サンガプ屋台　11話・12話(最終回)　あらすじと感想

hg＠さらん

4年前

サンガプ屋台　쌍갑포차　【韓国放送期間】2020年 5月20日から 6月25日まで

第11話視聴率2.782%

hg＠さらんさん

1 第11話あらすじ
- 1.1 第11話感想
2 第12話(最終回)あらすじ
- 2.1 第12話(最終回)感想

第11話あらすじ

突然クィ班長に食ってかかったかと思うと急に黙り込むウォルジュ。契約問題が解決したと言うのに、ウォルジュの機嫌は最悪でクィ班長は訳が分からない。ガンべから話を聞いたクィ班長はウォルジュに正体が知れたことを知る。

ウォルジュはクィ班長にこんな自分を見ていて面白かったかと。クィ班長は弁明しようとするが、突然のことで冷静になれないウォルジュは話を聞かず追い出してしまう。

ガンべとヨリンの恋愛は順調だが、ヨリンはガンべに触れようとすると「触れるな！」と声がする。悩んだヨリンはふと屋台を訪れ、ウォルジュが席を外した間にサンガプ酒を呑んでしまう。ウォルジュが戻った時、そこにいたのはヨリンではなく鏡面朱砂（きょうめんすさ）。鏡面朱砂が恋の邪魔をしていたのだ。

昔、鏡面朱砂は洞窟の奥深くにいて、時おり女性の姿で町に通った。ある日、ある男性に恋をしたが、あることをきっかけに遠ざけた。しかし、彼は突如洞窟にやって来て鏡面朱砂の制止を振り切り、本体の岩を砕いてしまったという。

それというのも、その彼が小さな祠堂から巫女を殺して出てくるところを目撃したと。その上、一人娘は首をくくってしまったと。それはなんとキム・ウォニョン！ウォルジュは彼に助けを求めた時、確かに母は刺客に殺されたと聞いたのに。

ジヘが殺されたことを知ったクィ班長は、ヨム部長に自分たちの邪魔をしている者は誰かと聞く。ヨム部長はウォニョンだと明かし、昨日地獄へ送ったから安心しろと話す。

世子はウォルジュに請婚する、一番嬉しい日に全てを失った。それが妹と結婚させ謀反を企むウォニョンのせいだと知り、妹と結婚するふりをして成敗した。逆恨みしたウォニョンは悪鬼となる。ようやくウォルジュはクィ班長の心を受け入れる。

500年の誤解が解けたウォルジュは鏡面朱砂を呼び出しカラオケパーティー。失恋には女友達と大騒ぎして憂さを晴らすのが一番。おかげでヨリンはガンべとスキンシップができるようになり抱き合って喜ぶ。

子供の罪のためにウォルジュを助けてきたヨム部長に、実は…と自分の子供のことを打ち明ける。慰労の意味でウォニョンの悪口を言ったウォルジュに、突然顔色を変えて襲い掛かる。

ガンべはウォルジュを助けようとして、ウォニョンに突き飛ばされる。次の瞬間、屋台に不気味な衝撃音が鳴り響き、立ち上がったガンべの目の色は変わっていて…。

第11話感想

鏡面朱砂（ヨリン）はサンガプ酒を飲んだとたんに、ウォルジュをムスンに引き込みます。現実かムスンかわからないほどのスピードで現われるのにウォルジュも驚きを隠せません。友達のいない鏡面朱砂は失恋のストレスを晴らす方法を知らなかったのですね。

ウォルジュいわく失恋3点セットとは、友達・スイーツ・カラオケ。友達と飲んで歌って愚痴って食べるのが、最高の憂さ晴らしですから。ここで登場した友達とは、ウォルジュ、産神、もう一人誰?となりましたが、まさかの閻魔大王なのか…。メイクが違い過ぎてわからない…(-_-;) それにしても鏡面朱砂はハンボク姿が超超似あって素敵だなと思いました。

実はヨリンは1万件を妨害しようとするオム部長（ウォニョン）に狙われていたのですが、タイミングが合わずに結局妨害はなりませんでした。でも、どうでしょう？例え捕まっていてもヨリンにはオム部長の力が通じなかったので、ウォニョンだって同じ結果になったかも知れませんね。

第12話視聴率3.558%

hg＠さらんさん

第12話(最終回)あらすじ

ガンべの瞳には神木の姿が映り「出て来い」とヨム部長に近づき、その攻撃をことごとく跳ね返す。そして、オム部長の胸に手を当てウォニョンをはじき出す。クィ班長も駆けつけ、ウォニョンは逃走する。

ウォルジュはもうガンべが誰なのかを悟る。そう、ガンべはウォルジュの子供の魂を持っているのだ。クィ班長は初めて聞く子供の話に驚くが、それを受け入れる。

ガンべの特殊能力が神木のためなら、ヨリンと結ばれても能力を相殺できない。1万件達成まであと1件を残り2日！あの世病院に入院中のヨム部長からウォニョンに謝りたいという恨を最後の1件として頼まれる。

ガンべは神木降臨でさらに能力が強まってしまう。2人はウォニョンとの決戦前にガンべと時を過ごす。その夜、2人と親子になった夢を見たガンべは、翌朝冷蔵庫いっぱいに詰まったおかずを見て涙ぐむ。ガンべは神木の記憶により、2人が両親だと悟っていた。

ある死神の情報でウォニョンの居所を掴んだクィ班長は1人でそこに向かう。しかし、それはウォニョンの罠。ウォニョンはウォルジュを襲い、ウォルジュに化けてガンべを誘い出す。2人の一番大切なものを奪うために。

屋台にガンべを探しに来たヨリンは倒れているウォルジュを発見。同時に屋台に戻ったクィ班長とウォルジュはウォニョンのねぐらに向かう。2人を追って来たヨリンはガードマンたちを一手に引き受ける。

ガンべの魂を永遠に絶とうとするウォニョンの前に立ちふさがるクィ班長。窮地に陥ったウォニョンは力を振り絞り、剣をガンべに向けて飛ばす。瞬間、クィ班長はガンべとウォルジュを守り刃に倒れる。

クィ班長を見送ったウォルジュはムスンに駆けつけ、暗黒階段でガンべを襲うウォニョンの時を止めてガンべを救い出す。が、ウォニョンは呪縛を解きウォルジュを道連れに暗黒へと身を躍らせる。

間一髪、ウォルジュの手を掴むガンべだが、長くはもたない。「今のまま、優しく誠実に生きて」とウォルジュ「お母さん、行かないで」とガンべ。ウォルジュは自ら手をほどき、暗黒へ落ちて行く。目を覚ましたガンべは泣き崩れる。

日常に戻ったガンべは徐々に能力が消え、人並みに苦労して人付き合いをすることに喜びも覚える。それでも、あの日のウォルジュとクィ班長がしきりに思い出される。

ある日、いつものように退勤したガンべは、あるものを見たような気がして振り返る。そこには懐かしいサンガプ屋台が。そして、懐かしい2人の姿があった…。

第12話(最終回)感想

ウォニョンを殺さずに（もう死んでるのに殺さずにと言うのも変ですが）、ヨム部長の前に前に連れて行くトいう最後の1件を達成できずに、ガンべを守るために自らも暗黒に落ちたウォルジュでしたが、なぜか甦って閻魔大王の前で裁きを受けました。

ウォルジュ自らの恨、犠牲にした子供を命を賭けて救ったことを最後の1件と認定、無事に勤めを果たしたと認められます。転生も許されたウォルジュでしたが、これからも屋台を続けたいと願います。今の気持ちならもっと人々の悩みを聞いてあげられると言ってましたが、本当のところもっとガンべを見守りたかったのでしょうね。

復活してよかったなと思う反面、暗黒へ落ちたら復活できないんではなかったかなと。これまた謎ですが、なぜか復活したクィ班長がウォルジュを助け、ウォニョンを再び地獄へ送ったというのです。なんでやろ？という話ですが、まぁ良いかな（笑）全体的には見てよかった、感動的なドラマでした！

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