むやみに接してくれ 9話・10話 あらすじと感想

むやみに接してくれ


むやみに接してくれ 함부로 대해줘 2024年放送 KBS 2TV 月火 全16話

第9話視聴率1.0

第9話あらすじ

葬儀場へ向かったユンボク(キム・ミョンス)は、今にも倒れそうな姉イボク(チョ・イン)を支え、その悲しみに寄りそった。

村を出てから、今までどうやって暮らしてきたのかと聞かれ、決して楽ではなかったと答えるイボク。「それでも、お母さんはあなたのことを一度たりとも忘れたりしなかった。」そう語るイボクの言葉に、ユンボクもまた、今は亡き母を想って心を痛める。

ユンボクを心配したホンド(イ・ユヨン)は、居てもたってもいられず外に飛び出す。するとそこへ、ユンボクが。いつもとはどこかちがうユンボクの態度に、戸惑いを隠せないホンド。

その日、ユンボクは城山村に関する捜査から手を引くことを伝えに、パク刑事(キム・ソギョン)のもとへ。現れたイボクを見て、ユンボクはパク刑事が言っていた潜入捜査官が他でもないイボクだったと知る。

つづいてホンドの弟ホンハク(ハン・ギチャン)に、弟子入りを申し出るユンボク。ホンハクからユンボクの話を聞いたホンドは、ユンボクがついに肩の荷を下ろして、自らの望む道へすすむのだと知ってほっとする。

翌朝、仕事へ向かうホンドを引き留め、ユンボクはその首にマフラーを巻いてあげる。これまでとは違ったユンボクの行動1つ1つにときめきを覚えるホンド。

一方、後継者としての道を捨てると宣言したユンボクを心配するスグン(ソヌ・ジェドク)は、ユンボクの側近であるユナ(イム・ヨンジュ)を呼び出し、ユンボクの様子について尋ねた。

仕事を終えたホンドは、バス停で待つユンボクを見て驚く。何をしているのかと聞くと、ホンハクから宿題を出されたとユンボク。一緒に家に向かった2人は、ホンハクを交えて3人で食事をすることに。どこか自分にだけ多情なユンボクを見て、変に期待してしまうホンド。

ところが翌日、ホンハクとユンボクの会話から、ユンボクのやさしさが好意ではなく尊敬心だと知ってしまう。

一方、城山村でのファッションショー開催を目論むカミユ(ペ・ジョンオク)は、路面で売られる昔ながらの伝統工芸品に目をとめる。その中で“ピチョヘ”と呼ばれる革のサンダルを発見したカミユは、それを購入。さっそく自分なりにアレンジを加え、SNSにアップした。

カミユがアップしたピチョヘの写真は、またたく間に話題に。村中の女性たちがこぞってピチョヘを買いに来ると、店の主はカミユを訪ね、感謝を伝える。

すっかり意気投合した2人は、コラボ商品のポップアップストアを開くことに。カミユから連絡を受け、さっそく場所の確保に動き出すフランキー(イ・ミョンホ)。文化財庁長官のボムギョ(パク・ユンヒ)からすすめられたのは、ジュノがオーナーを務める城山館だった。

一方、パク刑事とイボクの通話内容を耳にしたユンボクは、先日の偽物疑惑の背景に城山館が関わっていることを知る。イボクを訪ね、城山館へ向かうユンボク。

そこでホンドと顔を合わせたユンボクは、話したいことがあるという。しかし、ユンボクからフラれることを恐れたホンドは、忙しいと言って逃げるようにその場を後にした。2人きりになったユンボクは、イボクに例の腕に火傷の痕がある人物を探して欲しいと頼む。

ユンボクから改めて迎えに行くと連絡を受けるホンドだが、残業があると言ってまたしても回避。ホンドからの返信を受け取ったユンボクは、ホンドの好きそうなケーキを買って彼女の職場へ。オフィスに入ると、ホンドは机の上で眠っていた。音を立てないようにしてとなりに座り、その寝顔を見つめるユンボク。

しばらくして、目を覚ましたホンドは隣で同じく居眠りするユンボクを見て驚く。同じくユンボクも目を覚ますと、慌てて立ち上がったホンドの手をつかみ、「好きです」と告白。驚くホンドの唇に、ユンボクはキスをする。

第9話感想

ついに恩師であるホンドに自らの気持ちを伝えたユンボク!最後はちょっと大胆なユンボクの姿が登場し、度肝を抜かれました。

前回につづき、ユンボク役のキム・ミョンスの感情演技が光った第9話。これまでとはまたちがった男らしいユンボクの姿に、思わずドキリとさせられる場面も。ホンハクとの会話は、あくまでもウェブトゥーンの設定に対する話だったのですが、これによってユンボク自身も、ホンドに対する気持ちを再確認。プラス、このままではホンドが変な誤解をしてしまうかもしれないと感じ、告白を決意します。

ホンドからすれば願ってもない展開となったわけですが、果たして次回、ホンドはどんな反応を見せるでしょうか。ユンボク&ホンドのラブラブな姿を見ることができるか、楽しみです。

一方、こちらも気になる城山村とジュノの関係。召使の家に生まれ、自らの環境に疑問を抱いたジュノは、村を出て、城山館というレストランをオープンさせます。ここにきて、なにかと城山村に関する不穏な動きと関係性が噂される城山館。すべての黒幕は、やはりジュノ・・?

潜入捜査と称して城山館で働くイボクですが、そんなイボクとジュノの間にも、なにやら特別な感情が見え隠れしたりもして、気になる展開になってきました。ジュノの本性、そして城山村に立ち込める不穏な動きの真相が気になります。

第10話視聴率1.0

第10話あらすじ

キスの後、できるだけ冷静な風をよそおい、とりあえず帰路につく2人。するとホンドは、ユンボクの両頬に手をそえ、改めてキスをした。

翌日、ホンドをデートに誘ったユンボクは、仕度を整えて彼女を迎えに行く。2人が向かったのは、水の上に道が浮かんでいるように見える宣城の水上道。昼食を食べに行くも、誤ってアルコールを飲んでしまったユンボクは、その場で気を失ってしまう。

なんとか正気を取り戻し、改めて次のデートコースへ向かう2人。ところが予定していた船はすでに出航しており、残念な結果に。その夜、ユンボクは謝罪メールを送るも、ホンドはすでに就寝したあとだった。

ホンドから返事がないと、ユンボクは昼間、ホンドが不必要な連絡は見もせずにブロックしたことを思い出す。自分もブロックされてしまったのではと、不安に駆られるユンボク。

翌朝、目を覚ましたホンドから返信が届くと、自分が嫌われたわけではないとユンボクは安堵する。その後も一日中、お互いのことを考えずにはいられない2人。仕事が終わるとすぐに、ユンボクはホンドを迎えに行く。

一方、ユンボクから腕に火傷の痕がある人物を探すよう言われたイボクは、スタッフの中にはいないようだと考える。そんななか、ふといつも長袖ばかり着ているジュノのことが気になったイボクは、わざと水をこぼしてジュノの腕を確かめようとする。しかし、作戦は失敗。

会社の前でホンドを待つユンボクだが、そこへ1人の男が。それは他でもない、ホンドの元カレ・ドヨン(ソ・ビョクジュン)だった。2人の間に割って入ったユンボクは、ホンドの手を握り、自分がホンドの彼氏だという。そしてドヨンの携帯を奪うと、ホンドの番号を消し、写真をすべて消去するユンボク。

翌日、昨夜のユンボクの姿が動画で撮影され、ネット上にアップされてしまう。動画を目にしたイ大監(キム・ソヒョン)は、怒り心頭。このままではユンボクの婚礼まで失敗に終わってしまうと考え、焦りを覚えるスグン。

そんなスグンを見かねて、カミユが声をかける。「46年も経ったというのに、まったく変わらないわね。与えられた使命を守るのも、もちろん大事よ。でも、愛する人を傷つけてまで守る使命に、なんの意味があるというの?どんな使命も、愛よりは重要ではないわ」カミユの言葉に、スグンもハッとする。

そんななか、ヨジュ宅(イ・セラン)から例の動画を見せられたチルボク(キム・ビョンチュン)は、そこに映るホンドの姿を見て目を疑った。

中国の密輸組織が入国したという情報を入手し、ホテルへ向かうイボク。そこでイボクは、密輸組織が金曜日に城山館の予約を取ったと知る。

一方、城山村へ向かったジュノは、文化財庁の車がスグンの屋敷を訪れるのを見て、その後を追う。長官のボムギョ(パク・ユンヒ)が持ってきたのは、フランスから届いた貴重な文化財だった。

2人が出て行った隙を狙って、部屋に侵入するジュノ。文化財の1つを持ち出したジュノは、カミユの部屋に置いてあった箱の1つにそれを隠す。翌日、ポップアップストアで販売される商品が城山館へと運ばれる。

商品を運んでいたホンドは、ユンボクに連絡を入れる。次の瞬間、背後から何者かに襲われるホンド。突然連絡の取れなくなったホンドを心配し、ユナとともに現場へ向かうユンボク。幸いホンドの怪我は大したことはなかったものの、病院よりもポップアップストアが重要だと話すホンドに、ユンボクは言葉を失う。

一体何があったのかと聞くユンボクに、ホンドは薄れゆく意識のなかで見た光景を説明。ホンドの話から、ユンボクは犯人が持ち去ったのがフランスから届いた文化財だと知る。

ユンボクの助けもあり、無事に商品を会場に届けたホンド。そこへ、昨夜イボクの部屋で見た組織の連中と思われる一行が通り過ぎる。すぐに後を追うユンボク。そんななか、厨房から物音が響き、駆けつけるとそこには男を捕まえるジュノの姿が。

男が持っていた袋からは、例の文化財が見つかる。すぐに警察の捜査が行われるも、ユンボクはどうしても男が犯人だとは思えず。ジュノが席を立った隙に財布からカードを抜き取ったユンボク。カードキーを使って部屋に入ったユンボクは、そこで1枚の紙を発見し…。

第10話感想

ジュノの部屋に落ちていたのは、フランスから届いた文化財が載った資料でした。やはりユンボクが追っていた密輸組織の長・カムチョギは、ジュノで間違いなさそうです。よりによって、長官のボムギョが文化財を届けに来た日に、城山村を訪れていたジュノ。

カミユのシューズボックスに文化財を隠して持ち出すことに成功したジュノですが、自らに疑いの目が向けられていることにきづくと、まるで自分が逃走しようとする犯人を捕まえたかのように見せかけて罪を逃れようとします。果たしてユンボクは、この真相に迫ることができるのでしょうか。

そして、シューズの搬送中に事故に巻き込まれてしまったホンド。軽い怪我で済んでほんとうによかったです。

ホンドとユンボクの想いが通じ合ったのも束の間、まだまだ問題は山積み。最終回まで、気の抜けない展開がつづきます。

むやみに接してくれ 11話・12話 あらすじと感想

むやみに接してくれ あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率



【王になった男】

●BSフジ 2024/2/14(金) 10:00~

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【客主】

●BSテレ東 全52話(2025/2/17から)月~金曜日10:55から

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