三姉弟が勇敢に 삼남매가 용감하게 Siblings 2022年放送 KBS 2TV新週末 全51話
hg@さらんさん |
第49話視聴率27.2%
第49話あらすじ
ソリムはジヘに呼び出されてムヨンの家に来たところ、警察の連行を一時的に逃れたヒウンがムヨンに抗議をしにやってくる。出入り禁止でドアを開けてもらえないヒウンはますます憤り、叩くように呼び鈴を鳴らしドアを蹴破る勢い。そんなヒウンを入れてくれたのはなんとソリム。ソリムは非礼なヒウンに対抗するように、自分はムヨンと結婚した、もう諦めろと嘘をつく。ヒウンは相変わらず自分の論理を突き通すが、分が悪く器物破損行為に走る。
戻って来たムヨンの前でソリムは言い放つ。あなたのせいで多くの人が被害を受けた。そして、私の愛する人は青春を奪われた。笑い出すヒウンに対して、堂々と自分を愛する人と呼ぶソリムに感動を覚える。結局、ヒウンは警備員に追い払われる。ソリムはヒウンについた嘘を謝るが、本当にそうなるのだから、何の問題もないと言うムヨン。
ジヘは自分の強い母への郷愁ゆえに、ソリムにとっては理不尽な行動を取ってしまったことを詫びる。ソリムはそんなジヘの気持ちを理解を示し、仲直りする2人。そんなジヘに今まで見せたくても見せられなかった映像を見せる。それはソリムと別れると言い出したナムスをテジュがなだめようと会った時のこと、そこにはナムスの本当の姿が写っていた。自分が見下されているという強い劣等感をむき出しにして、相手のことを蔑む姿。
ジヘとの話が終わって帰ろうとするソリム、そうはさせまいとキッチンに連れて行くムヨン。自ら心を込めて作った料理の仕上げを一緒に行い、ジヘと3人で囲む夕食の席にはぎこちない空気が漂う。ジヘはムヨンとソリムの中を深めようと呼び名を提案するが、恥ずかしがるばかりの2人。ジヘが気を利かせて席を立ち、ぎこちないながらも2人は互いを名前で呼び合うようになる。
ガップンはテジュと共に病院で認知症の検査を受ける。そんなガップンは顔を見せたサンジュンに一つだけお願いをする。ヨンシクのことは許せとは言えないけれど、セランのことはどうか許してやってほしいと。セランがサンジュンを信じなかったのは間違いだったが、大人でも間違うのだと。他人に頼れないように育ててしまったのは、すべて自分のせいなのだと。そんなガップンの願いに努力してみることを約束するサンジュン。
ガップンが心配なヒョンジョンは毎日家に通っている。そんなヒョンジョンからのメールでガップンの様子を知ったヨンシク。今のヨンシクは信じていたものが全てうそで、そのせいで巻き起こした出来事の大きさを持て余すのみ。そうして、考えた末にスタジオを手放すことを決意する。一方、サンジュンの映画の内容を知ったウンジュ。そうまでしないと気が済まないサンジュンの心中を悟る。そして、自分だけでも謝りたいと膝を折って謝罪する。そんなウンジュを目にしたジウはサンジュンに対して、怒りを見せる。
ナムスはミントでも厄介者扱いされ始めているヒウンの実態を知り、手の平を返したような態度を取る。そんなナムスがジヘに会いに行くと聞けば、別れ話を切り出されるに決まっているというヒウン。ナムスはジヘとの関係に絶対的な自信を見せ、ヒウンをあざ笑う。そんなヒウンは、ようやく平静を取り戻しかけたヘンボクとジョンスクがいるカレー店を再び急襲する。
テジュはガップンとマルスンにギターを教えにキム家に立ち寄った後、ソリムと共にカレー店に向かう。そこでヒウンの姿を認めたテジュは、驚く速さでヒウンに近づきその髪の毛をがっつり掴んで取っ組み合う。さらにソリムがそこに加わり、三つ巴の大混乱に。そのタイミングで現れたムヨンはヒウンを突き飛ばしてソリムを救出、ジョンスクが呼んだ警察に連行されていくヒウン。再びヘンボクらに謝ることになるムヨン。
セランはテジュに連れられて、映画のテスト収録の現場を訪ねる。主人公だけを立たせて撮影の調整をしたりするもの。主演女優の演技をべた褒めするスング。そんななか、サンジュンの後輩の監督はセランとテジュにエキストラを提案する。テジュは愉快そうに話に乗るが、セランは二の足を踏む。そんなセランに、サンジュンは主人公が赤ん坊を取り替えたのを知りながら、嘘をつき続ける病院長を演じるためにオーディションを受けてと冷たい表情を浮かべる。
スタジオを売る話を不動産会社の社長から聞いて、寝耳に水のウンジュ。そんな時、やっと戻って来たヨンシク。ヨンシクはサンジュンの訴訟の準備のために戻り、また店を売ったお金をウンジュと息子たちに渡すつもりだと話す。ウンジュはヨンシクも自分と離婚するつもりだということを知り、もう二度と会いたくないと冷たく言い放つ。その言葉にやはりお前もかとばかり皮肉な笑いを浮かべるヨンシク。
ジヘはナムスに自分がムヨンの実の娘ではないことを明かし、家を出て行くように言われていると嘘をつく。すると、ナムスは今までの優しい態度をかなぐり捨てて豹変する。大声で威圧的に怒り出すナムス。そんなナムスの姿を見て、本当に最低の男性だったのだとある意味、感心しながら涙するジヘ。立ち会ったサンミンもジヘをなぐさめながらも、もらい泣きする。
ヘンボクはソリムを会社復帰を望むが、ソリムがカレー店を継ぎたいという意思は固く、またムヨンもソリムの意思を尊重する。それに加え、ムヨンは以前から考えていたというヘンボクのカレーの通信販売化を提案し、試作品づくりに参加する。ジョンスクはあくまで結婚に反対だと事あるごとに口を出す。
そんな試作品作りの作業中、試作品を近所に持って行こうとソリムが一人で店を出る。そんななか、また勝手に逆恨みしたナムスがソリムの行く手を遮る。ナムスがソリムに掴みかかるところを見咎めたムヨンは、勢いでナムスを殴りつけて…。
第49話感想
ソリムとヒウン、テジュとヒウンの対決。すごかったですね。しかし、テジュはとってもダイナミック。ヒウンに近づく素早さったらなかったです。今日のVIPのシーンに決まりです。とうとうヒウンも警察に連行されていき、ムヨンもヒウンに対して絶対的な態度を示したので、今は反対しているジョンスクもきっとムヨンを気に入るようになると思います。
ナムスはとうとうジヘの前で、最低男の姿をさらしました。が、それを自分で自覚していないのは本当に問題です。可哀そうなジヘ。だけど、幸せなジヘ。純朴そうだったナムスを信じて、誰が何を言っても信じて来たジヘ。だけど、その本当の姿を見せた奴の方から離れて行ったのは、本当に幸いなことでしょう。
サンジュン、きつ~い。ガップンにはセランを許すように努力すると言ったものの、なんと嘘をつき続ける産婦人科医院の院長役がお似合いだと言うんですもの。これにテジュが間に入っても、全く言うこと聞かないなんて。セランの心のうちはいかんばかりか。ホントにオーディションを受けるのでしょうか。
第50話視聴率24.8%
第50話あらすじ
ジヘがムヨンの実の娘でないことを打ち明けられたナムスの衝撃は大きかった。酔った足取りでカレー店を訪れたナムスの前に、ちょうど店を出て来るソリム。こうなったのもすべてソリムのせい。すべてテジュのせい。金のさじを失ったのも、夢を失ったのも全部。呆れて立ち去ろうとするソリムは突き飛ばされてよろめいたところを遅れて出て来たムヨンに支えられる。ムヨンは思わずナムスを殴りつける。
ナムスはムヨンに目を覚ましてほしいと懇願。ソリムに騙されて、自分のような善良な社員を切り捨てるなんてと。調査が進めばわかることなのに、どれだけ自分に自信があるのだろうか。その状況を見ていたゴヌがつかつかとナムスに近寄り、思い切り殴りつける。ナムスはそんなゴヌにソリムがどれだけ自分を好きだったかを説明しろなどと、ふざけたことを言い募る。これにより、さらに怒りに燃えるゴヌ。
殴り合いの末、ムヨンとソリムに連れ戻されたゴヌ。ヒョンジョンはすぐにゴヌの異変に気づき、理由を訊ねる。そんな時、外を通りかかった学生がカレー店に飛び込んできて、急病人がいると訴える。急いで外に出た一同が見たのは道端に横たわるナムスの姿。ゴヌにはすぐに狸寝入りだと見抜く。
カレー店にいたヘンボクやヒョンジョンをも含めた一同が横たわるナムスを取り囲む。心配する学生の横で、自分は医者だから任せろとゴヌは、ソリムにはバケツ一杯の氷水を用意させる。しかも、皿洗いの残り水の。息をしているのを確認したゴヌ、意識がないように見えるヒョンジョン。ゴヌは氷水を一、二の三でかけると宣言。わずかに反応するナムス。ゴヌが「一…。」と数え始めると飛び起きて逃げていく。その後、ナムスは警察に出頭して、あらゆる弁明を尽くすが、まるで通じない。
引っ越しを控えたウンジュはジウを交えて、ガップンとじっくりお茶の時間を持つ。そこで、ウンジュはガップンにヨンシクと離婚する意思を伝える。ガッカリするガップンに優しく接するジウ。一方、セランが遠くに出かけて帰らないことを知ったサンジュン。テジュはセランもつらいのに、心にもないことでセランを追い詰めるのはよくないと伝えながらも、サンジュンの気持ちがまだ晴れないことを理解する。
セランは一人苦しんでいた。愛する息子サンジュンからは、なぜ20年も騙したのか、どうして信じてくれなかったのかと責められ、我が子のように慈しんで来たつもりだったヨンシクにこれほどまでに恨まれるとは。どこで間違ったのだろう、どこで…。教会で祈りながら、岸壁で寒風に身をさらされながら、このまま自分がいなくなれば事は無事に収まってくれるのだろうか。千々にせめぎ合う心。
ジヘはカレー店を訪ねて、心からの謝罪を尽くす。自分は実の娘ではないし、いずれ独立するつもりだと説明する。何度も何度も、実の娘ではないと繰り返すジヘ。ヘンボクは謝罪を受け入れながらも、ジヘはこれからもムヨンの娘に変わりはないと優しく語りかける。その後、ジヘとソリムは連れ立ってムヨンの会社へ。ジヘは自分が出たらソリムに家に来てもらえと言うのに、考えてみるというソリム。それだけでも目をぱちくりする上に、早く妹や弟が欲しいと続けるジヘに赤面するムヨン。
サンジュンとテジュは、月末の結婚式を機に引っ越すことに。それまでの間、キム家に住まわせてほしいとお願いする。ソリムもまた、ムヨンの家で同居すると宣言して、サンジュン夫妻とゴヌ夫妻は拍手喝さい。一人は入籍から、一人は妊娠から、一人は同棲から始めるなんて。腹を立てるジョンスクは当然だが、さすがのヘンボクもうちの三姉妹は勇敢だと舌を巻く。
例のごとく、ハチマキを巻いてストライキに突入するジョンスク。事情を聞き及んだムヨンは事態の収拾に悩み、ヒョンジョンはジョンスクやマルスクを納得させる名案を提供する。それはムヨンの会社見学。会社の入っているビルはムヨンの持ち物だと知り、上機嫌のマルスン。ムヨンの家族関係調査まで始まる。納得のマルスン、横で静かにうなづくジョンスク。正直にソリムの意思を嬉しく思うムヨン。2人は苦難の末、ようやく結婚に向けて動き出すことに。
サンジュンとテジュは結婚式の衣装選びへ。美しいテジュのドレス姿に見ほれ、着替えるたびに何度も何度もプロポーズする。こんな時間だけは憎しみから解放されるサンジュン。一方、ヨンシクが売りに出したスタジオでガップンを元気づけたくて、マルスンと2人の写真を撮るヒョンジョン。楽しい時間を過ごすガップンを崖っぷちから叩き落したのは、突然現れたヨンシク。ガップンが心から謝り、ヨンシクを受け入れようとするのに対して、冷たく突き放す。ジウはヨンシクに掴みかかるが、立ち去ってしまうヨンシク。ガップンはとうとう倒れてしまう。飛んで帰って来たセラン。
テジュはヨンシクに追いすがり、その真意を問う。同病相憐れみを持って過ごして来た間柄だからこそ。しかし、ヨンシクには反省というものが感じられない。罪の意識を持たないばかりか、自分を揶揄った映画を作るサンジュンに謝りたい気持ちにならないと人の生にする始末。そんなヨンシクはサンジュンの撮影現場に「自分役の俳優を応援する」という垂れ幕を掲げてコーヒーのケータリングを提供する。怒り心頭のサンジュン。
突然、ヨンシクは頬を打たれた。打ったのはセラン。皮肉に笑うヨンシクに向かって、自分を恨んでいる分だけ叩けと涙目で詰め寄る。ヨンシクは突然荒れ狂い、ケータリングをめちゃくちゃにした挙句、踵を返して去ろうとする。その時、作業中だったセットが崩れ、ヨンシクへと真っ逆さまに落ちて行く。ヨンシクを追いかけながら、それに気づいたサンジュンはとっさに…。
第50話感想
ガップンはヨンシクのことで本当に心を痛めていました。自分が息子を亡くしたことに嘆き悲しんでいたせいで、ヨンシクを置いてきぼりにしたのだと。そのことで自分を責めたせいで、せん妄という一時的に認識機能が衰えた状態に陥りました。それを知ってさえもガップンを偽善と言い放つヨンシクには困りものです。
あの前向きなサンジュンが人をあれほどに遠ざけ、恨むだなんて、本当につらいんだなぁと感じます。考えてみれば、20年間です。ドラマとはいえ、20年とは子供がおぎゃあと生まれて、成人するまでの長い長い期間。その長い時間、自分を信じてもらえなかった衝撃と、それがお金のためだったのでは、という疑心に囚われれば、きっと誰でもそうなり得ますね。
そんななか、明るい話題はようやくソリムとムヨンの間が親たちに認められたこと。三姉弟とも結婚に至るまでにはいろんな苦労をして来ましたが、ことがこんなにこんがらがったのは本当にこの2人が一番でした。あとはサンジュンのことだけが気がかりなんですが、ヨンシクのせいでまたとんでもないことになりそうで、一体どうやったら丸く収まるんだか、全く見えてきません(-_-;)
第51話視聴率27.5%
第51話(最終回)あらすじ
ヨンシクの頭の上に落ちて来る大きな看板。ヨンシクを追いながら、いち早くそれに気づいたサンジュンはとっさに駆け寄る。ガターンと大きな音を立てて落ちて来た看板の下敷きになる2人。サンジュンはヨンシクをかばって体全体で看板を受け止め、ヨンシクの無事を確認すると痛みで気を失ってしまう。セランはヨンシクを振り返りながらも、救急車で運ばれるサンジュンと病院に向かう。
ボロボロの姿でスタジオに戻って来たヨンシク。突然のことに驚いて訳を聞くウンジュに、自分のせいでサンジュンがけがをしたとまだ夢の中にいるように答える。そのまま逃げてしまいそうなヨンシクに、逃げずに責任を取るべきだと主張するジウ。そんなヨンシクをとりあえず休ませるウンジュ。一方、病院に運ばれたサンジュンは腕にひびが入ったものの、大事がないことが判明する。眠るサンジュンを見守るテジュとセラン。連絡を受けたサンミンはユノたちと一緒に病院に駆けつける。
ムヨンが仕事を終えて家に帰ると、大きな荷物を持って待ち構えるソリム。そんなソリムが嬉しいけれど、家族たちに申し訳ない気持ちのムヨンは、ソリムと共にキチンと挨拶をしにキム家を訪ねる。テジュたちの結婚式の後に結婚すればいいという親たちの意見はもっともだが、やきもきしただけにもう我慢できない気持ちのソリム。そんなソリムを許したのはもちろんヘンボク。そして、そのまま一晩キム家に泊まることになったムヨンを引っ張って、カレー店で一夜を明かすソリム。もう片時も離れたくない。
ムヨンは初めてソリムに出会った時のことを振り返る。あの時、電気工事の業者と間違えられて、明かりを交換した時。思わず「綺麗だ。」と口にしたのは、明かりが点いてきれいだと思ったわけでもなく、ソリムがきれいだ、と言ったわけではない。「この人と頻繁に会いたい、この人が自分の特別な人になったらいいのに。」という告白だったと明かす。つまり、ソリムに一目惚れだったということ…。
サンジュンは夜中に目覚め、ずっとそばに寄り添っていたテジュに気づく。自分が寝たら家に戻るというテジュの言葉を聞いて、すぐに寝たふりをする。そんなサンジュンに、なぜ許すことができないヨンシクを助けたのかを問う。寝たふりしたままのサンジュンは答えないが、たぶんそれは今まで家族として暮らして来た情というものかもしれない。
朝を迎えたキム家ではゴヌとヒョンジョン、テジュと朝食の準備中。カレー店で一夜を明かしたムヨンとソリムがこれに合流する。ムヨンは自ら朝食を準備すると腕まくり。その腕前に家族たちも納得するばかり。ジョンスクはなかなか2人の同居に首を縦に振らなかったが、テジュらの援護射撃の前にしぶしぶ許可をする。
ナムスは研究所時代に得た、キップムコスメの機密情報をヒウンに漏らす代わりに現金を要求。これでヒウンとの縁をも切るつもりだ。ジヘを嫌いになったわけではなかったが、おそらく自然消滅するだろう。まだムヨンのことを諦めきれないヒウンにはあきれるばかり。後日、ミント側にいるソリムの友人から機密情報の漏洩を確認したキップムコスメでは、ヒウンとナムスを呼んで事情を聞くことに。空気を読んだヒウンは先にその場を離れ、ナムスは自分の罪はジヘを愛したことだけだとこの期に及んで、ヒウンに全ての非を押し付ける。
警察官が駆けつけてナムスを連行しようとするが、ナムスは自ら歩くと声を荒げる。そのまま警察官の前を歩くふりをして逃走を図る。勝手知ったるキップムコスメ社内。警察官は翻弄されるが、ソリムやムヨンがナムスの前を遮る。それをも交わしたナムスを全身でキャッチしたのはなんとジヘ。そのままナムスは警察官に手錠をかけられてしまう。一方、逃げたはずのヒウンの前にも警察官が現れて、諦めるしかない状況に。
テジュはヨンシクがセランを訪ねると出かけてどこにもいないことに気づく。もしやサンジュンの元に…セランとともに急いで病院に向かう。その頃、ヨンシクは眠るサンジュンになぜ自分を助けたんだと声をかけていたところだった。セランは怒りがこもった目で、自分が保管していた絵をヨンシクに投げつける。この場になって、ようやく正気を取り戻したように、セランにサンジュンに涙ながらの謝罪をするヨンシク。ヨンシクを不憫でならないガップンは、ヨンシクと共に遠くに去ろうと決意するが、ヨンシクは一人旅立ってしまう。
テジュとサンジュンはようやく結婚式の日を迎え、ここまで来るまでの道のりを振り返る。2人は幼い頃から好き合って、紆余曲折があって結ばれずに長い日々が過ぎたけれど、今考えてみれば、こうなることが運命であり、宿命だったのだろう。2人は互いの家族に感謝の意を伝えるとともに、しばらく長男長女の重荷を下ろして、世界一周旅行に出かけると宣言。結婚式をそっと陰で見守って去っていくヨンシク。
その後、ソリムとムヨンも結婚式を迎え、ヒョンジョンは大騒ぎの末に可愛い女の子を出産。マルスンとガップンはギターをの練習を続け、だんだんに上達。ユノから再現ドラマの俳優として白羽の矢を立てられたセランは、見事な演技を披露して好評を得、人生の第二幕が花開きそうな予感。サンミンはかつてユノになりたい自分を描けと言われた時に、描いたとおりに英語の実力を伸ばし、ユノの秘書として活躍するまでに。でも、なかなかユノのハートはつかめない。そんな折り、サンジュンの自主製作映画が見事スイスの映画祭で受賞を果たす。
〽私たちの進む道が険しくても遠くても、一緒に歩いて行ければいいね。私たちが行く先に朝の太陽が差し込めば、幸せだと言い合えるね。あちらこちらと遠回りしたけれど、何より幸せなことはあなたと一緒にいることだよ。そう、あなたが私に幸せをくれる人だから、私があなたに幸せをあげられる人だから…。(タイトル曲「私に幸せをくれる人」より)
第51話(最終回)感想
結局ヨンシクだけが悲しいかな、家族から離脱するしかなく。唯一救われたのは、最後の最後でヨンシクがセランとサンジュンに謝れたこと。自分勝手なうそつきの実母のせいで、憧れであり本当の母親であればと願うセランとその息子サンジュンを手ひどく裏切ることになった自分を悔いて…。
ガップンは悲しかったですねぇ。ヨンシクが痛ましくてならなくて、一緒に知らないところで暮らそうとまで考えていたのに。だけど、幸いなことにはガップンには温かく包んでくれる家族がいて、友達がいて、生きる勇気を与えてくれる存在があることでした。これからは幸せだけがありますように。本当に最後までハラハラさせられましたが、何とか無事着地!
ところで、最後の最後でなんですが、スビン役の俳優リュ・ウィヒョンが途中で消えて、しばらくしてやっと出たと思えば、腕を怪我してて…。それがまた消えて。最終回の結婚式のシーンではさすがにいない方が不自然でしたが、それさえ代役でした。このことについては何のニュースも出て来ない上、その後の活動もないみたい。いったい彼はどうしているのか気になってしまいます。
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