おかえり　7話・8話　あらすじと感想

えぱた

5年前

おかえり　어서와　Welcome　

2020年放送　KBS　全24回12話【韓国放送期間】2020年 3月25日から2020年 4月30日まで

第7話視聴率1.8%　1.8%

えぱたさん

1 第7話あらすじ
- 1.1 第7話感想
2 第8話あらすじ
- 2.1 第8話感想

第7話あらすじ

桃の缶詰が散乱していて、猫のネックレスを見つけたジェソン (ソ・ジフン) は、ソラ (シン・イェウン) に見せて、一度家に帰るように言います。2人はビラを配ってホンジョを探し、猫に餌やりするおばさんに尋ねます。
「猫に餌をやる人は知ってる。車の修理工場で働いているよ」
その怪しい男が猫を捕獲していたのを見て、2人は追いかけます。ソラが近づき、ホンジョがうるさく鳴くので、男はカゴから出して口をふさぎます。気づくと人間 (INFINITE エル) になっていて、ナイフで手に切りつけますが、アパートのオーナーが鍵を開け、猫ホンジョを助け出します。

「ごめん。約束の時間に行けなくて」
「どうして？どこにいたの？」
「理由は言えない」

ジウン (ユン・イェジュ) は欠勤し、スマホを見ながらそわそわするソラは、ジェソンに何度も電話して、言います。
「グクボンは？」
「いなくなると思って、心配してるんだろう？」
桃の缶詰を見せて、言います。
「これを探してたんだ。彼氏ができたら友達になれるんだろうけど、アイツはダメだ」

男に捕まえられていた鯛焼き屋の屋台の猫を返して、ホンジョは男の子にコーヒーを飲めば眠くならないと聞きます。

ジウンはドシク (カン・フン) の店に現れ、アジのひらき定食を食べていると、ドシクが帰宅します。
「上に住んでる子だよね？」
「上に住んでるって？」
知らずにいて、恥ずかしくなったジウンは、店を飛び出します。

ソラに話してしまうドシク。
「重いのは嫌なんだ。10年も、消しゴムを持っていたんだぞ。知っているなら、教えてくれれば、彼女を追いつめるようなことはしなかったのに」

「解決を見つけた。コーヒーだ。これで、瞬きさえしないで、君のそばにいるよ」
気まずくなったソラは、ジウンの家へお泊まりに。ジウンは慰めに来てくれたと思って、2人で泣きます。

「今日は好きな人の所へ行くから、気楽にしてていいよ」
グクボンの部屋にいた猫ホンジョに、本心を話し出すソラは、言います。
「もし、バン・グクボンがバン・グクボンじゃなかったら、好きになってもいいのに。義兄じゃね。好きになっちゃ、いけないの」
猫ホンジョは鼻にキスされて、逃げ出します。ソラが追いかけて行くと、人間ホンジョが屋根の上で座っていました。
「上って来たい？」
ホンジョの腕につかまって、屋根に座った2人。
「オレはバン・グクボンじゃないんだ」
「じゃあ、誰？」
「ホンジョ」
「好きな人って？」
ホンジョはソラにキスします。

第7話感想

ソラに自分は「バン・グクボンではなくて、ホンジョだ」と言えて、幸せそうなキスをしたホンジョですが、ソラはまだよく状況をのみこめてないようです。「好きになってはいけない義兄ではないことはわかったけれど、猫の化身？」とまでは、納得できていない感じです。そこで、また何かドタバタが待っていそうです。

10年間ジェソンを思い続けたソラですが、誤解が解けたら、かえってジェソンへの気持ちも飛んでしまったようです。自分が待っている人は目の前にいるジェソンじゃなく、まだ来ていないホンジョだと、自分の気持ちがはっきり見えて良かったです。

ジェソンも、猫の気持ちに察しが良くて、ホンジョが人間の姿になっても、ソラのことが好きなことを見ながら、相談に乗ってあげたり、優しいです。嫉妬があるので、肝心なところは説明してあげないのも、かわいいです。

10年間片思いをし続けて、消しゴムを持っていたとか、「重いのは嫌い」と、ドシクもはっきりしています。確かに…。女心がもう少しわかっていれば、ジウンの片思いを察してあげられたかも？それは難しいような気もします。

ジウンがみじめになって、引きこもり、トッポギを持って泊まりに来たソラに、「消しゴムのこととか、もう聞いてるよね？慰めるために来てくれたんでしょ」と言いながら、話すシーンで、ソラにそういうつもりはなかったようで、トッポギがあまりに辛くて、涙が出て、2人で泣き出すのが笑えました。重くなってしまうのは、はけ口がないからで、ソラがこうやって軽く泣けるようにしてくれて、有り難い存在です。

第8話視聴率0.9%　1.1%

えぱたさん

第8話あらすじ

朝、寝床でモニョモニョと、ソラが猫ホンジョに言います。
「また、あれ…、したいの。ウヒャ〜！」
突然、人間ホンジョが現れ、ソラに顔を近づけていると、ピンポ〜んと玄関のベル。
「あのな、コイツはな、…お前、ホンジョと寝ているのか？いつ去勢するんだ？」
嫉妬に燃えつつ、嫉妬と認めたくないジェソン。

自分の時が短いと知ったホンジョは、ソラにボリビアのウニ湖に旅に出ると告げます。
「今日だけ、あと一日だけ、君と一緒にいたい」
スケッチブックを出して絵を描き始めたソラは、猫と一緒の絵を描きます。
「キスは描きたくない。キスすると、ひとりになっちゃうから」

「あと一日、一緒にいて」
お願いするソラに付き合って、ソラはホンジョに自分の名義でスマホを買ってあげます。

ドシクはジウンが副社長の個人的な用事の招待状作りをしていると知り、皆の前で批判して、ジウンはコネで落下傘で入社したという噂を払拭します。

あと一日、あと一日と先延ばしにするソラは、ホンジョに言います。
「あなたって、ホンジョみたい。目が似てる。いつもホンジョがいるといないし、抱いてるのを見たことない。猫みたいに、何も考えずに、今日を暮らさない？」

酔っ払ったジェソンは、ソラに話があると呼び出します。
「アイツはだめだ！人間じゃない。コ、コ、…」(コヤギ=猫、と言おうとしている)
バン・グクボンの母親が電話して言います。
「お父さんの誕生日に来ない？籍を入れたの。グクボンと一緒に来て」

ソラはホンジョの分も列車のチケットを買い、自分の描いた絵を見せます。
「この猫は、あなたよ。これが私の選択よ。あなたも選択してね」
会社後に駅で待ち合わせしたソラは、ジェソンに電話して言います。
「ホンジョをよろしく」
ジェソンがグクボンの部屋に行くと、ホンジョのスマホが机の上に置いてあります。駅に行ったジェソンは、ソラに言います。
「アイツはいなくなった。オレが代わりに行く」
ホンジョが現れ、喜ぶソラ。
「これが、オレの選択だ」
グクボンの母親からソラに電話があります。
「え？グクボンが…、何ですか？」
列車が近いていますと駅のアナウンスがあり、声がかき消されます。
「グクボンがもう来たですって？今、ここにいますけど…」

第8話感想

「オレはバン・グクボンじゃない」と何度も言っているのに、人間ホンジョをいまだにバン・グクボンだと思っているソラが、キスの後も恥ずかしがって、まっすぐに顔を見ようとしない、「言いたいことがある」と猫だと言おうとしても、本気にしてくれないのが、笑えます。

本人、いや本猫は真面目に悩んで、またあのハルモニ猫に相談している…、またこれが笑える構図です。

しかし、実は…、そのハルモニ猫も人間に変わって、「昔はね、私も恋をしたの。猫の人生は短い。猫の恋も短い。先に歳を取って、去らなくてはいけなくなる」と、何とも重みのある言葉で、ウルウルきます。

いよいよ、決定的瞬間が来てしまいました。バン・グクボンの母親がソラと息子を食事会に誘ったのでした。いったいどうやって、ホンジョはこの危機を乗り越えるのでしょうか？

本物のバン・グクボンが先に食事会に現れていて、皆の前で「全部本当のことを話す」と言っていたホンジョが、怪しい存在、いわば詐欺師のような雰囲気になってしまいました。もう何度も、ホンジョだと言っているし、スマホの店でも契約書に「ホンジョ」と書いているのに、信じてくれない、本気にしてもらえない、そもそも話が通じない…。笑えるような、悲しいような。

エンディングのOST「Again Spring」が、MonstaX キヒョンの歌声がすごいと評判で、確かに歌もうまいですが、曲が良いと思いました。

屋根の上でホンジョがソラに別れを告げるシーンのOSTは、No5. April イ・ジンソル「I Was Wrong」、デートの時の曲は、No6. Motte「Slush」です。

おかえり　9話・10話　あらすじと感想

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