損するのは嫌だから 11話・12話(最終回) あらすじと感想

損するのは嫌だから


損するのは嫌だから 손해 보기 싫어서 2024年放送 tvN 月火 全12話 

第11話視聴率3.897

第11話あらすじ

幼い頃の家庭環境が原因で損することが何よりも嫌だったソン・ヘヨン(シン・ミナ)。

そのことを知りながらもキム・ジウク(キム・ヨンデ)が正直に話さず秘密にしていたことに怒りを覚えるソン・へミンは、「すぐにここから出て行って!」と言います。

正直に話せなかった理由が、ソン・ヘヨンの母からお願いされたためのキム・ジウクは言われたままに家を出ることはできないと主張します。キム・ジウクが出て行かないなら、、、自分が家を出ると言い、会社を休んで姿を消したソン・ヘヨン。

彼女が心配になったキム・ジウクは、ポク・ギュヒョン(イ・サンイ)の協力を得て、ソン・ヘヨンに連絡を取ります。休みを取って地方にいることをドライに伝えると、「明日、お土産を持って出社します」と返事。

キム・ジウクは、ソン・ヘヨンが父の死が母にあると言いながらも、その理由を言わないことに疑問を落ちます。ナム・ジャヨン/ヨン・ボラ(ハン・ジヒョン)に尋ねるも、彼女が返事をしないため、過去ソン・ヘヨンが言っていたことを思い浮かべます。

6年前、ナム・ジャヨン/ヨン・ボラ(ハン・ジヒョン)を訪ねたソン・ヘヨンの母は、記憶を失っていく病気を患っていることを伝えると、過去、夫が死んだ理由がナム・ジャヨンにあると責めたことを謝罪します。

「私はいいことだけを覚えて悪い記憶はすべて忘れることになるの、、、だからあなたのことは秘密にしてね」と言われたナム・ジャヨンは、一人になったソン・ヘヨンを心配して彼女と一緒に生活することになった。。。

ヨ秘書は、ナム・ジャヨンの父のことを聞き疑問を持ちます。もしも彼女の父がソン・ヘヨンの父を殺した犯人だとすれば、彼女がソン・ヘヨンと一緒にいる理由が理解できない状況。

一方、キム・ジウクは、記憶を失っていくソン・ヘヨンの母が娘のことは忘れていなかったことを動画で撮影していました。ソン・ヘヨンにその動画を見せるキム・ジウク。

ナム・ジャヨンの父は逃げた妻に執着心を見せ、娘を訪ねると妻の行方を聞き出そうとします。しかし、沈黙を続けるナム・ジャヨン、、、「今度はソン・ヘヨンを殺す!」と脅すナム・ジャヨンの父。

一方、ナム・ジャヨンからの連絡を受けてきたボク・ギュヒョンは、危険から彼女を助けます。連絡を受けてナム・ジャヨンを心配して現れたソン・ヘヨン。

父を殺害したのがナム・ジャヨンの父だとすでにソン・ヘヨンが知っていたことを知ると、ショックを受けるナム・ジャヨン。

ナム・ジャヨンを守れたことにキム・ジウクに感謝の言葉を伝えるボク・ギュヒョン。その後、ナム・ジャヨンにキスをします。

母が亡くなったとの連絡を受けたソン・ヘヨンは、涙を見せ。。。そんな彼女を優しく抱きしめるキム・ジウク。

第11話感想

隠していたキム・ジウクの秘密だけなく、ナム・ジャヨンの秘密まで明かされました!

ソン・ヘヨンの母が最後に面倒をみていたのがキム・ジウクだった理由は、彼の祖母の強い望みがあったからのようでした。

また、ナム・ジャヨンがソン・ヘヨンのそばに戻ったことは、彼女を心配したためでしたが、ソン・へヨンはナム・ジャヨンの父が自分の父を殺したと知りながらも、ヘヨンを受け入れたことがすごい!

否定はしても母の教えを受けたという印象を受けました。キム・ジウクがソン・ヘヨンをあきらめることなく心配する姿も切なかったですね。

母に対する誤解を持ち続けていたソン・ヘヨンでしたが、キム・ジウクと再会したことで母に対する怒りや憎みが和らぐことになるのでしょうか。

何を聞いても返事をもらえなかったのは、ソン・ヘヨンの母が記憶を失くすアルツハイマー型認知症を患っていたからで、キム・ジウクから見せられた動画で母の自分への気持ちに気づいたソン・ヘヨン。

しかし、今話のエンディングではそんな母が死亡したとの連絡でした。最終話を残してどのような展開へと発展することになるのでしょう。

キム・ジウクとソン・ヘヨンのカップル以外では、ボク・ギュヒョンとナム・ジャヨンがカップルに発展する幸せなエンディングを迎えることになるのでしょうか。

ナム・ジャヨンがソン・ヘヨンの父を殺したことに関しては、最終話でどのような結末を迎えるかも気になるところです。

また、チャ・ヒソンとユン・テヒョンの関係も、、、果たしてどのような結末を迎えるのでしょう。

すごいドロドロした展開が描かれると予想していたのとは違い、サラっと展開される点、、、見やすい印象を受けました!

第12話視聴率4.764

第12話(最終回)あらすじ

突然の母ウノクの死、、、里親となっていた時の子どもたちが成人して、ウノクの葬儀場を守り、家族のいないソン・ヘヨン(シン・ミナ)は、心強さを感じで母の葬儀を無事に終えます。

これまで母の選択に対して否定的だったソン・ヘヨンが、集まった母の里子たちの姿に、理解を示すような発言。キム・ジウク(キム・ヨンデ)はウノクとの約束を守るため、これまで過去のことを彼女に秘密し続ける必要がなくなり、葬儀後もそばを守ると約束します。

「これからは秘密を作ったり、隠しことはしません」と話すキム・ジウク。。。

しかし、ソン・ヘヨンの反応は、「これまで祖母の願いや私の母に頼まれて断れず自分の人生が生きられなかったのね」と話すと、決断を下します。

キム・ジウクが再び捨てられたと感じることになる恐れがあると知りながらも、「ごめんね。これからは自分の人生を生きて。あなたの人生が突然辛くなる原因を与えること、私はしたくないから。私にも重い。。。」

キム・ジウクからもらった結婚指輪まで外したソン・ヘヨン。本心は、一人残され不安の中キム・ジウクを頼りたいと思う気持ちがあり、無理やり彼への気持ちをあきらめては涙を見せます。

その夜、ソン・ヘヨンは眠りにつけず、キム。ジウクが荷物をまとめて家を出る音を聞くと、彼を止めたくなりますが、我慢します。

その後、ポク・ギュヒョン(イ・サンイ)からキム・ジウクが出国する日だと聞かされたソン・ヘヨンは、沈黙を守ります。

出国するキム・ジウクに会いに来たポク・ギュヒョンに対して、「あんたに言われたからじゃないよ」と言うと、ポク・ギュヒョンに対して、「兄さん」と言います。

ソン・ヘヨンは、キム・ジウクが結婚式の後に残した手紙を読み続け、彼と過ごした時間を思い浮かべては、彼の幸せを願います。

一方、父に騙されてお見合いをすることになったポク・ギュヒョンは、突然の出来事に動揺。出版社関係者に会いにホテルを訪ねたナム・ジャヨン/ヨン・ボラ(ハン・ジヒョン)は、偶然、ボク・ギュヒョンが女性と一緒にいる姿を目撃します。

怒りを感じてボク・ギュヒョンに近づいていたナム・ジャヨン/ヨン・ボラは、足をすべてらせて倒れそうになった時、出版社のインターンの男性に助けられます。その姿を見たボク・ギュヒョンは嫉妬。。。

資金が足りない理由で田舎の家を売りに出したソン・ヘヨン。家に興味を持つ人がいると知ると、確認をしようとします。しかし、そこには笑顔を見せるキム・ジウクの姿があり、驚いたソン・ヘヨンは、隠れてしまいます。

仕方なく、ボク・ギュヒョンに投資をして欲しいと提案に言ったソン・ヘヨン。結局ソン・ヘヨンは、ボク・ギュヒョンからの投資を受けることになります。

ボク・ギュヒョンは誤解があったことから、ナム・ジャヨン/ヨン・ボラのためにイベントを準備すると、指輪をプレゼントします。

一方、キム・ジウクが帰国した理由が、結婚のためだと聞かされたソン・ヘヨンは、過去彼からもらった指を見つめ、、、悲しい気持ちになります。

二人の思い出のあるコンビニを訪れたソン・ヘヨンは、閉業したことを知ると、、、涙を流します。

そんな彼女の前に姿を現したキム・ジウクに驚きながらも、過去のことを話し始めるソン・ヘヨン。

父の1回忌の命日、ソン・ヘヨンがくわえた煙草に火をつけたのがキム・ジウクだったこと、そのことがタバコをすることになったきっかけで、そのきっかけを作ったのがキムだったと話します。

その言葉に、彼女を抱きしめるキム・ジウクは、「ずっと会いたかった」と気持ちを伝えます。

一緒にいる女性は妹であることや、継父との関係が良好で家族旅行のために、韓国を訪れたと説明します。

翌日、起きるとキム・ジウクがいないことから不安になるソン・ヘヨン。戻ってきた彼を見て安堵するソン・ヘヨン。二人の指には、それぞれ指輪がはめられている。

第12話(最終回)感想

幸せなエンディングを迎えました!

ラブコメらしい展開を続け、特にキム・ジウクを演じたキム・ヨンデの魅力がよく描けられた作品でした。

キム・ジウクは、このドラマの中で何度が髪型を変えイメージを変えましたが、最終話に登場した髪型が最もイメージに合っていて、最終話まで楽しめました。

シン・ミナはやはり、誰が相手役になっても、相手の魅力を引き立たせることができる女優として有名ですが、さすがにラブコメのヒロインとしては、何年たっても変わらずの魅力を持っており、非常に見やすい作品になっていました。

ラブコメ、、、特にシン・ミナが出演している作品が好きな方には、おススメしたいドラマです。

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