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ソンジェ背負って走れ! 1話・2話 あらすじと感想

ソンジェ背負って走れ!


ソンジェ背負って走れ! 선재 업고 튀어 2024年放送 tvN 月火 全16話

第1話視聴率3.073

第1話あらすじ

2009年7月22日、人々が数十年ぶりに観察された皆既日食に夢中になるなか、イム・ソル(キム・へユン)は病室のベッドに横になって窓の外をうらめしそうに見つめた。交通事故で下半身まひとなったソルは、何もかもが嫌になり、自暴自棄となっていた。

そんなソルの耳に、ラジオから明るい声が聞こえてくる。同時にベッド脇に置かれた携帯電話が鳴り響き、電話に出たソルはそれがラジオの向こうから聞こえてくる声と同じ事に気づく。

かんしゃくを起こすソルに向かって、ラジオの向こうから、「生きていてくれてありがとう」という声が聞こえた。その声に励まされたソルは、声の主であるバンドグループ“ECLIPSE(イクリプス)”のメンバー、ソンジェ(ピョン・ウソク)のファンとなる。

月日は流れ、2022年12月31日。ソンジェのおかげで生きる気力を取り戻したソルは、なかなか採用の通知は受け取れないものの、くじけず前向きに就職活動に励んでいた。その日はソンジェがボーカルを務めるECLIPSEが約5年ぶりにコンサートを行うとあって、朝から上機嫌なソル。

会場に到着したソルのもとへ、面接の連絡が入る。急いでバスに乗って会社へ向かったソルだが、結果は散々。気を取り直して会場へ戻ろうとするも、今度は渋滞に巻き込まれてしまう。

結局、入場時間に間に合わず、門前払いを食らってしまうソル。仕方なくソルは会場の外でペンライトを振り、音漏れを楽しんだ。

帰り道でもソルの不運はつづき、バス停に向かう途中で電動車いすのバッテリーが切れてしまう。途方に暮れるソルの前に、1台のバンが停まり…。降りてきたのはなんと、ソルの推しソンジェだった!

大雪のなか、橋の真ん中で立ち往生するソルにそっと傘を差し出すソンジェ。ソルはファンだと伝え、カバンに入れていた飴玉の入った瓶を渡す。

ソンジェからもらったカイロを大事そうに箱に入れ、さきほどの出来事を振り返るソル。

そんななか、ニュースでソンジェが投身自殺を図ったと報じられる。慌てて外に出たソルは、ソンジェが運ばれた病院へ向かおうとするが、途中で腕時計を落としてしまう。それはオークションで購入した、ソンジェの時計だった。

時計を拾おうと川の中へ入るソル。やっとのことで時計をつかんだソルだが、そこへソンジェが息を引き取ったとのニュースが。その場で泣き崩れるソル。すると握りしめた腕時計が光り出し…。

ソルが目を覚ますと、それは…夢の中?制服に身を包んだソルは、隣に見えるソンジェが通っていた男子校の校舎を見て、思わず走り出す。

プールに向かったソルは、そこで今しがた競技を終えたソンジェを発見。ソルはなりふり構わず駆け出し、ソンジェの身体に抱きついた。そして、泣きながら「一人でつらかったでしょう?そんなに苦しんでいたなんて知らずに…ごめんなさい。愛してる、ソンジェ」と告白。

競技場から追い出されたソルは、自分の身に一体なにが起こったのかと頭を巡らせる。そして、自分もソンジェと同じく死んでしまったのではと考えるソル。悲しみに暮れるソルの前にふたたびソンジェが現れると、ソルは決してこの橋を渡ってはいけないとソンジェに言う。しかし、タクシーに乗って走り去ってしまうソンジェ。

夢にしてはあまりにもリアルな展開の数々に、ソルは動揺を隠せない。さらに家に帰ると、そこには若かりし頃の母ボクスン(チョン・ヨンジュ)と祖母マルジャ(ソン・ビョンスクー)の姿が。

ふと壁にかけられたカレンダーに目をやると、“2008年6月”と書かれていた。こうしてソルは、自分が事故に遭う前にタイムスリップしたことを知る。

翌朝、走って学校へ向かうソル。視線の先には、制服姿のソンジェが立っていた。その姿を見て、ソルは昨夜、電光掲示板で見たソンジェの訃報を思い出す。思わず泣き出すソル。

雨に濡れたまま泣いているソルに気づいたソンジェは、持っていた傘を差し出し、「なんで泣いているんだ?」と声をかけ…。

第1話感想

タイムスリップして“推し”を救う??笑いあり、涙ありの胸キュンラブストーリー!

「SKYキャッスル」で一世を風靡した女優キム・へユンと、「青春の記録」のピョン・ウソクが織りなす、甘くて切ないロマンスコメディです。

第1話では、“推し”のソンジェの死を受け入れられず、悲しみに暮れるヒロイン・ソルの姿が描かれました。そんななか、どういうわけか15年前にタイムスリップしてしまったソル。

ソルが持っていた腕時計がなにやらカギになっているようです。そして、15年前と言えば、ソルが交通事故で半身不随となってしまった年。ソルはソンジェを救い、自らの運命を変えることができるのでしょうか。

初回からくすっと笑えるシーンが多数あって、おもしろかったです。とくにヒロイン役のキム・へユンがとってもキュートで、本当にこういうキャラクターを演じるのが上手だなと思いました。

お相手のピョン・ウソクとの身長差もたまりません。よく共演相手との身長差が話題になるキム・へユンですが、実は160cmと、日本では平均、もしくはちょっと高いくらいなんですよね。

また、第1話ではカメオ出演も非常に豪華でした。ソルが病室で耳にしたラジオのパーソナリティを務めたのは、KARAのメンバー、スンヨン。そして、他にも少女時代のユリや、元水泳選手のパク・テファンが出演しています。

第2話視聴率2.710

第2話あらすじ

雨の中、涙を流すソルに歩み寄り、傘を差し出すソンジェ。そんなソンジェの姿に、ソルは大みそかの夜、車を停めて声をかけてくれたソンジェの姿を重ねる。

なんとしてもソンジェの未来を守りたいと思ったソルは、どうにかして彼と親しくなる方法はないかと考える。そんななか、ソンジェがトレーニングを行う体育館の隣で、タバコを吸う不良少年たちを発見。思わず注意するソルだったが、没収したタバコを持っているところを教師に見つかってしまう。

罰を受けるソルの前に、運悪くソンジェが。ソンジェはソルがタバコを吸って教師に叱られていると勘違いし、呆れた。

その日、ソルは親友のヒョンジュ(ソ・ヘウォン)にアドバイスを求める。するとヒョンジュは、SNSで友達申請をしてみてはどうかと言い…。さっそくパソコンから友達申請のメッセージを送るソルだったが、ソンジェに拒否されてしまう。これにはショックを隠せないソル。

翌朝、バス停でソンジェが車椅子の女性を手伝うのを見たソルは、どこかうれしく思う。学校前に着き、早々とバスを降りていくソンジェ。ソルもそれにつづこうとするが、人混みに押されて降り遅れてしまう。すると次の瞬間、バスを追いかけてソンジェが全速力で走ってくる。こうしてソンジェのおかげで、ソルはなんとかバスを降りることができた。

学校へ向かう途中、ソンジェは友人のインヒョク(イ・スンヒョプ)から、ソルがインヒョクと同じバンドのメンバー、テソン(ソン・ゴンヒ)のファンだと聞かされる。思わず気を悪くするソンジェ。

ソンジェが数日後に控える大統領杯に参加すると知ったソルは、それがソンジェの最後の競技であることを思い出し、ソンジェにこのことを知らせようとする。しかし、どういうわけか未来のことを話そうとすると時間が止まってしまい、ソンジェに試合の件を伝えることができない。

一方、問題児のテソンはその日も他校の生徒とけんかになり、警察の世話になっていた。保護者として現れたのは、テソンの父でベテランのキム刑事(パク・ユンヒ)。テソンは父の顔を一瞥し、だまってその場を後にする。

ソンジェが向かいの家に住んでいたと知ったソルは、驚きを隠せない。その日の夜、一人でどこかへ出かけるソンジェを心配し、後をつけるソル。ソンジェが向かったのは、いつものプールだった。

練習を終えてソンジェがシャワーを浴びていると、怪しい人影が更衣室に入ってくる。それはソンジェのライバル、ヒョング(イ・チョルウ)。ソンジェが毎回試合のたびに、前日に使った水着をそのまま着て競技に挑むことを知るヒョングは、ソンジェの水着を盗んで困らせようと考えたのだ。

ヒョングが更衣室でソンジェの水着を盗もうとするのを見たソルは、慌ててそれを阻止。ところが、更衣室から飛び出したソルが自分の水着を持っているのを見て、ソンジェはソルが犯人だと勘違いしてしまう。

競技に出るのを阻止しようとするだけでなく、水着まで盗もうとしたソルに憤りをあらわにするソンジェ。「心配だったの、あなたのことが…」と必死に説明するソルだったが、ソンジェには理解できない。

プールにソルを残したまま、一人で出て行くソンジェ。家に着く頃、ヒョングが自分を困らせようとプールに向かったと友人から連絡が入る。そのとき初めて、ソンジェはソルが水着を盗もうとしたのが誤解だったことに気づく。

降り出した雨を見て、慌てて走り出すソンジェ。その頃、ソルは事故のトラウマから、横断歩道の真ん中で動けなくなっていた。そんなソルの手を引き、「何をしているんだ!」とソンジェ。ソンジェの顔を見たソルは、足の力が抜けて…。

第2話感想

横断歩道で抱き合う2人。なんだかんだソルを心配してピンチの時に駆けつけてくれるソンジェが、ヒーローみたいで素敵です。

エピローグでは、ソンジェがずっと前からソルに想いを寄せていたことが明らかとなりました。普段はぶっきらぼうで何を考えているのかよくわからないソンジェですが、ソルがソンジェを知るずっと前から、ソルに好意を抱いていたんですね。これまた胸キュン。

天真爛漫でちょっとおっちょこちょいなソルと、根はやさしいものの素直じゃないソンジェ。そんな2人の甘酸っぱい青春が、見ていてとても心地よいです。

そして第2話では、ソルの初恋相手(?)テソンも本格的に登場してきました。ちょい悪キャラなテソンと、ソンジェ。ソルを巡った三角関係に注目です。

また、ソンジェの父親役を演じるキム・ウォネや、ソルの母を演じるチョン・ヨンジュ、そして親友役のソ・ヘウォンなど、個性派キャラたちの活躍も楽しみです。劇中で流れるOSTの他、当時のヒット曲なども多々登場して、知っている曲がよく流れてくるので、思わず耳を傾けてしまいます。

原作はキム・パン作家のウェブトゥーン「明日の推し:ソンジェ背負って走れ(原題)」。私は原作を読んでいませんが、ウェブトゥーン原作の作品はやはりストーリーがしっかりしているなぁといった印象。今後の展開にも期待したいです。

ソンジェ背負って走れ! 3話・4話 あらすじと感想

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