タリミファミリー 第5話・第6話 あらすじと感想

タリミファミリー


タリミファミリー  다리미 패미리 2024年放送

第5話視聴率14.7

第5話あらすじ

逮捕されたオ・ミンギ運転手は取り調べ室で黙秘を続けていた。

ジヨンは息子と話し、「所持していた100億ウォンが父親から受け取った時点で、税金として払うべき額は45億4000万ウォン。14年8か月の間払わないでいた税金を換算すると、税金の総額は130億ウォン以上になる」ことを確認する。ガンジュは母に、「取られたお金を通報して、税金を払ったほうがいい」と説得する。

スンドンは隠し金庫を破壊しようとするが、扉があまりに重くて、男2人の手でも動かすことができない。ジヨンは夫に「取られたお金を取り戻して」と泣きわめくが、「君はこれまで数え切れないほど嘘をついてきた。この家から出て行ってほしい」とスンドンは言う。

タリムはスヤスヤと眠る祖父母の横で眠る。

ボンヒは息子に1億ウォンの小切手を見せる。ムリムはブチ切れして、「3世代義家族と生活するのは嫌だ。小切手を返して」と母に要求する。2人で小切手の取り合いとなって、小切手は真っ二つに裂けてしまう。「タリムは目が見えないままで、これまでやって来れたじゃないか」とムリムは言う。

チャリムは「お母さんはいつもタリムのことばっかり考えてる。引っ越しするのも嫌」と言う。母は娘に平手打ちする。「私にお母さんはいなかったと思うから」とチャリムは出て行く。

タリムは家族が大声でケンカするのを聞いていた。チャリムはテウンの家に行く。

ムリムはスジの家に会いに行って、門の前でスジを抱きしめキスする。「タリムと焼肉を食べに行った。時々お小遣いをあげてほしい」とスジは言う。

タリムは屋台で1人焼酎を飲んでいた。酔っ払ったタリムに、店主は「家族か友達に電話して迎えに来てもらえ」と言う。タリムはテウンに電話するが、テウンはその頃チャリムのカラオケに付き合っていた。

タリムは他に電話きる人がおらず、ガンジュを呼び出す。店主に「もう外は暗いから送ってあげなよ」と言われ、ガンジュはタリムについていく。

テウンがチャリムとタクシーに乗り込むところを見て、「『彼氏だ』と言っていたあの男か」とガンジュは回想する。「今日お前を辛い目にあわせたヤツは誰だ」とガンジュが言うと、タリムは「あんた私のことまだ好きなの」と言う。

ガンジュは「もっといいヤツと付き合いなよ」と言う。「もう二度と星も見ることができないのかな」とタリムはガンジュの胸で泣く。

「あのお金どこに行ったのかな。頭から離れない」とギルレはマンドゥクに言う。

ミヨンはサンホのカバンを勝手に探し、「クレジットカードを渡しなさい」と言うと、サンホは「もうお前の家族に金は送金した。これ以上オレから金を取ろうと思うな」と言う。部屋で息子が会話を聞いていた。

クリーニング屋に血相を変えて来たミヨンは、母に「他人にお金の無心に行かないで。もちろん離婚はしようとしていたけど、もっと慰謝料を勝ち取るために頑張ってるんじゃないの。そのお金もらっちゃったら、もうもらえなくなっちゃうのよ。そのお金は返してちょうだい」と迫る。ボンヒは渋るが、ミヨンは無理やり送金させる。

ボンヒがクリーニングの配達に行くと、スンドンが家の駐車場から出てくるのを見る。近づいてきて「車をどかしてくれませんか」とスンドンが言うので、ボンヒはドキドキして鏡を見る。「私には気がつかなかったわよね」と呟く。

スンドンはガンジュに「どこかに寄贈する必要があるな。100億ウォンを準備しろ」と命じる。「税金も合わせて130億ウォン必要だと思います」と言う。「それなら130億ウォン準備しろ」とスンドンは言う。

警察署からスンドンに電話があって「あなたの運転手の尋問のため、署まで」と出頭の依頼がある。

(回想) 警察に押収されたカラオケバーの広告の入ったライターでタバコの火をつけてあげるオ運転手は、共犯の男に「ペク・グムが死んだ時、遺された金は非常に少なかった。帳簿を燃やしてしまって大金がどこに行ったか不明だが、娘に違いない。もし金庫から金を盗み出せば、税金の支払いをしてないから警察に届け出はしないはずだ」と誘われる。

祖父母と雨を見ながら話し合っていたタリムは「私は今地獄にいる。雨が降っても見えないし、星も見えない。お爺ちゃんもお婆ちゃんも、お母さんも。私の会いたい人も見えない」と嘆く。「お前心配事でもあるのか。小遣いだ。いつもお金がないことを心配していたけど、ある時、夢を見てクリーニング屋の乾燥機を開けると、お金が湧いてくる。後から後からお金が出てきて、そのお金に押し潰されて埋もれて死ぬんだ」と笑って話す。

いつしか雨は5万ウォン札に変わって、空から舞い降りてきた。

第5話感想

妄想の力って強いなと思わせるエンディングでした。いわゆるイメージトレーニング。いつしか本当になるかもしれない。

ガンジュがスンドンから寄贈を委ねられた130億ウォンは誰の元へ行くのでしょうか。

ボンヒが必死で集めた、集まってきてると思ったお金は、どんどん消えていく様子です。家族が大きいとお金も入ってくるようで、既に用途が決まっているということなのでしょうか。

ジヨンはヤクザな父親の言いつけを守ったおかげで、相続財産より多額の税金を借金に抱えるハメになってしまいました。

タリムとガンジュの関係が近づいてきて、もうロマンスの予感がします。

それから、ボンヒとスンドンは過去にどういう関係だったのでしょうか。

タリムが呑んだ屋台の店主役で、イ・ハンウィが特別出演しています。

第6話視聴率16.0

第6話あらすじ

スンドンが署に出頭し、ムリムとオ運転手の取り調べに同席する。オ運転手は「奥様のお財布にもっとたくさんの現金があると思ってやりました。怪我をさせて申し訳ありませんでした」と謝罪する。オ運転手がふっと笑いを見せたのをムリムは見逃さなかった。

スンドンの帰り際にムリムは「運転手が盗んだ現金が見つからなかった」と話し、「共犯者に関して心当たりはないですか」とのムリムの質問に、スンドンは「心当たりはない」と答える。

サンホは自社で愛人といちゃついている。ミヨンがオフィスに来て、ボンヒから返金された現金入りの封筒をサンホに突き返す。「かわいそうな姪っ子の手術の代わりに、自分がもっとお金を取ろうなんて、人間じゃない。おとなしくこれを受け取っておきなさい」とサンホと愛人に言われ、ミヨンは2人の髪の毛を引っ張る争いになる。「計算をもう一度やり直して、いくら私に払うべきかよく一度考えなさい」とミヨンは捨て台詞を吐き去る。

タリムは前日の家族の大喧嘩の様子を思い返している。

マンドゥクに「友人の1人が亡くなった」と知らせが入る。「貧乏人は寿命が短い」「私たちは長生きしてる」「かわいい息子がその代わりにいなくなった」と話し合う。

イ家の食卓で「強盗が入った」話の噂話をする。「それはウチのお得意さんじゃないか」と。ボンヒは「ムリムが結婚したらお義母さんも引っ越してくるから」と言う。

ボンヒは葬式に行くマンドゥクに、遺族に渡す香典を包んであげる。

タリムは母のカバンから小切手を取り出して、「私は手術は受けない。諦める。チャリムもムリムもお母さんの子供じゃないの」と言う。

葬式に向かう2人は、バスの中で「あのお金どうなったかな。あの男の顔覚えてるか」と話し合う。

タリムは警察に行って、ムリムに小切手入りの封筒を渡す。

さらに姉の会社のカフェに行って呼び出し、「帰って来なくていい。手術は諦めたから。お昼ご飯おごって」と姉に言う。「言いたいこと言えると思わないで。私に謝ってほしんでしょ。30年同じ部屋で牢獄みたいだった」とチャリムは言う。

スジが警察署長室で結婚式の招待状を書いていると、ムリムが来て、署長に封筒を返す。「もうこういうことしないでください。でなければスジと結婚するのやめますから」と去る。署長は「お義母様は怒ってるようには見えなかったけど」と呟く。

タリムを会社の前のベンチで見かけ、ガンジュは話しかける。「お姉さんに会いに来た」とタリムは言い、タクシーに乗って去る。

2日前‥‥。ガンジュがタリムをタクシーで送って行く時、「なぜオレに『一緒に寝よう』と言ったの」とガンジュは尋ねる。「あなた自身じゃなくて、あなたが書いた脚本が好きだったから、その男性主人公が好きになったの」とタリムは言う。ガンジュはうれしそうにする。

帰宅するガンジュは、昔大学時代に自分が書いた『ライターライター(軽い作家の意味。軽いと点火棒をかけている)』というタイトルの脚本を取り出し、タリムの書いたコメントを見つける。

会社のエレベーターでチャリムに会い、ガンジュは「数日前、君が男とタクシーに乗るのを見た」と言う。チャリムは「私のことがとても大好きな男です」と言う。「君の妹さん、タリムっていうの」とガンジュ。

ジヨンは刑務所にオ運転手の面会に来るが、運転手は事件について話そうとしない。

マンドゥクとギルレが葬式に行くと、山の中で大金を埋めた例の男の写真があった。男の葬式への参列者はラブキャピタルの社員3人だけで、家族がいなかった。

ムリムは3人に事情聴取に来る。1人が「メッセージを送ったが、返事がなかった」とスマホのメッセージ画面を見せる。

マンドゥクは男の写真の前に香典として5万ウォン札を置いていく。2人がベンチに座っていると、ムリムを見かけ、声をかける。ムリムによると、「自殺か事故か」らしい。「知ってる人か」との質問に、2人は「いや、知らない」と嘘をつく。

ジヨンは家政婦のペ・へジャに「ご飯を作れ。味が悪い」と文句をつけ、へジャは怒って出て行く。

テウンが屋上でバケツで水浴びしていると、タリムが来て「私が手伝う」と水をかけてあげる。

ボンヒはチャリムに「引っ越して来なくていい。この家の保証金4億ウォン戻して、アンタのとこに皆で押し掛けていくから。ムリムは結婚して出て行くし、私たちだけならあの小さい場所でやっていける」と言う。

ギルレはムリムに「例えばだけど。私が友達からお金を盗んで、お小遣いとしてアンタにお金をあげた場合、それでスジとデートして使ってしまったら、アンタは捕まるかい」と尋ねる。「金を取ったヤツだけが罰せられる」とのムリムの答え。

眼科の医師からタリムに電話があり、急かされると、タリムは「先生のせいで家がめちゃくちゃになってしまった。私は手術あきらめます」と言う。

マンドゥクとギルレはタクシーで山に行き、現金が埋まっている場所を探す。

第6話感想

今回はジワジワと笑えました。このドラマはブラックコメディだということで、本領発揮という感じです。特に笑えたのが、マンドゥクとギルレの行動。山に金を埋めていた例の男の顔を葬式の写真で見て、ポカンと口を開けて驚くシーンが爆笑でした。ブラック=葬式なのでしょうか、笑ってはいけない場所ではこらえられない笑いが出ます。

それにしても、例の男を自殺、あるいは事故に見せかけて殺したのは誰なのでしょうか。一番怪しいのはラブキャピタルの3人ですが、それほど極悪そうには見えません。

視力を失くしていく妹を可哀想に思うどころか、自分のことしか考えない3人の家族たち‥‥。人間臭くて、生々しくて、返って現実味があっていいなと思いました。

タリミファミリー 第7話・第8話 あらすじと感想

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