ある日〜真実のベール 어느날 One Ordinary Day 【韓国放送期間】 2021年11月27日~ 2021年放送 Coupang Play 全8話(40分×2)
第1話視聴率—-
えぱたさん |
第1話あらすじ
一般的な家庭に育つキム・ヒョンス (キム・スヒョン) は、大学生。父はタクシー業者。同級生に夜遊びに誘われて、家族には「勉強のため」と偽り、父親のタクシーに乗っていく。足取りが記録されないよう、自分でドラレコをオフにして運転する。
信号待ちしていると、女性が乗ってきて、「営業していない」とヒョンスは言うが、女性は降りない。ガス欠になり、途中でガソリンスタンドに寄り、目撃される。「漢江に行って」と言う女性に付き合い、川を眺めているうちに、錠剤のようなものを勧められるままに飲んでしまう。
2人は彼女の家に行くことになる。家の前で、駐車していた車に軽くぶつけ、車の所有者に謝る。ヒョンスはドラッグを飲まされ、強い酒を浴びるように飲まされる。女性に勧められるままに、悪遊びで彼女と自分の指をナイフで切ってしまう。ヒョンスは女性と関係を持つ。
目を覚ましてみると、女性はベッドの上にうつぶせで、首や背中を複数箇所にわたり、刃物で刺し殺されていた。驚いたヒョンスは、ドアノブなどに指紋をつけまくり、カウンターのテーブルの上の自分の血痕を、ティッシュで吹く。ポケットにナイフを入れて、家を出る。タクシーで逃走。隣の家の住人に窓から目撃される。
運転をあやまり車をぶつけてしまったヒョンスは、路上で職務質問していた婦人警官に怪しまれる。「アルコールを摂取している」とされ、警察に連れて行かれる。所持品を調べられ、ナイフが発見される。泣いて「俺じゃない。やってない」と暴れ、取り押さえられる。
取調室で尋問を受け、「起きてみたら、彼女はこういうふうになっていた。怖くなって逃げた」とヒョンスは泣く。「君はホン・グクファ (被害者) が生きていた時に見た最後の人間で、死んでいるのを見た最初の人間なんだよ。俺らがそういうやつを何と言うか知ってるか? 容疑者と言うんだ」と捜査官。着物をはがれ、スプレーをかけられるヒョンスの、体じゅうには闇に浮かび上がる発光色の物質 (血痕か) が。ヒョンスは手錠をかけられ、投獄される。
そこへシン・ジョンハン弁護士 (チャ・スンウォン) が別件で警察署へ。用件を終えて警察署を後にしようとするシン弁護士だが、「強姦殺人容疑者」のヒョンスのことが気になり、引き返す。おびえるヒョンスのおどおどした態度を見て、「今から誰とも話をするな。『何も知らない。弁護士と話してくれ』と言え」と言い、ヒョンスとシン弁護士は手を握る。
第1話感想
開始から17分〜19分あたりで、家族と見ていると気まずいシーンがあります。
最近、日本でも一貫して無罪を主張する容疑者が、死刑囚として一生を刑務所内で過ごさせられているというニュースを聞きます。その事件では、弁護側の無実の証拠もかなり具体的で第三者による目撃証言が入ってきて「他に真犯人がいる」ことを感じさせられます。どうか無実の人が刑務所に入っていて、真犯人が外を歩いているということのありませんように、真実が明らかにされますようにと祈るばかりです。
『ドリームハイ』以降、ファンのキム・スヒョンが出ているので、前から期待していました。凶悪犯罪が起こるたびに、こういった「犯罪者をつくり出してしまう状況」に興味があり、怖いのは好きではないのですが、キム・スヒョンの顔を見て耐えました。結果、第1話だけですが、極平凡な一大学生が犯罪者となってしまうという話の展開、キム・スヒョンの演技に魅了されました。
『最高の愛』でコン・ヒョジンとの共演で見たチャ・スンウォンも、敵なのか味方なのか、陰のある弁護士として登場し、今後の展開に興味をそそります。
第2話視聴率—-
えぱたさん |
第2話あらすじ
キム・ヒョンスの事件の担当になったのは、凶悪犯罪捜査課のパク・サンボム課長。リタイヤを3か月後に控えている。シン弁護士は再三にわたり、ヒョンスにサンボム課長が「いかにやり手で、信用してはいけない人間であるか」を力説。「自白を強要したと主張しろ」などシン弁護士はヒョンスにサンボム課長への態度を教え込むが、ヒョンスはサンボム課長は「悪い人には見えない」とスキをつくる。
シン弁護士が刑事に聞き込みをすると、「遺体が発見されたときの状況は、13回刺された」状況だったとのこと。あの夜、被害者の家の前に車を駐車していた、目撃者の男性が事情聴取を受ける。サンボム課長が何枚かの写真を見せて、「お前が見た顔に丸をつけろ」とうながすと、その男性スンフンはヒョンスの顔に丸をつけ、下にサインする。
再びシン弁護士は、「真実とか正義とかいうものは、この世に存在しない。大切なのは『自分に有利な事実とは何であるか』これだけだ」とヒョンスに説教。「これから人々はあの夜に起こった事柄をひとくくりに『あの夜』とだけ言うであろう。お前は『あの夜』の事について、『全く何も知らない』と言え」と。
課長がヒョンスをあの夜に連行した警察官への事情聴取をすると、ヒョンスは「『あの女性は死んだのか』と聞いた」とのこと。
ヒョンスはぜんそく持ちで、息ができない時があった。その頃現場に落ちていた何かを(薬品のビン?)を課長は拾い、そっとポケットへ。被害者の父親チョ・カンピルが署へ出頭し、遺体の身元確認。彼女の母親は数年前にステージ3のがんで亡くなり、紙の上だけの関係で血のつながった娘ではなかった。
ヒョンスの両親が警察署へ出頭し、会話が隠しカメラで課長に見られていた。課長は署長に報告する際、プッシュされてヒョンスの自白を取ることにする。「友人がハンスングループの法務担当チームのリーダーなんだ」
カン・ダギョン記者がスクープを取ろうと刑事2人を食事に誘う。課長は看守を外に出し、ヒョンスと2人きりになる。あの現場で拾ったものは、ぜんそくの薬だった。「弁護士のいない所で話してはダメですよ」とヒョンスが言った後、「キム・ヒョンスを検察に引き渡せ」と課長は命じる。
シン弁護士は別れた妻から「先月の養育費を」請求される。
課長と話す部長検事アン・テハは「殺人で自白がない? 動機は? なぜそんなに自信があるの?」と疑問は尽きない。結局、判事の前に出たヒョンス。状況証拠は117個あるが、「殺しましたか?」と判事に問われ、「いいえ、一緒に飲んで眠っただけです。起きた時には彼女はあのような状態でした」とヒョンスは答える。世間でニュースになって騒がれてしまったため、ひっこみがつかない状況で、検事によって「女性が13回も刺されて殺されたという犯罪の暴虐性」が強調され、判事によって「逮捕状が有効化」された。ヒョンスは刑務所へ。
第2話感想
あっけなくヒョンスは刑務所に入ってしまいました。警察内部の汚職がすでに描かれ始めました。担当捜査官のパク課長が退職間近で、その後の仕事を「あっせん」する署長が、自白を強要するように圧力をかけました。韓国ドラマで警察が腐っているというテーマの話を見るのは、これで3本目です。
女性の判事がヒョンスの病状に同情して、「殺しましたか?」と質問し、ヒョンスが「やってません」と話した時に、何とか釈放されないのかと思いましたが、あっけなく刑務所行きになってしまいました。刑法というのでしょうか、どういうふうに裁判が進行するのか知らないので、混乱しました。
女性が凶暴に殺害された事件ということでメディアがあおられ、ヒョンスが悪者につるされていくので、メディアは怖いなと思いました。また、検事も判事も女性。
検事は、自白がない上に「動機がないじゃない?」といい所につっこんでいましたが、スルーされました。もしも真犯人が捕まるという結末であるならば、目撃者たちが怪しいなと思いました。あの大御殿の近所に住む人々、色々な内情を知っていたり、恨みを持っていたりするのでは? もちろん、ヒョンスが犯人だったという結末もあり得るでしょうが。
ある日〜真実のベール 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率 |
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