海街チャチャチャ　11話・12話　あらすじと感想

hg＠さらん

4年前

海街チャチャチャ　갯마를 차차차　2021年放送　tvN　全16話

第11話視聴率9.299％

hg＠さらんさん

1 第11話あらすじ
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第11話あらすじ

「ホン班長が好き。正反対な性格なんて関係ない。だって、こんなに好きなんだから。」ヘジンは心のままに告白。ただただ好きな思いでいっぱいで、心が弾けてしまいそう。ヘジンの告白にうるんだ瞳でそっと口づけるドゥシク。「俺も君が好きだ。」互いの思いが通じてさらに熱い口づけを交わす。

ヘジンはソンヒョンの告白の返事をしてから付き合いたいと言うのに、へそを曲げるドゥシク。それまでは連絡しないと言ったそばから電話する2人。そして、ドゥシクから記念写真のことを教えられ、驚きを隠せない。そして、さらに高校時代に家出して来たコンジンで足りない小銭を出してくれた少年もドゥシクだったという真実。これには運命を感じざるを得ない。

ヘジンは学費と生活費を稼ぐのに必死だった学生時代、唯一の救いだったソンヒョン。そして、つらい恋愛の思い出を共有している恥ずかしさで、好意を抱きながらも踏み出せなかった。今更ながらでもソンヒョンに対して素直に告白する「今は好きな人がいる」と。これからもずっとソンヒョンには感謝しかないと伝える。

ソンヒョンはドゥシクと撮影現場の縁台の修理をしながら、「ヘジンによくしてやってほしい」と。今日ソウルに帰らなくてはならないのに、コンジンの居酒屋で一人酒。たまたま、やって来たヨングクと飲むことに。モヤモヤした同士は酒が進むにつれ互いに聞いてもいないのに、愚痴をこぼし合う。翌日、戻ったソンヒョンがヘジンに渡していたマスコットを再び持っていたのを見つけるジウォン。

ドゥシクとヘジンは正式に付き合い始め、ヘジンの家でイチャイチャ。ミソンが帰って来て嫌味を言うが、そんなことはあまり気にしない。ヘジンは2人の関係を町人たちに秘密にしたいと言い、ばれてしまうと思うけど、と言いながらもヘジンが望むようにドゥシクも同意する。一方、ソンヒョンは二度めの失恋の痛手がつらく、打ち合わせ中に倒れてしまう。

朝はカフェでバイトしているドゥシクの元を訪ねてくるヘジン。ドゥシクはキッチンにヘジンを呼び入れ、コーヒーを入れる。なんの弾みかミルクが飛び散り、ドゥシクはミルクまみれに。驚きながらも嬉しそうにじゃれ合う2人。そこに現れたチュンジュに驚いて、思いっきりドゥシクをひっぱたいてしまうヘジン。頬を押さえて可愛そうなドゥシク。

病院での昼食はドゥシクのバイト先のコンジン飯店。ヘジンはドゥシクの配達に喜び、叩いた頬を心配してイチャイチャ。ナムスクがやって来ると、今度はドゥシクの向う脛を蹴飛ばしてしまう。また、間食を買いにドゥシクがいるスーパーへ。さすがにドゥシクも身の危険を警戒するが、惚れた弱みでまたイチャイチャしてしまい、今度は頭突きを食らう。一方、ミソンを訪ねて来たウンチョルは互いをゆっくり知っていきたいと隠語で伝える。

外でドゥシクとヘジンが会っていると、たちまち町人たちが現れて引き離される。しかも、ドゥシク携帯をどこかでなくしてしまい、さらに連絡が取れなくてヤキモキ。やっとの思いでヘジンに連絡してきたドゥシクは、翌日の町内会の集まりの時間に会おうと約束。会いたい、会いたいと思い続け、やっと会えた嬉しさに熱く抱擁する2人。しかし、そこに再び町人たちが現れる。

ドゥシクが必死で言い訳をする中、もうこれ以上我慢できないヘジンは「私たち付き合っています。」と宣言。ドゥシクと堂々と恋愛したい。その言葉に町人たちはニヤリ。隠しても隠し切れない愛をもうとっくにお見通しの町人たちの作戦だった。みんなに祝福され、2人は幸せいっぱいで…。

第11話感想

ヘジンは大切にしている絵日記帳には母が生きていた頃の思い出でいっぱい。その中に海辺でのドゥシクとの出会いも記されていました。あの時泣いていた自分を笑わせたドゥシクのことを「海の王子様」と表現していたのです。今思えば、なんて素敵な思い出なのでしょう。

周囲に隠そうとしても隠し切れない溢れ出す愛。なのに、隠していると錯覚しているのは当の2人だけ、と言うのはよくあるお話。自分たちから言わせるためにファジョンが指揮したのが「織姫と彦星作戦」。2人は作戦にまんまとハマったってことです(笑) あのおしゃべりなナムスクがよく我慢していましたよね。

ソンヒョンのことをぶっきらぼうだけど、しっかり支える放送作家のジウォンは、ソンヒョンのことならなんでもわかってしまうのかも。ヘジンが特別な存在だったこと、それに振り回されているソンヒョンをしっかり観察しているんです。制作の相棒としてだけでない感情がなんとなく感じられます。

第12話視聴率10.723％

hg＠さらんさん

第12話あらすじ

ヘジンとドゥシクが毎日幸せな日々を過ごしていたある日、ドゥシクは夢を見た。真っ暗な場所でたった一人。どこかから聞こえる子供の泣き声。ヘジンを探すその肩を叩くのは、もう一人の自分。「幸せだと？お前にその資格が？」瞬間、表情がこわばり涙があふれる。そんな悪夢から目覚めさせてくれたのはヘジンだった。

ある日、ドゥシクの帰りを待っていたヘジンは一緒にしたいことがあるから、早くシャワーを浴びてくるようにせかす。ダッシュでシャワーを浴びたドゥシクを待っていたのは、カップルヨガ。あまりの痛さに悲鳴を上げる。かと思えば、歯を磨き合ったり、中学の制服を着て写真を撮ったり。ヘジンに振り回されてドゥシクはへとへと。やる気のない様子にヘジンはへそを曲げる。「恋人としたい100」リストをヘジンが作ったと知り、一緒にやることに。

イジュンは京畿道の数学コンテストで銀賞を取る。ヨングクをまじえての食事の席でイジュンはハリネズミを飼う許可をもらい、ファジョンは賞を取ったことよりも努力したことをほめ称える。一方、「海街キリギリス」では地元の町人たちを食事に招待。ジュンのお気に入りのガムニのほか、チュンジュとナムスク、ユンギョン、ヨングクが出演することに。出演者たちが作った料理でもてなしを受けるが、町人たちは緊張してドタバタ劇を繰り広げる。

撮影後、ヘジンはドゥシクを抱きしめて慰労する。この後打ち上げがあると聞いたヘジンは、先日偶然出会ったソンヒョンのゲッソリした様子を思い出して、気遣ってあげてほしいとドゥシクに頼む。これに嫉妬したドゥシクは怒って出て行ってしまう。

打ち上げではソンヒョンたちスタッフを前にしながら、町人たちはいつも通りの言い争いを始める。チュンジュがソンヒョンを気遣って食べ物を出すのを見て、それを奪ってしまうドゥシク。嫉妬する方になりたかったというソンヒョンのセリフに冷静になり、ヘジンに素直に謝りに行く。一方、ミソンは「本当はゆっくり互いを知っていきたい」ウンチョルの気持ちを知って、付き合い始めることに。

ヘジンとドゥシクは週末デートに出かける。デパートで服を試着させられるのを嫌がるドゥシクだが、「リストにある」という一言でしぶしぶ応じる。ヘジンが欲しかったネックレスを買ったときはその値段に驚愕。そうしてヘジンに翻弄されている中、ドゥシクはとある男性に呼び止められる。先輩らしいその人と会った後、心ここにあらずになるドゥシク。

ヨングクは秘書のヨンフンからヨンフンを通して、ファジョンはヨングクをずっと気遣ってきたと知る。その理由がわからずカフェでビールを飲んで、亡き妻を恋しがるチュンジュと話すうち3年前のことを思い出す。「初恋は去り、たまたま近くにいた人と結婚して、結婚生活はただつまらないだけ」とつぶやいたあの日。ファジョンはあの話をもしや聞いていたのか…。

つれないドゥシクの様子に自分の高価な買い物癖に引かれたかと心配なヘジン。仕事終わりにドゥシクの家へ。遅く戻ったドゥシクは家ではなく海辺のどこかへ連れていく。ドゥシクのお気に入りの場所だというそこには色とりどりに飾り付けられた憩いの空間がセッティングされていた。手作りの宝石箱のプレゼント。ロマンチックな風景とロマンチックな愛の告白「ヘジン、愛してる。」…。