スキャンダル(韓国ドラマ) 81話・82話・83話・84話 あらすじと感想

スキャンダル


スキャンダル 스캔들 2024年放送 KBS2 全101話

第81話視聴率8.2%

第81話あらすじ

ソラ(ハン・ボルム)から息子ヒョヌ(チョン・スンビン)がドラマ『ポーカーフェイス』の監督を降ろされるかもしれないと聞いたソネ(イ・シウン)は、ジョンイン(ハン・チェヨン)の家に乗り込む。

連絡もなしに訪ねてきたソネに、不快感をあらわにするジョンイン。するとソネは、家族とくにウジン(チェ・ウン)の前ですべて話してもいいのかと聞く。

用件は何かと聞くジョンインの頬をビンタするソネ。「よくも私の息子を…!やれるものならやってみなさい。万が一ヒョヌが監督を交代させられたという記事が出たら、チョン・ウジンの違法スポンサーの件を暴露してやる!」と告げ、ソネは部屋を出て行く。

その後、リビングで顔を合わせたソネと元夫テチャン(イ・ビョンジュン)。2人の会話をこっそり聞いていたジュリョン(キム・ギュソン)は、ソネがテチャンの前妻だと知って驚く。

翌日、ソネのもとへ1本の電話がかかってくる。それは先日、クァク専務を通じて連絡先を渡していたヨンヒ(ユ・ジヨン)からの電話だった。

ヨンヒを呼び出したソネは、テチャンに会いに行った理由を聞く。肺がんの末期で治療費をもらおうとしたこと、そして最後に娘のジュリョンに会いたかったと語るヨンヒ。これを聞いたソネは、ジュリョンがジョンインの娘ではないことを知る。

違法スポンサーの件で身動きが取れないジョンインは、結局ヒョヌの監督交代を撤回。しかし、社員たちの会話からジョンインが自分をクビにしようとしていたことを知ったヒョヌは、怒りを隠せない。その日、性懲りもなく台本リーディングの場に現れたジョンインに向かって、出て行くよう声を荒げるヒョヌ。

そんなヒョヌの態度が気に入らないジョンインは、今後の撮影に関して、注意事項をまとめたメールをヒョヌに送る。メールを見たソラは、その足でジョンインのもとへ。

相変わらずソラとウジンの関係を疑うジュリョンは、酒に酔った勢いでウジンに今もソラを愛しているのかと聞く。しかし、ウジンは何も答えようとせず…。

第81話感想

ジュリョンは相変わらず、ウジンとソラの関係を疑っているようです。それにしても、なぜウジンはハッキリと答えようとしないのでしょうか。ウジンがいつもそんな態度なので、ジュリョンが不安になるのも無理はありません。

ソラが自分を受け入れてくれるならジュリョンを捨ててソラのもとへ行くけれど、ソラが受け入れてくれないならこのままジュリョンと結婚するか・・という不純な感情が目に見えますね。

そんななか、ジュリョンがジョンインの娘ではないと知ったソネ。果たしてソネは、この情報をどのように利用するつもりなのでしょうか。

第82話視聴率8.6%

第82話あらすじ

ウジンがなかなか答えようとしないことを受けて、ジュリョンはウジンが今もソラを愛しているのだと考える。涙を流すジュリョンを抱きしめ、一言「愛している」と呟くウジン。

その頃、ソラを飲みに誘ったヒョヌは、ジュリョンと同じく、今もウジンを愛しているのかと聞く。ソラはいまだにウジンのことを思う自分がいると明かす。これを聞いたヒョヌは、自分の入るすきはないなと言って悲しそうに笑う。

テチャンからなかなか入金がないと、ヨンヒは「娘に会いに行かないと」という内容のメールとともにジュリョンの写真を送信。ヨンヒを尾行させた秘書から、ヨンヒが薬を飲んでいるようだと聞いたテチャンは、どうせ酒の飲み過ぎで身体を悪くしたんだろうと話す。そして、ヨンヒの携帯に位置追跡アプリを入れろと命じるテチャン。

親友のウンビョルに会いに行ったソラは、昨夜のヒョヌとの会話について明かす。話を聞いたウンビョルは、どっちつかずな態度は2人を苦しめるだけだと告げる。「必ずしも復讐が答えではない。白紙のように、すべてなかったことにして忘れることも大事」とウンビョルは言う。

そんななか、テチャンに会いに行ったヨンヒは、その帰り、テチャンの秘書に連れ去られそうになってしまう。偶然通りかかったソッキ(チン・ジュヒョン)のおかげで、難を逃れたヨンヒ。

ヨンヒはその足でジョンインに会いに行き、自分がジュリョンの生みの母親だと明かす。そして、自らの髪の毛を数本差し出すヨンヒ。これにはジョンインも動揺を隠せず…。

捨て子だと思っていたジュリョンが夫テチャンとその愛人の間に生まれた子だと知ったジョンインは、ショックを隠せない。テチャンのもとへ向かい、「どうしてこんな真似が…!」と憤りをあらわにするジョンイン。

第82話感想

ジョンインはどうやら、ジュリョンが自分たちとはなんの関係もない捨て子だと思っていたようです。それがテチャンと愛人ヨンヒの間に生まれた子だと知り、ショックを受けるジョンイン。さすがのジョンインも、事実を受け入れるのに時間がかかりそうですね。

それにしても、ジョンインがまったく血の繋がりもない赤の他人の子を自分の子として育ててきたことには驚きました。これにも何か事情があるのでしょうか。

そして、ウジンという実の息子の存在が明らかになった今、ジョンインが以前と同じようにジュリョンを可愛がることができるのか、、心配です。テチャンの裏切りにジョンインがどのような対応を見せるのか。気になります。

第83話視聴率8.3%

第83話あらすじ

ソネからジュリョンがジョンインの娘ではないと聞かされるソラ。驚いたのも束の間、ソラの口座にジョンインから10億ウォン(約1億円)が振り込まれる。

ソラが代表室にやってくると、ジョンインは契約金は無事受け取ったかと聞く。ジョンインはソラが望む復讐を受けてやるから、次期作の契約書にサインをするようにと告げる。すると、「契約書よりも復讐が先。私の復讐が終わったら、契約書にサインしてあげる」とソラ。

ヨンヒからジョンインと会ったと連絡を受けたテチャンは、帰宅したジョンインと顔を合わせないよう慌てて布団にもぐる。一方、ジョンインはヨンヒに言われた通りDNA鑑定を行うことに。

ソラとヒョヌ、そしてソッキの3人がジョンインエンタ売却の件で密会をしていると、そこへジュリョンが。ジュリョンはソラとヒョヌだけでなく、ソッキが一緒にいることを不審に思う。そんなジュリョンに、次回の台本にウジンのキスシーンを加えたと話すソラ。これに腹を立てたジュリョンは、ウジンにキスシーンの件は本当かと聞く。

翌日、改めてソラに契約の件をうながすジョンインだったが、ソラはジョンインが用意した契約書を破り捨て、部屋を出て行く。このままでは売却が白紙になってしまうと考えたジョンインは、ソラの養母ミソン(チョ・ヒャンギ)のもとへ。

ジョンインから現金1億ウォン(約1000万円)を渡され、娘ジヨン(キム・ユイ)を放送局に正社員として入社させると言われたミソンは、頭を悩ませる。夫のイルジュン(ファン・ドンジュ)に昼間の件を話すミソン。そんな2人の会話を、偶然ミソンの家に来たソラが聞いてしまう。

その日、ジョンインが男と会ってすっかり酔っぱらった様子で帰宅したのを知ったテチャンは、どういうつもりかと憤る。そして、ジョンインの顔に水をぶちまけるテチャン。さらに開き直ったジョンインに腹を立て、その頬をビンタ。すかさずジョンインもやり返すのだが…。

第83話感想

ソラとの契約がむずかしいと考えたジョンインは、ソラの母ミソンを味方につけようと考えます。ちょうど広い家への引っ越しを考えていたミソンは、ジョンインから渡された現金の束に心がゆらぎ・・

果たして、ミソンはソラに次期作の契約をすすめるのでしょうか。正直、ジョンインのやり方が汚すぎます。あんな風に言われたら、誰だって揺らいでしまうと思います。そして、ミソンとイルジュンの会話を聞いてしまったソラもまた、きっと自分のせいで…と胸を痛めるはず。なんとも切ない展開となってしまいました。

そして、またもや殴り合いの喧嘩に発展したジョンインとテチャン。この2人は、どうして今も関係をつづけているのか不思議なくらいです。

第84話視聴率8.4%

第84話あらすじ

DNA鑑定の結果、ジュリョンがテチャンとヨンヒの子だと確信したジョンイン。その頃、テチャンは仕事中のジュリョンに会いに行き、デートに誘う。

ミソンは叔母のナンダ(イ・スク)を連れ、ジョンインのもとへ。やはりお金を受け取るべきではないと考えたミソンは、ジョンインが持ってきた現金をすべて1000ウォン札に替え、ジョンインに突き返す。

その夜、ジョンインからDNA鑑定の結果を見せられたテチャンは、「くだらないことに金を使いやがって」と破り捨てる。ヒートアップする2人の会話を廊下で立ち聞くジュリョン。

自分がジョンインの実の娘ではないと知ったジュリョンは、ショックを隠せない。家を飛び出すジュリョンを、テチャンが慌てて追いかける。

バーで一人酒を飲むジュリョンの前に駆けつけたのは、ソッキだった。ソッキの前でわんわんと声を上げて泣きじゃくるジュリョン。

一方、ジヨンから昼間の件を聞いたソラは、ミソンを訪ねる。そして、これまで貯めておいた原稿料を差し出し、引っ越し費用に使ってくれとソラ。もちろんミソンは受け取れないと断るが、ソラは「おばさんは私のお母さんだから」と話した。

テチャンに連れられて帰宅したジュリョンは、ジョンインの部屋へ。「ママは私のことが憎いんでしょう?でも、私にはママしかいないの。血が繋がってなくても、私たちは家族よ」とジュリョン。しかしジョンインは、「(わたしの息子はウジン一人よ)」と心の中でつぶやく。

次の日、自分に会いに来た母ヨンヒの姿を見たジュリョンは、もう二度と目の前に姿をあらわすなと告げる。ジュリョンに見放されたヨンヒはショックを受け、ジョンインに助けを求める。

生みの親であるヨンヒに憎悪をあらわにするジュリョンを見て、ジョンインはもしも自分が本当のことを打ち明けたとき、ウジンも同じ反応を見せるかと不安に思う。

第84話感想

自分の母親が別にいることを知ったジュリョン。以前会社で顔を合わせた女性が実の母親であることを知ったジュリョンですが、そのせいでジョンインが辛い思いをしていると考えたジュリョンは、ヨンヒを冷たく突き放します。

そんな2人の姿を見て、自分とウジンのことを重ねるジョンイン。ジョンインにとっても、これは他人ごとではありません。もしウジンに自分が母親だと明かしたとき、ウジンはどんな反応を見せるのでしょうか。気になります。

そして、一度は迷ったミソンでしたが、やはりソラとの親子の縁を優先させることにきめました。ミソンがお金のためにソラを裏切ることがなくて、ほんとうによかったです。ソラがミソンのために通帳を渡すシーンは、思わずうるっとしてしまいました。2人の関係性が見ていてとっても心地良いです。

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