韓ドラの鬼

魔女のゲーム 117話・118話・119話(最終回) あらすじと感想

魔女のゲーム


魔女のゲーム 마녀의 게임 2022年放送 MBC新毎日 全123話 

neroさん

第117話視聴率5.3%

第117話あらすじ

脱走したカン・ジホ(オ・チャンソク)から連絡を受けたチュ・セヨン(ハン・ジワン)は、ハンビョル(クォン・ダナ)と引き換えにアン秘書(チュ・セビョク)が持ち出した金庫の中身を取り返そうと考える。何も知らずにハンビョルを迎えに学校へ向かったチョン・ヘス(キム・ギュソン)は、ジホがハンビョルを連れ去ったと知って驚愕。

父であるジホはまだしも、セヨンがハンビョルに何をするかわからないと考えたヘスは、不安を隠せない。有心園へ向かったヘスは、秘書にセヨンはどこかと尋ねる。しかし、セヨンは旅行に出ると言って、家にはいないという。

その後、ジホの母ゴンスク(ユ・ダミョン)を訪ねるヘス。ヘスはゴンスクに、なんとかジホを説得して欲しいと頼んだ。

アン秘書が持っていた資料の中には、セヨンがヒョンドク殺害をジホに命じた証拠、そしてチョナギャラリーを使ってジホが違法に資金繰りをしていた証拠が残されていた。検察による捜査が進められるも、ソル・ユギョン(チャン・ソヒ)はコ・ソンジェ(キム・シホン)に、独自にハンビョルの捜索を行うよう指示。

その夜、またしてもジホから連絡がかかってくると、ヘスは約束の場所へ一人で来るよう告げられる。ジホは約束通りハンビョルを連れて現場へ向かおうとするが、セヨンはそれを阻止。翌日、友人のソンミと約束があると言って出て行くヘスを見て不審に思ったユ・イナ(イ・ヒョンソク)は、ユギョンの協力のもと、ヘスの携帯の位置情報を追跡する。

ジホに資料のコピーを渡したヘスは、ハンビョルはどこかと聞く。ジホに言われるがままモーテルの一室へ向かうヘスだったが、そこにハンビョルの姿はなく…。

第117話感想

ジホにも内緒でハンビョルを連れ出したのは、セヨン!

ジホに言われた通り一人で約束の場所へ向かったヘスでしたが、そこにハンビョルの姿はありませんでした。いざとなったとき、セヨンは何をしでかすかわかりません。ハンビョルが無事であるといいのですが、、ここに来て、緊迫した状況がつづきます。

さらにヘスを追ってイナが現場に駆けつけたと知り、またしても逃走を図るジホ。このままジホもセヨンも姿を消してしまっては、せっかく証拠を集めた意味がなくなってしまいます。一刻も早く2人の身柄を確保し、ハンビョルを救出しなければなりません。

ジホといいセヨンといい、この期に及んでもまったく自らの罪を反省する気配が見られませんね。それどころか罪で罪を逃れようとする姿が、なんとも惨めで情けないです。

第118話視聴率5.4%

第118話あらすじ

モーテルの前でヘスの後を追うイナとソンジェの姿を目にしたセヨンは、ハンビョルを連れて逃走を図る。その頃、机の上に置いてあったメモを見て、セヨンがハンビョルを連れ去ったと知るヘス。そこへイナが駆けつけると、ヘスはジホに自首をすすめる。しかし、ヘスの言葉を聞かずに窓から飛び降りてしまうジホ。

指名手配犯となったセヨンは、「チョン・ヘスの母性を利用して望むものを手に入れてみせる」と話す。

不安でいてもたってもいられないヘスのもとに、セヨンから連絡が。ハンビョルは無事かと聞かれ、セヨンは「当たり前でしょう」と答える。望みは何かと聞くヘス。「ハンビョルを無事に返して欲しければ、私の罪をなかったことにして」とセヨンは告げた。

ヘスが位置情報を逆探知していることに気付いたセヨンは、一方的に電話を切ってしまう。事情を知ったボムソク(ソヌ・ジェドク)は、セヨンを無罪にすることはできないという。しかし、ハンビョルのためなら、減刑を考慮してみるとボムソク。その後、改めてヘスに電話をかけたセヨンは、2人が育ったヘッサル保育院へ来いと告げる。

一方、母ゴンスクからセヨンの居場所を聞いたジホは、コンビニの前に停められた車を奪って保育院を目指す。同じく保育院でヘスを待つセヨンは、そこに現れたユギョンを見て驚く。ユギョンがセヨンの相手をする間、ヘスはイナと一緒にハンビョルを探した。

セヨンの頬にビンタを食らわしたユギョンは、いい加減目を覚ませと喝を入れる。そして、時間がかかってもしっかりと罪を償い、もう一度一緒にやり直そうと話すユギョン。しかし、セヨンは最後までその言葉を聞き入れようとはせず…。

無事にハンビョルを救出したヘスらは、保育院の前でユギョンと合流。そんな一家の姿を目にしたセヨンは、怒りにまかせてアクセルを踏み込んだ。

第118話感想

ヘスらに向かって突進するセヨンの車を見たジホは、同じくアクセルをふかしてその突進を防ぎます。最後は動かなくなったセヨンとジホの姿で幕を下ろした118話。これは一体・・セヨン、そしてジホは無事なのでしょうか。

自暴自棄になるセヨンを力強く抱きしめ、説得を試みるユギョン。セヨンがもっと早く素直になっていれば。。犯罪など侵さずに、ユギョンに正直に助けを求めていれば。。こんな結末にはならなかったでしょう。セヨンの犯した罪は許されませんが、セヨンもまた、誰かの愛を一心に受けたいだけの少女だったのかもしれません。なんとも切ないですね。

そして、最後は娘ハンビョルを守るために自らの命を顧みずにセヨンを阻止したジホ。最後のジホとゴンスクの会話が、これまた悲しかった。。

さて、次回はいよいよ最終話。どんな結末が待っているのでしょうか。

第119話視聴率5.8%

第119話 (最終回)あらすじ

幸せそうに手を繋いで歩く一家を見て憤怒したセヨンは、車のアクセルを踏み込む。セヨンの車がハンビョルらに向かっていると知り、慌ててそれを防ぐジホ。駆けつけた検察は、セヨンを誘拐の現行犯として逮捕。

一方のジホは病院へ運ばれるも、いまだに意識は戻らず。ジホの隣には、ハンビョルが付き添った。

そんななか、ジホに言われた通り荷物を準備したゴンスクは、病室からハンビョルを連れ出す。実はジホは少し前に意識を取り戻したが、このまま捕まれば一生を刑務所で過ごすだけだと言い、ゴンスクに内緒にして欲しいと頼んだのだ。

トイレに行った帰り、服を着替えて病室を後にするジホの姿を目にするハンビョル。病室を出たジホが向かったのは、病院の屋上だった。

同じ頃、検察はイナの母ソンジョンを殺害したのもジホだという証拠を見つけていた。実はジホに命じられ、ユン検事がその証拠をこれまで隠していたのだという。

屋上へやってきたジホは、死んだ方がマシだと言ってそこから飛び降りようとする。次の瞬間、ジホを追って屋上に現れたハンビョル。ハンビョルの説得によって、ジホは自殺を諦め、その場に崩れ落ちた。

セヨンの面会に訪れたユギョンは、「罪を償って反省したら、いつでも私のもとへ来なさい。そして、もう一度母娘になりましょう」と告げる。同じく刑務所に戻ったジホを訪ね、ハンビョルの写真を差し出すヘス。その裏には、“約束を守ってね、パパ”とハンビョルからのメッセージが書かれていた。部屋を出ようとするヘスに向かって、「すまなかった」と謝るジホ。

その後、イナは会長職をユギョンへ譲り、自らは投資会社を立ち上げる。そして、ヘスとイナは身内だけを呼んで、ささやかな結婚式を挙げることに。式に参列したユギョンは、娘ヘスの幸せを心から祝福するのだった。‐完‐

第119話 (最終回)感想

事故から奇跡的に生き延びたジホでしたが、最後は自ら自殺を決意。しかし、そんなジホを救ったのは娘のハンビョルでした。罪を償って生きて欲しいと頼むハンビョル。ハンビョルの必死の訴えに心を動かされたジホは、その場に崩れ落ちます。

どんなに悪人だろうと、ハンビョルにとってジホは父親に変わりないことがわかった最終話。2人のやり取りに、思わず胸が熱くなりました。そして、ヘスとハンビョルに対し、心から謝罪の気持ちを伝えたジホ。

最後は“親子の絆”がより一層浮き彫りとなった回だったと思います。一度は養子縁組を解消したユギョンもまた、セヨンを娘として受け入れることに決めました。もちろん、セヨンがそれを受け入れればの話ですが、、セヨンが自分の気持ちに素直になるのには、もう少し時間がかかりそうですね。

これまで本当に色んなことがありましたが、最後は文句なしのハッピーエンドで、幸せな気分になれました。とくにヘスの花嫁姿がとてもキレイで、それを見られただけでも大満足です。

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