2020.01.22

サイコパスダイアリー　5話・6話　あらすじと感想

サイコパスダイアリー

サイコパスダイアリー　싸이코패스 다이어리

2019年放送　tvN　全16話

第5話視聴率2.368％

えぱたさん

目次 [非表示]

1 第5話あらすじ
- 1.1 第5話感想
2 第6話あらすじ
- 2.1 第6話感想

第5話あらすじ

「弱く、権力のない人々を殺すのは、オレの深層の願いを満たすものではない」
VIPバーを後にするドンシク (ユン・シユン) は自省します。

弟がイジメられているのを見て、1人で立ち向かったドンシク。グループでボコボコにされ、サイコパスになるかどうか見ていたボギョン (チョン・インソン)。やられっぱなしなのを見て、助けに入ります。

ボギョンはドンシクの家を見舞い、本棚に赤い日記が隠してあるのを見ます。知らなかったフリをし、ドンシクが持っている本の傾向から、尋ねます。
「犯罪者の心理について興味があるの？」
「何か助けることができれば。連続殺人犯の件ですか？」

ヨンミンがイヌにドンシクを解雇してくれと頼みますが、断り、何か関係があるのかと疑い、バカにした態度を取ります。隠し部屋に誘い込み、鈍器で殴り殺し、CCTVを削除します。ヨンミンの横領疑惑を記者に流し、警察に捜索させますが、失踪したことに…。

ボギョンの叔父のプロファイラーは、「連続殺人犯人は犯行の日にちについてこだわりを持っている」とアドバイス。
脱出ゲームカフェで話すボギョンとドンシク。
「3月4日、4月22日から28日、9月13日。何か思い当たること、ない？」
「KOSPIという株価指数を表すグラフによると、これらの３つは特別な日であり、もしこれが殺人者のパターンであるなら、もう１つの起こったはずの事件で表に現れていない事件があったはず。それは、7月8日だ」

ボギョンとドンシクはある工場へ行きますが、ボギョンはモンゴル人の労働者に声をかけて、「ホン・ジンゴさんをご存知ですか」と尋ねますが、「知らない」と不審な様子。ドンシクが物陰から見ていると、工場長が労働者を責めて、言います。
「ホン・ジンゴは自殺したんだ」
「彼は自殺しません」
「ホン・ジンゴ…、聞き覚えのある名前、あの日記にあった！オレはボギョンさんを助けるつもりが、墓穴を掘っていた。ボギョンさんが追っている連続殺人犯は、オレだった！」

ドンシクのアパートのドアの前で斧を構えるソ・イヌ (パク・ソンフン) は、呼び鈴を鳴らし、ドンシクが出てくると…。

第5話感想

工場で別れたボギョンが、ドンシクに連絡を試みていて、ドンシクのアパートに近づいていたので、イヌがドンシクを殺そうとしているようですが、まだドンシクは死なないでしょう。

イヌはなぜドンシクを殺そうとするのか、動機が分かりません。イヌはドンシクに「自分に似ている」と言っていましたが、ヨンミンにドンシクとの関係をからかわれて逆上し、殺してしまいました。ドンシクに情が湧いて、愛着が憎しみに変わったのでしょうか。

ドンシクが株価指数の法則でイヌのした4件の殺人事件の日にちを解いたのなら、イヌは法則に従って計画的に犯行を実行に移していたようですが、ヨンミンの件、ドンシクの未遂は、行きずりの衝動的な犯行にしか見えません。イヌの心理に何かの変化が起きているようです。

ドンシクはイヌに赤い日記を持っているのを見られてしまいましたが、それとイヌの心理の変化と関係があるのでしょうか。ドンシクはそれがイヌの物だとはまだ知りません。

「弱い、力の無い人間を排除しようとすることは、自分の深層心理の欲するところではない」と気づいたにもかかわらず、まだドンシクは「この日記は自分が書いた物ではないのかもしれない」という発想が出てこないようです。

ドンシクの思い込みが強まり、本当に殺人を犯す手前まで来ると、やめてと願う気持ちで笑いも出なくなってきます。

第6話視聴率2.212％

えぱたさん

第6話あらすじ

ボギョンがドンシクのアパートを訪れて言います。
「モンゴル人労働者が目撃者の可能性がある」
ドンシクが日記を見ると、「7月8日午後11時、工場労働者ホン・ジンゴに遺書を書かせ、水槽の中に突き落とした」と書かれています。
「くそっ、コイツを排除しなければ」

“退屈な日“カフェに来たボギョンは、何者かにつけられている視線を感じ、振り向きます。イヌがつけていました。イヌは客のフリをしてカフェに来ますが、怯える犬たちを見て、ボギョンの父親は卒倒します。イヌが知り合いの病院へ連れて行き、病院費を払うと言います。

工場に忍び込んだドンシクとヤクザを警察と思い込み、供述し始めるモンゴル人。
「あの日、化学タンクに友人ホン・ジンゴが落ちたのを見て、遺書を社長に見せたところ、工場が閉鎖になるのを恐れて、遺体の遺棄を強要した。ジンゴの遺書に不審な点があった」
ジンゴの筆跡を見せ、不審な点を説明します。
「オレが犯人を捕まえるから」
ジンゴの書いた物を自宅で焼却するドンシク。

荷物をまとめて工場を逃げようとするモンゴル人労働者を打ち叩き、薬品タンクで殺そうとする社長。モンゴル人労働者は逃げますが、捕まり、ドンシクに助けを求めて電話してきます。ホームレスが言った「助けてくれ」というもだえ声が、耳に響くドンシク。社長が振りかざした包丁の刃をつかんで、包丁を取り、憎しみのあまりに社長を刺そうとした時、ヤクザが通報した警察が到着。社長の遺棄した遺体が発見され、指に針の刺した跡が発見されます。

コソン化学の社長が逮捕され、連続殺人事件の犯人は証券業界に詳しいというニュースを見るイヌに、父親は言います。
「明日、山に行って狩をしよう」

山小屋で、イヌに背を向けて父親は言います。
「お前、何をやった？言ってみろ」
静かに猟銃を構えるイヌ。

ドンシクは表彰され、ボギョンは署長から特別捜索班を率いるよう任命されます。隙を見てボギョンのIDカードを持ち出すドンシクは、特別捜索室で物色。ボギョンが入って来て、ロッカーから物音がするので、近づき…。