サイコだけど大丈夫 사이코지만 괜찮아
【韓国放送期間】2020年 6月20日から8月9日 2020年放送 tvN
第15話視聴率6.029%
えぱたさん |
第15話あらすじ
「あなたのせいで娘は変わってしまった。お兄さんを連れて、遠くへお逃げなさい」と、精神病院看護婦長のパク・ヘンジャは、ガンテに言う。ヘンジャは自分がガンテの母を殺したと告白する。ヘンジャの回想…。ガンテの母は派遣会社から送られて来た家政婦として、ムニョンの家で働くようになったのだった。小鳥の羽が折れて、もがいているのを見て、ムニョンはガンテの母に「殺したほうがいいよね」と言う。それをムニョンの母に言い、ガンテの母は怒りをかい、殺されたのだと。
ムニョンが来て、ヘンジャがムニョンを刺そうとしたところ、サンテが背後からヘンジャの頭部を殴打する。警察が来て、ヘンジャは逮捕されて行く。パク・オクランには、ヘンジャがやるべきことを命じて暗示をかけて、仕向けていた。
ムニョンはガンテとサンテに、この家から出て行ってほしいと言う。サンテは「出て行かない。出て行くなら、家族だから、ムニョンも一緒に出て行くんだろ」と言う。
ガンテは精神病院に行き、オ病院長に辞表を提出する。ムニョンは「もう引退する。この家を売る」と宣言する。
ガンテはムニョンに2人の兄弟の話をする。
「2人は米の収穫をするが、兄は弟が足りないと思って、夜な夜な、弟の家の前に米を運ぶ。 弟も兄を思って、米の袋を兄の家の前に担いで行く。翌朝見ると、びっくり。なぜここに米が。また夜に米を運ぶということを延々と続けた。この話は何を言いたいか、分かるか? 家族の間であまり気を使いすぎると、意味のない仕事を増やしていくってことなんだ。オレと兄貴のこと、嫌いか? 好きだろ? このような無用な事はやめて。一緒に住もう、オレたち?」
ガンテはオ病院長に頼み、病院の庭に木を植えて、「お母さんが恋しくなったら、ここに来るよ」と言う。3人の家族写真をそこにかける。サンテは「オレがガンテを守ってやったんだ。後ろからガツんって。兄貴が弟を守るために生まれたんだ」と言う。
サンテは幸せそうに寝ているガンテの顔を描いて、ムニョンに見せて、「オレは作家になりたい。童話作家になりたいんだ」と言う。
木を見に来たムニョンに、ガンテは「オレを君のそばにいさせてくれ」と言う。
ムニョンは背を向けて去って行く。「愛してる」とガンテは叫ぶ。ムニョンは「もし、もう一度言ったら…」と言うが、「言ったら、どうする?」とムニョンにガンテはキスする。
第15話感想
次回の予告を見るとどうも、ムニョンの母は精神病院の看護婦長パク・ヘンジャであったという結末に落ち着く様子です。もしそうだとすると、話としては退屈な結果に終わりそうです。だったら、オ病院長が「古代ギリシャでは蝶はプシケ。原語はサイコ」云々の言葉は何だったのか? 伏線ではなく、単なるオトリだったのか。まだあと1話あるので、面白い結末になることを期待していますが、案外と単純に終わるかもです。
しかし、まだ分かりません。ガンテの母がムニョンの母の家政婦として、あの家に働きに来たシーンでは、看護婦長の女優ではなく、別の女優が演じていました。
婦長ヘンジャがサンテに薬物を飲ませて誘拐して、ガンテを呼び寄せ、ムニョンについて、「私の娘」と言っているのは、精神的錯乱状態にあって言っていると仮定しています。
あのガンテとサンテが精神病院の庭に木を植えるシーンは、非常に退屈でした。第1〜2話あたりの作者と後半の作者と、別人ではないかと思うほど、最初のほうが良い出来でした。あるいは後半になって息切れしている感じがします。カメラアングルなども、最初のほうは斬新な切り口で、引き込まれるものを感じましたが、最後のほうは、平凡な描き方になってきてしまった気がして、残念です。
中途半端にミステリー要素を入れるならば、最初のほうにそうだったように、極普通に精神病院の日常を描いたほうが、余程、背筋が寒くなる効果があったのにと悔やまれます。
人の表情を描く訓練をするサンテが、幸せそうに眠っていたガンテの表情を描いて、ムニョンに見せた時、ムニョンが涙を流して、それを見たサンテが「悲しいのか?」と言ったシーン。ムニョンはガンテの幸せそうな表情に共感して、幸せで嬉しくて、涙が出たのだと推測しますが、自分もよく幸せで嬉しいのに涙が出ることがあります。自分でも、なぜ泣くんだろう、悔し涙か? 嬉しいんじゃないのか、普通はこういう時、嬉しい表情とかアクションとかをするんだろうと思ったりすること。知らないうちに、自然な表現ができずに心の中で屈折している部分があるのかもしれません。
第16話視聴率6.786%
えぱたさん |
第16話 (最終回) あらすじ
サンテは、ピザ屋のバイトを辞めて、作家になる決意をする。ムニョンは本を出版しようと考えているが、エンディングはガンテにも秘密。
病院長は患者ピルオンに、靴を買ってあげ、「それで外を歩きなさい」 と言う。物置部屋で居眠りするオ介護士の耳を引っ張るオ院長。なんと、オ介護士は、オ病院長の息子だった。
ムニョンはサンテに「キャンピングカーは買ってあげない。契約書には条件がある。『引っ越しをする必要のある弟のため』って。もう、引っ越しする必要がないから」と言う。
出版社代表サンインとカフェで話すムニョンは、「『西の魔女の殺人』の原稿はあげる。こっちは私の本。好きなほうを選んで」 と言い、サンインはムニョンの本を選ぶ。テーブルの上に置き去りにした、もう一方の原稿。サンインは秘書のスンジェに「確保して」とメッセージを送ったつもりが、ムニョンに送り間違えた。店員は原稿を処分してしまった。
ムニョンは、刑務所に母親を訪ねて、「あなたの記憶を消し去る」 と言うが、母は、「私の娘。絶対に記憶から消し去ることはできない」と言う。
サンテは、病院の壁画に色とりどりの蝶を描く。病院長は「蝶の意味はサイコだけど、治癒の意味もある」と言う。
ゴミの中から原稿を探し出そうと、サンインとソンジェ。 怒ったソンジェは、「もう、私、辞めます。その本出して、良い人生を送りなさい」 と言うが、去るソンジェは、実は見つけ出した原稿を隠し持っていた。
ムニョンの絵本の新刊で、感情のない空き缶の女の子、仮面をつけた男の子、箱をかぶった男の子の3人の童話『本当の顔を探して』が出版され、レストランを開いた元入院患者のウンジャ、ジョンテの彼女アルム、公務員試験受験のためテキスト勉強中のギドも、出版記者会見に来る。サンテとムニョンが大喧嘩を始める。
ガンテはスンドクに絵本を渡す。サンテのサインがあった。 「本当のお母さんじゃないけど、お母さんのように、ご飯を作ってくれて、ありがとう」と言う。
サンインはソウルには帰らず、ソンジン市で出版社事務所を開く。病院長はサンテに、壁画の謝礼でキャンピングカーをプレゼントする。「旅行には行きたくない。もう蝶から逃げる必要ないんだ。キャンピングカーは必要ない。行かないよ」 と言う。旅行へ誘うガンテはサンテに拒否される。ムニョンにも、落ち着けと言われる。
サンインとジェスに呑んで愚痴るガンテが帰宅すると、サンテとムニョンは旅支度をしていた。 キャンピングカーで出かけ、3人で楽しむが、ある日サンテは身支度をし、心配するガンテに「迎えが来る。オレを必要とする人がいる。作家になるんだ。今仕事がしたい」 と言う。サンインがサンテを迎えに来る。
第16話 (最終回) 感想
全部見終わって、ここまで来たぞという達成感があります。私が予想した結末にはなりませんでしたが、感動的なシーンがたくさんありました。
ソンジェがゴミの中から『西の魔女の殺人』の原稿を見つけ出して、自分のものにしてしまったのが笑えました。サンインの出版社を辞めると言っていましたが、ちゃっかり戻っていて、『西の魔女の殺人』の本を自分で出版するとしても、原稿を盗んだサンインと同じ業界で働いているので、難しいものがあると思いますが、ソンジェがその原稿をどうしたか、その先が知りたかったです。
第3話でこのドラマ一番印象に残っているシーンのギドが、おとなしく公務員試験の勉強されていて、もうひと暴れしたら面白かったのにと思いました。
真相が明かされた後でも、まだあのクレイジーな看護婦長パク・ヘンジャが、『西の魔女の殺人』の作者であるとは考え難いです。ムニョンの本当の母は夫に殺されたか、失踪したままという設定のほうが良かったです。
ヘンジャが精神錯乱して、ムニョンを娘と思い込んでいていいですから、まだ謎が解けないままで、視聴者に興味を湧かせる何かのシーンがあってよかったのでは? たとえば、湖から鞄がゆっくり上ってくる、あるいは、ムニョンとガンテの姿を遠くから誰かが見ている…。
サンテの生き方に感動しました。弟の幸せを弟自身のものとして、自分のやりたいこと、自分の幸せを見い出せて、弟と別れる道を選んだこと。
サンテを象徴する、箱の中に隠れて、顔に箱をかぶって生きていた男の子。魔女に追いかけられて、穴に逃げる必要があり、箱を捨てて、穴に逃げ込んだシーンも、感動的でした。彼にとって、穴とは最初は家族であり、友人であり、最終的には自分自身の幸せを自分で求めることだったのかも。
ガンテ、サンテ、ムニョンの3人を描いた、絵本の絵のタッチが素敵で、この絵本が買いたいという気持ち分かります。
多くの場合、才能のある人は精神を病みやすいですが、(私の知っている人にもいます) そのいわば、“与えられている”才能を生かして、同時に人間として生きていく、食べたり飲んだりもするのは、本当に大変なことなのでしょう。サンテにも良いパートナーができると良いと思います。
ガンテがムニョンに「私が好き? それとも、サンテが好き?」と聞かれて、「自分自身が好き」とあっさり言って、いいなと思いました。自分自身が好きでなければ、本当に他人を愛することは難しいでしょう。
壁画の謝礼がキャンピングカーで、オ病院長の太っ腹に驚きました。「古代ギリシアの…」云々のセリフは、殺人事件の謎のキーパーソンかと思いましたが、続きがあって「サイコは治癒をも意味する」なのでした。
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