チアアップ 치얼업 Cheer Up 2022年放送 SBS 月火 全16話
neroさん |
第7話視聴率2.2%
第7話あらすじ
ト・ヘイ(ハン・ジヒョン)が無事だと知って安堵したパク・ジョンウ(ペ・イニョク)は、「頼むから心配させないでくれ」と言ってヘイを抱きしめる。その後、同じくヘイを心配したチン・ソンホ(キム・ヒョンジン)が駆けつけると、慌てて身体を離す2人。急用ができたと言ってその場を後にするヘイを送って、ソンホも一緒にタクシーに乗り込んだ。
ヘイが向かったのは家ではなく、警察署。弟ジェイ(イ・ミンジェ)が同級生を殴って怪我させたというのだ。署に着くなり、ジェイの顔面にビンタを食らわすヘイ。それから相手の両親に土下座して謝るヘイだったが、ジェイはそんなヘイに向かって怒りをあらわにする。ジェイの態度を見て「法律通りにしましょう」と相手の親は言う。
翌日、なんとかしてジェイの示談金を工面しようと頭を働かせるヘイ。例年通り学園祭が開催されることとなり、ヘイら新入団員たちは2グループに分かれて代表を決めることになる。そんななか、学園祭の助っ人としてジョンウと一緒に部室に現れたのはユミン。練習後、ヘイに声をかけたユミンは、チアーズの近くで拾ったと言ってスマホを渡す。
荷物をまとめて部室を出ようとしたヘイは、誤って荷物をぶちまけてしまう。落ちた本を一緒に拾うジョンウ。そんなジョンウに、ヘイはどうして昨夜自分を抱きしめたのかと聞いた。突然の質問に戸惑ったジョンウは、ハグはただの挨拶だと答える。そして、ヘイをふたたび抱きしめるジョンウ。その瞬間、2人の間に妙な空気が流れる。そこへ、ジョンウを呼びに来たユミンが…。
会議の最中も心ここにあらずなジョンウを見て、「2人ってもしかして…?」とユミン。慌てて首を振るジョンウだったが、ユミンはジョンウとヘイの関係を疑った。そして、ユミンは過去にジョンウに気が合ったと告白。これには驚きを隠せないジョンウ。
一方、ヘイの弟ジェイの件が気にかかったソンホは、塾帰りのジェイに声をかける。するとソンホは、昨日の警察での一件をなかったことにする代わりにヘイの弱点を教えて欲しいと言う。
その頃、昼間のヘイとのハグが頭から離れないジョンウは、団員らとの別れの挨拶の代わりに順番にハグをしてみる。しかし、どういうわけかヘイに感じた感情とは違い…。翌日、部室へ向かったジョンウは、そこにヘイがいるのを見て慌てて引き返してしまう。突然部屋を出ていくジョンウを見て、顔をしかめるヘイ。そんななかジェイの控訴が取消しになったと聞き、ヘイは喜びを爆発させた。
団長室で団員たちの衣装を見ていたユミンは、過去のトラウマによって過呼吸を起こしてしまう。ふらつくユミンを支えるようにして部室を出ていくジョンウ。そんな2人の姿を見たヘイは、一人心を痛める。その後、応援団のOGに応援メッセージをもらいに行ったジョンウは、「好きに生きて」という先輩の言葉に心を打たれる。その勢いでヘイに約束を取り付けるジョンウ。しかし次の瞬間、部室に入ったジョンウはそこに貼られた自分とヘイの写真を見て驚愕する。
誰かが自分とヘイを監視していると考えたジョンウは、結局ヘイに告白はせず、2人の関係に線を引いた。わざわざ呼び出して先日の件は誤解だったと話すジョンウに、ショックを隠せないヘイ。
次の日、いつものように練習を行うテイアの面々。そんななか、練習に集中できずソンホが足を絡めてしまう。倒れたソンホに手を差し伸べるジョンウだったが、ソンホは無視してその場を後にした。そんなソンホを追いかけるジョンウ。同じくそこへヘイが駆け付けると、ソンホはジョンウの中途半端な態度が誤解を生むと告げた。
またしても発作を起こしそうなユミンの姿を見たジョンウは、その後を追いかけようとする。するとジョンウの手を引き、「行かないで。」とヘイ。つづけてジョンウに告白しようとするヘイだったが、それをソンホが止める。
第7話感想
ついに動き出した三角関係!!
ジョンウへの想いを止めることができないヘイ。そして、そんなヘイをなんとしても振り向かせようと必死なソンホ。一度はヘイに想いを伝えようとしたものの、ジョンウは自らの感情に線を引き…。なんとも複雑な展開となってしまいました。
ヘイに思いを伝えようとした日、部室のボードに貼られた無数の写真を目にしたジョンウ。そこに映っていたのは、ヘイを抱きしめるジョンウの姿でした。そして、写真の上に書かれていたのは“repeat(リピート)”の文字。結局、ジョンウはヘイに対する想いを心の奥にしまい込み、わざと冷たい態度を取ってしまいます。
ヘイからすれば、せっかく上手くいくかとおもいきや、急遽奈落に突き落とされたような状況。ショックで言葉を失うヘイがなんとも可哀想でした。
【豆知識】ジョンウとユミンがインタビューに訪れたOGを演じたのは、結婚後初めてのメディア出演となったチャン・ナラ。
チャン・ナラは同じくSBSで放送されたドラマ「VIP」で本作の脚本を手掛けるチャ・ヘウォン作家と息を合わせ、今回カメオ出演に応じたといいます。役名も「VIP」と同じナ・ジョンソンとして出演。
第8話視聴率2.6%
第8話あらすじ
幼い頃、水族館でタツノオトシゴが一夫一妻制で生涯一人の相手を愛すると聞いたソンホは、帰りの車の中で父親に同じく母親を一生愛するのかと尋ねた。そうだと答えて父の手を握ろうとする母だったが、父はその手を振り払う。
ジョンウの手をしっかりと握るヘイを見て、父に振り払われた母の手を思い出すソンホ。その手をつかんだソンホは、休憩時間はもう終わったと告げる。そして「団長じゃなくて、俺を見てくれないか?」と一言。その後、チアーズのオーナー、ペ・ヨンウン(ヤン・ドングン)に呼び出されたヘイは、店で働くことになる。ヘイがバイトをしていると、そこへジョンウとユミンが。2人が一緒にいる姿を見て、余計にみじめな気持ちになるヘイ。
バイト終わりにチケットの番号振りを手伝って欲しいと言われたヘイは、仕方なくそれに応じる。すると、ジョンウのことが好きなのかとユミン。ジョンウはいい人だから好きだと答えるヘイに、ユミンは「そこまでにしておきなさい。それ以上進むと複雑になるから」と忠告した。
その頃、ジョンウは新入団員のキム・ミンジェ(ヒョン・ウソク)を呼び出し、“ト・ヘイを追い出せ”とメッセージを送ってきたのがお前だろうと告げる。ヘイが嫌いでそうしたと答えるミンジェ。今は違うと話すミンジェだったが、ジョンウは納得がいかない。今後はこのようなことがないようにと注意するジョンウにミンジェもまた、ヘイに対する特別扱いの噂が立たないよう注意してくれと言った。
ソンホと2人でチケットの準備をしていると、そこへジョンウがやってくる。ちょうどソンホがトイレに立った隙にヘイの隣に座ったジョンウは、代わりに準備を手伝う。昨日の告白の続きをしようとするヘイだったが、先ほどのミンジェの言葉が気にかかったジョンウは、「その話ならしない方がいい」と線を引いた。
一方、ふたたびジェイに会いに行ったソンホは、他にヘイの心を惹きつける方法はないかと尋ねる。そんなソンホに、「俺に会いに来る暇があったら、姉ちゃんに直接会って話した方がいい」とジェイ。
そんななかメイン舞台の出場をかけて、新入団員たちの新曲ダンス評価が行われる。結果は団長のジョンウ率いるソンホたちのチームが勝利。ヘイは惜しくも敗退してしまった。陰で悔し涙を流す副団長のテ・チョヒ(チャン・ギュリ)を見て、心を奪われるイム・ヨンイル(キム・シンビ)。学園祭に向けて応援団の練習はより一層ヒートアップ。練習と並行して、スポンサーの確保やポスター貼り、チケットさばきなどが行われた。
そして、待ちに待った学園祭前日。応援団のメンバーは皆近くのモーテルで夜を明かし、交代でステージの見張りに立つという。自宅に戻って仕度を整えたヘイは、母チュンヤンに学園祭のチケットを渡す。同じく荷物をまとめに家に帰ったソンホは、酒に酔っ払ってふらつく母親を見て胸を痛めた。そこへ父が帰宅すると、泥酔する母を一瞥。そんな父に向かって、「今日は結婚記念日だ。母さんは来もしないあんたを待って酒を飲んだんだ。他人だってこんな風にはしない」とソンホ。
ヘイとソンホが一緒に見張り番につくと知ったジョンウは、3人分のコーヒーを買ってステージへ向かう。どこか元気のないソンホを見て、何かあったのかと聞くヘイ。するとソンホは、「俺は父親が嫌いだ」と明かした。少し考えるような表情を見せたヘイは、それは父が嫌いで辛いんじゃなくて、好きだから辛いのではないかと言う。その瞬間、ソンホは思わず涙を流した。
「どうして俺じゃダメなんだ?どうして俺が好きな人たちは、みんな別の人を見ているんだ?俺を見てくれないか?」ソンホの言葉に胸を打たれたヘイは、泣きじゃくるソンホを優しく抱きしめる。そして、そんな2人の姿を見て茫然と立ち尽くすジョンウ…。
第8話感想
ラストのソンホの涙が切ない・・
父親との一件で傷ついたソンホは、ヘイの前で涙を流して自分を見てくれと訴えます。普段の余裕満々な表情とは違って、切実なソンホの姿に思わずもらい泣き。。第8話の冒頭では、そんなソンホの過去が少しだけ明らかになりました。
幼い頃、父親と母親の間に微妙なズレを感じたソンホ。おそらくソンホの父親には、別の女性がいたようです。次第にソンホの母を遠ざけるようになった父。結局、夫から愛されなくなったソンホの母は、アルコールに逃げるように。これまでアルコールに依存するソンホ母の姿が度々登場しましたが、こんな理由があったとは。ソンホが妙に大人っぽく、どこか常に一歩引いて物事を見ていたのはこの為だったんですね。
そして、ソンホとヘイが一緒にいる姿を目の当たりにし、これまた複雑な心境のジョンウ。このままでは、ヘイの心が揺さぶられるのも仕方ないでしょう。そんななか、次回予告ではまたしてもヘイの身に危険が?何事もなく学園祭が終わってくれるといいのですが、、気の抜けない展開がつづきます。
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