優雅な一族 (優雅な家) 우아한 가 全16話
【韓国放送期間】2019年 8月21日から 10月17日毎週水、木 の23時
第5話視聴率3.700%
daisySSさん |
第5話あらすじ
過去、判事だったハン・ジェグク(ペ・ジョンオク)は、MCグループの役員が関わった事件を担当することになり、原則通りの判決を下した結果、地方に飛ばされ。。。彼女にMCグループで働くことを提案したのはモ・ワンピョ(チョン・グクファン)でした。孫娘のモ・ソクヒ(イム・スヒョン)を後継者にするためハン・ジェグクの力を借りようとしますが、ハン・ジェグクは彼を裏切り息子のモ・チョルヒ(チョン・ウォンジュン)と手を結んだ。
意識を取り戻したモ・ワンピョ(チョン・グクファン)は、保有するMC流通のすべての株と不動産をすべてモ・ソクヒに譲渡する意思を伝え、実質上、MCグループの後継者として選ばれることになったソクヒ。15年ぶりに会うソクヒの姿に、モ・ワンピョ(チョン・グクファン)は喜びます。
ソクヒはこれまでメッセージを送り続けたのが、執事のチョン・ユンジャだと知ります。15年前のソクヒの母が殺害された事件の犯人が、当時屋敷で働いていたイム・スンではないと伝えると、、、真犯人を探す決意を固めます。そんなソクヒの姿に、弁護士として力になると語るホ・ユンド(イ・チャンウ)弁護士。ソクヒは「イム・スンを捜して欲しい・・・」と語り、ユンドはイム・スンと聞くと驚きます。
チームTOPは、モ・ソクヒを代表理事に任命させないため、ソクヒの過去まですべて洗い直し、失脚させるための欠点を探し続けますが、全く何も発見することができない。
一方、ソクヒに頼まれ服役中のイム・スンを訪ねたホ・ユンド弁護士は、言葉を切り出せず涙を見せます。その姿に「テホ?息子のテホね?と尋ねます。ホ・ユンドはソクヒの母を殺害した犯人として服役中のイム・スンでした。15年間、息子との面会を否定してきたイム・スンは、息子の姿を確認すると涙を見せ、ホ・ユンドは必ず母の無実を晴らすと決意をみせます。
ソクヒのリクエストで食事の場に現れたハン・ジェグクは、ソクヒから協力を求められると、「まずは株主総会で代表理事に就任できるか、証明してください」と立場を明確にしない。考えこむソクヒと、心のうちを明かさないハン・ジェグク。。。帰宅したソクヒは、継母のハ・ヨンソとトラブルを起こし、父モ・チョルヒはソクヒへの非難の言葉を浴びせ、ソクヒの心は傷つきます。
イム・スンの面会のため刑務所を訪れた後、ホ・ユンド弁護士からイム・スンは犯人ではないと告げられたソクヒは、ホ・ユンドへの疑いの目を光らせます。TOPの指示でホ・ユンドが意図的に自分に近づいたのかを疑います。自分がイム・スンの息子であることを明かし、状況証拠から母が疑われる状況にあったことを認めながらも、母は人殺しではないと正直に話します。
ホ・ユンドの言葉に、TOPの監視の目を盗んでこれまで経営の勉強を続けてきたことや15年前殺害された母の事件を調べていたことを正直に話します。Newspatchの記者オ・グァンミ(キム・ユンソ)から受け取った写真のおかげで違法薬物に関する無罪を証明できたソクヒは、Newspatchとの単独インタビューを受け、Newspatchのデスクキム・ブが15年前のソクヒ母の事件を記事にしたことで、首になったことを知ります。
株主総会を準備するソクヒとホ・ユンド弁護士。一方、TOPも株主総会を準備しある計画を進めます。MCグループの経営権を手に入れるためには必ず代表理事(取締役)に就任する必要があるソクヒは、株主総会に姿を見せず。。。
第5話感想
代表取締役に就任する必要がある重要な株主総会に出席するため向かったソクヒでしたが、総会に到着できなかった理由は、飲酒運転で警察に捕まったからでした。朝食で食事を取ることなく、オレンジジュースを飲んだソクヒ。しかし、そのジュースの中にアルコール成分が入っていました。飲酒運転を知らせる記事が大量に流れ。。。すべてはTOPの計画でした!
違法薬物保持の事件で無罪を証明したソクヒに、今度は飲酒運転の疑いまで。。。情報を操作し、犯罪にも近い行動を平気で行うTOPの恐ろしさ。財閥オーナー家のリスクマネージメントよりは、リーダーハン・ジェグクの権力のために動いている組織なのか、常識をこえたTOPの動きに驚きしかない。様々な媒体を通じて情報が配信される現在の社会と照らせ合わせても、見せられたものがすべて真実でないこと、改めて感じます。
ソクヒの母が殺害され、ホ・ユンド弁護士の母が犯人として服役中。15年間、息子との面会を断った特別な理由が隠されているのでしょうか。ホ・ユンド弁護士の母イム・スンが息子だと知らずホ・ユンド弁護士の面会を受け入れた理由は、彼が名前を変えたから。。。
ホ・ユンドの本当の名前はテホ。正確に言うと名前を変えたのではなく、ホ・ジャンス(パク・サンミョン)の亡き息子の名前でこれまで生きてきたホ・ユンド。父は何も聞かずユンドを息子として受け入れていた。これまで語ることのなかった母の話しを始めて、父に語るユンド。弁護士を目指した理由は母の無罪を晴らすためでした。
Newspatchのデスクキム・ブギと協力し、母の事件の真実を明かすことになったソクヒ。ホ・ユンドの母が犯人でないとすれば、誰が真犯人なのでしょうか。すべてを明かすためには、力が必要なソクヒは、取締役に就任することができるのか、ハラハラする展開が次の話に続く。
第6話視聴率2.074%
daisySSさん |
第6話あらすじ
株主総会に向かうため、車を運転して邸宅のゲートを出たモ・ソクヒ(イム・スヒャン)は、警官にアルコール数値を図られ、、、飲酒運転で連行されます。
ソクヒは取った炭水化物がお腹の中でアルコールを作る自家醸造症候群を持つ特殊な体質でした。朝食で飲んだオレンジジュースに炭水化物の成分を混入させたことが原因で、血中アルコール濃度が上がり、飲酒運転をしたように見えた。すべては、ソクヒを株主総会に出席させないための、TOPの計画。
ソクヒの弁護士ホ・ユンド(イ・チャンウ)が飲酒運転でソクヒが連行されたことを知る前に、TOPが準備した記事が流され、多くの非難を浴びることになります。ソクヒは、祖父モ・ワンピョ(チョン・グクファン)をガッカリさせたことを気にかけ、モ・ワンピョ(チョン・グクファン)は息子モ・チョルヒとハン・ジェグク(ペ・ジョンオク)によって計画が失敗したことを知ると、ソクヒを代表取締役に任命するよう求めるため、大株主たちを集め、臨時の会議を開く準備を進めます。
ソクヒは、自家醸造症候群を利用し嘘のニュースを流した裏にTOPの存在があることを明かし、ソクヒの動向を確認するため、直接モ・ソクヒと話し合うハン・ジェグク。ソクヒの考えを確かめるため質問を続けるハン・ジェグクは、代表取締役への未練を捨てないと、祖父モ・ワンピョ(チョン・グクファン)の身に不幸が起こると警告します。挑発するようなハン・ジェグクの言葉に強がるソクヒは、「祖父が亡くなろうと私とは関係ないわ・・・」と答えたあと、手段を選ばないTOPのやり方を非難します。
翌日、自家醸造症候群の説明と食事制限などの管理で克服できること、経営者としてソクヒが相応しいことを説明する祖父のモ・ワンピョ。会議の途中、ハン・ジェグクからの電話に出ると心臓の痛みを訴え倒れてしまいます。
意識を取り戻すことなく息を引き取ってしまったモ・ワンピョ。。。質素な葬儀が準備され、祖父を失った悲しみに浸るソクヒ。ハン・ジェグクは、モ・ワンピョをサポートしていたユン弁護士を横領の罪をきせ、執事のチョン・ユンジャはハン・ジェグクに協力することになります。
ホ・ユンドはハン・ジェグクからインターンではなく、正式なTOPのメンバーになることを持ち掛けられます。TOPが持つ力や情報量の多さを直接確認したホ・ユンドは、母の無罪を晴らすためTOPのメンバーになることを受け入れます。ホ・ユンドに下されたハン・ジェグクの命令は、モ・ソクヒを監視すること。
一方、祖父を失ったソクヒにハン・ジェグクと父モ・チョルヒは、経営権及び財産を放棄するよう求めます。心臓発作を起こす前、祖父がハン・ジェグクと通話していたことを知るソクヒは、祖父に何を伝えたのかを問い詰めます。ソクヒとの会話を録音し、編集した内容をモ・ワンピョに聞かせていたハン・ジェグク。「モ・ワンピョ名誉会長を死に追いやったのは、モ・ソクヒお嬢様です。」と聞くと、ショックを受けるソクヒ。。。
第6話感想
今話で登場した二つの葬儀。。。
質素なモ・ワンピョ名誉会長の葬儀と、比較できないほどの豪華な葬儀が準備されたのは、ドラマの後半登場する継母のハン・ヨンソが可愛がっていたペットの死。ソクヒが水槽の中に捨てたチュ―イングガムを飲み込んで死亡したお魚のために準備した、豪華な葬儀に赤いドレスを着て現れたソクヒの姿が今話の最後でした。
祖父が心臓麻痺を起こし亡くなった原因を与えたのが、自分の発言だったことに強いショックを受けたソクヒ。これまで登場したソクヒの姿は堂々としながらも、常に緊張し、一人で闘うことに恐怖まで感じているように見えましたが、エンディングに登場するソクヒの姿からは、強い意思が感じられ、TOPに対抗することを決心したようです。
本格的なソクヒの復讐劇が始まることになるのか、隠されたMCグループのオーナー家族の秘密を赤裸々に明かしていく。一方、母の無実を明かすためTOPの正式なメンバーになるホ・ユンドは、ソクヒと協力して15年前の殺人事件の真相を明かすことになると思いますが、二人の間にロマンスも芽生えることになりそう!
ホ・ユンドを演じるイ・ジャンウは温かくて真っすぐだけど、ユーモラスで優しい真面目な役を演じることが多いですね。長編の家族向けのドラマの主人公を演じることが多いのは、誰もが受け入れやすいイメージを持っているからでしょうか。
前作の「たった一人の私の味方(原題)」はユイが共演した作品で、高い人気を得た作品で、長編の家族向けドラマでした。その他、「オジャリョンが行く」や「バラ色の恋人たち」もホームドラマでした。「キレイな男」ではチャン・グンソクのライバル役を演じ注目を浴びましたが、シャープなイメージよりは、心が優しいイメージ通りの役をこのドラマでも演じています。
困っている人を必ず助けずにはいられないホ・ユンドが、一番の心の支えだった祖父を亡くしたソクヒをTOPから守ることができるのか、今後が楽しくなります。イメージとしては、展開のはやい韓国ホームドラマを観るような感じで面白いです。
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