未知の彼方で君を待っている～YONDER～ヤンダー (韓国ドラマ)　あらすじと感想　キャスト

nero

2年前

1 放送予定
2 あらすじ
3 キャスト
4 話数ごとのあらすじと感想
5 作品感想

放送予定

【日本放送】

●【日本初放送】KNTV　2023年5月12・19日（金）後8：00～10：00　※3話連続

【韓国放送期間】2022年 10月14日～

未知の彼方で君を待っている～YONDER～

ヤンダー（Yonder）욘더

2020年放送　全6話

あらすじ

死んだ妻からのメッセージを受け取った男性が、彼女に会える未知の空間“ヤンダー”に招待されることから繰り広げられる物語。

キャスト

シン・ハギュン　キム・ジェヒョン役

妻イフの死後、空虚な人生を送る記者。死んだイフから「会いに来て」というメッセージを受け取ってから、混乱に陥る。

ハン・ジミン　チャ・イフ役

夫ジェヒョンの亡くなった妻であり、未知の世界“ヤンダー”に属する存在。安楽死を選ぶ直前に謎の契約を結び、夫をヤンダーに呼び込む。

イ・ジョンウン　セイレーン役

未知の空間“ヤンダー”に人々を招待するBY N BY（バイ・エン・バイ）の運営者。

チョン・ジニョン　ドクターK役

死に科学で接近しようとする脳科学者。

ペ・ユラム　プロ・パク役

ヤンダーの存在が気になるハッカー。

ユン・イレ　ピーチ役

ヤンダーが切実な少女。ジェヒョンと同じく、ヤンダーで幼い頃に亡くなった父と再会を果たす。

スタッフ　/（演出：イ・ジュンイク、脚本：キム・ジョンフン、オ・スンヒョン）

話数ごとのあらすじと感想

neroさん

作品感想

●未知の空間“ヤンダー（Yonder）”を舞台に繰り広げられる、予測不能なSFファンタジーロマンス！！

韓国のTVINGオリジナルドラマとして配信されたドラマ「ヤンダー（原題）」。シン・ハギュンとハン・ジミンが夫婦役を演じるとあって、配信前から大きな注目を集めていた本作。実は2人の共演は今回が初めてではなく、今から19年前に放送されたMBCドラマ「ナイスガイ」でも恋人役を演じていたようです。

シン・ハギュンといえば、前作「怪物」で見せた猟奇的な演技が話題となっていましたが、本作でも得意の“目で語る演技”を見せてくれました。じっと目を見開いて次第に充血していくシン・ハギュンの瞳から、その中に潜む様々な感情が伝わってきます。そしてお相手のハン・ジミンとのケミ（相性）も素晴らしかったです。

ハン・ジミン演じるヒロイン・イフの死からスタートするドラマ「ヤンダー」。妻の死後、悲しみに暮れるジェヒョン（シン・ハギュン）のもとに届いたのは、妻イフからの映像メッセージでした。同じくメッセージに残された住所から、謎の会社BY N BY（バイエンバイ）に足を踏み入れることになったジェヒョン。そこでジェヒョンが目にしたのは、まるで今も変わらず生きているかのような妻イフの姿でした…！

イフが存在する世界は、謎の空間“ヤンダー（Yonder）”。ヤンダーの謎に迫るなか、次第にヤンダーに引き込まれて行くジェヒョン。目の前に立つイフは果たして現実？それとも幻？

メガホンを取ったのは、本作が初めてのドラマ作品となったイ・ジュニク監督。過去に一度本作の映画化を検討したものの、当時の技術では不可能だと考え失敗。その後、長い月日を経て、今回TVINGオリジナルドラマとして映像化に成功しました。俳優陣の高い演技力はもちろん、無駄のないストーリー展開や美しい映像美に思わず夢中になってしまいます。

SFファンタジーということで、劇中では様々な専門用語が飛び交いますが、不思議とそれも苦痛ではありませんでした。むしろもっとドラマの世界を知りたい！と思うほど。さらに女性歌手Sondiaが歌う主題歌「DIVER」を始め、壮大なOSTがドラマを盛り上げます。

果たして、ヤンダーとは人々が願う天国なのか。それともただのまやかしに過ぎないのか。ヤンダーの謎に迫るなか、「本当の幸せとは何か」を深く考えさせられる作品です。ぜひ多くの人に見て欲しいドラマ。オススメです。

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