韓ドラの鬼

血も涙もなく 1話・2話・3話・4話 あらすじと感想

血も涙もなく


血も涙もなく 피도 눈물도 없이 2024年放送 KBS 2TV 毎日 全103話

第1話視聴率8.0%

第1話あらすじ

激しい雨が降りしきるなか、焦った様子で車を走らせるヘウォン(イ・ソヨン)。ヘウォンは何度も妹のヘジに電話をかけたが、電話は繋がらず。そんななか、ヘウォンが乗った車に一台の乗用車が追突し…。

2年前、YJグループの一人息子であるジチャン(チャン・セヒョン)との結婚を決めたヘウォンは、結婚式の準備をすすめていた。そこへ、ジチャンの父でヘウォンの舅イチョル(チョン・チャン)のスキャンダルが報じられる。

イチョルの不倫相手は他でもない、幼い頃に生き別れとなったヘウォンの妹ヘジ(ハ・ヨンジュ)だった。両親の離婚で母親に引き取られたヘジはのちに名前を変え、ペ・ドウンと名乗っていた。

ドウンはYJグループの夫人の座を狙い、わざとイチョルとの交際をSNSにアップ。さらには妊娠の事実も明らかにしたのだ。

それから1年後、イチョルはドウンとの間に子供ができたことを受けて妻スヒャンに正式に離婚の意志を伝えたが、スヒャンはこれに反対。イチャンとスヒャンは真っ向から裁判で争うことに。反対する家族を押し切ってジチャンとの結婚を認めてくれたスヒャンのため、ヘウォンはスヒャン側に立つことを決める。

一方、お腹の子は流産したと明かすドウンだったが、実は最初から妊娠の事実すらなく。スヒャンを追い出してイチョルとの再婚を企むドウン。

その日、ヘウォンをデートに誘ったジチャンは、失くしたと言っていたヘジとお揃いのペンダントを差し出す。そして、プロポーズの代わりに生き別れになった妹ヘジは自分がかならず探し出すと告白し…。

第1話感想

韓国KBSで始まった新毎日ドラマ。KBSの毎日ドラマはこれまで何作品か見てきましたが、どれもストーリーが面白くって、ついついハマってしまいました。本作も、第1話から興味津々な展開で、つづきも楽しみです。

まず、第1話では主人公ヘウォンとその妹ヘジ(ドウン)の現在と過去が描かれました。ヘウォンとヘジは仲良し姉妹でしたが、幼い頃に両親の離婚で離れ離れになってしまいます。

ヘウォンは父に、ヘジは母に引き取られ、生き別れとなってしまった2人。遊園地で別れるとき、もともとは父に引き取られる予定だったヘジに何かを耳打ちしたヘウォン。これによってヘウォンが父と暮らすことになりますが、ヘウォンは一体何を伝えたのでしょう。

そして、運命のいたずらによってふたたび再会した2人ですが、まさかの嫁と姑という立場になるとは。。驚き。

もちろんまだ2人はお互いの正体に気づいておらず、次回の展開も気になります。

第2話視聴率8.3%

第2話あらすじ

ヘウォンの生き別れとなった妹ヘジを探してやると話すジチャン。過去に失くしてしまったペンダントとよく似たデザインのネックレスを受け取り、ヘウォンは感動の涙を流した。

その頃、ドウンは街中で「イ・ヘジ!」と自分を呼ぶ声に慌てて振り返るも、それはまったくの別人だった。顔を真っ青にし、思わず悪態をつくドウン。

自宅に戻ったドウンは、イチョルの息子ジチャンの結婚相手であるヘウォンについて調べ、どうやって料理してやろうかと微笑む。

翌日、ヘウォンはジチャンを実家に連れて行く。その日はヘウォンの父ミンテ(ユ・テウン)の再婚相手、ソンギョン(ユ・ジヨン)の命日だった。

ソンギョンの連れ子サンドゥルは生まれつき軽度の知的障害を抱えていたが、ソンギョンは決してそのことを認めようとはせず。代わりにサンドゥルの世話役を押し付けられたのが、他でもないヘウォンだった。ヘウォンとサンドゥルは血の繋がりこそないものの、ヘウォンは実の弟のようにサンドゥルに接し、育てた。

一方、未来の嫁になるヘウォンのことが気になってしょうがないドウンは、ヘウォンが働くギャラリーに連絡を入れ、「絵画を購入したい」と伝える。

オークション当日、会場に向かう途中で通話に夢中になっていたヘウォンは、突然後ろからガツンという大きな音を聞いて慌てて車を止めた。ヘウォンの車に追突してきたのは、ドウン。

ドウンはヘウォンがジチャンの結婚相手だと知って接触を図ったが、ヘウォンはもちろん知らない。車から降りてぶつかった部分を確認するヘウォン。その瞬間、首元にイニシャルが刻まれたペンダントが輝き…。

第2話感想

早くもドウンがヘウォンのペンダントに気づく!?

ついに直接対面となった2人。どうやらドウンもまだ、ヘウォンが姉だとは気づいていないようですね。それにしても、年上のヘウォンを「ミョヌラギ(姑と舅が嫁に対してつかう呼び方)」と呼ぼうとするなど、ドウンの行動には呆れてしまいます。

そして、ジチャンとの会話のなかで、幼いヘジに耳打ちした場面を思い出すヘウォンの姿も。いまだにその内容は明かされていませんが、ヘウォンがヘジを思ってとった行動だと言っていたので、当時のヘウォンは自分が父に引き取られるのが最善だと考えていたのでしょう。もしかすると、父の事業が失敗したことで、路頭に迷うことを想定していたのかもしれません。

まだ2話ですが、やはり毎日ドラマは1話が30分程度ということもあって、見易いです。テンポが早くて、ついつい続きが気になってしまいます。

第3話視聴率8.7%

第3話あらすじ

ヘウォンの首からイニシャル入りのペンダントが揺れるが、突風で目をつむったドウンはそれに気づかない。ひとまずお互いの連絡を交換し、会場へ向かうヘウォン。

ジュダン芸術財団のオークション会場には、大勢の人々が集まっていた。ヘウォンが力を入れていた作品の競売が始まると、なんと落札したのは3億5千万ウォンという高額を提示したドウンだった。

思わず後ろを振り返ったヘウォンは、それが先ほど車をぶつけたドウンだと知って驚く。カフェに場所を移し、改めて挨拶を交わす2人。ヘウォンを気に入ったと話すドウンは、今度一緒に食事でもと誘う。

一方、スヒャンを自宅に呼んだイチョルの母ミョンエ(チョン・ヘソン)は、もう十分だろうと話し、さっさと離婚をするよう迫った。しかし、それをキッパリと断るスヒャン。

その頃、ヘウォンとの初対面を終えたドウンは、嬉しそうにイチョルに報告。するとイチョルは2人が嫁と姑というよりも、まるで姉妹のようだと笑った。

ドウンから食事に誘われたヘウォンは、約束の20分前にバーに到着。しかし、待てど暮らせどドウンは現れない。いよいよ帰ろうと立ち上がった瞬間、一時間遅れてドウンが登場する。

絵画について学びたいと言われたヘウォンは一生懸命説明したが、まったく興味がないといった様子のドウン。酒を飲んだドウンは、ヘウォンという名前は誰がつけたのかと聞く。「ありふれた名前ですよね」と笑うヘウォンに向かって、「私の知るヘウォンは泥棒女だった。ヘウォンさんとはまったく正反対ね」とドウン。

そろそろ帰ると言ってヘウォンが立ち上がると、首元に光るペンダントに気づいたドウンは、ハッと目を見開き…。

第3話感想

ついにヘウォンの正体に気づいたドウン・・

前回のエンディングでは強風のせいでペンダントに気づかなかったドウンでしたが、今度はその目でハッキリとヘウォンのペンダントを確認。さらにそれがクリスマスに父にもらった物だと聞いたドウンは、ヘウォンが生き別れとなった姉だと確信します。

一方のヘウォンはドウンがまさか妹のヘジだとは気づかず…。それはそうですよね、ドウンの場合は名前も変えているので。

姉ヘウォンのことを「泥棒女」と呼んだドウン。やはりドウンは、ヘウォンのせいで自分の人生がメチャクチャになったと考えているようです。ますます遊園地での別れ際、ヘウォンが何を耳打ちしたのかが気になります。

幼いドウンにしてみれば、ヘウォンが父親を奪ったと考えてもしょうがないかもしれません。まぁヘウォンもヘウォンで、父の再婚相手から酷い仕打ちを受けて育ったわけですが、、

今もなおヘウォンを恨んでいるということは、ドウンの過去も相当なものだったのでしょう。こちらも気になります。

第4話視聴率7.9%

第4話あらすじ

ヘウォンのペンダントが幼い頃、父からクリスマスプレゼントにもらった物だと知ったドウンは、それが生き別れとなった姉だと気づく。車に戻ったドウンは、信じられないといった様子で激しく首を横に振った。

そんななか、ヘウォンがドウンのコートを持って運転席の窓をノック。これに驚いたドウンは、思わず悲鳴を上げてしまう。ヘウォンを突き飛ばして、近くに止まっていたタクシーに乗り込んだドウン。

一方、ヘウォンの父ミンテは、ただでさえジチャン側の家族に認められていないなか、結婚式の準備と並行して妹ヘジ探しをするという娘ヘウォンを心配した。しかし、ヘウォンの決意は変わらず…。

突然バーを飛び出して以来、連絡のつかないドウンを心配するヘウォン。そんな矢先、絵画を購入したのが他でもない義父イチョルの不倫相手だと知ったヘウォンは、最初からドウンが自分の正体を知って近づいたと気づく。ヘウォンは慌てて絵画の発送をキャンセルすると、ドウンのもとに乗り込んだ。

3年前、アメリカ・ニューヨークでホテルのベッドメイキングをして生計を立てていたドウン。ある日客室へ向かうと、「掃除は結構です」と書かれたメモと100ドル札のチップが置かれていた。これに喜んで部屋の奥に進んだドウンは、そこでクラシック音楽に夢中になるイチョルの姿を目にする。

イチョルがVIPだと知ったドウンは、イチョルが好きなクラシックの公演を利用して、彼に接近。こうしてイチョルの心をつかんだドウンは、財閥夫人になることを夢見て今日まで生きてきたのだった。

自分を奈落の底に突き落とした姉ヘウォンがイチョルの息子と結婚すると知り、居ても立っても居られないドウンは、ヘウォンの結婚式をメチャクチャにしてやろうと考え…。

第4話感想

第4話では、ドウンとイチョルの出会い、そして着々と結婚式の準備をすすめるヘウォンの姿が描かれました。そんななか、なにやら怪しい動きを見せるドウン。どうやらドウンは、ヘウォンの結婚式を台無しにする計画を立てているようです。

せっかくの晴れの舞台だというのに、ドウンのせいで不安がいっぱいです。果たして、ヘウォンの結婚式はどうなってしまうのでしょう。

ヘウォンが生き別れとなった姉であることに気づいたドウンですが、一方のヘウォンはまさかドウンが妹ヘジであるとは想像すらしておらず。ドウンの正体に気づいたとき、ヘウォンはどのような反応を見せるのか、気になります。

次回の展開にも期待!

血も涙もなく 5話・6話・7話・8話 あらすじと感想

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