ダークホール 다크홀 2021年放送 OCN 全12話
第3話視聴率0.8%
neroさん |
第3話あらすじ
車を降りた瞬間、近くにいた変種人間に襲われるファソン。なんとか危機を乗り越えたファソンでしたが、ドユンの姿が見えません。しばらくして、通りの向こうで女性に腕を引かれて歩いて行くドユンを発見し、ファソンは急いでその後を追いかけます。
ムジ高校の教師チェ・スンテ(パク・グンロク)は、1人でも多くの人々を救う為、学校に避難するようアナウンスを流します。それを聞いた理事長のチェ・ギョンス(キム・ビョンギ)は、憤慨。封鎖されたドアを開け、外にいる生徒を救おうとするスンテでしたが、職員に止められてしまいます。理事長命令だと話す職員に、「外にいるのが自分の家族でも、同じことが言えますか!?」と怒りをあらわにするスンテ。
ドユンの後を追ってとある建物内に侵入したファソンは、変種人間となった老婆と遭遇。老婆に襲われそうになるファソンを、1人の男性が救出します。男性の名前はイム・ジュオ(チョン・へギュン)。ジュオに連れられ部屋のなかへ入ったファソンは、そこでドユンと再会します。室内には、ドユンの他に大勢の信者たちの姿が。ドユンを連れ去った女性は、ドユンの母親と同じ病院で働く看護師だと言います。ドユンの前で母親が死んだと明かすファソンを見て、顔をしかめるジュオ。先ほどのスンテの放送を聞いたファソンは学校へ避難すると言いますが、ドユンの母親の同僚は「ドユンは私たちといる方が安全です」と一言。
ヨンシクともみ合いになった際、腕に怪我を負ってしまったテハン。そんなテハンの前に、助けを求める外国籍の男が現れます。テハンは男に防護マスクを装着させ、病院へ向かうことに。同じ頃、スンイルとヒョノも病院に到着していました。じきに救助隊が来ると話すスンイルの言葉に、病院内に避難していた人々は歓喜の声を上げます。
なんとか病院に到着したテハンでしたが、ドアは固く閉ざされたまま。「今はここにいる人々の安全が最優先だ」とスンイルは言います。これに怒ったテハンは、ドアを打ち破ると脅迫。見兼ねた女性医師がドアを開けるよう訴え、やっとのことでテハンは病院内へ。実はスンイルは、テハンの警官時代の先輩でした。治療を受けたテハンは、ポケットから無線機を取り出します。ファソンも無事だと知りほっとするテハン。その後、抗生剤を持って現れた看護師の名札を見ると、テハンは目を見張ります。それは他でもなく、ヨンシクが想いを寄せていた女性でした。
ロビーへ戻ったテハンに、1人の女性が声を掛けます。女性はシンクホールでテハンとファソンを見たと話します。意味深な言葉を残し、立ち去っていく女性…
ジュオに差し出された水を飲んだ瞬間、めまいを覚え、その場に倒れこむファソン。目を覚ましたファソンは、急いでドユンのもとへ。ファソンが到着すると、他の信者たちは既に自ら命を絶った後でした。何とかドユンを救出したファソンは、防護マスクを装着し外へ。
一方、テハンがいる病院内で、他にも生存者がいることが判明。CCTVの映像を見たヒョノは、そこに映る妻の姿を発見します。ヒョノの妻らは、閉鎖された外科病棟の一室に避難していました。
ドユンの手を引き、学校へと向かうファソン。校門をくぐると、変種人間らが次々と襲い掛かってきます。ドユンを近くに停めてあった車に乗せ、変種人間らと対峙するファソン。変種人間を倒したファソンのもとへ、別の人影が近づく…
第3話感想
ドユンを連れ去った女性は、怪しげな宗教団体?の信者でした。そう言えば、前回学校の前で不良グループのリーダー格イ・ジンソクに声を掛けていたのも、ジュオでしたね。新たな神が自分たちを救ってくれるはずだと訴えるジュオでしたが、結局それは死を意味しており…。最後の最後で、母親の同僚看護師ではなくファソンを選んだドユン。少しずつファソンとドユンの絆が深まりつつあり、見ていて微笑ましくなりました。まだ幼いというのに、母を亡くしても懸命に生きるドユンにも好感が持てます。
一方、病院へ向かったテハンはかつての同僚スンイルと再会。回想シーンを見る限り、仲の良い先輩後輩といった雰囲気でしたが、一体2人の間に何があったのでしょう。目の前でテハンを見捨てようとするスンイルには、正直ガッカリしました。もちろん、病院内の人々の安全が最優先というのも、わからなくはありませんが・・・
さらにテハンは、自分の腕の治療をしてくれた看護師の名札を見てハッとします。そこに書かれていたのは、“ユン・セッピョル”という名前。それは生前、テハンの友人ヨンシクが連絡を取っていると言っていた女性だったのです。てっきり飲み屋の女性か妄想か何かかと思っていたら、ちゃんと存在していたんですねセッピョル…。ヨンシクの身を案じるセッピョルの言葉が、何とも切なかったです。
今後は大きく病院と学校、この2か所が舞台となりそうな予感です。ファソンとテハンの絡みが見たい所ですが、しばらくは別々の場所でストーリーが展開していく事になりそうです。
第4話視聴率0.8%
neroさん |
第4話あらすじ
CCTVに映る妻の姿を見た警官のヒョノは、動揺を隠せません。次の瞬間、CCTVの映像が途切れてしまい…。出産を間近に控え、大きなお腹をしたヒョノの妻。何とか救出に向かう方法はないかと、テハンは頭を悩ませます。
ドユンの手を引き、避難所となるムジ高校へ向かったファソン。そんな2人の前に、周辺を巡回していたスンテらが現れます。スンテに連れられ校舎の中に入ろうとしたファソンでしたが、そこへ変種人間が。一緒にいた警備員の男性が襲われ、ファソンはスンテにドユンを任せ、男性の救出へ。その瞬間、激しい頭痛に襲われるファソン。すると信じられないことに、変種人間らがその場を離れて行きます。さらに周囲を覆っていた霧もまた、消えていきいました。
別の病棟に身を潜める生存者らを救う為、テハンとヒョノ、そしてスンイルの3人が出発。その頃、ロビーでは一部の生存者が家族のもとへ向かうと言い、騒動が起きていました。すると男の前に現れたキム・ソンニョ(ソン・サンウン)が、「外に出れば、皆死ぬ」と警告。ソンニョの警告を聞かずに外へ出た男たちは、次々に変種人間に襲われ命を落としてしまいます。病院内からその様子を見ていた他の生存者たちは、ソンニョの言葉が本当になったと口々に噂します。
学校では、校舎の外に落ちたファソンの拳銃を見つけたドユン。どうやら昼間、変種人間らともみ合いになった際に落としてしまったようです。窓を開け、校舎の外に出たドユンのもとへ黒煙が近づき…。間一髪ファソンに救出されたドユンは、手に持った拳銃を差し出します。頭ごなしにドユンを叱るファソンを見て、スンテは「あまり心を閉ざさないで下さい」と助言。
ヒョノの妻らを含む5階の生存者らは、より安全な場所を目指し移動を開始します。CCTVの映像を見た医師のハン・ジス(ペ・ジョンファ)は、すぐにそれをテハンに伝えることに。しかし、電波の状況が悪く、途中で無線が途切れてしまいます。ふとCCTVに映る刑務官の顔を見たジスは、どこか見覚えがあると言った表情を浮かべ…。
夢のなかでダークホール?と接触することになったファソン。「私を受け入れろ、そうすれば復讐が出来る」とダークホールは語ります。どうして先ほど攻撃をやめたのかと聞くファソンに、面白いからと答えるダークホール。
見回りを行っていた警備員は、校舎の鍵が開けられているのを発見。次の瞬間、謎の触手が警備員の身体を貫きます。駆け付けたファソンは、スンテらと共に警備員を空き教室へ運ぶことに。治療には薬品が必要だと保健師は言います。自分が保健室に行って、薬品を持って来ると話すファソン。騒ぎを知った理事長が現れると、「黙ってここに残るか、薬を取ってくるならここを出て行け」と警告します。そんな理事長を殴り気絶させ、「方法がある」とドンリム。ファソンとスンテ、ドンリム、そしてジンソクがチームへ加わります。それぞれが装備を固めるなか、無線機を手に取ったファソンはテハンへ連絡。「信じられないかもしれないけれど、黒煙のなかに何かを見たの。黒煙のなかには、私たちの知らない別の何かがいるみたい、気を付けて」そう言って、ファソンの無線は途切れます。
1日前、殺人の容疑で収容される囚人が病院へ運ばれ、医師の説明を受けた刑務官は上司へ連絡を入れます。その瞬間、病棟が停電。部屋の外を確認する刑務官を襲い、囚人は刑務服に着替えます。
実は5階の生存者らを率いる男は、刑務官ではなく殺人犯でした。
第4話感想
衝撃のエンディング!
刑務官の格好をした男は、実は殺人の容疑で収容される囚人だったのです。自殺を図って殺虫剤を口にし、病院へと運ばれた男。恐らく最初から、刑務所を脱走することが目的だったのでしょう。運よく停電に巻き込まれ刑務官の注意をそらすことに成功した男は、同行していた刑務官を襲い、制服を奪います。こうして、刑務官として人々の信頼を得た男は他の生存者を誘導。果たして、男の目的とは…?
一方、学校では、対立するスンテと理事長。実はスンテは理事長の息子でした!これまた衝撃の事実。誠実で真面目な教師と自分勝手な理事長が親子とは・・・反面教師というやつでしょうか。
そんななか、避難してきたファソンとドユンを救ってくれた警備員の男性が怪我をし、薬品を取りに行かなければならない状況に。そこに合流したのは、例の不良グループのジンソク。これまた何か裏がありそうですよね。一体何を考えているのか…。ジンソクもまた、シンクホールの周辺で変種人間となった仲間に噛まれ、傷を負っています。他のゾンビ映画と違って、噛まれただけでは感染しないようですが、どうなんでしょう。ちなみにテハンと医師のジスも噛まれています。
第4話の冒頭では、テハンの過去が描かれていました。同僚から連絡を受け、弟の犯行を疑ったテハン。しかし、最後まで弟は「俺じゃない!」とそれを否定します。弟が家を出て行った後、テハンはそこに置かれたプレゼントを発見。そこへ、先ほどの件が誤報だったとの知らせが。慌てて後を追うテハンでしたが、事故で弟は帰らぬ人となってしまいます。テハンにもまた、忘れられない辛い過去があったんですね。
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