放送予定
【日本放送】
●BS10 全76話(2025/1/21から)火~金曜日12時から 字幕
●【日本初放送】KBS World 全104話(2024/4/10から)水・木曜日22時から2話連続放送.3/30に第1・2話先行放送 字幕
【韓国放送期間】 2024年 1月22日~2024年 6月14日 月~金/午後07:50~08:30
血も涙もなく 피도 눈물도 없이 |
2024年放送 KBS 2TV 毎日 全104話 |
視聴率平均視聴率 7.4% 시청률 最低視聴率第57回8.7% 最高視聴率第3回8.7% |
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あらすじ幼い頃、親の離婚で別れた姉妹が運命の渦に巻き込まれ再会し、破局へ突き進む悲劇的な物語だ。一瞬の選択で入れ替わった姉妹の悪縁を通じて運命のアイロニーとその運命を克服しようとする人間の意志を多彩なストーリーで描き出す |
相関図 |
キャスト主要人物
イ・ヘウォン cast イ・ソヨン (31歳、ジュダン美術財団 総括チーム長) しあわせが訪れるたびに不安になる。このしあわせは私のものなのでしょうか? ドウン(ヘジ)の実の姉、ジチャンの妻、スヒャンの嫁、サンドゥルの姉、ミンテとヨンジュの娘。はきはきとした話し方、洗練された言葉遣いとマナー。…だからといって傲慢だったりプライドが高い感じでもなく、謙遜と親しみやすさまで身体にしみついた、一言で人間味には欠ける完璧主義者だ。 決して生まれ持ったものではない。継母ソンギョンの虐待に耐えながら、家族のしあわせを守るために絶えず努力した結果、身体にしみついただけ。 つらい時間を乗り越えて人生の黄金期を迎えたの彼女に、不幸がじわじわと迫り寄ってくる。愛する男ジチャンとの結婚を控え、彼の母親の座を奪ったその破廉恥で図々しい女がなんと、あれほどまでに会いたいと願っていた妹ヘジだなんて…。
ペ・ドウン / イ・ヘジ cast ハ・ヨンジュ (29歳、ボラム福祉財団 代表) 今度のライフジャケットは私の番よ。私が生きないといけないから、姉さんは死んでちょうだい 改名前の名前はイ・ヘジ。ヘウォンの実の妹、イチョルの内縁女。不遇な現実はもともと自分のものではなかったという、それゆえ奪うのではなく、私のものを取り返すだけだという被害者意識のプロ。 YJグループのイチョルと内縁関係にあり、彼の妻スヒャンの座に就こうと挑発する。 イチョルの熱烈な愛情と支持によって、彼女の計画は順調と思われたが、予期せぬ難関がおとずれる。二十数年前の別れた姉ヘウォン、それも自分を地獄に突き落とした悪魔のような存在がふたたび姿を現したこと。それもイチョルの息子と結婚する仲だという、つまり彼女が嫁になるということだ。 この信じられない状況を乗り越えるため、手段と方法をかえりみないのだが…。
ペク・ソンユン cast オ・チャンソク (35歳、弁護士) 10年間なに一つ変わらずそのままだな、イ・ヘウォンは… 見た目は無能な町内のニートで泥のスプーンの象徴のように見えるが、実はダイアモンドのスプーンに才能と人柄まで持ち合わせためったには出会えない男性。完璧男にも2%不足しているものがあるというが、それはユーモアのセンス、別名ギャグ感。だまっていれば半分はついていくだろうに、あえて口を開いて台無しにしてしまうタイプだ。 代々法曹界を輩出してきた名門一家出身の異端児で、不当な家の中の不正に立ち向かい、自分なりの方法で反旗をひるがえす。国内最高の大型ローファームを出て、みすぼらしい法律事務所を運営しながら裕福ではない人々の訴訟を引き受け、そんな彼の先にヘウォンがいる。ヘウォンは彼が心から笑わせてあげたい女性だ。
ユン・ジチャン cast チャン・セヒョン (29歳、YJグループ 戦略企画チーム チーム長) 15歳の頃、君をはじめて見た瞬間に決めたんだ。ぼくの人生の目的地はイ・ヘウォンだと イチョルとスヒャンの一人息子、ヘウォンの夫。勉強もできてスポーツも万能、美術も上手で音楽の才能もある。さらには親孝行者で人付き合いも上手な完璧男。 愉快でウィットもあって、やさしくおおらか。いつも気持ちのいい笑顔を浮かべている。サンドゥルにとっては唯一無二、兄のような友達で、運動を通して精神的な問題を克服させてくれる運動パートナーでもある。 中学校の頃に好きになったヘウォンに対して、ずっと一方通行。直進あるのみで結婚にまでありついた。家族の反対を押し切ってヘウォンとの結婚に成功したが、イチョルの浮気、それによる両親の離婚、そしてスヒャンの死まで…。はげしく吹きつける不幸にむなしく振り回されていく。
ユン・イチョル cast チョン・チャン (55歳、YJグループ 代表) 頭は白くなって心は真っ赤に燃える ドウンの夫、スヒャンの元夫、ジチャンの父。事業においては誰よりも卓越した戦略でその能力を認められているが、その中身はというと、とくに人に対してはこの上なく純真で、毒々しい部分がないだけでなく情がだらしない。 学生時代から両親の期待に背くことなく、誰しも認める長男として過ごしてきて、“この許せない純情”のせいで、かなり遅めの一発を大きくやらかしてしまう。「俺は愛しか知らない」と、ひどい思春期を迎えている笑えるが悲しいロマンチスト。
イ・サンドゥル cast パク・シヌ (29歳、トッポギ店 社長) 2%足りないが、200%を超える魅力 ヘウォンの腹違いの弟、ジチャンの友人。障害というにはいたって普通で、他の人と同じだというには少し劣る。本当に“境界”にある知能を持ち、日常生活は可能なレベルだが、つねに薬物治療をうけて感情を調節している。 嘘をつくことができず、空気を読むなんてことはもってのほか、口から出る言葉はすべて直球ストレートだ。くわえて恋愛に関しては下の下。ヘウォンの結婚式で偶然出会ったドウンに恋をし、心の中のお姫様と呼んで想いを馳せている。 ジチャンの家族
オ・スヒャン cast ヤン・ヘジン (55歳、ジュダン美術財団 理事長) 心をすべてあげたというのに、私をだましたのね。尊敬していた夫も、愛情をもって接した嫁も イチョルの妻、ジチャンの母、ヘウォンの義母。感情や本音を決して外に出さず、隙を見せるのは夫のイチョルにでさえ許さないというほどプライドが高い。男女の恋愛感情などはなかったものの、実家の力でイチョルのYJグループが成長していく姿も、息子のジチャンを産んで育てたことも、思った以上に楽しいことだった。 しかし、そんなイチョルが変わってしまった。女の問題で、それも全国民の前で自分を笑い者にしたまま。彼女にできる復讐は耐えること、すなわちこの結婚生活を手放さないことだ。
キム・ミョンエ cast チョン・ヘソン (80歳、YJグループ名誉会長) 80歳を過ぎても、自分の思うようになるのはペットの犬くらいだ… イチョルの母、スヒャンの姑。YJグループの大株主でいまだに経営権を握る事実上の権力者。血も涙もない殺伐として邪悪な結晶体、唯一ドウンを黙らせることができる人物。 大事な一人息子のイチョルに対する期待が大きく、その後、孫に対する執着に似た欲望は彼女にとって本能と同じだった。ところがスヒャンはそれ見たことかとジチャン一人で終わらせ、イチョルの浮気相手が妊娠したというからスヒャンを追い出すことにした。
ユン・イラ cast チョン・スヨン (47歳、YJグループ理事) 誰も私を愛してくれない! イチョルの妹、ミョンエの娘、シモンの母。永遠に分別が付かないと思われる問題の中年。彼女は男がいなければ生きていけないというが、男たちは彼女のせいで生きた心地がしないという。 この世に自分を理解してくれる人は誰もいないと言いながら、また新たな愛を探そうとする。政略結婚をして数年で離婚と何ら変わらない別居生活に入り、夫と息子のシモンはフランスで暮らしている。 ヘウォン、ドウンの家族
イ・ミンテ cast ユ・テウン (59歳、不動産競売コンサルタント) 主よ、私たちの罪を許し、娘たちを悪から救ってください ヘウォンとドウン(ヘジ)の実の父、サンドゥルの養父。この災いはすべて、自分が神の意に反したからだと考える。神のしもべとして生きると誓ったのにもかかわらず、結局ヨンジュとの間に生命が生まれてしまい、そこで下車してしまったからだ。 ヘウォンと同じくヘジの不遇な幼少期に対する自責の念と責任感から、ドウンの不当で危険な頼みを断ることができず、ヘウォンを危機に追い込んでしまう。
イ・ミンスク cast キム・イェリョン (61歳、前職 看護師) 両親の罪でしょう、子供たちの罪だって?あぁ、かわいそうな子供たち… ミンテの姉、ヘウォンとドウン(ヘジ)の伯母。ヘウォンが結婚後、済州島での生活を整理してミンテ、サンドゥルとともに暮らすことになった。 ミンテの再婚後、ヘウォンの辛さに気づいてはいたが、そこまで深くは知らず、ただ幼い頃からあまりにも思慮深いヘウォンがかわいそうでひときわ情が湧いた。 キム・ソンギョン cast ユ・ジヨン (10年前、46歳で死亡) ちがう!私の息子は普通だ! ヘウォンの継母、すでに10年前に死亡。息子サンドゥルの障害を認めることができず、サンドゥルの精神疾患を管理する薬の服用、特殊教育などを一切拒否した。そのひねくれた頑固さによってサンドゥルが大変な想いをしたのはもちろん、ヘウォンが最大の被害者となった。 幼いヘウォンを差別して冷たく接するだけでは足らず、サンドゥルの保護者役を任せ、サンドゥルの問題をヘウォンのせいにしてヘウォンを暴行し虐待したのだ。 ヘウォンにとって酷く悪い継母だったが、末期がんにかかり、死を前にしてヘウォンに心から謝罪し、息を引き取った。そのおかげでヘウォンは一人残されたサンドゥルを実の弟のように考え、大事に育ててきた。
ピ・ヨンジュ cast ユン・ボクイン (51歳、賭博中毒) 私があんたたちを産んでやったんだから、扶養するのは子の道理でしょう ヘウォン、ドウン(ヘジ)の生母で、ジャングンの妻。そして、ひどい賭博中毒者。母性愛?そんなものは最初からなかった。賭博のために金が必要で自分の娘たちを担保にし、脅迫も当たり前だったが、娘たちが自分を扶養するのは子の道理だと考えるマクチャン母。 ミンテとの離婚後、遊び人のジャングンと出会ってつい目がくらみ、人生リセットを夢見て婚姻届けを出してしまった。生きるだの死ぬだの言いながらも、なんだかんだ夫婦として暮らしている。 なにかがあるという匂いを嗅ぎつけ、ドウンに大きく一発食らわせてやろうと計画を立てるのだが、連絡の途絶えていたヘウォンまで金持ちの家に嫁いだなんて…。これはまるでダブルジャックポットではないか!
ペ・ジャングン cast カン・ソンジン (43歳、前職 高利貸) どこかに金の出てくる場所はないか? ドウン(ヘジ)の継父、ヨンジュの現夫。アルコール中毒、暴力夫。金をだまし取ることばかり考え、ゴミのような人生を送る。マクチャン人生、ヨンジュに負けず劣らず五分五分な人生…。はちゃめちゃな夫婦として暮らす。 毎日のように焼酎をあおり、酒代がなくなると家に来て騒ぎ立て、ヨンジュとけんかになるのも日常。 すこしでも機嫌が悪いと手を上げ、汚い言葉を吐くあくどい人間で、ドウンと一緒に暮らした時間はたいして長くはないが、“親養子入養”を通して家族関係証明書には堂々とドウンの父親と書かれている。 その他の人々 チョン・ギョンジャ cast シン・ハラン (39歳) ドウンがアメリカで知り合った、ドウンよりも10歳年上のお姉さん。金さえくれるのならなんだってするというマインドで、前科の経歴まである。 韓国に帰国後、ヘウォンの結婚式で大暴れしたことをはじめ、ドウンに頼まれた仕事を遂行して報酬を得ているが、さりげなく線を引いて自分を馬鹿にするドウンの態度に腹を立てたりもする。 キム室長 cast ヒョン・チョルホ (40代半ば、イチョルの秘書) 入社してすぐ、ミョンエの遂行秘書を務め信頼を得て、10年前からイチョルに仕えるようになり、YJグループのたいていの事情はすべて把握しているのはもちろん、隠密な秘密まで知っている。 チャ運転手 cast 〇〇 (30代後半、ミョンエの運転手) ミョンエの運転手として働く。
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スタッフ /演出:キム・シンイル、チェ・ジョンウン、脚本:キム・ギョンヒ |
作成:え.キネ |
話数ごとのあらすじと感想
neroさん |
●BS10は全76話で放送。以下目安
76話VER 1話~4.75話 ➡ 104話VER 1話~6.5話
76話VER 4.75話~9.5話 ➡ 104話VER 6.5話~13話
76話VER 9.5話~14.25話 ➡ 104話VER 13話~19.5話
76話VER 14.25話~19話 ➡ 104話VER 19.5話~26話
76話VER 19話~23.75話 ➡ 104話VER 26話~32.5話
76話VER 23.75話~28.5話 ➡ 104話VER 32.5話~39話
76話VER 28.5話~33.25話 ➡ 104話VER 39話~45.5話
76話VER 33.25話~38話 ➡ 104話VER 45.5話~52話
76話VER 38話~42.75話 ➡ 104話VER 52話~58.5話
76話VER 42.75話~47.5話 ➡ 104話VER 58.5話~65話
76話VER 47.5話~52.25話 ➡ 104話VER 65話~71.5話
76話VER 52.25話~57話 ➡ 104話VER 71.5話~78話
76話VER 57話~61.75話 ➡ 104話VER 78話~84.5話
76話VER 61.75話~66.5話 ➡ 104話VER 84.5話~91話
76話VER 66.5話~71.25話 ➡ 104話VER 91話~97.5話
76話VER 71.25話~76話 ➡ 104話VER 97.5話~104話
作品感想
●幼少期に離れ離れになった姉妹が、大人になって衝撃の再会を果たす・・欲望と復讐にまみれた、究極の愛憎劇がここに!
運命のいたずらによって思いがけない再会を果たした2人の姉妹の姿を描いた、全104話の長編ドラマです。104話、と数字だけ見るとものすごく長く感じますが、1話が30分程度なので、あっという間に視聴できました。
前半と後半ではガラッと雰囲気も変わり、色んな角度で楽しめる作品です。
物語は、主人公のヘウォン(イ・ソヨン)が恋人ジチャン(チャン・セヒョン)との結婚を控えるなか、ジチャンの父イチョル(チョン・チャン)の不倫騒動に巻き込まれていく場面からスタート。
幼い頃、両親の離婚で母親に恵まれなかったヘウォンにとって、ジチャンの母スヒャン(ヤン・ヘジン)は母親のような存在でした。ところが、イチョルの愛人ドウン(ハ・ヨンジュ)は、あの手この手でスヒャンの席を奪おうとし…。
そんななか、スヒャンに汚名を着せ、YJ家から追い出してしまうドウン。ヘウォンはそんなドウンを絶対に許さないと立ち向かうのですが、なんとドウンは、ヘウォンの幼い頃に離れ離れになった妹だったのです。
運命のいたずらによって引き寄せられた2人。最初から最後まで、ドウンの身勝手さに腹を立てずにはいられませんでした。そして、そんなドウンを庇おうとする父や、娘たちに金をせびろうとするろくでもない母など、様々な問題がヘウォンにのしかかります。
最後までドウンの考え方には理解ができませんでしたが、やはり生まれ育った環境が影響していたのだろうと思います。
義母の死や実父の死、そして夫の死を乗り越え、ヘウォンはドウンとの悪縁を切ることができるのか。後半では、ヘウォンの元恋人ジュンモ(ソ・ハジュン)が登場し、これまたどんでん返しが待っています。
ほかにも、MBCで放送された毎日ドラマ「魔女のゲーム」でも共演した、オ・チャンソク&イ・ヒョンソクの2人も出演。オ・チャンソクが演じるつかみどころのない弁護士ソンユンというキャラクターが、なかなかユニークで面白かったです。
一方のイ・ヒョンソクもまた、「魔女のゲーム」で見せた誠実な雰囲気から一変、ドウン側についてヘウォンを苦しめる悪役演技を披露。この2人のギャップには、思わず驚かされました。
韓ドラならではのドロドロ系が好きな方には、もってこいの作品。途中で主要キャラが次々と入れ替わっていくので、その都度新鮮な感じがしました。前半と後半でガラリと雰囲気が変わる、主人公ヘウォンの姿にも注目です。
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