深夜カフェ シーズン3 심야카페 Midnight Cafe 【韓国放送期間】 2021年2月19日
あらすじ
第3話(シーズン3)高校生のジウは、最近よく夜に出歩く母ヨニを心配していた。ヨニは高校時代に行ったカフェを捜していると言うが、ジウは信じられない。一方、ジウの女友達ソンミンは事務所のオーディションに合格し、３日後にソウルへ上京することになっていた。そんな中、不思議なカフェにたどり着いたジウは、そこでデチョルと名乗る一人の青年と出会う。デチョルが恋人のために買ったというプレゼントは、ジウにも見覚えがある物だった。
出典：KNTV 深夜カフェ
| えぱたさん |
感想
タイムスリップが起きるということで、どこで起きるのか注意して見ていましたが、いわゆる秘密のドアがあって的な童話のような展開ではなく、いつ起きたか分からなかったです。
しかし、ジウの母や彼女の彼氏 (つまりジウの父？) の若い時代に、ジウが直接会って話をしたりするシーンが登場します。ファンタジーですが、現実的なところも感じられ、スレスレな印象。たとえば、カフェで思いにふけって、それらの人々と話をしているのを想像していたのかもと解釈もできます。
マスターがお客さんたちの交流するその一部始終を、知らないフリで見ている様子。時々、客に意味ありげな言葉をかけたり。
カフェに行くには丘の頂上の入口までバスで行かなければならないのですが、そのバスがまた謎の雰囲気。バスの中が真っ暗で、カフェを目指していて、「招かれた」客の近くで、合図もしないのにピタッと止まる。イメージ的にトトロのバスのようです。あるいは、千と千尋の水の中の列車。
(ネタバレ注意)
ジウがカフェに舞い込むきっかけにもなった人物で、ジウの母が付き合っていた「彼氏」は、なんとそのバスの運転手さんだったという。さっきまでおとぎ話の世界にいたのが、急に現実世界に引き戻されたような感覚。
カフェでアルバイトしていたジウの歳上の同級生 (?) ソンミンに、ジウが思いを寄せるようになったが言い出せず、やっと告白できるまでになって、胸キュンなシーンが何度かあります。結末は、ソンミンがまた2年前のようにソウルに行かなければならず、カフェにメッセージを残して去ることになり、悲しいですが希望のある別れで、結構泣けました。
(星座キーホルダーについての勝手な解釈〜Instagramより
*シーズン2のアヨンの母キョンソンとシーズン3のジウの母ヨニは高校生の友人
*ヨニにナンパしていた男、まさにデチョルです
*ヨニが家庭の事情でソウルに引っ越すことになり、星座が好きなデチョルに思い出として星座キーホルダーを掲示板に残した
*別れの言葉も言えず星座キーホルダーを受け取ったデチョルはヨニを待っていたのです
*年月が過ぎ、いつものようにバスの運転手で出勤するデチョルは、星座キーホルダーを見ながら、ヨニを回想していた
*ある日ヨニがお客さんとしてバスに乗ります！
* 残念ながらヨニは交通事故に遭い、過去の記憶を失いつつあり、デチョルのことも忘れてしまった状態
*しかし、時空間を超越する『深夜カフェ』で、ヨニの息子ジウが過去のテチョルに出会い、2人は再びつながる
*ヨニはデチョルのことを思い出します
(ロケ地について)
このドラマの舞台は、釜山のサンボク道路 (산복도로) とされています。シーズン3のタイトルにもついているサンボクとは、山腹のことで、丘の山腹に所狭しと家々が建ち、クネクネと道路が通っている地域です。ドラマはいくつかの釜山の観光振興団体の援助を受けているようで、所々風光明媚なシーンが登場します。
① ジウの家の屋上テラス (シーズン2でアヨンの泊まったゲストハウスがジウの家に。特にキッチンとダイニングルームに注目)
② 遊園地の観覧車
③ 港の見える展望台など
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