ザ・ロード：1の悲劇　3話・4話　あらすじと感想

nero

4年前

ザ・ロード：1の悲劇　　더 로드: 1의 비극　2021年放送　全12話

第3話視聴率2.735％

neroさん

1 第3話あらすじ
- 1.1 第3話感想
2 第4話あらすじ
- 2.1 第4話感想

第3話あらすじ

ジュニョンの墓を訪れた後、ペク・スヒョン（チ・ジニ）が向かったのはソ・ギテ（チョン・ホジン）のもと。「ここにいるってことは、原本はまだ手に入れてないんだな。」と探りを入れるスヒョンでしたが、ギテは何のことかとシラを切ります。

容疑者キム・ソクピルの自殺をもって捜査を終了させようとする上司の言葉に、憤りを隠せないシム・ソクフン（キム・ソンス）。ふと、スヒョンが言っていた言葉が頭をよぎります。一方、報道陣の前に立ったチャ・ソヨン（キム・へウン）は、殺された少年が自分の息子であると明かすと、今夜のニュースナイトで事件の詳細を語ると言います。

相変わらず視力の回復しないヨヌ心配する友人たち。さらにヨヌは、事件当日の記憶も失ってしまいます。すると友人たちは、皆で“白い家”へ行ったことを覚えていないかと尋ねます。次の瞬間、突然過呼吸を起こして苦しみ始めるヨヌ。すぐに母のソ・ウンス（ユン・セア）が来てヨヌを落ち着かせると、スヒョンへ連絡を入れます。

子供たちの言う“白い家”に何か秘密が隠されていると考えたスヒョンは、1人でロイヤル・ザ・ヒル（スヒョンらが暮らす高級住宅街）の敷地内にある空き家へ向かいます。家の中を捜索するなか、人の気配を感じて振り返ったスヒョンは、スーツを着た男が走り去るのを目撃。慌てて追いかけるスヒョンでしたが、逃げ場のなくなった男は2階から飛び降り、気を失ってしまいます。倒れた男の正体は警備隊長でした。さらに隣には、家の中に仕掛けられていたと思われる小型カメラが落ちていました。

息子を亡くしたソヨンを心配し、家を訪ねるウンス。ウンスが用意した手料理を食べていると、そこへソヨンの夫チェ・ナムギュ（アン・ネサン）の連れ後チェ・セラ（イ・ソ）が帰宅します。家の周りをパトカーが徘徊していたと話すセラに、ウンスは白い家の件を伝えます。それを聞いたセラの顔色は一転し、急に何かを検索し出すセラ。

ジュニョンの司法解剖結果を受け取ったソクフンは、死因が交通事故もしくは転落によるものだと聞き驚きます。さらにジュニョンはもともと身体が弱く、少しのショックでも死にいたる可能性があったと検視官。そんななか、白い家で撮られた映像を手に入れたスヒョンから連絡が入ります。そこに映っていたのは、ドラッグに手を出す若者たちが何も知らずに家に入ってきたジュニョンを見て、声を上げる姿でした。ジュニョンを追いかけたのは、ソ・ギテと後妻ペ・ギョンスク（カン・ギョンホン）との間に生まれた息子ソ・ジョンウク（チョ・ソンジュン）。さらにその隣には、ジュニョンの腹違いの姉セラの姿が。

スヒョンとソクフンが白い家の捜索を行っていると、そこへソヨンが現れます。義理の娘がジュニョンの事件に関わっているかもしれないと知ったソヨンは、「大衆のフレームが変わるじゃない！」と一言。ソヨンにとって重要なのは事件の解決ではなく、自分が悲劇のヒロインになること。このままセラの麻薬の件が明らかになれば、自業自得だと笑われるだけだとソヨンは言います。すると、カバンの中からペンの形をした録音機を取り出すソヨン。

“ギャラリー”と登録された連絡先からメールを受け取ったウンスは、ホテルの一室へと向かいます。そこでウンスを待っていたのは、亡くなった妹の夫ジャンホ。一方、録音機と共にソヨンが置いて行ったホテルのカードキーを手にしたスヒョンは、何かを決心した様子でドアを開けます。するとそこには、ソヨンではなくウンスが立っていました。

第3話感想

誘拐事件をきっかけに、次々と明らかになる真実…

最後の場面でウンスが会いに行ったのは、先日ウンスの家を訪ねてきた妹の夫ジャンホ。接近禁止命令などという言葉が出たので、てっきりジャンホがウンスに付きまとっていたのかと思いましたが、実は2人はそういう関係？？一体どういう展開なのでしょうか。

また、前回のラストで殺されたジュニョンがスヒョンの息子だったとわかり、衝撃を与えましたが、再びソヨンの誘惑に流されホテルへと向かうスヒョン。ソヨンは自分の望みはスヒョンだと話していましたが、やはり嘘だったのでしょうか。スヒョンが向かった先にいたのは、ソヨンではなくウンス。なんだか複雑な展開となりました。

「アンダーカバー」では非の打ち所がない完璧な夫を演じたチ・ジニでしたが、本作では不倫相手との間に子供を作ってしまう役とは。なんだか急に主人公に対する好感度が急降下してしまいました。。さらに妻のウンスもまたクリアとは言えず、どっちもどっちかな～といった印象。

そんななか、事件の真相も少しずつ明らかに。ジュニョンの死は、単純な誘拐殺人ではなかった…？白い家でドラッグを楽しむ若者たち。映像にはジュニョンを追いかけて家を出るジョンウクの姿と、しばらくして聞こえる車がぶつかるような音が映っていました。ジュニョンの死因が交通事故か転落による可能性があるという話が、思い出されます。果たして、真犯人は一体誰なのでしょうか。

第4話視聴率3.201％

neroさん

第4話あらすじ

ホテルの一室で上着を脱ぎ、ブラウスのボタンに手を掛けるウンスを見て、ジャンホは「ウノ…。」と呟きます。この言葉にハッとなったウンスは、慌てて部屋を後に。廊下でしゃがみ込むウンスのもとへ、ソヨンから電話が掛かってきます。今すぐ来てくれないと、ここから飛び降りると言って電話を切るソヨン。急いでソヨンの待つ部屋へ向かったウンスは、誰もいない部屋を見て愕然とします。するとドアが開き、部屋に入ってきたのは何とスヒョン。

「どうしてあなたがここに？」ウンスの問いに、スヒョンはソヨンから連絡があったと話します。手に握られたカードキーについては、フロントで貰って来たとスヒョン。そんななか、ソヨンから落ち着いて家に戻ったと電話が掛かってきます。

その頃、ソヨンのもとへやってきたのは、局長のクォン・ヨジン（ペク・ジウォン）。実はヨジンの弱点を手に入れる為、ソヨンはホテルの一室へ彼女を呼び出したのです。ベッド脇に置かれた花瓶には、隠しカメラが。

放送局へ向かうスヒョンと別れ、1人自宅へ戻ったウンス。机の引き出しから「ウノの為に」と書かれた原稿を取り出したウンスは、おもむろに断裁機でそれを切り刻みます。そこへ、ソ・ギテの秘書チョ・ムンド（ヒョン・ウソン）が現れると、ジャンホの接近禁止命令を再申請したと伝えます。

一方、ソヨンを呼び出したスヒョンは、二度とウンスを巻き込むなと警告。さらにソヨンが新たなターゲットとして局長に目を付けたことを指摘し、セラの麻薬報道は2日後だと伝えます。「俺が失うのはウンスだけだが、お前は違う。失うのが多いのはお前の方だ。」車に乗り込んだソヨンは夫のナムギュに事情を説明し、セラの行方を尋ねます。電話を切った後、ナムギュの事務所を訪ねてきたのは、娘のセラ。

病院でスヒョンに声を掛けたパク・ソンファン（チョ・チョルファン）は、自分のポートフォリオがアップデートされたと告げ、今見ないと後悔すると話します。実は事件当日、誘拐犯の電話を受けて家を飛び出したスヒョンを尾行していたパク・ソンファン。しかし、スヒョンはその言葉に耳を傾けることなく、病院を去って行きます。その日、家に帰って眠りについたスヒョンは、悪夢にうなされることに。目を覚ますとウンスの姿はなく、ヨヌのもとへ行くとのメモが置いてありました。

一方、パク・ソンファンに呼び出されたソヨンは、誘拐事件の真犯人について興味はないかと聞かれ、当然あると答えます。するとパク・ソンファンは、棚から袋に入ったドライブレコーダーを取り出し、「ここに真犯人が映っている。その前に確認したいことがある。ジュニョンのことだが…」と続けます。

同じ頃、ソクフンからパク・ソンファンが事件当日、自分の車を尾行していたことを聞いたスヒョンは、先日ソンファンが何かを見せようとしていたことを思い出します。それがドライブレコーダーだと気付いたスヒョンは、慌てて病院へ向かうも、既にソンファンの姿はありません。ソヨンに電話を掛けたスヒョンは、ソンファンが今度はソ・ギテに会いに行ったと聞き愕然。すぐにパク・ソンファンに連絡を入れるスヒョンでしたが、説得には応じず。家で待てと告げ、ソンファンは電話を切ります。

パク・ソンファンの自宅前で彼を待つスヒョンでしたが、いくら待ってもソンファンは現れません。不審に思ったスヒョンが駐車場を調べると、そこには不自然に停められたパク・ソンファンの車が。さらにアパートの部屋へ向かったスヒョンは、そこで血を流して倒れるソンファンを発見します。

第4話感想

事件の重要参考人であったパク・ソンファンが死亡。パク・ソンファンは確か、第1話でスヒョンにソヨンとの写真を送り、脅迫していた人物です。彼は以前、スヒョンやソヨンと同じく報道局で記者を務めていましたが、収賄が発覚し辞任を余儀なくされます。現在は芸能担当の記者として活動。業界を追われたのがスヒョンのせいだと逆恨みしたソンファンは、ことあるごとにスヒョンへ脅迫を繰り返していたのです。

そんななか、誘拐事件が発生した当日、犯人の要求に応え車を走らせたスヒョンの後を尾行したソンファン。果たしてソンファンのドライブレコーダーに映っていたのは、一体誰なのでしょうか。映像を確認したと思われるソヨンは、非常に動揺したようにも見えました。

ソ・ギテに会った後、遺体で見つかったパク・ソンファン。つまり彼を殺害したのは、ソ・ギテ？あまりにも単純すぎる流れで、逆に不安です。恐らくまたもや、予想外の出来事が発生したと考えられます。

一方、麻薬服用が明らかになったソ・ギテの息子ジョンウクは、海外逃亡を図るも、空港で身柄を拘束。父ナムギュに泣いてすがったセラは、容疑を逃れることが出来るでしょうか。何だかこの2人も、まだ何かを隠しているような気がします。ソ・ギテの後妻ペ・ギョンスクも謎に包まれていますし、まだまだ明かされるべき問題は山積みです。今後、少しずつ真実が明らかになることに期待。

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