ソンジェ背負って走れ！ 선재 업고 튀어 2024年放送 tvN 月火 全16話
第9話視聴率4.759
第9話あらすじ
ソンジェ（ピョン・ウソク）が15年前に自分を拉致した犯人に刺されて重傷を負ったというニュースを目にしたソル（キム・へユン）は、動揺を隠せない。もう一度過去に戻って未来を変えようと考えたソルは、タイムスリップに必要な腕時計を探しにソンジェの家へ。
そこでソルは、ソンジェの親友インヒョク（イ・スンヒョプ）と顔を合わせる。インヒョクは腕時計はもうだいぶ前に失くしたと話し、さらにソンジェが襲われたのはソルのせいだと言う。
家に戻ったソルは、容疑者のキム・ヨンスが2009年にソンジェの証言によって捕まってから、ずっとソンジェに恨みを抱いていたようだというニュースを目にする。男が捕まったのはソルが拉致された直後ではなく、事件から1年後だった。
翌日、ソルは当時の担当刑事であるキム刑事（パク・ユンヒ）を訪ねた。キム刑事から受け取った捜査資料には、2009年5月に自分を拉致したキム・ヨンスに関するソンジェの陳述書が…。
ソンジェの通報と証言によってキム・ヨンスは捕まり、15年後、出所したキム・ヨンスはソンジェを殺害しようとホテルの部屋に侵入したのだ。ソンジェの死が自分のせいだと知ったソルは、ひどくショックを受ける。
そんななか、資料の中に被害者の所持品として映る例の腕時計を発見したソル。キム刑事の話によると所持品は捜査後、本人に引き渡されるという。
もしかして腕時計を受け取ったのが自分かもしれないと考え、ソルは家中を探し回る。すると腕時計は、祖母マルジャ（ソン・ビョンスク）の腕に。その夜、ソルはいまだに意識不明で集中治療室に横たわるソンジェに会いに行き、「ごめんね、ソンジェ。私のせいで…」と呟いた。そして、12時ちょうどに腕時計のボタンを押し…。
目を覚ましたソルは、なんと大学の敷地内に置かれた銅像の上に上っていた。慌てて足を踏み外した瞬間、下でそれをキャッチしたのはソンジェ。
ソンジェの顔を見るなり、ソルはいたたまれなくなって走り出す。ヒョンジュ（ソ・ヘウォン）からソンジェが同じ大学の体育科に入学したと聞き、驚くソル。一方ソンジェは、相変わらず自分を避けようとするソルをもどかしく思った。
なんとしてもソンジェがキム・ヨンスに襲われるのを避けたいソルは、1年前の拉致事件について警察に通報。さらに護身用のグッズを手に入れて帰ろうとしたところ、通りの向こうに見慣れた顔を見つける。
そこに立っていたのは、かつて自分が告白したテソン（ソン・ゴンヒ）だった。高校を卒業した後、テソンがファッションサイトを立ち上げたと知ってほっとするソル。
翌朝、ソルはヒョンジュに起こされて大学のMTへ向かう。よりによってソンジェと同じ電車になってしまい、ソルは悪態をついた。
その夜、これ以上ここにいるのは無意味だと考え、一人宿舎を抜け出すソル。人気のない林を歩くなか、ソルは背後に人の気配を感じる。
慌ててカバンからスタンガンを取り出すも、それは一人で暗闇に消えたソルを追いかけたソンジェだった。ことごとくソンジェに助けられ、バツの悪いソル。一人でやけ酒をあおるなか、ソルはすっかり泥酔してしまう。
夜空を見上げながら、ソルはソンジェが男に襲われる前の出来事を振り返った。あの時、自分が「会いたい」と言っていたら、ソンジェは襲われずに済んだのだろうか。
酔っ払ったソルが段差から落ちそうになるのを見て、慌てて駆けつけるソンジェ。するとソルは、目の前に立つソンジェに向かって、「どうして来たの？言ったじゃない、自分のことだけを考えてって！バカなの？お願いだから私のことは放っておいて…」と涙を流した。
次の日、ソルは警察からキム・ヨンスが通報に気づいてアジトを焼き払って逃亡したと聞き、不安に思う。もし奴が自分を探しに来た拍子にソンジェと出くわすようなことがあってはならないと、ソルは家を出る。
するとそこには、ソンジェの姿が。「確かめたいことがある」と言ったソンジェは、昨夜ソルが酔っ払って口ずさんだ歌が、どこで聞いた歌かと尋ね…。
第9話感想
ソルが歌っていたのは、他でもないソンジェが作った曲「소나기（にわか雨）」。作ったばかりで誰にも公開していないその曲を、なぜソルが知り得たのかとソンジェは不審に思います。
ついにソンジェがソルの秘密に気づく…？なんともハラハラドキドキな展開となった第9話。
前回、やっと想いが通じ合ったソルとソンジェでしたが、幸せな時間はそう長くはつづかず、、15年前にソルを襲った殺人犯によって、ソンジェは重傷を負わされてしまいます。
実は15年前、ソルが未来に戻ったことで、過去のソルは事件前後の記憶を失くしていました。そのためすぐには捜査が行われず、犯人はその1年後にふたたびソルを拉致し、それを救ったソンジェのことをずっと恨んでいたといいます。
悪いのはすべて犯人だというのに、自分のせいでソンジェが死んだと思い込むソル。果たしてソルは、今度こそソンジェを救うことができるのでしょうか。
第10話視聴率4.752
第10話あらすじ
自分が未来から来たと説明するソル。しかし、ソンジェはにわかに信じられない。それどころか、そんな嘘をついてまで自分を突き放そうとしているのかと、ショックを受けるソンジェ。
するとソンジェは、大学を休学して、リハビリのためにアメリカに行くつもりだと明かした。
そんななか、インヒョクのバンド“ECLIPSE（エクリプス）が、オーディション番組の書類選考を通過。しかし、ボーカルをもともとのメンバーであるドンソプではなく、ソンジェに変更することが条件だという。
その夜、ソンジェを説得しようとソンジェの家に向かうインヒョクだったが、そこでソンジェの父クンドク（キム・ウォネ）から、アメリカ行きについて聞かされる。
同じくクンドクから「ソルが一日でも早くアメリカに行かせるべきだと言っていた」と聞いたソンジェは、またもやショックを隠せない。
一方、拉致事件の件でキム刑事に呼ばれたソルは、廃家から検出されたDNAが貯水池で見つかったDNAと一致したと聞かされ、また犯人が殺人の容疑で指名手配中だと知る。犯人が自分を追いかけたトラックについて聞かれるも、白色だということしか思い出せないソル。
その日、ソルはヒョンジュと飲みに行き、財布から小銭を落としてしまう。テーブルに下に転がって行った小銭を拾おうと、身体を屈めるソル。ふと顔を上げると、席に座っていたのはソンジェと同じ大学の女子生徒だった。
2人が顔を重ねるのを見て、ハッと目をそらすソル。次の瞬間、危うくソンジェに見つかりそうになったソルは、近くにあったゴミ箱を被って逃げ出す。
しかし、ソンジェはそれがソルだと気づいていた。一緒にいた別の友人から、ソルが自分のことを好きなようだと聞いたソンジェは、そんなはずはないと否定。その頃、ソルはソンジェが他の女性とキスをしていたと勘違いし、嫉妬に狂っていた。
酔っ払ったソルが足をバタバタすると、履いていたスリッパが飛んでいってしまう。屋上から通りを覗くと、そこにはソンジェの姿が。
慌てて1階に降り、スリッパを受け取るソル。ソンジェはソルに、「俺が他の女とキスしてたのを見て、ムカつかないのか？」と聞く。
そして、「お前が未来から来ようが俺には関係ない。俺にとっては過去のお前も未来のお前も同じだから。でもお前は？俺のことを好きだったことは一度もないのか？」とソンジェ。しかし、自分にはソンジェを好きになる資格なんてないと考えるソルは、「一度もない」と返した。
父親に着替えを持って行った帰りに、ソルが拉致事件に巻き込まれたことを知ったテソン。その日、テソンは大学の前でソルを待つ。
テソンがキム刑事の息子だと知ったソルは、自分が未来から来たことを明かし、「2023年になったら、私じゃなくてソンジェを守ってとキム刑事に伝えて」と話した。
インヒョクに頼まれてオーディションで自作曲“にわか雨”を歌うことになったソンジェだが、予定よりもアメリカ行きが早まってしまう。オーディション当日、会場にソンジェの姿はなく、インヒョクが代わりにボーカルを務める。
その頃、ソンジェがアメリカに発つことを知ったソルは、空港の外でソンジェが乗ったであろう飛行機を見送っていた。
帰り道、ソルは向かいに停まる白いトラックを見て、拉致されたときの光景がよみがえる。トラックがこちらに向かってくると、ソルは慌てて来た道を引き返した。慌てて路地を走るソル。するとそこに、アメリカに行ったはずのソンジェが…！
ソンジェを見るなり、「来たらダメ！」とソル。しかし、トラックはゆっくりと2人の脇を通り過ぎていく。
力が抜けてへたり込むソルを支え、抱きしめるソンジェ。その手には、ソルが埋めた時計が握られていた。
2023年に自分がソルを守って死ぬことを知ったソンジェは、「もう逃げないで、俺を好きでいてくれ。お前を守って死ぬのなら、俺はかまわない」とキスをする。
第10話感想
ついにソンジェが未来に起こる出来事を知ることになりました。もし自分が死ぬのだとしても、それがソルを守ってということなら、それでも構わないとソンジェ。なんとも男らしいソンジェの告白に、思わずもらい泣き。。
そして、ソンジェの両手にすっぽりと収まるソルの泣き顔がなんともキュートでした。本当にソル＆ソンジェ、お似合いの2人です。
これまで自分のせいでソンジェが死んでしまうと考えていたソルは、ソンジェに思わせぶりな態度をとらないようにとソンジェを避けてきました。
しかし、そんなソルの気持ちにやっとのことで気づいたソンジェ。タイムカプセルの中身から自分の未来まで予想してしまうとは、さすがソンジェです。
またあらすじには登場していませんが、ソンジェのライバル（？）テソンが、今話でもナイスアシストをしてくれています。
第10話のエンディングでは、2023年と思われるシーンが登場。電光掲示板に映し出されたのはソンジェ奇襲のニュースではなく、ECLIPSEが5枚目の正規アルバムを発売するというニュースでした。
そして、画面に映ったECLIPSEはソンジェのいない3人メンバーで、、これはソルの作戦が成功して、ソンジェが芸能界入りを果たさなかったということでしょうか？
次々と変わっていく未来。今後の展開からも目が離せません。
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