豚の王　9話・10話　あらすじと感想

nero

2年前

豚の王　돼지의 왕　The King of Pigs　2022年　TVING　全12話

neroさん

1 第9話あらすじ
- 1.1 第9話感想
2 第10話あらすじ
- 2.1 第10話感想

第9話あらすじ

助力者のパク所長から、パク・チャンヨンに関する情報を聞かされたギョンミン。どうやらチャンヨンは、かつてジョンソクらが追っていたドッグパクが運営するダークウェブサイトで奴隷として活動しているようです。これを知ったギョンミンは、「罪悪感なしに殺すことができて助かる」と一言。

チャンヨンのアパート前に車を停めたギョンミンは、キャップを深く被り、アパートに向かって歩き出します。しかしそこへ、偶然通りかかった1台のパトカー。警官に呼び止められたギョンミンはハッとしますが、車のライトがついたままだと指摘する警官。車に戻ろうとした瞬間、ギョンミンは誤ってポケットに入れておいた注射器を落としてしまいます。不審に思った警官がギョンミンに近づくと、すぐさま車を発進させるギョンミン！

その頃、勝手に自分の机の上を探るジナの姿を見て、ジョンソクは不快感をあらわにします。そんなジョンソクに、偽造されたチョルの遺書を見せるジナ。事件の真相を明らかにすると話すジナに向かって、ジョンソクは捜査のバックアップでもしていろと言います。

ギョンミンが現れたとの報告を受け、慌てて現場へ向かうジョンソク。近くの住民情報をすべて出力するように言われ、面倒そうにぼやく警官ら。するとジョンソクはカッとなった勢いで、警官らに殴りかかります。

中学校の廊下で、同級生らにポルノ動画が入ったCD-Rを販売するパク・チャンヨン。そんなチャンヨンの姿を目撃したカン・ミンは、ここぞとばかりにチャンヨンを恐喝。停学処分を受けてチョルが学校に来ないことをいいことに、相変わらずギョンミンとジョンソクをいじめるカン・ミン。するとカン・ミンの奴隷となったチャンヨンも加担し、2人に対するいじめはエスカレートする一方でした。

警察の追跡を逃れたギョンミンは、1人で映画館に入っていくチャンヨンの後を追います。同じく映画館の中へ入ったギョンミンは、そこで前の席に座った男性客をレンチで殴り殺すチャンヨンらしき人物の姿を目撃。その後、チャンヨンのアパートに侵入したギョンミンは、押し入れに隠されたおびただしい数のハードディスクを発見します。さらにチャンヨンがサイトの奴隷ではなく、ドッグパク本人だという事実に衝撃をうけるギョンミン。

チャンヨンの部屋からハードディスクを持ち去ったギョンミンは、チャンヨンのIDを使ってサイトに1件の書き込みを投稿します。書き込みには、チャンヨンの顔写真と自宅住所が。

一方、ギョンミンが目撃された場所の近くにかつての同級生パク・チャンヨンが住んでいると知り、慌てて現場へ向かうジョンソク。ジョンソクが部屋に入ると、チャンヨンはロープで縛られ部屋の片隅に座っていました。すぐさまロープを解くも、その瞬間、部屋に隠れていた男たちがジョンソクを襲います。

同じくチャンヨンのアパートへやってきたジナを庇って、男の攻撃を受けるジョンソク。力なくその場に倒れ込んだジョンソクは、またしても発信先不明の電話を受け取ります。電話先でジョンソクに、チャンヨンがドックパクであることを告げるギョンミン。

ジョンソクを救急車に乗せ、現場に残ったジナはチャンヨンのアパートへ。そして、机の上に置かれた本に貼られていたポストイットを持ち帰ったジナは、すぐさま筆跡鑑定を行います。鑑定を行った担当の調査官は、とある人物の筆跡を指差して、彼こそが遺書を書いた人物だと断言…。

第9話感想

ついにチョルの遺書を偽造した人物が明らかに！！

結果を聞いたジナの驚いたようすから、犯人は意外な人物のような気がします。となるとやはり、犯人はジョンソク…？しかし、もしジョンソクが遺書を偽造したとなると、なぜジョンソクは自分たちを救ってくれたチョルを自殺に見せかけようとしたのか。まだまだ疑問は深まるばかりです。

そして第9話では、一見大人しそうに見えたパク・チャンヨンの裏の顔が明らかになりました。なんなら堂々といじめを主導するカン・ミンたちよりも、ずっとタチが悪いかも知れません。

中学の頃から、同級生らのポルノ動画を販売していたチャンヨン。大人になってもまったく改善せず、むしろその行動はエスカレートしていました。さらにチャンヨンがドックパクだったとわかり、驚きの展開に。ドッグパクとは、第1話でジョンソクが追っていた不法サイトの主。まさかここに来てドッグパクが登場するとは、ビックリです。さらにドッグパクが実はチャンヨンだったと明らかになり、これまた衝撃でした。

ドッグパクになりすましてチャンヨンを襲撃させたギョンミン。遅れて駆け付けたジョンソクは凶器を持った男たちともみ合いの末、腹部に刺し傷を負ってしまいます。果たして、ジョンソクは無事なのでしょうか。

チョルの幻につづいて、だんだんと自らをコントロールできなくなってきたジョンソク。さらにここにきてジナが事件の真相に迫る姿が登場し、目が離せない展開がつづきます。

第10話あらすじ

停学中のチョルに会いに行くギョンミンとジョンソク。しかし、チョルは家にはいませんでした。その日、夜遅くに街を歩くチョルの姿を見つけたジョンソクは、声をかけます。2人が並んで歩いていると、通りの向こうで酒に酔った担任チェ・ソクキが飲み屋で働くチョルの母親にからむ姿が。

翌日、またしてもギョンミンとジョンソクをからかうカン・ミン。そこへ現れたのはなんと、停学中のはずのチョル！実は昨夜、ソクキが自分の母親に絡む姿を目撃したチョルは、その足でソクキのもとへ。そこでチョルは、ソクキに担任と保護者の不適切な関係を指摘し、代わりに停学を解くよう脅したのです。

見事停学を解かれたチョルは、次から次へと不良たちを倒していき、ついに学校のトップに君臨。しかし、そんなチョルに父親が亡くなったとの知らせが。借金の保証人となって取り立てに追われたチョルの父親は、自ら毒を飲んで自殺をはかったと言います。葬儀を終えてふたたび学校へ登校したチョルに向かって、担任のソクキが励ましの言葉をかけます。すると、クラスメイトが見守るなか、チョルの父親が毒を持って自殺したと明かすソクキ。さらにソクキは、可哀想な友達を抱きしめてあげようと、生徒たちを促します。

チャンヨンを連れ去った男たちに刺され、重傷を負ったジョンソク。しかし、幸い命に別状はなく手術も無事に成功します。病室を後にしたジナは、駆けつけたチーム員らに向かって、今後一切ジョンソクには捜査から外れてもらうと通達。実は昨夜、チャンヨンの家から直筆のメモを持ち出したジナは、チョルの遺書の筆跡鑑定を行っていました。鑑定の結果、チョルの遺書を偽造したのは、ジョンソクであったことが判明。

さらにギョンミンの通院記録を受け取りに病院へ行った際、ジナは担当医から、ジョンソクの精神状態がギョンミンとまったく同じだと聞かされていました。その後、ふたたびギョンミンの資料に目を通したジナは、他の財産はすべて所有権が移行されているのにもかかわらず、唯一ギョンミン名義となっている1軒のバーを発見。バーへ向かったジナは、それがギョンミンのアジトであることに気付きます。机の上には、ギョンミンが残したと思われる手記が…。

教室の真ん中で、クラスメイトから同情の視線を浴びたチョル。結局、居ても立ってもいられなくなったチョルは、そのまま教室を飛び出します。その日、チョルを心配したギョンミンとジョンソクは、チョルがよく使っていた廃墟へ。そこでチョルと顔を合わせた2人は、一緒に写真を撮ることに。その後、チョルは公開自殺をするつもりだと明かします。最初はそれに反対した2人でしたが、チョルの決意は揺るぎません。

自殺を決めた後、チョルは1人で亡くなった父親の部屋へ向かいます。そこに残されていたのは、母親と自分に向けた父からのプレゼント。それを見たチョルは、声をあげて泣き崩れます。

このまま自分が死んだら母親が1人ぼっちになってしまうと考えたチョルは、ジョンソクのもとへ。ジョンソクに計画の変更を告げると、ジョンソクはどこか不満気な表情を浮かべます。翌朝、校庭で全校朝会が行われるなか、1人屋上へと向かうチョル。屋上で手を広げるチョルを見て、校庭にいた生徒たちからざわめきが起こります。すると次の瞬間、誰かがその背中を押し、そのまま地面に落下してしまうチョル！

ギョンミンの手記に目を通したジナは、そこに書かれた文章を見て目を見開きます。あの日、なんとかチョルを止めようと屋上へ向かったギョンミンは、チョルを突き落すジョンソクの姿を目撃していたのです。

第10話感想

チョルを自殺に見せかけて殺害したのは、なんとジョンソク・・・

これは驚きの展開となりました。確かにチョルの話が出た時のジョンソクの言動はどこか怪しかったものの、まさかジョンソク本人がチョルを屋上から突き落としたとは…。

チョルから公開自殺の件を聞かされた日、ジョンソクのもとへチャンヨンが訪ねてきます。力だけではカン・ミンらには到底かなわないと言い、素直にカン・ミンに謝って許してもらえとチャンヨン。その時にジョンソクが放った言葉が、どうしても引っかかります。「チョルは喧嘩だけが強いんじゃない、チョルは神のような子なんだ…！」本当にジョンソクは、チョルを神と考えたのでしょうか。そんなチョルが途中で思いとどまって、自殺をする“フリ”をすると言い出したから、自らの手で殺したということ？そうだとすれば、すべての事の始まりは間違いなくジョンソクだったということに。

残り2話でどんな真実が明かされるのか。毎回視聴者に大きな衝撃をもたらすドラマ「豚の王」。私は原作のアニメは見ていませんが、だんだんと興味が湧いてきました。

それにしても、ここまで犯人を応援したくなる犯罪ドラマは初めてではないでしょうか。究極の復讐劇、、非常におもしろいです。最終回もこの勢いでアッと驚かせて欲しいです。

豚の王　11話・12話(最終回)　あらすじと感想

豚の王　(韓国ドラマ)　全話あらすじと感想とキャスト

【放送情報】

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