インサイダー 인사이더 2022年放送 JTBC 水木 全16話
neroさん |
第15話視聴率2.944%
第15話あらすじ
拳銃に動物用の麻酔薬を仕込んでいたオ・スヨン(イ・ユヨン)は、動けなくなったト・ウォンボン(ムン・ソングン)の口を塞ぎ、窒息死させます。そして、遺体と拳銃に付着した麻酔薬を拭きとり、ウォンボンの遺体を運び出すスヨン。
その頃、キム・ヨハン(カン・ハヌル)はユン・ビョンウク(ホ・ソンテ)と会っていました。スヨンがかつてビョンウクのせいで死に至った女性の娘であることを明かしたヨハンでしたが、ビョンウクからスヨン殺害の指示は下りず…。結局、ヨハンはこれといった収穫のないままその場を後にします。ヨハンが去った後、部下のホン・ジェソン(カン・シンヒョ)にスヨンに関する事実確認を行うようにとビョンウク。これを受けてジェソンはすぐに、ゴールドマンカジノへと向かいます。
ウォンボンの遺体を車のトランクへ運んだスヨン。その時、ウォンボンの携帯に1通のメールが届きます。ヨハンを殺害した者に、ゴールドマンカジノの支配人の座を譲るというメールを見て、慌ててヨハンへ連絡を入れるスヨン。移動中の車の中でスヨンから連絡を受け取ったヨハンは、公衆電話を使ってスヨンへ電話をかけます。「今一緒にいる人たちがヨハンさんを殺そうとしてる。かならず生き残って下さい」車に戻るふりをして逃走したヨハンは、駆けつけたスヨンと合流。
一方、同じくメールを受け取ったチョ・ヘド(ハン・ジェヨン)は、プギョン派を率いてヨハンを襲撃しようとします。ノ・スンファン(チェ・デフン)が捕まったと聞き、ふたたびゴールドマンカジノへ戻るヨハン。支配人の椅子に腰かけるヘドに向かって、ヨハンは「ヤン兄弟に加えてト会長まで、お前には手に負えない」と忠告しますが、もちろんヘドは聞く耳を持ちません。
そんななか、停電と共に館内へ侵入したのは他でもないヤン・ジュン(ホ・ドンウォン)、ヤン・ファ(チョン・マンシク)とその仲間たちでした。武装したヤン兄弟はあっという間にヨハンらがいる支配人室へ。しかし、どういうわけか仲間の1人に背後から刺され、その場に倒れこむヤン・ジュン。そんなヤン・ジュンをかばい、今度はスンファンが刺されてしまいます。ヨハンに重要ファイルが入ったUSBを渡し、「娘をよろしく頼む」と言い残し、目を閉じるスンファン。
ヤン・ファの登場に恐怖を感じたヘドは、慌ててエレベーターに乗って逃げ出します。そして、ちょうどそこにいたジェソンをヤン・ファの仲間と勘違いして殺してしまうヘド。翌日、カジノでの抗争が大きくニュースで報じられると、主犯格としてヨハンが指名手配されることに。
今回の事件をキム・ウジェ(イ・ハユル)が担当することになったと知り、ウジェにスヨンも容疑者リストに追加するよう命じるビョンウク。一方、息子ジェソンがなぜカジノへいたのかと不審に思ったホン・サンウク(パク・ソングン)は、ビョンウクの動きを探るように指示を出します。
ニュースで自分もヨハンと同じ指名手配犯となったことを知ったスヨンは、検察庁へ。そこでビョンウクと顔を合わせたスヨンは、自分にした仕打ちに関してまったく悪びれる様子のないビョンウクに向かって銃を向けます。しかし、引き金を引こうとするスヨンを阻止したのは、ヨハン。
ヨハンからイ・テグァンの動画ファイルの在りかを聞いたスヨンは、ウジェの協力のもと、隠し金庫に保管されたUSBを持ち出します。翌日、ビョンウクのもとへウジェから控訴状が…。
第15話感想
ついにビョンウクを法で裁く準備を整えたヨハン!
それにしても、最終話を目前に激しい抗争が繰り広げられ、多くの命が犠牲となってしまいました。。最後までヨハンをかばい、命を落としたスンファン。少し前からどこか体調が悪く見えたスンファンでしたが、実は末期がんで余命わずかの身だったようです。こんな形でスンファンが死んでしまうとは、ヨハンにとっても大打撃でしょうね。
さらに、これまた呆気なくその人生を終えてしまったジェソン。ジェソンの死に関しては、本当にとばっちりというか、なんというか、、正直、ジェソンがあそこで死ぬ意味があったのか、疑問です。サンウクがビョンウクに対して疑いを持つようにさせる為だとしたら、あまりにも代償が大きすぎる気が…。なんともモヤモヤが残る結果となりました。
そんななか、まるでアクション映画さながらの抗争シーンはなかなか見応えがありました。暗闇の中で誰が誰かわからない場面も多々ありましたが(笑)、地上波のドラマでこれほどのクオリティーは珍しいんじゃないかと思います。全編19禁なのも納得です。
一方、最終回を目前に控え、若干拾い切れていない伏線が多い印象を受けました。果たして、残り1話ですべてが解消するのか。ラストはスカッとしたエンディングを期待したいです。
第16話視聴率3.231%
第16話(最終回)あらすじ
自分宛てに届いた控訴状を眺め、呆れた様子で嘲笑するビョンウク。そんなビョンウクのもとへ、担当検事のウジェから個別に会って話がしたいと連絡があります。ビョンウクがゴールドマンカジノへ向かうと、そこで待っていたのはヨハンとスヨン、そしてモク・ジンヒョン(キム・サンホ)の姿でした。
この場で裁判でもするつもりかと馬鹿にするビョンウクに向かって「これは裁判ではなく、審判だ」とヨハン。そしてヨハンは、祖母の死後に動いたお金の流れを資料を使って説明します。さらにウジェに頼んで撮影しておいたヤン・ファの証言映像を再生するヨハン。しかし、最後まで犯行を否認するビョンウクに対し、ヨハンはイ・テグァンが撮影した例の動画を見せます。
そこに映っていたのは、VIPルームに現れたビョンウクの姿と、隣に座るアニー・スティーブン(ハン・ボルム)との会話でした。自分たちの背景にいるトップが誰なのかと聞かれ、「前…」とVIPの正体を明らかにするアニー。そこへアニーに代わって代理人となったラム(ファン・ビンビン)が現れると、映像を公開しない代わりにビョンウクにすべて自供させると約束します。ビョンウクの目の前でアニーを殺害し、「次はお前だ」と凄むラム。
カジノを後にしたビョンウクは、助けを求めて連絡帳に登録された権力者たちに次々と連絡を入れますが、誰も電話に出ることはありません。そんななか、息子ジェソンをゴールドマンカジノへ向かわせたのがビョンウクだと知ったサンウクもまた、ビョンウクを切り捨てます。
結局、後がなくなったビョンウクは法廷ですべての罪を認め、被害者とその遺族に向かって謝罪。これですべてが終わるかと思われた時、ウジェはマカオ側との約束を破って、イ・テグァンの動画を公開します。さらに証人台に立ったのは、ヨハン。「第2、第3のユン・ビョンウクを生み出さない為、私キム・ヨハンは、彼らが築き上げた巨大なコネクションのの内通者として、私が知るすべての事実をここで明らかにします。」
映像が公になり腐敗捜査庁が本格的に動き出すことになると、ウジェも捜査庁へ合流することに。一方、ヨハンはというと、今度はジンヒョンを捕まえるために奮闘。実はチャン・ソンオ(カン・ヨンソク)からクォン刑事を殺害したのが他でもなくジンヒョンだと聞いていたヨハンは、殺人の容疑で彼を追い込もうと考えます。パク・ロサ(キム・シウン)の協力のもと、クォン刑事が自ら撮影した映像を手に入れたヨハンは、ジンヒョンをかつての上司ヨングクの納骨堂へ呼び出します。
ヨハンからクォン刑事の死について言及されると、その場の土下座して許しを請うジンヒョン。しかし、ヨハンにはジンヒョンの贖罪を受け入れるつもりなど毛頭なく。その頃、ヘドを騙して移送中のビョンウクを監禁したスヨンは、報復としてその両足に銃弾を放ちます。
スンファンの遺言通り、彼の妻と娘に10億ウォンを支払ったヨハン。そして、ヨハンはこれからは自分1人で戦うと言い、復讐を終えたスヨンには平凡な暮らしを送るようにと伝えます。ヨハンと別れた後、スヨンが向かった先は警察署でした。
そんななか、腐敗捜査庁のキム・ジョンギュ候補の不正が明らかとなり、次期候補として名を挙げたのは他でもないジンヒョン。絶対的な力を手に入れたジンヒョンでしたが、そんな彼の前に現れたのはヤン・ファでした。その頃、ヨハンとスヨンのもとへ、送り込まれた刺客。
頭に袋を被せられてどこかへ運ばれて行くヨハンでしたが、途中で車が急停車すると、別の場所へ連れていかれます。ヨハンを待っていたのは、マカオの代理人ラムを追う国情院の人間でした。国情院から協力を要請され、「何もしなければ、何もかわらない」と心の中で呟くヨハン。
第16話(最終回)感想
続編を予想させる意味深なラスト!!
国情院からの要請を受け、最後のヨハンが心の中で呟いた言葉が印象的でした。「ただぐるぐると回る空き椅子のようなものだ。席が空けばすぐにまた別の誰かがそこに座る。いくらなくそうとしても、決して変わらない。しかし、何もしなければ何も変わらない」まさに本作を象徴するようなセリフ。
大きな余韻を残して終了したドラマ「インサイダー」。個人的には、ヤン・ファに捕まったジンヒョン、刑務所で刺客に囲まれたスヨン、そして焼却炉で目を覚ましたソンオのその後が気になります。実はヤン・ジュンの殺害は、ビョンウクを陥れる為にジンヒョンが仕組んだことでした。それを知った兄ヤン・ファは、自らジンヒョンに制裁を下すことに。
最後までまったく先が読めない展開が続いた本作。一番の悪であったビョンウクがすべての罪を認め、スヨンによって肉体的にも精神的にも報復を受けるというエンディングで、こちらは比較的スカッとしたラストだったと思います。長い間ビョンウクから受けたトラウマに苦しめられるスヨンが、なんとも不憫でした。
最初はよくある復讐劇かな?とちょっと軽い気持ちで見始めた本作でしたが、見れば見るほど複雑な権力争いが展開され、騙し合いにつづく騙し合いで、あっという間に全16話が終了した印象です。とくに、回を重ねるごとに顔つきが変化していく主人公の姿に、思わず夢中になりました。最後の最後まで一切のロマンスを除外した点も、高ポイントでした。
映画さながらのアクションシーンと、キャスト陣の隙のない演技力が見どころのドラマです。
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