恋するイエカツ 月刊家 월간 집 Monthly Magazine Home 2021年放送 JTBC水木 全16話
第15話視聴率2.873％
| えぱたさん |
第15話あらすじ
🏠 집을 짓다 사랑을 짓다 家を建てること 愛を育てること
ジャソンはその足でヨンウォンの家へ。料理を作るヨンウォンを見ながら、ジャソンはたくさんの不動産関係の本が居間にあるのを見る。お揃いピンクのパジャマを着て夜を過ごす2人。
出版社のミーティング中にも手をつなぐジャソンとヨンウォン。スマホ落とした編集長は、「仕事中に何をイチャイチャしとるか」と怒る。ジャソンとヨンウォンは一瞬凍りつくが、編集長が見たのはウィジュとサンスンのからみ合う足だった。あの夜‥‥。(回想) ウィジュを慰めて家へ送ったサンスンを、ウィジュは引き止め、2人は交際を始めたのだった。
ジャソンはてっきり自分たちがしかられると思ったが、編集長から「あの2人付き合ってるんですよ」と聞いて驚く。「社内恋愛は許さん」とウィジュとサンスンをしかる編集長が、「証拠」とするのは、ジャソンがヨンウォンに対してしたものだった。「もう社内恋愛はしません。仕事に集中します」と誓わせられる2人を、ジャソンは申し訳なさそうに見る。
取材先で寄った食堂で、ヨンウォンは以前の住んでいた家のオーナーで、保証金を返金しないでだまし取った女性を見かけ、追跡する。ギョムはそれを見て、心を痛める。後日、ヨンウォンはマンションの管理人から「女性が来て置いていった」と封筒を渡されたが、謝罪の手紙と多額の小切手だった。
それがギョムの仕業だったことを知ったヨンウォンは、ギョムから話を聞いた「ジャソンの指図だった」と聞いて、ジャソンをカフェに呼び出す。しかられると思ったジャソンは謝るが、ヨンウォンは「心配してくれて嬉しい。ハッピーだ」と言う。
ジャソンも実は、まだ何も所有していない時代に、保証金をだまされて取られた辛い経験があった。ヨンウォンも家庭の事情を話し出す。ヨンウォンの父は家を購入したが、韓国でよくある詐欺にあい、物件には別の所有者がいた。多額の借金をしたためにヤクザの取り立てに苦しみ、父は失踪した。
ジャソンは書庫から本を取り出すが、中から写真が落ちる。そこには2人の人物が写っていた。(回想) 以前、サンスンが取材で山奥に独居する男性を訪問したが、門前払いされた。その男性の家に飾ってあった写真には、その男性とヨンウォン、母の3人が写っていた。ジャソンが持っていた写真にも、その人物、ヨンウォンの父が写っていたのだった。
第15話感想
ショッキングなエンディングでした。ジャソンとヨンウォンの父が知り合いだったということなのでしょうか。次回予告でヨンウォンが泣くシーンが出ていました。悲しいエンディングかなと予想して構えていたので、涙は出ません。人間関係のからみ合いが複雑です。
仕事中もヨンウォンを思って上の空のジャソンが、レストランを予約したり、メッセージメモを渡そうとしたりで、編集長に見つかり、その度にサンスンの仕業と誤解して事を荒立てるのが笑えました。たてまえがあるので、必死にもみ隠そうとするジャソンの姿もしっかりコメディで、キム・ジソクの魅力を味わえました。
ヨンウォンの父役は、『恋愛体質〜30になれば大丈夫』の放送局長役のチョン・スンギルです。母役は、『場合の数』でシン・イェウンの母役だったキム・ヒジョンです。
第16話 (最終回) 視聴率2.554％
| えぱたさん |
第16話 (最終回) あらすじ
🏠 집을 사는 남자 집에서 사는 여자 家を買う男 家に住む女
バイトで忙しく、学生時代は修学旅行に行ったことがないというジャソンに、修学旅行を体験させてあげたいとヨンウォンは週末に旅行に誘う。徹底的に下調べして、行く予定の見どころを網羅するジャソンは、計画を立てる。
サンスンが取材を試みていつも断られている、山奥の独居人。送られてきた写真をヨンウォンが見ていると、失踪した父に見える。母にも写真を見せ、ヨンウォンと母は山を登る。夫を見るなり、ヨンウォンの母は走り寄り、ハグするかと思いきや、両手を伸ばし、髪の毛をひっぱる。
謝罪する夫に荷物をつめさせ、ヨンウォンの母は夫を連れ帰る。ヨンウォンは「交際してるのか」聞かれ、ジャソンの写真を見せる。ヨンウォンの父は顔色が変わる。実は‥‥。
（回想）ヨンウォンの父とジャソンとは、建設現場で働く同僚だった。父と息子のように親しくしていて、ジャソンはヨンウォンの父のマイホーム購入のためにお金を貸した。ヨンウォンの父が詐欺にあい、ジャソンは「失踪した」とだけ聞き、理由も分からず、だまされた、裏切られたとだけ思い、以来人間を信じられてなくなってしまった。
サンスンの両親が出版社を訪問し、仲の良い夫婦の姿を見たウィジュは、非婚主義をやめて、サンスンに結婚を申し込む。ミラはチャンの家に「酔ったところ、家まで背負って送ってくれたお礼」として、お弁当を作っていく。
ヨンウォンは別れを決意して、ジャソンと旅行へ行く。有名な場所で記念写真を撮って、ヨンウォンがお気に入りの風景の良い場所のベンチに座り話す2人。ヨンウォンを送っていくジャソンに、会いに来たのは、失踪したはずの建築現場仲間の「おじさん」だった。ヨンウォンの父は土下座して、謝罪する。
ヨンウォンはジャソンに、ヨンウォンの父が借りていて返さなかった現金を封筒に入れて返し、別れを告げ、出版社を退職。
（3年後‥‥）他の出版社の宣伝を見ていたジャソンは、見覚えのある風景が気になり、製作者に連絡をする。そこでジャソンはヨンウォンに会う。ヨンウォンはその近隣に理想の家を建てて住んでいて、ジャソンに自分の建てた家を見せる。
第16話 (最終回) 感想
さわやかなエンディングでした。ヨンウォンの目標はやっぱり経済力だったんだという現実的な印象。確かに。小さくても自分の家を持つことが、恋愛や結婚の前に来る幸せだという考えは、納得できます。
それにしても、３年であんなにすごい家が建ってしまうことは作り話っぽく感じました。すさまじいローンを組んでいるのかもしれませんが。そうしたら次に待っているのはローン返済地獄ということにならないだろうか。
ジャソンと別れなくても、父親のやったことだし、ジャソンがゆるしているんだからいいじゃないかと思いましたが、ズルズルと付き合って自然消滅的に交際が破局するより、さっぱりとあの時に別れてよかったんだなと思いました。
がんばって厳しい関係を継続しようとするより、本当に好きなら、いったん関係を終了させても、またいつか会えるでしょう。
マイホーム詐欺にあって失踪したヨンウォンの父に再会する感動的シーンで、走り寄るヨンウォンを追い越して、いかにもハグするかのように両手を広げて走るヨンウォンの母が、夫の髪の毛をつかんだのは笑えました。もちろん暴力はいけません。
出版社に押しかけてきたサンスンの父役で、チョン・インギが特別出演しています。
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