タリミファミリー 다리미 패미리 2024年放送
第7話視聴率15.3
第7話あらすじ
マンドゥクは仰向けになって横たわり、ハァハァと息を吐き、苦しそうにしている。焦ったギルレは「アンタが死ぬなら、私も死ぬ。私が先に死ぬ」とうろたえる。ギルレはマンドゥクに水を飲ませると、「オレのキャンディーは。口に入れて」と言うので、ギルレは叩いて自分で起き上がらせ、飴を舐めさせる。
葬式場で話すラブキャピタルの3人。「ギルスンが自殺すると思うか」とソンフンは胸の刺青を見せる。
(回想) ラブキャピタル元社長の故人ペク・ゴムがテーブルに積んだ現金の山分けをした時、ソンフンは「その代わりにあなたのライターをください」と申し出る。「これはオレの孫のものだ。アイツには父親がいないからな」とペク社長は拒んだ。
ギルスンは母の病院費のためにソンフンが貸した金の2倍をその時に返した。「アイツの笑顔を思い出す。金の匂いがする」とソンフンは言う。
掘り起こしたカバンの中から、最初は少しずつ現金の束を取っていたギルレとマンドゥクだったが、「ムリムの結婚式の費用、ボンヒの更年期障害の治療、いつも顔が赤い‥‥。ひとりでアパート暮らしのチャリムの生活費。タリムも」と現金に手が伸びる。「タリムは角膜じゃなくて網膜だからな。移植できるのは角膜だけだし。でもボンヒが一生面倒みてあげなければいけない。それならせめて家だけでも買ってあげないと」と話し合う。
ヘソを曲げたへジャのご機嫌を取って、「家に帰ってきてくれるように、頼みに行って」とジヨンは息子に言う。
ガンジュはへジャの焼肉屋に頼みに行く。焼肉を食べていたガンジュはボムを見て、一緒に食べるように誘う。ボムが持っていた絵本にタリムの名前があるのを見て、「タリムを呼んできて」とガンジュは言う。
タリムにナプキンとペンを渡して、「ここに『心臓がドキドキした』って書いてほしいんだ。家族でも会社でも辛いから励ましが欲しい」と頼む。タリムは書いてあげる。
ガンジュは帰宅後、自分の脚本の寄せ書きとタリムが書いた文字を比較して確認する。「もうすぐ目が見えなくなるから、映画が見たい」とタリムが言っていたのを、ガンジュは思い出す。
2個のうちカバン1つだけを2人で引きずって、マンドゥクとギルレはタクシーに乗る。
寝静まったクリーニング屋に入って、カバンを置いていく。セキュリティーカメラが回っている。
一旦横になるが、1階のクリーニング屋の放置したカバンが心配になり、見に来る。2人は現金をエアコンの中に隠す。スジがムリムに会いに来て、ムリムがクリーニング屋をのぞいたので、びっくりして物陰に隠れる。危うくエアコンのカバーが落ちる音が響き渡るところだったが、マンドゥクがキャッチする。
へジャは会長宅に来てご飯を作る。「タリムとあの男とはどういう関係。二股かけてるんじゃないか」と、ガンジュはテウンのことを探る。へジャによると、「付き合ってるのはチャリムでしょう。テウンはボンヒを母親同然と思ってる」と言う。ガンジュは「可愛いし、勇気があるし、物怖じしないし、自分の人生に責任を持って生きている」とタリムをほめる。
社内のエレベーターで短いスカートをはいたチャリムに会ったスンドンは、ガンジュに「育ててすぐに逃げられないように引き止めておくように。ああいう子はすぐに自分のブランドを立ち上げて退社する」と釘をさす。
スンドンは130億ウォンをデハン奨学金財団に寄付する。セレモニーの様子がテレビで中継される。
不動産屋の棚の修理に駆り出されていたテウンは、「アンタ、会長に目も鼻もそっくりだ。ボンヒが『4億ウォンの保証金返して』って言ってるんだけど、あなたオーナーじゃない」と言われる。
(回想) スンドンと同じ学校に通っていたボンヒは、貧しかった彼に学費を貸してあげた。「絶対に返すから」とスンドンは約束した。
ボンヒはスンドンのオフィスに出かけていき、「3億ウォン返して。あの時、貸したお金が37年経って、もし株を持っていたらその値段になってる」と要求する。「君の結婚式の時、ご祝儀で返した。家に帰ってリストを探せ」と言われてボンヒは帰宅する。
ガンジュはクリーニング屋に来て、タリムに「映画を見に行こう」と誘う。テウンは「オレもついていく」と言う。
呆然として酒を買って帰ってきたボンヒは、クリーニング屋でひとり呑みを始める。「私が結婚する前の、初恋いや2番目の恋。1番愛していた男。子供3人とお父さんお母さん遺して逝っちまった。暑い‥‥。冷房代くらいケチって何になる」とボンヒは冷房に近づく。慌てたマンドゥクとギルレは何とか阻止しようとするが、電源が入らないのでボンヒが中を覗くと、そこには現金があった。
第7話感想
今回のエピソードは笑えるシーンが満載でした。暗闇でマンドゥクとギルレが現金と格闘する姿が、情けなくも必死でジワジワ笑えます。
特に爆笑したシーンは
① 2人で寝ていると、血を流したギルスンが枕元に現れ、「オレの金を返せ」と出てくるシーン。パッと正気に戻ると、それはボンヒだった‥‥。
② 2人が手伝おうとクリーニング屋に来て座っていると、ギルスンが目の前をカバンを引きずって通っていくのが見え、「オレの金を返せ」と言うが、よく見ると、それは幻覚だった。
③ 冷房をつけようとするボンヒを、扇風機やら団扇やらで2人が必死で阻止しようとする。
ギルスンは事故か自殺かで見つかったらしいですが、一番怪しいラブキャピタルの面々が犯人ではないようです。本当は生きているとか‥‥。
ジヨンの亡き父ペク・ゴム役で、イ・ウォンジョンが特別出演しています。
第8話視聴率16.2
第8話あらすじ
驚くボンヒに、マンドゥクとギルレは黙るように合図する。
映画館の暗がりの中で、タリムを真ん中にガンジュとテウンは並んで座り、ポップコーンを食べながら映画を観る。ガンジュが映画の内容を実況中継し始めて、タリムを怖がらせる。タリムはテウンの腕をつかむ。
スンドンに元彼女ノ・エリからメールが来る。「今ニューヨークにいる。がんで死にかけている。1991年8月1日に生まれたばかりの息子を保育院に預けた。あなたの息子よ」とあった。スンドンはメールを削除する。
映画の後で3人でうどんを食べに行き、ガンジュとテウンは自己紹介を始める。「母親が保育院にオレを捨てた」「父親は誰だかわからない」云々と苗字の話を始める。「今度は恋愛の映画に行こう」とガンジュはタリムを誘う。テウンはタリムについて、「妹のような存在だ」と言う。「どこの妹が兄貴と映画に行くか」と、タリムは不服そうにする。ガンジュが去った後、タリムはテウンに「私が好きだからじゃなくて、可哀想だからよ」と、ガンジュについて言う。テウンは「君はかわいいよ。オレが君の彼氏を選ぶからな」と言う。
クリーニング屋の暗がりの中で、セキュリティーカメラの映像をチェックしながら、現金の出所についてボンヒと義父母は話をする。「どこから来たかなんて気にする必要なくて、このお金を使っていい。牢屋に行くんだったら本望だ」と義父母。「このお金、使わせてもらう。タリムの目の手術が必要なの。このお金取らなかったら母親じゃない。ありがとう」と3人で手を握り喜ぶ。
ボンヒは寝つけず、夜な夜な冷房の中にある現金をチェックしに来て、セキュリティーカメラの映像を削除する。テウンが来て、「なぜ引っ越しするのか」と尋ねると、「出て行かない」とボンヒは答える。
ボンヒはタリムを朝一番で起こして、病院に行き、眼科の医師に会い、「手術をお願いします」と頼む。医師は喜ぶ。検査をし、手術の日取りを決める。
ガンジュはライターをなくしたことに気づき、家や会社を探して回る。
病院の帰り道、「手術に備えて、体力をつける。おいしいものを食べに行こう」と、ボンヒとタリムはうなぎを食べに行く。「お金どこから出たの」とタリムはしつこく尋ねる。「130億ウォン寄付したチ会長、知ってるでしょ。友達なの」とボンヒは言う。「目が見えるようになったら一生懸命働いてお金を返す」とタリムは言う。
クリーニング屋でマンドゥクとギルレが「金をどうやって隠すか。引っ越しするか」と話し合い、冷房の中に隠した現金を見ようとすると、突然ガンジュが現れる。ギルレはびっくりしてクリーニングのオイルにつまずく。蓋が開いてオイルが流れる。「クリーニングに出したトレンチコート、どこにありますか。ポケットにライターがあったんですけど」とガンジュは尋ねる。「ここにしまってあります」とマンドゥクは箱を渡す。箱からライターを見つけ出し、ガンジュは火がつかないとカチカチさせる。ライターが手から滑り落ち、オイルに引火し、火の海になる。
隣の焼き肉屋から人が来て、老夫婦を助けだし、帳簿を取っていく。ガンジュが倒れる。
警察が到着する。ガンジュは意識不明で搬送されていった。「ライターを発見した。セキュリティーカメラもコンピューターも焼けてしまった」と報告される。
不動産屋では「オーナーが誰かを明かさなければ。どうしたらいいか」とテウンに話し合う。
電話で知らされ、ボンヒは急いで帰り、焼けたクリーニング屋を見て動揺する。
ボンヒとタリムはテウンの運転で、病院に向かう。ベッドに寝ていた義父母と「お金が全部燃えてしまった」とボンヒは悲しむ。ガンジュは「クリーニング屋の損失を全て賠償します」と謝罪する。
スンドンは息子をVIP室に移す。刑事らが来て、「私がライターをつくかどうか確かめていた時に引火してしまいました。私が火事を起こしました。全て弁償します」とガンジュは言う。「あなた130億もあげちゃって、息子の損害は息子に支払わせるの」とジヨンは文句を言う。
ミヨンとチャリムも病院に来る。老夫婦は退院する。
ボンヒは焼けたクリーニング屋に来て、冷房の中にあった現金が灰になっているのを見る。ジヨンはクリーニング屋に来て、「私の冬の毛皮のコート、高価なんだけど、それを弁償額から差し引いて欲しい」とお願いに来る。「きれいに新築して弁償するから」と言う。
ボンヒは義父母に「あの場所教えて。まだもう1個あるんでしょう。掘り起こしましょう」と言って、3人で出かけていく。3人はカバンを掘り出して見つける。
タリムの手術が始まる。
第8話感想
今回も笑えるエピソードでした。韓国ドラマのブラックコメディ、何ともツボにハマって笑えます。「暗がりの中」を、「土を掘る」というのが、何とも言えず、ブラックな感じです。
今回笑えたツボは
① ボンヒに見つかってしまった時に、ギルレがボンヒの反応を恐れて、「あれだけ命をかけて掘ったのに」と言うシーン。
② ギルレのつまずいたオイルに、ガンジュのライターが引火するどたばたのシーン。(子供には見せたくないシーンですが)
③ 病室でマンドゥクとギルレが並んでベッドに横たわり、ガンジュをにらむシーン。
④ 他人のフリをして義父母に謝罪し去っていくスンドンの後ろ姿を見て、腹が立つボンヒが、とっさに枕をつかんでスンドンの頭を殴り、「最後の1文に至るまで息子に弁償させてちょうだいね」と言うシーン。これが一番の大爆笑でした。
⑤ さらに、それが2人だけの世界で、周囲が全く気づかず、何事も無かったかのように動き出すシーン。
3人でうどんを食べるシーンは、日本への好意を感じて嬉しかったです。
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