韓ドラの鬼

無駄なウソ 5話・6話 あらすじと感想

無駄だ嘘


無駄なウソ 無駄だ嘘  소용없어 거짓말 2023年放送 tvNの新月火 全16話

neroさん

第5話視聴率3.017

第5話あらすじ

助手席でまったく起きる気配のないキム・ドハ(ファン・ミニョン)の身体を揺さぶるモク・ソルヒ(キム・ソヒョン)。すると、悪夢にうなされたドハは、「僕は殺していません」と呟く。その瞬間、ソルヒの耳元に嘘を知らせる音が響き渡り…。

エレベーターに乗ってもなお、顔色のすぐれないドハ。高熱を出したドハを心配し、ソルヒは家にあった解熱剤を持ってドハの家へ。しかし、インターホンを鳴らしてもドハは出て来ず。少しだけ開いたままの玄関から、ソルヒは中へ入る。

倒れるようにして眠りにつくドハをベッドに寝かせ、看病するソルヒ。そんななか、ドハに腕をつかまれて隣に横たわったソルヒは、そのまま朝を迎えてしまう。

朝、部屋の中にいるソルヒを見てハッとしたドハは、これ以上自分に関わらないでくれと一言。これにはショックを隠せないソルヒ。その後、棚の上に置かれた解熱剤とタオルを見て、ドハは先ほどのソルヒに対する態度を悔やんだ。

どんな弱点をつかまれているというのか、ドハを訪ねてきたチョ・ジェチャン(ナム・ヒョヌ)は、例のごとく金を要求。約束通り送金を済ませたドハは、その足でバーへ向かった。しかし、思うように指が動かず…。その日、カウンターで酒を飲んだドハは、しばらくの間ここで寝泊まりさせて欲しいと社長のチャン・ジュンギュ(ソ・ヒョンチョル)に頼む。

そんななか、作曲家キム・ドハを名乗る暴露動画が流出し、世間を騒がせる。動画の人物はドハと同じJエンタ所属の作曲家パク・ムジン(ソン・ジヌ)のゴーストライターとして曲を提供し、用がなくなると手のひらを返したようにクビを切られたのだった。

これを受けてJエンタの株は暴落、心配した代表のチョ・ドゥクチャン(ユン・ジオン)は何度もドハに連絡を入れるも、電話は繋がらないまま。その頃、ドハは精神科で治療を受けていた。薬局で薬を受け取って帰ろうとした際、女性客とぶつかって袋を落としてしまうドハ。見上げた先に立っていたのは、かつての恋人オムジ…?しかし、よく見ると彼女はオムジではなかった。

アパートの前でソルヒと顔を合わせたドゥクチャンは、ドハの行方を知らないかと尋ねる。実の弟のようにドハを心配するドゥクチャンを見て、2人がただの事務所の代表と作曲家という関係ではないことを知るソルヒ。

その日の夜、ソルヒはドハがピアノの演奏を行うバーへ足を運ぶ。しかし、ピアノの演奏者は別の男性に代わっていた。ソルヒが店を出ようとしたとき、ジュンギュがもう少し待てばドハに会えると声をかける。

ジュンギュが言った通り、閉店後の誰もいないホールに出て片づけを始めるドハ。ソルヒが声をかけると、ドハは驚いてグラスを落としてしまう。そんなドハに、ドゥクチャンが心配して家まで来たと伝えるソルヒ。さらにドハの偽者が現れたことを伝えるも、「会社がなんとかするだろう」とドハ。これにカッとなったソルヒは、「キム・ドハさんには音楽しかないのでは?会社ではなくあなたの問題よ。何も言わなければ誰にも伝わらない!」と喝を入れる。

ソルヒの言葉にハッとしたドハは、盗作問題を暴露した例の作曲家のもとへ向かう。最初はドハを警察と勘違いして逃げ出すも、それがドハ本人だと知って反省した様子の男性作家。ドハの名前を使ったのは、自分よりも話題性があると感じたからだという。その後、男性を連れてJエンタを訪れたドハは、社員らの前で自らがキム・ドハであることを明かし、今回の件について感謝と謝罪の言葉を述べた。

しばらくして、ドハはソルヒをバーの公演に誘う。店にやってきたソルヒは、ピアノの前に座ってマスクを外すドハを見て驚く。そして、見つめ合う2人。

第5話感想

本当にお似合いの2人!最後のシーンは眼福以外のなにものでもなかったです。

シャオンの一件で過去のトラウマがよみがえり、ふたたび心を閉ざしてしまったドハ。しかし、そんなドハに喝を入れたのは、他でもないソルヒでした。投げやりな態度をとるドハに向かって、音楽以外に何があるのかと問うソルヒの姿がなんともカッコよかったです。キム・ソヒョンの自然体な演技も、クールなソルヒのキャラにとっても合っています。

さらに第5話の冒頭では、過去のドハとオムジの姿が少しだけ登場しました。高校時代、成績優秀でスポーツ万能、クラス委員長も務めていたドハ。同じクラスのオムジはそんなドハに想いを寄せ、ドハもまた、彼女に好意を抱いていました。

クラスの皆の前でオムジへの想いを告白したドハ。こうして交際を始めた2人でしたが、高校を卒業してから少しずつ2人の関係に変化が訪れ…。その後、どういう経緯でドハがオムジ殺害の容疑をかけられたかはまだ不明ですが、前回のエンディングでドハが放った「自分は殺していない(=嘘)」という言葉の真意も気になるところです。

そして、いまだに妹の事件に執着するオムジ兄。オムジ兄はドハが犯人だと信じてやまない様子。さらに何かにつけてドハから金をゆすろうとするドゥクチャンの弟ジェチャンも厄介ですね。ドハはどんな弱みを握られているのでしょうか。

第6話視聴率3.446

第6話あらすじ

ソルヒの言葉に勇気をもらったドハは、思い切ってマスクを外す。演奏が終わった後、ドハはソルヒを連れてレストランへ。最初はよかったものの、次第に人々の視線が気になり始めるドハ。そんなドハを連れて、ソルヒは居酒屋へと向かった。

一緒に酒を飲みながら、少しずつ距離を縮めていく2人。そんななか、すっかり酔っ払ったソルヒは料理の上につっぷしてしまう。あわててソルヒを起こすも、すでに胸元にはべったりとソースが(笑)

そんなソルヒをおんぶし、家まで送って行くドハ。翌朝、自宅のベッドで目を覚ましたソルヒは、汚れたジャケットを見て昨夜の記憶を思い出す。背中についた汚れを見て、自らのシャツを脱いだドハ。自分をここまでおぶって運んでくれたドハに対し、あろうことかソルヒはビンタを食らわせてしまったのだ。

昨夜の件をどうやって謝ろうかと考えるなか、玄関がノックされる。そこに立っていたのは、酔い覚ましのドリンクとスープを持ったドハだった。あわててビンタの件を謝るソルヒだったが、ドハは気にしていない様子。するとドハは、明日の夜行われるサッカーの試合を一緒に観ないかと誘う。

その日、ドハがゴミの分別をしていると、またもやジェチャンから電話が。ドハが電話に出ようとしないと、そこへジェチャンが現れる。しかし、もうこれ以上お金を払う気はないと言って、ジェチャンの前から立ち去るドハ。

一方、運転中に急に目の前を何かが横切ったのを見て、あわてて車を停めたドゥクチャン。辺りを見回すも、特に何も見当たらず。ふたたび車に乗ったドゥクチャンは、後部座席に座るチェ・オムホ(クォン・ドンホ)を見てハッと息を飲む。

どうやらドハの記事を見て、それが妹を殺した“キム・スンジュ”だと考えたらしい。咄嗟にドゥクチャンは否定するも、オムホにはドゥクチャンのその反応だけで十分だった。

サッカー観戦当日、最初はユニフォームに身を包んだ2人だったが、結局オシャレ着に着替えて待ち合わせることに。ジャケットにシャツといった格好のドハを見て、からかうソルヒ。するとドハは、「よく見せたくて」と返す。

ところが、肝心のスポーツバーはどこも満席で、なかなかスクリーンでサッカーを観戦できる場所が見つからない。結局、ソルヒが嫌々席に着いたのは、同じ商店街でビールバーを営むオ・オベク(キム・ウォンフン)の店だった。普段はほとんど人付き合いのないソルヒがドハと一緒に店に来たのを見て、驚くオベクら。

その頃、違法賭博のハウスを検挙するなか、手を怪我したソルヒの元カレ・ガンミン(ソ・ジフン)は、一度は消したソルヒの番号を打つ。しかし、通話ボタンを押そうか迷った挙句、ガンミンはそれを止めた。

翌日、依頼人に頼まれてテニスコートに向かったソルヒは、そこへ現れた母ヒャンスク(チン・ギョン)を見て驚く。懲りずに金持ちの男性を騙そうとしているだけでなく、今もどこかで生きている父の誕生日を亡くなった夫の命日だと話すヒャンスクに、呆れるソルヒ。さらにヒャンスクが相手の男性を「愛している」と話すのが嘘だと知るソルヒは、正直に依頼人である男性の娘に、ヒャンスクが本気ではないことを伝えた。

その夜、鬼の形相でソルヒが経営するタロットカフェに乗り込むヒャンスク。ソルヒのせいでまたもや幸せになるチャンスを逃したと激高するヒャンスクだったが、ソルヒも黙ってはいない。そんななか、店に現れたドハを見て「母親をこんな目に遭わせといて、自分はのん気に恋愛だなんて…」とヒャンスクは悪態をつく。

ヒャンスクが去った後、ソルヒは雨の中外へ飛び出そうとする。ソルヒの言う“能力”が何かと聞くドハに、「私には…嘘が聞こえるの」とソルヒ。

第6話感想

ついにドハに嘘を見抜く能力があることを明かしたソルヒ。それにしても、またもやソルヒを窮地に追い込んだのは、母ヒャンスクでした。いくらなんでも、ソルヒのせいで自分の人生が台無しになったと責め立てるのは、あんまりですよね。。

最初から詐欺や犯罪に手を染めていなければ、ソルヒが嘘を見抜けるくらい何の問題もないはず。結局は自らの手で自分のクビをしめているようなもんです。ヒャンスクとのシーンは、いつ見てもなんだかモヤモヤしてしまいます。

同じく母と確執を抱えるドハにとっても、ソルヒとヒャンスクの会話は他人ごとではないのではないでしょうか。これを期に2人の仲がより縮まってくれるといいのですが、、

最後はこんな感じでなんとも切ないエンディングになってしまいましたが、第6話のハイライトはやはり、酔っ払ったソルヒをドハが介抱するシーンではないかと。べろべろに酔っ払ってしまったソルヒも、なんともキュートです。そして、胸元についたソースを拭こうにも、場所が場所なだけに思わず戸惑ってしまうドハもかわいい(笑)

とっても健全な青春ロマンスといった感じで、見ていて本当に癒されます。その一方で、ついに姿を現したオムジの兄オムホ。このままでは、ドハと接触するのも時間の問題ではないでしょうか。

せっかくソルヒのおかげで笑顔を取り戻したドハですが、またしてもオムジの件で暗闇に引き戻されてしまうのか。。つづきも気になります。



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ごめん、愛してる 視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図

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