タリミファミリー 다리미 패미리 2024年放送
第31話視聴率17.8
第31話あらすじ
ボンヒは牢屋に入れられる。
ガンジュらはウアク山で現金入りカバンを埋める穴を懸命に掘っていた。一方、遅れて警察のチームもウアク山に到着し、掘り始める。
ガンジュらが去ろうとして下山する頃、警察のチームの金属探知器が金属を探知する音が響き渡る。
警察のチームはバックを掘り当て、中には現金が入っていた。ジヨンは「私の金だ」と主張するが、警察署長は「どうやってそれを証明する」と言う。カバンの中にペク・グムの遺言書も入っていた。
マンドゥクは山を降りながら、「ミヨンと結婚してもいい」とギドゥンに言うが「お断り申し上げます」とギドゥンは言う。
見つかった現金は警察署のテーブルに積み上げられ、数えられた。刑事らは写真を撮り、それは100億ウォンであった。シリアル番号はほとんどはAAで始まるが、AAで始まらない札も混じっていた。
ジヨンはすぐに現金を持って帰ろうとするが、警察署長は「取り調べが必要であり、それが終わったら引き渡される」とジヨンに言い、ジヨンは申請書にサインする。
ボンヒは警察署長に「現金がウアク山で見つかった」と言われ、釈放される。「シリアル番号AAで始まる札をどこで手に入れたんですか」と尋ねられるが、ボンヒは無言で、ムリムが「結婚式で受け取ったんです」と答える。
ガンジュは車を運転中に「ボンヒが釈放された」と告げられ、警察に迎えに行く。
ボンヒはムリムから「娘たちは知っていた。ガンジュらがウアク山に現金を埋めに行った」と聞かされ、「合わせる顔がない」と、警察署から1人でトボトボ歩く。
警察署のベンチで待っていたタリムらに、ウアク山で現金が見つかり、ボンヒが釈放されたことが伝えられ、家に帰る。
1人で歩いていたボンヒを見つけ、ガンジュは車に乗せる。「お母さんの100億を山に埋めてきました。タリムとチャリムが一生懸命働いて稼いだお金も一緒に埋めてきました」とガンジュが言うと、ボンヒらは申し訳ない気持ちになる。
ガンジュにタリムからメッセージが来て、会いに行く。タリムはガンジュに「一生かけてあなたとお母さんに良くする」と言うが、「借金で結婚するのか。黙って」とガンジュはタリムにキスする。
マンドゥクらは帰宅し、一休みしてようやく家族で食事する。テウンがガンジュも呼びに行くが、ガンジュはいなかった。「新年の挨拶は」と言われるが、「何も言葉がない」とギルレは恐縮する。テウンはボンヒに「これからはもし何かがあったら、必ずオレにまず先に言ってください」と言う。ボンヒは「洗濯屋は続ける」と言い、皆は「助ける」と言う。
ガンジュはスンドンに、「山に行ってお母さんのお金を貯めた」と報告する。
秘書室長がテレビをつけて、スンドンの元妻と会社について「ニュースになっている」とスンドンに教える。ニュースによると、「15年間隠されていたお金がウアク山で見つかった。有名なファッション会社の会長の元妻Bから盗まれていたが、去年12月31日付で税金支払い義務が失効した。その100億は現在警察署で捜査中だが、税金逃れをした」とされる。
警察署長はニュースを見て悔しがる。
ムリムは「謝罪してください。無実の人を新年早々逮捕したんです」と、警察署長にボンヒへの謝罪を要求する。ムリムの義母は「まだ不審な点がある」と執拗に主張する。「はっきり言ってあなたの家族はお金に困ってる」と言い、ムリムは「そうです。お金に困るから義家族と一緒に住んでいる」と声を荒げる。
警察署長は娘に「まだ結婚届は出してないんでしょ。泥棒の家族と一緒にはやっていけない」とムリムと別れるように言い、スジは怒る。
ラブキャピタルの3人もニュースを見ていた。「このまま引き下がるわけにはいかない」とソンフンは言う。
ジヨンに弁護士が「遺言書に『シリアル番号AAで始まる札だけを遺す』とは書いてないので、幸運なことに現金はこちらに引き渡されるでしょう」と言う。
ガンジュは母を訪ねてきて、ジヨンは「遺言書がお金と一緒にあった。また前に息子が家に持ってきたカバンとウアク山で掘り起こされたカバンが同じものだった」ことを追及し「アンタでしょ。怪しい」と言う。ガンジュは「オレじゃない」と言い、ジヨンはガンジュを平手打ちする。「本当に私の息子なの」とジヨンは怒る。
ボンヒはガンジュに「『私が盗んだ』と言って、謝りたい」と言うが、ガンジュは「絶対に言わないで」と言う。
スンドンとテウンは家を出て出勤しようとすると、住民らに卵をぶつけられる。
ギドゥンは焼肉屋の第2号店を新店オープンする。
テウンはスンドンに「ガンジュの会社を買収しないか」と持ちかける。
インターネットにジヨンの脱税について怒った人々が書き込みをし、ジヨンは読む。
ジヨンにお金があると知った人々が連日家に押しかけ、寄付を募る。ジヨンが追い返すと、記者らが家の門前に張り込む。
ボンヒが洗濯屋の配達をしに行くと、怒った主婦らがジヨンに向けてトマトをぶつける。ボンヒはジヨンをかばい、ジヨンは「ありがとう」と言う。
第31話感想
SNSなどの影響力も強まりますし、暴徒化した人々はこれからの時代にさらに危険性を増してくるのではないかと思わされました。
他人に卵や食べ物をぶつけたとしてもケガをするわけでもなしということで野放しになっているのでしょうが、悪意を持ってぶつけたのであれば名誉毀損などにも当たるでしょうし、取り締まりをすることはできないのでしょうか。
さて、ボンヒは黙秘を続け、お咎めなしで釈放されて、ホッとしました。
ガンジュらが早めに切り上げて、無事に逃げられて良かったです。下山中に警察に見つからないかとヒヤヒヤしました。
ムリムの義母である警察署長がまだボンヒの家族を疑っていて、何かしかけて来そうなのが、気がかりです。
自分たちが「同じ場所を掘って何も出てこなかったのに、なぜ」と疑うラブキャピタルの3人も、何か次の動きをしそうな様子です。
第32話視聴率19.6
第32話あらすじ
トマトで汚れた服を見て、「家に入って汚れを落として」とジヨンはボンヒを誘う。
洗濯屋で留守番をするマンドゥクとギルレは、外のベンチに座って談笑するタリムとガンジュを「お似合いのカップルだ」とほのぼのと見守る。
ジヨンはボンヒに「あなたも私が悪いと思ってるんでしょう」と言うが、ボンヒはジヨンをかばう。ガンジュとタリムについては「うまく行くはずない。そのうち別れる」とボンヒは言い、ジヨンと意見が合う。
ガンジュは縫製会社に送金するが、社長の期待していた金額ではなかった。ガンジュが「もう千着を作ってほしい。それが売れたらすぐまた送金する」と言うが、社長はキレて電話を切る。
ジヨンは ボンヒに「あの日、警察署に行ったら、あなたの娘たち家族がそろっていた。何かあったのか」と尋ねるが、ボンヒは「洗濯屋の客が服の注文を『受けていないのに受けた』と言うので大ケンカして警察署に行った」と嘘をつく。
スンドンとテウンが到着して、ボンヒは挨拶そこそこで去る。ジヨンは「あの日、警察署にいたのはあの洗濯屋の人のためなのか」とスンドンに尋ねると、スンドンは「テウンと一緒で、『泥棒の件で助けてほしい』と言われて行った」と答える。ジヨンは「洗濯屋の人は『客とのケンカで署に行った』って言ってたけど」と言う。
スンドンは門の前に停めた車に乗り込もうとするボンヒを「泥棒」と引き留める。ボンヒは「自首するつもりだった。私が奥さんのお金を盗んだ」と言う。スンドンはボンヒを責めるが、「もっとまっとうな生活をしろ。君のことがどうしても心配なんだ」と言う。「大会社の会長様とは何の関係もありません」とボンヒはスンドンを車から追い出し、泣きながら運転する。
ムリムは家に帰らず、署に寝泊まりする。「帰ってきて。2人だけで家を出よう」と言うスジに、ムリムは「家が貧しくて、君はオレには過ぎた人だ。届けも出していないし、別れよう」と言う。スジは怒ってムリムを叩く。
スジは警察署長室に行き、母に「ムリムに謝罪して。『別れる』って言ってる」と言う。
マンドゥクとギルレはタリムに、「泥棒の家の娘がお金の持ち主の息子とうまく行くはずがない」と別れを説得するが、タリムは「お爺ちゃんとお婆ちゃんが別れたら、私もガンジュと別れる」と聞く耳を持たない。
ガンジュは洗濯屋の仕事を手伝い、ボンヒの皮膚科の予約をしてあげた。
ギドゥンは義母にビタミン剤を差し入れし、ご機嫌を取る。ヘジャは「再婚に反対してるんじゃない。あの女性とはどうもうまくいかない」とミヨンを嫌っている。
警察署長はムリムのチームに来て、「コ・ボンヒの容疑の件はもう終わりにして」と宣言する。
ムリムはボンヒ、姉妹、ギドゥン、ミヨン、ガンジュを洗濯屋に呼んで、「もう捜査は打ち切りになった」と言う。母が持っていたシリアル番号AAで始まる札をガンジュに返して、礼と謝罪をする。家族の者たちもガンジュに礼をする。
ガンジュはマンドゥクと銭湯に行き、仲良さそうにしている。
スンドンはガンジュにソガンアパレルの買収について話をし、ガンジュは「多額の赤字がある」と交渉を受け入れる。
ジヨンはラブキャピタルに行き、「ヤン・ギルスンが私の金を盗んだ」と、ゴルフパターで物を破壊する。ジヨンは彼ら3人が共犯かと疑うが、彼らは否定する。「タダ働きさせる気か。約束していた金を払え。ガンジュが『金を探すのをやめろ』と言ったんだ」とソンフンは怒る。
ジヨンは街中でタリムとガンジュが仲良く洗濯屋の配達をする様子を見る。
ジヨンはソンフンが副社長を務める銀行に行き、「100億を預けたいけど、お宅の副社長はラブキャピタルという高利貸しをやってるそうで」と社長と話す。
ジヨンはヘジャから、「ガンジュがいかにボンヒの家族と仲が良いか」を聞かされる。ジヨンはヘジャに「私にくれたあのお金、シリアル番号AAで始まる札、誰からもらったの。結婚式の時」と尋ねると、ヘジャは「ギドゥンがいたから嘘をついた。ボンヒがくれた」と答える。
ジヨンは弁護士に相談し、「あの日、ボンヒは容疑者として警察に逮捕されていた」ことを知る。自分が現金を見つけた後にボンヒが「釈放された」ことから、「ガンジュの仕業だ」と悟る。
ジヨンはガンジュのスマホを解錠して、タリムとのメッセージを読み、証拠の写真を撮る。ガンジュは気づき、母を追跡する。
ジヨンは警察署に行き、「通報する」とガンジュに言う。警察署長が通りかかり、「何の御用ですか」と尋ねるので、ガンジュは「タリムと別れる。あの家族との縁を切る」とジヨンに約束する。ジヨンは「お金。いつ戻るんですか」と署長に言う。
第32話感想
ガンジュは大変な約束をジヨンにしてしまいました。果たして守れるのでしょうか。
ジヨンは自分の息子を愛するあまりに、他人に取られるのが嫌なのでしょうか。そこまで行くと、おぞましい執着以外の何ものでもない‥‥。
お金というのは沢山あり過ぎても、「金銭を愛することが諸悪の根源」と新訳聖書にあるように、そこから執着と依存が始まり、その持ち主に害を与えるということがあり得るなと思いました。お金は有益で便利なものですが、扱い方に注意が必要だなと。足りないものがなくて、毎日その日その日に必要な物があったらそれでいいくらいなものだと思わされました。
さて、今回の笑えたシーン。
① ガンジュへの束縛があまりに強いジヨンが、ガンジュの部屋に亡霊のように姿を現す。
② ガンジュが嫌がるボンヒに「あ〜んして」と口を開けさせ、みかんの皮をむいて食べさせてあげるのをジヨンが見て、怒るシーン。ヘジャの「あいた口がふさがらない」表情がさらに笑いを招きます。
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