タリミファミリー 다리미 패미리 2024年放送
第21話視聴率14.1
第21話あらすじ
マンドゥク、ギルレ、ボンヒの3人はタクシーに乗り込んで、結婚して新居に移った息子ムリムの家を訪問に行く。
門の前まで着いた時に、ボンヒはお祝いの品物を家に置き忘れたことに気がつく。3人はそのまま引き返す。
チャリムとタリムも別々にタクシーでムリム宅に向かっていたが、ボンヒが電話して、タリムが彼らの代わりに忘れ物を取りに行くことになる。
タリムはマンドゥクの鍵でタリム宅に侵入していたガンジュを暗がりで見つけ、フライパンで頭を叩く。
ボンヒはクリーニング屋で店番をしていたテウンに「タリムが遅いので見に行って」と頼む。
チャリムは先に到着し、3人も義家族の新居に到着する。
ガンジュはタリムに侵入した理由を説明し、マットレスの下に現金があるのを見せる。「オレの母が金庫にいれていた現金を2人組の強盗が取ってウアク山に埋めた。それを知ったお前の祖父母と母親が、目の手術のために掘って持ってきた。クリーニング屋のエアコンに隠していたが、オレが燃やしてしまった。またウアク山に取りに戻ってここに隠した」と言う。
「お母さんのお金だという証拠は」とタリムが言うと、ガンジュは「当時特別なシリアル番号でAAで始まる5万ウォン札だ」と主張する。タリムは札を確認し、自分の目の手術のために祖父母と母が尽力してくれた姿を回想し涙を浮かべる。タリムはガンジュの足にすがりつき、「今、ここから元気がなくなったの。祖父母が知ったらショックで死んでしまう。どうか見逃して」と懇願する。
タリムを見に来たテウンに気づき、タリムはガンジュにハグする。テウンは2人を見つけ、「何をやっているか」と驚く。タリムはテウンを追い出し、ガンジュから現金を取り返して、ガンジュが持参したカバンに詰め、テウンが呆れて見ている前を去る。
ムリムの新居で挨拶するマンドゥク、ギルレ、ボンヒは、ムリムの姑と話す。「息子さんは昇進に興味がない。コソ泥を捕まえるのに一生懸命。100億ウォンの泥棒を捕まえなければいけない。どうか説得してください」と警察署長が言うのを聞いて、3人は気分が悪くなる。
ガンジュは「オレたちの金なのにどう考えてもおかしい」と現金を取りに戻ろうとするが、タリムは「私が彼らに話して必ずお金をもっていく。お母さんに謝るから」とガンジュを説得して去る。
3人が帰宅し、タリムは「タリムの目が見えるようになったのだから、もう死んでもいいし、監獄にも入る」と言う祖父母の話を部屋の外で、隠れて聞き涙する。
3人はタリムが部屋のベッドで泣いているので、病気かと心配する。母は薬局に薬を買いに走る。
タリムはテウンにガンジュに返済するための8億ウォンの借り入れを相談しようとするが言えない。
焼き肉屋の閉店時間にギドゥンはミヨンを誘い、あんまんをご馳走する。「申し訳ないが、義理の母親と住んでいるシングルファーザーの身分で、彼らを裏切っている気持ちだ」と言い、ミヨンとの関係について一線を引きたい旨を言う。ミヨンは怒って去る。
ホテルの1室に滞在するジヨンは「メッセージを受け、「家が売れた」と朝食の席でガンジュに言う。「現金を探さないと」と母親に言われ、ガンジュは葛藤する。
ヘジャにジヨンから「キムチを差し入れしてほしい」と電話が来て、滞在ホテルの場所と部屋番号を聞く。タリムも聞いていた。
スンドンとテウンは別々に「エリが亡くなった」とメッセージを受ける。2人はそれぞれ彼女の葬られた場所に行き、スンドンはエリの最後の手紙を託される。スンドンは手紙を車の中で読んで泣く。「例の投稿記事が私がやった。あなたにそっくりな息子を受け入れてあげて」と書かれていた。
先に歩いていたテウンにスンドンは声をかけ、車に乗せ、母親の手紙を読ませる。
ガンジュとジヨンは不動産屋に行き、新しい家を探しに行く。
チャリムはテウンにハグして「話は聞いた。お兄さんのせいじゃない」と慰める。
タリムは祖父母とボンヒがムリムら刑事に逮捕され、手錠をかけられる夢を見る。
3人は病院に出かけていく。
タリムはガンジュに電話をかけ、「今、祖父母と母にとって、現金が見つかったら泥棒の一番の証拠になる。家にあったらやばい。だから今から返しに行く。お母さんに謝る。殺すというなら何でもする」と言う。「お前どこにいる」とガンジュが尋ねると、タリムは電話を切り、ホテルの部屋の呼び鈴が鳴る。
朝食が来たと思ってドアを開けたジヨンの前に、意を決したタリムがカバンを持って立っていた。
第21話感想
ジヨンにお金を返そうするタリムに、ガンジュが葛藤する意味がよくわかりませんでした。タリムもガンジュのお金ならばと、ガンジュが侵入した時点で持って行かせたら良かったのに、なぜ止めたのか、と思いました。ジヨンが発狂するとか、タリムに酷い扱いをするとかをガンジュが怖れているということでしょうか。
また今回も笑えるシーンがありました。
① タリム宅に侵入したガンジュを暗がりでタリムがフライパンで「パコ〜ん」とやったシーン。
② ムリムの姑の警察署長が新婚宅に住んでいて、ムリムの欲の無さを責め、ボンヒら3人に「100億ウォン泥棒を逮捕しなきゃ」と言って、やましい気持ちのある3人が気分が悪くなるシーン。
③ テウンに気づいて、タリムがとっさにガンジュをハグしたシーン。
④ 怒ったミヨンがギドゥンの額に、食べたあんまんの紙を投げて、ギドゥンの額にピタっと貼り付いたシーン。
⑤ 自分のためとはいえ、ガンジュの母から現金を取って、しらばっくれている祖父母と母親に複雑な心境のタリムが、目を泣き腫らし、髪の毛を乱した様子が恨みに満ちた鬼のような形相なのに、当の3人は全く気づかないというシーン。
前回は銀杏の紅葉のシーンが嬉しいサービスショットでしたが、今回はギドゥンとミヨンのシーンで登場した、ホカホカの湯気を立てた肉まん&あんまんのシーンが、もうそんな季節かなぁと、ウキウキさせてくれるサービスショットでした。
第22話視聴率16.2
第22話あらすじ
マンドゥクら3人はテウンに付き添われて、病院に行き、ギルレの胃がんの担当医の診察に行く。医師によると、「初期で簡単な手術のみで済む」と説明を受け、皆は安心して帰宅する。
ミヨンが買ったホットカーペットをベッドにかけ、ギルレは横になる。マンドゥクはホットカーペットの調節機能が良く分からず手間取る。
タリムは現金入りの大きなカバンを抱えてホテルの部屋に入っていき、「奥様にお話があります」と言う。「何だよ、突然に。勝手に来て。段々に時間をかけて話そうとしてるのに。母は何も知らないんだ。お母さん、オレは彼女を愛してる。付き合ってるんだ。2人だけで旅行に行く」とガンジュは言う。驚くジヨンを前に、タリムは土下座して、「私のせいです。ウアク‥‥」と言いかけると、「うわぁ〜、お母さんが離婚してストレスがたまってるから、オレは耐えられないんだ。彼女につかみかかったり、髪の毛を引っ張ったりしたらゆるさない。行くぞ」と、ガンジュはカバンを引きずり、タリムの腕を引っ張って去る。
ガンジュはタリムを車に押し込んで、カバンを乗せ、後から追いかける母を振り切って逃げる。
会社に遅刻しているタリムをチスングループのビル前で下ろそうとして、車を止め、ガンジュは「この金は汚い金なんだ。母の父が税金を払わずに金庫に隠していたが、泥棒が盗み、ウアク山に埋めた。それを母に戻してどうする」と言う。
ジヨンは洗濯屋に来て、「アンタの娘、キチンと教育しなさいよ。大きなカバンを抱えて『旅行に行く』って」とボンヒに喧嘩を売る。そばで聞いていたヘジャは「ガンジュはね、彼女のこと、好きなのよ。寝たの?」と口をはさむ。2人が大声で喧嘩をしている様子に、町内の人々が見物に集まってくる。
ヘジャから連絡を受けて、ガンジュとタリムは洗濯屋に行く。
怒ったジヨンはコーヒーを洗濯屋の客のワイシャツにぶちまける。ガンジュとタリムは到着して、喧嘩を止めようとする。「寝たのか。妊娠してるのか」の問いにガンジュは否定する。「タリム、オレたち、別れよう」とガンジュが言って、母親の腕を引っ張って去る。
ガンジュはラブキャピタルに来て、「シャベルを借り」ていく。
ミヨンは予備校帰りの息子シンをラーメン屋に誘う。シンは「お父さんと一緒に住んでるおばさんが、オレが『予備校に行く必要ない』って。『医者になる必要ない』って。お母さん、お金あるの」と言って泣く。
エレベーターでスンドンに会ったチャリムは、ファッションリサーチ事務室の混乱について嘆き、「マーケティングにたけた計画性のある人物」を「チョンリョン洗濯屋で」探すように言う。
ガンジュはラブキャピタルに戻り、泥だらけになった靴を履き替えて、借りたシャベルを返す。ラブキャピタルでは「金を盗んだのはギルスンじゃないか」という案が出ていたが、ソンフンは反対する。ガンジュは「もう金を探すのは諦めよう」と彼らに言う。ソンフンらは、ガンジュはオレらに何かを隠しているな」とかぎつける。
タリムは祖父母と母用に精神安定剤を薬局で買う。
家でスンドンがひとり呑みしていると、テウンが洗濯屋の配達に来る。スンドンは「一緒に呑もう」と誘う。スンドンはボンヒに電話して「配達のアルバイトが酔っ払った」と呼び出す。
タリムは母に相談しようとするが言うことができず、薬も渡せない。
ボンヒはミヨンのスーツケースに、テウンの洋服を詰め、おしゃれして、一番強いアルコールのボトルを抱えて、スンドンの家に行く。3人は一緒に呑み、ボンヒはテウンを置いて去る。
ガンジュは母の寝室を覗き、寝顔を見て、「お母さんの土地に金を埋めてきた。もうこれでお終いにしよう」と呟く。
翌朝、テウンがスンドン宅で目覚めると、「ここに居て」とスンドンの置き手紙があった。
タリムはガンジュから電話を受け、「山に金を埋めてきた」と言われる。
タリムは会社帰りに洗濯屋に行くが、祖母と母が店番をしていて、母に金のことを言うことができない。
タリムが家に行くと、マンドゥクが部屋でホットカーペットの調節機能を試していた。タリムが部屋に行くと、ドスンという音を聞き、走って祖父の部屋に行くと、祖父が倒れていた。空になったベッドからマットレスが動かされていた。タリムは救急車を呼び、マンドゥクは緊急搬送される。
ガンジュは洗濯屋に来て、店がしまっているのを見る。ヘジャが「マンドゥクが緊急搬送された」と言う。ガンジュは合鍵を使ってイ家に入り、マットレスが動かされているのを見る。以前洗濯屋が火事になった時、ガンジュがマンドゥクを火の海から引っ張り出して行ったのを思い出す。
ガンジュが病院に行くと、タリムが床に座り込んでいて、「お爺ちゃんがマットレスの下に現金がないのを見て倒れた。言おうと思ってたのに、言う前に見てしまった。どうしよう」と言って泣く。
第22話感想
笑いと共に、お金が人の命さえ危うくするようなこともあるのかと、色々と考えさせられるエピソードでした。
2人きり家族のガンジュは意を決して家族を守る行動ができたのに対して、大家族の序列最下位のタリムは「自分のせいで」の自責の念にかられて、大事なことを言うべき家族が祖父、祖母、母と遠くて言いにくく、時を逸しているうちに大惨事になってしまうという構図があるかと思いました。
さて、今回の笑えたシーン。
① タリムがジヨンにストレートに事情を説明しようとするのに、色々考えるガンジュが行き当たりばったりに嘘を言って、母に現金を渡さないようにするシーン。大爆笑でした。後から、母とタリムへの思いやりから出たことだと分かりました。
② 洗濯屋に来てボンヒに喧嘩を売るジヨンを、ガンジュとタリムが止めるシーン。激しく喧嘩しつつも、髪の毛つかみ合いにならず、笑える絶妙な演出が見事です。
③ ミヨンが焼き肉屋に働きに来ないので、ギドゥンが義母に「今日は彼女は来ない。これからもう来ない」と言っていたら、遅れてミヨンが来るシーンで、ヘジャの「来ないって言ってたのに」の言葉にミヨンが怒って「私が来ないって、誰が」と言い、ヘジャが「ナム社長が」と言うと、ギドゥンは「言ってない」と否定する。ヘジャの呆れ顔がまた笑いを誘います。
今回もまた、銀杏並木の紅葉のシーンが目にまぶしくて嬉しいです。
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