韓ドラの鬼

監査します 9話・10話 あらすじと感想

監査します


監査します 감사합니다 2024年放送 tvN 全12話

第9話視聴率5.463

第9話あらすじ

J-BIMSプロジェクトの失敗によって、窮地に立たされたJU建設の社長ファン・セウン(チョン・ムンソン)。

そんななか、腹違いの弟デウン(チン・グ)とソジン(チョ・アラム)のスキャンダルが浮上する。またとないチャンスだと考えたセウンは、監査チーム長のチャイル(シン・ハギュン)に調査を命じた。

チャイルに呼び出されたソジンは、正直に母とデウンの関係を明かす。実は過去、デウンの家で家政婦として働いていたというソジンの母。その後、ソジンを心配して監査チームにやってきたデウンに対しても、チャイルは同じくインタビューを求める。

ソジンの入社に関して口出ししたことはないとし、これ以上ソジンをイジメるなと話すデウンに向かって、チャイルは監査はイジメではないと返す。すると、「だから人を殺したのか?監査で」とデウン。

改めてソジンの採用資料に目を通したチャイルは、ソジンの入社に不正は見られなかったとセウンに報告。これに納得がいかないセウンは、外部に監査を任せると言う。

外部監査の件を聞いたチーム員たちは、不満をあらわにする。しかし、むしろソジンにとってもいい機会だとチャイル。一方で、不正採用に関わる人物が監査の目を逸らすためにソジンの記事を書き込んだと考えるチャイルは、自分たちは引き続き不正採用の件について調査しようと話した。

監査チームに代わってソジンの監査を行うことになったのは、手厳しいことで有名なパルンのチーム長、ソ・ヒジン(キム・ジヒョン)。デウンはヒジンを女シン・チャイルと呼び、「あんたは狩猟犬かそれとも狼か?」と尋ねる。

ハンス(イ・ジョンハ)からチャイルの計画を聞いたデウンは、当時ソ専務の下で働いていた人事チームの職員が2名ともJU建設を離職したと聞き、不審に思う。ジェスン(ペク・ヒョンジン)の反対も聞かず、引き続き調査を命じるデウン。

同じく辞めた2人の職員を怪しく思ったチャイルは、現在は別の会社につとめる元人事チーム長を訪ねる。しかし、人事チーム長はチャイルの問いにまともに答えようともせず、その場を後にしようとする。するとそこへ、今度はデウンが。

デウンの登場にすっかり縮こまった人事チーム長は、2020年度に一度だけ、ソ専務の命令で志願者の点数を改ざんしたことを認める。そんななか、問題の台帳が見つかったと連絡が入る。

チャイルはデウンと一緒にハンスらがいる倉庫へ。しかし、書類の入った段ボールが謎の男たちに奪われてしまう。デウンと協力して、段ボールを奪い返すチャイル。男らはチョン社長と呼ばれる男に頼まれて、書類を奪おうとしたと供述。

会社に戻る途中、書類を運んでいたサンホ(オ・ヒジュン)から連絡が入ると、せっかく奪い返したはずの書類が、またもや別の男たちに奪われてしまったという。

その日の夜、デウンはソジンの家へ行き、「心配するな。俺が全部解決してやるから」とソジンを励ました。過去、敵ばかりだった家のなかで、ソジンとソジンの母だけが、デウンにとって唯一の味方で家族だったのだ。

翌朝、ジェスンからチョン社長について報告を受けたデウンは、すぐにそれをチャイルに伝える。2020年度に不正に採用試験を通過した職員は、チョン社長の娘で人事チームで働くチョン・ヘヨン代理だった。

チャイルはソジンのスキャンダルを掲示板に書き込んだのもチョン代理だと考えたが、チョン代理はそのすべてを否定。そんななか、改めて書き込みをチェックしていたソジンは、アパートの入り口に設置されたCCTVに気づく。

一方、同じく書き込みを行った犯人を追っていたハンスは、掲示板の運営会社で働く友人から、投稿者の情報を得る。IPアドレスから書き込みが行われた場所を特定したハンスは、それが他でもないサンホの自宅だと知って驚きを隠せない。

同じ頃、サンホが書類を奪われた現場を訪れていたチャイルもまた、その不審な点に気づき…。

第9話感想

ソジンとデウンのスキャンダルを掲示板に書き込んだのは、他でもないチーム員のサンホでした。サンホはなぜ、あんな書き込みをアップしたのでしょう。

そして、やはり不正採用に関わっていたのは、人事チームのチョン代理だということも明らかとなりました。サンホはチョン代理に頼まれて、書類を破棄したのでしょうか。それとも、サンホ自身も不正採用に関わっていた?

まったく予想していなかった展開に、驚かされました。

また、今話はチャイルとデウンの関係性が少しずつ変化していく様子も見られ、こちらも興味津々です。こうなってくると、やはり真の悪は社長のセウンのような気もしてきます。ラストはチャイルとデウンが協力して、セウンの本性を暴くことになるのでしょうか。

チャイルとハンスのブロマンスも素敵ですが、チャイルとデウンのティキタカ(会話の相性がいいこと)も非常に見応えがあります。思わずくすっと笑ってしまう場面も多く、9話もあっという間に終わった印象です。この調子で最後まで、面白おかしく進んでいって欲しいです。

第10話視聴率7.114

第10話あらすじ

過去、何度も採用試験に落ちたサンホは、自分の学歴に問題があると考えた。思い切って卒業証書を捏造したサンホは、その書類を使ってJU建設に応募。結果、サンホは試験に合格した。

学歴を詐称して就職した代わりに、誰よりも一生懸命仕事にあたったというサンホ。ところが、不正採用の件が問題となり、サンホの立場は一変した。どうにかしてその事実を隠そうと、あの手この手で監査を防ごうとしたサンホ。結局、今回の件を受けて、サンホは会社をクビになってしまう。

ヒジンから報告書を受け取ったセウンは、デウンとソジンの間に何も問題がなかったと聞き、失望をあらわにした。

荷物をまとめて会社をあとにしたサンホは、赤信号のまま横断歩道を渡ろうとしてチャイルに止められる。「もうすべて終わりだ」と落胆するサンホを見て、過去を思い出すチャイル。

「また始めればいい。最初からもう一度。ムン代理ならきっとできます」そう言って、サンホを励ますチャイル。そんなチャイルのもとへ、チョン代理が自殺未遂を図ったとの連絡が入る。

長男のゴンウン(イ・ドヨプ)が目を覚ましたと聞いたデウンは、病室へ向かう。これまで一度も見舞いに来なかったデウンの来訪を、快く思わないゴンウンの妻ユソン(イ・チェギョン)。

チョン代理の病室へ向かったチャイルは、そこで彼女の父・チョン社長と顔を合わせる。チョン社長は娘をここまで追い込んだチャイルを決して許さないと話す。

その後、チョン社長がチャイルの監査に対して異議を申し立てると、セウンは今回の件をまたもや外部に委託するという。監査が終わるまで、一切の業務から手を引くよう言われるチャイル。

さっそくチャイルのインタビューを行ったヒジンは、つづいてチョン代理に話を聞きに行く。するとチョン代理は、父から聞いたと言って、チャイルの過去について明かした。

2年前、ペオン建設の監査チームで働いていたチャイルは、次長のキム・マンス(ヒョン・ボンシク)が会社の法人カードを不正に利用、さらに背任や横領を行っているという事実を知り、監査を行った。

誰の指示かと聞くチャイルだが、マンスは最後まで口を割ろうとせず…。結局、圧迫に耐えられなくなったマンスは、屋上から飛び降りて死亡。

この話を聞いたハンスは、チャイルのことが信じられなくなったと話す。そんなハンスに向かって、「私はチーム長を信じたい。きっとなにか事情があったはず」とソジン。

次の日、JU建設の本社の前には、夫を死に追いやったチャイルを今すぐ解雇するよう求めるプラカードを持ったマンスの妻が。これを見たデウンはハンスを呼び出し、ペオン建設の関係者の名刺を渡す。

ペオン建設へ向かったハンスとソジンは、過去、マンスが横領に手を出したのが妻の治療費のためだったと知る。チャイルもそのことを知っていたが、夫の真相を知りたいと話すマンスの妻に、事実を伝えることはなかったという。

そんななか、タイミングよく現れたマンスの妻の件を不審に思ったハンスは、本人に直接確かめる。すると、他でもないチョン代理の父に言われて来たと話すマンスの妻。

さらにチョン代理の自殺未遂もただのショーだったことが明らかとなる。はじめから自殺する気などなかったチョン代理は、同僚の女性に頼んで自殺未遂に見せかけたのだ。

結局、会社へ不利益を及ぼしたという口実でチャイルを追い出すというセウンの計画は、失敗に終わる。

翌日、業務に復帰したチャイルは、自分のために動いてくれたハンスとソジンに感謝を伝えた。

定期監査の資料に目を通したチャイルは、収容中のソ・ギルピョ(キム・ホンパ)を訪ねる。アーチクルデザインという会社について知っているかと聞くと、ギルピョの表情が一瞬固まった。しかし、何も話すことはないと言い、面会室を出て行くギルピョ。

一方、意識を取り戻したゴンウンの病室へ、不審な人物がやってくる。その人物が去った後、ゴンウンの容態は急変し…。

第10話感想

今回は、サンホがソジンの件を掲示板に書き込んだ理由、そしてチャイルの過去が明らかとなりました。サンホがまさか、学歴を詐称してJU建設に入社していたとは、、驚きです。もちろんサンホのしたことは決して許されることではありませんが、そういった状況を作り上げた社会の在り方にも問題があるのでは?と思いました。

また、前々からチャイルが監査で相手を死に追いやったというエピソードが登場していましたが、その真相も明らかに。妻の治療費を工面するため、横領に手を染めたマンス。そして、その事実を決して口外しなかったチャイル。なんとも切ない展開でした。それでも最後に、誤解が解けて本当によかったです。

そんななか、意識を取り戻したゴンウンに忍び寄る怪しい人影。。果たして、人影の正体とは一体。。

次回予告を見る限り、ゴンウンはそのまま息を引き取ってしまったようですね。ゴンウンの死の背景には、どんな真実が隠されているのでしょうか。次回の展開も楽しみです。

監査します 11話・12話(最終回) あらすじと感想

監査します あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率



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ごめん、愛してる 視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図

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