二十五、二十一 5話・6話 あらすじと感想

二十五、二十一


二十五、二十一 스물다섯 스물하나 2022年放送 tvN土日 全16話

第5話視聴率8.0%

daisySSさん

第5話あらすじ

母からも応援されることのなかったフェンシングの試合、、、ペク・イジン(ナム・ジュヒョク)の優しい言葉にナ・ヒド(キム・テリ)は感激。

自分が使っていたフェンシングの剣をイジンにプレゼントするヒド。嬉しい気分で帰宅すると、「フェンシングがしたいというから転校までさせたのに、男とデートって・・・」と冷たく語る母に、ヒドはガッカリ感を隠せない。代表選抜に出ることを伝えると自分のために、ベストを尽くしたいと語る。

現在、母の日記を読む娘キム・ミンチェは、日記のすべてがフェンシングに対する努力や母の夢のことばかり、、、期待した初恋などはなく驚く様子。

1998年、代表選抜の競技にヤン・チャンミ(キム・ヘウン)と参加したヒド。遠くからヒドを応援するイジン。弟がトラブルに巻き込まれたことを知ると、急いで弟の元に向かい、、、父の借金を取り立てる人々に囲まれたイジンの弟。

試合の進行は、勝ち進み最後の対戦相手、、、しかし、集中できないヒドにヤン・チャンミは試合の結果を左右する進め方をアドバイスすると、ヒドを応援。高校生だったヒドが勝ち進み、代表経験選手から優勝を勝ち取ると、代表に選ばれます。

そのニュースを知った母シン・ジェギョン(ソ・ジェヒ)も喜ぶ。ムン・ジウン(チェ・ヒョンウク)とチ・スンワン(イ・ジュミョン)もテレビのニュースでヒドが優勝したことを知ると驚きます。代表に選ばれたことをイジンに伝えようとしますが、彼の連絡先を持っていないことに気づいたヒド、、、翌日、直接彼につたえることにする。

ヒドが代表になったことを祝うコ・ユリム(ボナ)の言葉に、「私の夢は代表になることではなく、あなたのライバルになること。ライバルとなった時に、心から祝ってくれる時がきたら、気持ちを受け取る」と語るヒド。

翌日、イジンに会いに行ったヒドは、彼が漫画バンを辞め、住んでいた部屋にもいなく、連絡なしに姿を消したことを知ります。切ない気持ちで家に戻ったヒドは、自分がイジンにプレゼントしたフェンシングの剣が家の前に置かれているのを確認。「国家代表 ナ・ヒド」と手書きで書かれているのを見たヒドは、イジンが姿を隠したことに、悲しむ。

弟を連れて急いで荷物をまとめて向かったのは、母がお世話になっている叔父の家。しばらくお世話になることになります。選手村に入ることになったヒドのクラスメイトはコ・ユリム。ユリムだけひいきするコーチの嫌がらせにも負けず、元気に選手生活を頑張るヒドは、イジンが放送部(テヤン高校在学中)で放送した内容を録音したものを聴きながら、イジンを思い浮かべます。その頃、イジンも公衆電話で何度もポケベルの内容を確認する。

3か月後、商売をするイジンは、ヒドとの想い出が毎日の原動になり、彼女が恋しくなると録音されたヒドの声を何度も繰り返して聞く。ヒドは遠くにいてもイジンを応援する気持ちを持ち、、、それぞれ違う場所で、お互いのことを思い浮かべるヒドとイジン。

第5話感想

切ない展開が続いた第5話!ヒドを演じる明るく前向きのナ・ヒドは、漫画に登場する主人公のようにキュート。連絡が途絶えたイジンを忘れることなく思い続けるヒド。同じく、離れていてもヒドを応援する気持ちと彼女が自分を応援する気持ちに気づきます。

エンディングで、「フルハウスの第15巻が発売されるまで、絶対に戻るからと約束するイジンの言葉に切ない気持ちになりました。弟をも守るために逃げるようにソウルを離れ地方に移り住んだイジンは、魚を売り生計を立てる。そんな兄の姿を恥ずかしく見つめる弟、、、まだ10代の少年とは言え、イジンの気持ちを考えると悲しくなります。

イジンの応援と監督ヤン・チャンミの特訓で鍛えられたヒドは、前向きの明るさとどんな時にも努力する姿勢のおかげで、目標としていた代表選手に選ばれ、コ・ユリムと並んで選手村で練習するほどになります。ヒドの目標はユリムのライバルになることだと、宣言する姿に、今後フェンシング選手としての二人の姿が描かれる比重が増えるようになりそうです。選手村ではコーチから差別を受け、体調不良になったヒドに、ルームメイトのユリムに病気を移すなとひどい言動をするコーチですが、今後、ヒドに不利な練習環境となるのでしょうか。

疑問に思ったのは、ヒドの母の反応でした。代表選手に選ばれたヒドをほめることなく、ニュース番組に登場した姿にダメ出しする。ヒドの母が人気アナウンサーということもあり、娘を厳しく育てようとしているのか、母の気持ちがいまいち伝わらないのが残念な第5話でした。

第6話視聴率9.8%

daisySSさん

第6話あらすじ

ペク・イジン(ナム・ジュヒョク)は会社が倒産したあと、家族が離れ離れになり、夫とも会えない日が続く母のために、ビデオ電話を通じて両親を会わせます。今でも父への想いは変わらないと語る母の言葉に、イジンはナ・ヒド(キム・テリ)を思い浮かべる。

再び自分の夢に向って歩みだしたイジンは、一人ソウルに戻り、、、5か月後、記者となり初めてのメインニュースへの出演を果たし、新たなスタートをきる。

フェンシングの試合を終えて帰国する飛行機の中、ヒドに興味を示す男子フェンシングの選手。ヒドはイジンが応援メッセージを残してくれたフェンシングの剣を使い、これまで勝ち進み、試合では銅メダルを獲得すると、「アジアンゲームもよろしくね。そして彼もよろしくね」と語り、自分を元気づける。

金メダルを獲得したコ・ユリム(ボナ)をひいきするコーチから、ひどい言葉を浴びせられてもめげることなく、前向きでコ・ユリムをライバルとして考え始めるヒド。HBSの記者となったイジンは、開かれるアジアンゲームのためにスポーツ局に配属となり、フェンシングを担当することになります。

一方、アジアンゲームのフェンシングの試合を解説する人が必要なシン・ジェギョン(ソ・ジェヒ)は、開設者としてヤン・チャンミ(キム・ヘウン)を挙げ、8年前の出来事に関する謝罪の言葉がないことを責めるチャンミは引き受けると明確な返事はない。

偶然、ソウルで再会したヒドとイジン。男子フェンシング代表のチョン・ホジン(チェ・テジュン)選手がヒドを彼女と紹介する姿に、イジンは一人クスクス笑いをこらえます。チョン・ホジンが席を話した間、元気そうなイジンの姿に安堵するヒド。HSBの記者になったと告げるイジンの言葉に、母と同じ職場だと知ると驚きますが、イジンには秘密にする。

慶州(キョンジュ)国際競技が始まり、コ・ユリムはヒドの試合が気になり、緊張する姿を見せ、対戦相手の選手をたおし、決勝に進出。決勝ではコ・ユリムと対決することになり、試合の3時間前、対戦した選手のバックと取り違え、イジンのメッセージが残されていたフェンシングの剣を取り換えるためにむかったヒド。

その間、ユリムとヒドのインタビューを担当することになったイジン。既にヒドとイジンが会っていたことを知るとユリムは不快感を隠せない。バックを取り違えたヒドは、無事に自分のフェンシングの剣を取り戻し電車に乗って試合会場に戻る途中、電車が30分も遅れて、、、試合に遅れる危機を迎えます。

同僚から電車が30分も遅れていることを聞かされたイジンは、ヒドが心配になり、車を走らせヒドを乗せて試合会場に急ぎます。イジンのおかげでヒドは無事に試合前に到着し、コ・ユリムとナ・ヒドの試合が始まる。。。

第6話感想

毎話、ドキドキ・ハラハラする展開を続ける内容で、今話も面白く視聴することが出来ました。

ヒドの目標は明確で、アジアンゲームで金メダルを取るという目標よりも、コ・ユジンのライバルとして練習試合ではなく、本ゲームで対戦することになった二人、、、果たして試合の結果は??今話、お互いを見つめるヒドとユリム、、、試合が始まるところで終わり、ドキドキするエンディングを迎えました。

イジンも自分の夢に向って動き始め、HSBの記者になりましたが、ヒドの母シン・ジェギョンが働いていることにはまだ気づいていなく、今後、次から次にヒドの身に危機が及びそうで、ストーリー展開がどのように繰り広げられるのか、本当に興味深いです。

このドラマの演出は、2020年SBSで放送された「ザ・キング 永遠の君主」や2019年に放送された、tvNドラマ「検索ワードを入力してください:WWW(原題)」などで指揮を取ったチョン・ジヒョンによるもの。「検索ワードを入力してください:WWW」で脚本を担当したクォン・ドウンとは2度目のタックとなり、素敵な女性キャラクターを誕生さるとして有名なだけに、このドラマに登場するナ・ヒドもとても素敵で、今後の展開に注目したくなります。

ナム・ジュヒョクが演じるペク・イジンは今話も素敵でした。彼の言動はいつも温かく、前向き。就職したHSBでも上司から高卒記者と呼ばれながらも、めげない姿が描かれました。IMFを機に、優秀な人材が大学を辞めざる負えなくなった状況から、採用枠を大学卒に限定することなく、大学を中退した志願者にまでひろげるべきだと前の話で語っていたシン・ジェギョン。

シン・ジェギョンの意見を受けての採用となったなら、イジンとシン・ジェギョンは、ヒドを通すことなくお互いを知る仲となり、今後のヒドとイジンのロマンスの発展にどのような影響を当てることになるのか、気にしてドラマを視聴していきたいです。

【豆知識】チェ・テジュンが特別出演しています。



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