グリーン・マザーズ・クラブ 그린마더스클럽 Green Mothers’ Club 2022年放送 JTBC水木 全16話
daisySSさん |
第9話視聴率3.374%
第9話あらすじ
イ・ウンピョ(イ・ヨウォン)は息子ドンソクの潔白をはらしますが、ママたちの間で絶大的な力を持つビョン・チュンヒ(チュ・ジャヒョン)側につくことも、ウンピョ側につくことなく中立を守ろうとします。通っていた塾では、ドンソクに転塾を進められ、ドンソクの実力を見せると、ママたちの考えも変わると考えると、数学のコンテストにドンソクを参加させ、トップを目指します。
パク・ユンジュ(チュ・ミンギョン)を誘い、数学コンテストのために、自ら問題を作るなど、遅くまでドンソクにつき勉強をさせる。その姿に夫のチョン・ジェウン(チェ・ジェリム)は、まだ幼い息子に負担になると心配しますが、ドンソクの能力を見せることが、息子を守る唯一の方法だと、コンテストに向けて励みます。
数学コンテストで1位を獲得したドンソク。一緒に勉強をしたスインは金賞を取り、ビョン・チュンヒの子供たちヨンビンとユビンは入賞できない。結果が発表されると、これまでビョン・チュンヒ側にいたママたちは態度を変え、ウンピョの機嫌取りが始まる。
ドンソクに転塾を勧めた塾では試験の結果を知ると、スインとドンソクを退塾させたことを後悔します。チュンヒの息子、ヨンビンが通う塾では、数学コンテストの結果をリストアップすると、トップとの成績の差が大きく付けられたことをあげ、ビョン・チュンヒに子供たちの転塾を勧めます。
予想外の結果に落ち込むビョン・チュンヒ、、、息子が通う塾にイ・ウンピョが現れると驚き、、、途中塾の保護者会を出たチュンヒは、ウンピョを待ち伏せすると、「どうしてここの塾まで来たの?」と質問。「塾長から誘われたからよ」と返事するウンピョ。
チュンヒの過剰な反応にウンピョは、息子を攻撃したチュンヒを非難し、対立する態度を見せます。ウンピョとユンジュ家族は、数学コンテストで優秀な結果を出したことをお祝い中、チュンヒから連絡を受けたイ・マンス(ユン・ギョンホ)は、仕事の連絡だと語ると、妻に嘘をついてチュンヒに会いに行きます。
チュンヒはイ・マンスに過去の出来事を謝罪すると、これまで見せることのなかった弱音を吐き、彼女が心配になるマンス。
塾長を尋ねお金の入った封筒を渡すと、塾に通わせたいと伝えます。塾長は、渡された金額を確認すると、更に多くを要求。金銭的に余裕のないチュンヒは、義理の母に子供たちの教育費を借りようとしますが、結果が出せないことに逆に不満を言われ、、、自分で解決するしかないチュンヒ。
連絡を受けると危険だと知りながらもバックを持って、出かけるチュンヒ。彼女がバックから取り出したのはプロポフォールでした。
部屋のドアをノックする音に驚き、緊張した表情を見せるビョン・チュンヒ。
第9話感想
これまではソ・ジンハが死亡するなどサスペンス的な展開を続けてきましたが、今話では子供たちの教育に熱心なママたちの姿を描いた一話でした。
ビョン・チュンヒがコミュニティ内で絶大的な権力を握っていたのは、多くの情報力と子供たちがある程度実績を残していたから。特別なレッスンを受けさせるなど、これまで教育熱心だったチュンヒは、天才のドンソクと彼の長所を知る母ウンピョをこえることができず。。。
数学コンテストで1位を獲得したことで、自然とママたちの間でビョン・チュンヒではなく、ウンピョに権力が移っていく様子が興味深かったです。結局、子供たちの成績や受賞歴がすべてを左右するコミュニティ。
気になっていたビョン・チュンヒとイ・マンスの過去に関しては、今話明かされました。勤めていた病院の薬を横流ししたチュンヒでしたが、イ・マンスが代わりにすべての罪を償うことになり、チュンヒは彼を裏切っていました。
チュンヒが経済的に困っていたことが今話で明かされ、違法な薬物売買をしていた理由は、すべてお金のためだったようです。今話のエンディングでお客と一緒にいる部屋のドアをノックする音、、、誰なのでしょう。
ジンハの夫ルイ・ブニュエル(チェ・グァンロク)がビョン・チュンヒに監視を付けていたようで、ソ・ジンハの死にビョン・チュンヒがどのように関わっているのか、気になります。もう一人、ジンハの死に関係がありそうな人物が浮上しました。
キム・ヨンミは夫オ・コヌの行動を疑い、夫の書斎でジンハの髪の毛、似顔絵、カーディガンなどを発見します。インタビューを理由にジンハと夫がコンタクトを取っていたことを知り、ジンハ宅の家政婦から彼女が亡くなる前も映画監督のオ・コヌが訪ねてきたことを聞かされ、夫への疑いが深まります。
ウンピョはスインからもらった折り紙から、パク・ユンジュが書いた手紙を発見。。。次に何がおきるのでしょう。
第10話視聴率4.539%
第10話あらすじ
帰宅が遅くなると夫イ・マンスから連絡を受けたパク・ユンジュ(チュ・ミンギョン)は、マンションの近くで夫の車を目撃すると、タクシーをひろい夫のあとを追います。古いホテルに到着したユンジュはビョン・チュンヒ(チュ・ジャヒョン)がいるホテルの部屋をノックして入ると、夫を探します。
しかし、ホテルの部屋の中にはビョン・チュンヒと別の女性だけ。。。その頃、イ・マンス(ユン・ギョンホ)は、ルイ・ブニュエル(チェ・グァンロク)に呼ばれていた。マンスがいないことを確認したユンジュはそのまま帰るしかなく、チュンヒは薬の入ったバックを急いで隠してことで、違法な行為を行っていたことは見つからずに済む。
医師のキム・ジュソク(チェ・ドクムン)から、納品されている医薬品に関してクレームが入ったことを伝えるルイ・ブニュエル。妻が亡くなった夜、最後に彼女と会っていた人がチュンヒだったことに疑問を示す。
「過去、看護師として働いていた頃、ビョン・チュンヒさんは医療ミスを起こして患者を死なせていますね」との質問に対し、「あれは、夫のキム医師の医療ミスをかばったことで、彼女が医療ミスを起こしたのではないです」と隠されていた事情をマンスが説明します。
ビョン・チュンヒに送った手紙を書いたのがパク・ユンジュだと知ったイ・ウンピョ(イ・ヨウォン)。ユンジュは夫の元恋人がチュンヒだったことを初めて話し、、、何があっても手紙を送ったのがユンジュであることを秘密にするべきだとアドバイス。英才と認められた子供たちが出演するテレビ番組に出演が決まったドンソク。難しい問題も解決し、
番組で優勝をしたことで、ドンソクへの周囲の期待は更に高まります。大学の理事長から教授を提案されたウンピョ。ドンソクが有名になったことと、誰かが彼女を大学の教授に推薦した人物がいた。。。迷ったウンピョは、大学で授業ができるチャンスを受け入れることになります。
ビョン・チュンヒと夫のキム・ジュソクの関係は、溝が深まり、、、夫への不満を爆発させるチュンヒ。毎週子供たちを連れて夫の両親を訪れる程、努力を続けた彼女とは違い、長年病気で入院中の実の父を一度も訪ねたことのないキム・ソンジュ。
娘を連れて父の入院する病院を訪れたチュンヒは、娘が嘘を本当のことのように母に伝える様子に娘を連れ出して尋ねます。「どうしてお祖母ちゃんに、英才教育センターに受かったと嘘を付いたの?」との言葉に、ユビンは「お母さん!私はテストに合格したし、数学コンテストでも一位を取ったよ」と語る、異変を見せる。
その頃、母からの勉強へのプレッシャーや周囲からの「秀才」の扱いに疲れたドンソクの行動にも、異変が起きます。紙袋をかぶってテーブルの下から出てこないドンソク。ウンピョが心配声を掛け、変な行動を取る息子から紙袋を奪った時、号泣するドンソク。ウンピョに噛みつきます。
第10話感想
ビョン・チュンヒの隠していた秘密が明かされ始めました。夫に代わり医療ミスを起こしたことを彼女がかばっていたようです。離婚してチュンヒと再婚したキム・ジュンソクは、多額の借金を抱えていたことは、結婚してから知ったこと。。。。違法に医薬品を扱うことが危険だと、彼女にアドバイスをするマンスですが、チュンヒは危険だと知りながらも辞めることができない。
妻ジンハが睡眠障害を抱え、眠ることが出来なかったことから、夫のルイ・ブニュエルは、ビョン・チュンヒがジンハに睡眠薬を渡していたのかを疑います。マンスを通じてチュンヒのことを調べたルイ・ブニュエルは、直接彼女に会うと、チュンヒの秘密に関して触れ、彼女を不安にさせます。お金のためにプロポフォールを違法で投与していたこと、、、隠そうとする彼女の秘密が明かされる時が近い気がします。
ドンソクの優秀さが世間に伝わると、自然とママたちはドンソクの母であるウンピョの周囲に集まり、いつの間にかママたちの中心にいるウンピョ。チュンヒがこれまで維持してきた座を自然に奪う結果となりました。
今話は、勉強のストレスでおかしくなったユビンとドンソクの姿が登場しました。ドンソクの並外れた優秀さを知らせることに注力したウンピョは、望んでいた通りに、大学で教授として働くこともできるようになり、ママたちの中心に立つことに成功しました。
しかし、ドンソクにとっては重すぎるプレッシャーだったようです。突然自分を取り巻く環境や待遇が変ったことに混乱する姿を見せ、エンディングではドンソクがかわいそうで、、、このまま進むとドンソクに何が起きるのか心配になるほどでした。
母の努力を知るユビンも全く結果を出せないことに、おかしな行動を取ります。現実を受け入れることが出来ず、精神的に大きなダメージを受けたようです。
ウンピョとチュンヒ、、、二人の母は子供たちを守ることができるのでしょうか。
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