミョン)も合流。腰を強く打って寝たきりのムチョルを見て、驚く2人。

ムチョルは親友2人に向かって、死亡届を取り消したいと話す。何か方法はないかとムチョル。

ムチョルの家を後にしたギュテは、先ほどのVIPルームでの一件を尋ねる。ギュテにロトの件を明かすデシク。200億をこえる当選金を受け取ったと聞き、ギュテは驚愕する。

その日、誰にも言うなと言われたにも関わらず、さっそく弟のジンテ(イ・スンヒョン)にデシクの話を聞かせるギュテ。ジンテもまた、驚きを隠せない。

そんななか、息子ミニョン(アン・ジュンソ)の部屋のゴミ箱に捨てられたスニーカーを目にしたギュテは、怒り心頭でミニョンを問いただすカッとなった勢いで、ミニョンに手を上げてしまうギュテ。

家を飛び出したミニョンは、デウンビルの前でクムオク(アン・ヨンホン)と出会う。

クムオクはミニョンの怪我を治療し、今日は泊っていくよう告げる。事情を話すと、すぐさま駆けつけるギュテ。しかし、ミニョンはギュテを見るなり、出て行ってしまう。

一方、ソクジン(ヨン・ジェヒョン)がイェウォン(チュ・ジア)と2人で出張に出かけたと思い込むソウ(イ・ソウォン)は、バスに乗ってナジュへ。

ミジン(コン・イェジ)の家が差し押さえとなったことを受け、ヘスク(オ・ヨンシル)はミジンと家族を自宅に連れて行く。

その頃、ムチョルに呼ばれて部屋に入ろうとしたミジャは、暗闇のなか足を踏んでしまい、そのままムチョルの上に倒れこむのだが…。

第57話感想

ムチョルの上に倒れ込んだミジャ。2人の間に妙な空気が流れます。果たして、どんな展開が待っているのでしょう?

そして、デシクはついにギュテにロトの件を明かしました。誰にも言うなといっても、ここまで話が広まってしまえば、もう収拾はつかず。すでに、ギュテはさっそく弟のジンテに話してしまっていますからね。

一方、ミジンの家が差し押さえとなり、ミジンとその家族を連れて家に戻ったヘスク。デシクはこの状況にどう対処するのか。つづきも気になります。

第58話視聴率

第58話あらすじ

部屋に入ったヘスクは、ミジンに「どんなことがあっても力になる」と約束する。その日、ミジンはデシクに、これ以上お金のことで母を傷つけないで欲しいと話す。

ミニョンを連れて家に戻ったジンテは、「母親がいない寂しさはよくわかる」と話し、自分も幼い頃は、父親とよく衝突していたと明かした。しかし、どんな父親でも生きていてくれる方がずっといいとジンテ。ジンテの話を聞いたミニョンの目には、涙が。

一方、クムオクの家に残ったギュテは、2人きりで酒を交わす。幼い頃、養父母の家をたらいまわしにされていたクムオク。やっとのことで今の両親のもとへ辿りついたが、そのときのトラウマから、クムオクはずっと不安なまま生きてきたという。

両親が亡くなって、1人ぼっちになってしまったクムオクの前に現われた前の夫。婚姻届は出していなかったが、クムオクは本気で彼を愛していた。ところが男には妻子がいたとわかり、その件で男を問いただそうとした日、事故で男は死亡。それ以来、クムオクはずっと胸に傷を抱えて生きてきた。

お互いの胸の内を吐露した2人。すっかり酔っぱらったギュテは、クムオクを見て「今日はやけにかわいいな」と微笑む。

一方、寝たきりのムチョルを心配したミジャは、隣で寝ることにする。真ん中に置かれた布団を見て、かつてはじめてミジャと夜を共にした日のことを思い出すムチョル。

ナジュに着いて宿で休もうとしたソクジンは、ソウからメールが来ていたことに気付く。ソウがナジュに来たと知り、慌てて外に出るソクジン。しかし、ソウの携帯はバッテリーが切れていて、電話はつながらない。

辺りを捜索するなか、地面に座り込むソウを発見するソクジン。ソクジンの顔を見るなり、ソウは「別れようなんて言ってごめんなさい。もう二度とそんなことは言わない」と泣き出す。ソクジンもまた、冷たくしてごめんと謝り、ソウを強く抱きしめた。

翌朝、目を覚ましたクムオクは、ベッドで横になるギュテを見て驚く。

第58話感想

ソクジンを追ってナジュへ向かったソウ。携帯のバッテリーが切れ、音信不通となったソウをソクジンは必死の思いで探します。2人が無事再会できて、ほんとうによかったです。

最初はどうなることかと思いましたが、意外にもソウもソクジンもお互いのことをちゃんと思い合っていて、見ていて微笑ましい限り。お似合いのカップルだと思います。

そして、これまたビックリなのがギュテとクムオクの関係。前々からギュテに特別な感情を抱いているように見えたクムオクですが、まさかこんな形で一夜を共にすることになるとは。。驚きました。果たして、2人の関係はどうなるのでしょう?

第59話視聴率

第59話あらすじ

目を覚ましたクムオクは、下着姿でベッドで眠るギュテを見て驚きを隠せない。ギュテが帰った後、クムオクは室内に設置していたホームカメラの映像を確認。そこにはギュテにお姫様抱っこされ、寝室に消えていくクムオクの姿が。

ソウはソクジンに、もっと感情を伝えていくと告白する。同じくソウを失望させないと約束するソクジン。

そんななか、ソクジンの携帯にイェウォンから電話が。代わりに電話に出たソウは、ソクジンと一緒にナジュにいると伝える。

ソクジンが自分に何も言わず、ソウと会っていたと知り、ショックを隠せないイェウォン。

すっかり腰痛が回復したムチョル。しかし、もう少しミジャのそばにいたいと考えたムチョルは、腰が痛いフリをする。

高校時代の同級生が店にやってくると、そこで働くテハ(パク・ジサン)を見て、ここでバイトしているのかと聞く。すると、会話を聞いていたアジン(キム・ヒョンジ)が、テハは共同代表だと一言。アジンのやさしさに触れ、気をよくするテハ。

クムオクの助言を受け、ミニョンに昨夜の件を謝るギュテ。しかし、ミニョンは何も言わずに部屋から出て行ってしまう。

ムチョルが死亡届を取り消したいと言ったことについて、ギュテとデシクは意見を出し合う。ムチョル名義の借金30億があるかぎり、死亡届を取り消すのはリスクが高いとギュテ。不憫に思ったデシクは、ムチョルの給料としてミジャ宛に500万ウォンを振り込んだ。

デシクから死亡届を取り消すのは得策ではないと言われたムチョルは、ショックを受ける。そんなムチョルに詐欺の触れ衣を晴らせば、可能性はなくなはいとデシク。

その頃、またもやギュテに会いに行ったチャンミ(ソ・ヨン)は、「会いたくて来た」と告げる。動揺するギュテの前で、ふらつくフリをして身体を預けるチャンミ。ギュテに寄りかかるチャンミの姿を見たクムオクは、思わず顔をしかめ…。

第59話感想

正直、なぜギュテがこんなにモテる(?)のか、理解できません。まぁ、そもそもチャンミはギュテの財産目当てですが。。

それにしても、ギュテが自分なら再婚もカンタンだろうと思い込んでいるのが、ちょっと腹立たしいですね。それに、過去の傷を明かしたクムオクに対しても、この態度はどうなのかと思ってしまいます。もっと真摯に向き合って欲しいものです。

そして、ムチョルはやはり死亡届を取り消すわけにはいかず。こちらも出口のない迷路のような状況で、なんとも可哀想です。はやく記憶が戻るといいのですが。

ただ、記憶が戻ったことで今現在の家族思いのムチョルがいなくなってしまうのかと思うと、それはそれで嫌な気もします。何かいい方法はないのでしょうか。

第60話視聴率

第60話あらすじ

チャンミはギュテに「夫が死んでから、こんな感情を抱いたのは初めてです」と告白。ギュテもまた、チャンミに好意を抱いていた。

その日、チャンミはチャン代表の投資から手を引くことにしたと明かす。おそらくこの席もすぐに埋まってしまうだろうというチャンミの言葉に、焦りを隠せないギュテ。チャンミが去った後、ギュテはすぐさまチャン代表と会う約束をとりつける。

一方、昨日の件があった直後に、他の女と楽しそうに話すギュテの姿を見たクムオクは、ショックを隠せない。

デシクから500万ウォンを受け取ったミジャは、感謝を伝える。そんなミジャの姿を見て、デシクに嫉妬するムチョル。

家を差し押さえられてしまったボクジャ(パク・セギョン)は、ヘスクに助けを求める。ロトの件を聞いたと話し、どうにか力になってくれないかとボクジャ。追いつめられた様子のボクジャを前に、ヘスクは複雑な表情を浮かべた。

ギュテに会いに行ったクムオクは、昨夜の記憶があるかと聞く。何も覚えていないとギュテ。クムオクはショックを受けたが、ひとまず昨夜の件はただの事故だということに。

ミジンの娘ジウ(ハン・シア)は、ミジンに「ママ、お金がないの?」聞く。これからは何も欲しがらないから、泣かないでとジウ。そんな娘と孫の会話を聞き、デシクは胸を痛める。

死亡届を取り消して、自らを取り戻すためにも、なんとしても記憶を取り戻そうと考えるムチョル。手当たり次第なにか手掛かりになるものはないかと、ミジャの引き出しを探す。すると引き出しには、過去にムチョルがミジャにあげたカセットテープが。

録音されていたのは、ムチョルの声だった。ミジャに対する想いがつづられたカセットテープを聞くなか、ムチョルは雷に打たれたような感覚を覚える。次の瞬間、「思い出した…!」と口にするムチョル。

第60話感想

ついにムチョルの記憶が戻った・・!?

果たしてムチョルは、すべての記憶を取り戻したのでしょうか。それとも、一部の記憶だけ?なんにしろ、ムチョルが過去の記憶を取り戻せてよかったです。

一方、デシクとヘスクの関係は相変わらず冷戦状態。ヘスクはボクジャから助けを求められ、どうしたらいいかといった表情を浮かべていました。デシクもまた、泣きながら娘ジウを抱きしめるミジンの姿を見て、胸を痛めていました。果たしてデシクはミジンに手を貸すことになるのか。注目です。

最初はちょっとダラダラとした展開がつづき、正直あまり面白くないな、と思いましたが、ここに来てだんだんと見応えが出てきました!とくに20代に戻ったムチョルが健気で、思わず応援したくなってしまいます。

次回はどんな展開が待っているのか、楽しみです!

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