クライムパズル　9話・10話 (最終回) あらすじと感想

えぱた

2年前

クライムパズル　크라임 퍼즐 Crime Puzzle　【韓国放送期間】　2021年10月29日から～　2021年放送　Seezn、olleh tv 全12話　

第9話視聴率　

えぱたさん

1 第9話あらすじ
- 1.1 第9話感想
2 第10話あらすじ
- 2.1 第10話感想

第9話あらすじ

気絶していたユ・ヒは目を覚ますと、そばに遺体があり、自分の手にナイフが握らされていることに気づく。洋服にも血がついたままで、ユ・ヒは現場を去る。

ハンは囚人の1人に首を締められそうになるが、刑務所長がハンを助ける。

ユ・ヒの叔父であるユ・ホンスが警察に通報する。警察が捜査をすると、セキュリティカメラにホンスとユ・ヒがアパートに入っていくのが映っている。ホンスは刑事の取り調べに対し、「自分がスジン (被害者) とユ・ヒとの会見をセットアップした。殺したのはユ・ヒだ」と供述。

ユ・ヒはチャ検事に電話をし、かくまってもらう。「なぜ逃げた？」と言うチャ検事に、「もっと重要なことがある」とユ・ヒ。何者かが刑務所長の妻を監禁する。ユ・ヒの部屋が家宅捜索され、大金がユ・ヒの口座から外国送金されていた形跡が発覚する。

ペ刑事が刑務所のハンを面会する。「ユ・ヒが殺人犯の容疑者」であることを告げるが、ハンは「現場に入った時間から考えて、殺人のためだけにしては時間がかかりすぎ」ていることを指摘。

ペ刑事はさらにセキュリティカメラの映像を見ていると、マダム・パクの手下の男が通るのを見る。屋上を調べると、血痕やロープの傷跡があった。ペ刑事が男の写真を持っているのを見て、チーム末っ子刑事のスビンは夕食に誘う。

チーム長はマダム・パクに通じていた。ハンを面会し、「これ以上続ければユ・ヒが死ぬ」と警告する。

ユ・ヒは叔父の会社を訪問し、インギョの悪事についての証拠ファイルを突きつける。ペ刑事が路上で死んでいた。マダム・パクはユ・ヒと電話で話す。「ハンの無実の証拠とインギョの悪事についての証拠をトレードすること」をオファーする。ユ・ヒは「インギョのリーダーになる」ことに同意し、刑務所のパク・ヒョンと会うことを約束する。

チーム長はぺ刑事の殺人現場の写真を見ながら怪しむ。「現場に血が少ない。他の場所で犯行が行われ、遺体を移動させたか」

ハンは再度D4へ忍び込む。カルトのリーダーであるパク・ヒョンの独房の壁に、ハンマーで一撃を入れようとするが‥‥。

第9話感想

やっぱりチーム内の末っ子刑事スビンがカルトに関わっていました。チーム長までがカルトに関わっていたとは、予想外でした。しかし思わせぶりな伏線をチラつかせて視聴者をもて遊ぶような回収の仕方ではなかったので、裏切られた感はなかったです。

犯罪の現場で働く刑事たちが、もう犯罪者との線引きがあいまいになってきて、証拠を隠蔽したり、犯罪者の一部になってしまったり……。厳しい状況の中で、人間だから生き残るための生々しい現実ではあります。ドラマの中だけであってほしいというのが正直な感想です。

第10話視聴率　

えぱたさん

第10話あらすじ

ハンが壁に向かってハンマーを振り上げていたその時、パク・ヒョンの独房にはマダム・パクと刑務所長が会いに来ていた。ハンは看守に見つかり、逃走する。刑務所内は警報が鳴り響き、囚人らが騒ぎを起こし、騒然とする。刑務所長は壁に無数の穴があるのを見つけ、「ハン・スンミンを探せ」と命じる。

10時間前‥‥。ユ・ヒは刑務所のハンに面会し、「計画していることをやめて」ほしいと願う。

警察のキムチーム長はマダム・パクの秘書に、ぺ刑事の殺害犯人について問い詰めると、「お嬢様のやったことです。パク・スビン」と聞き、ショックを受ける。スビンは「もうさんざん隠蔽してきているじゃない？何を今さら罪責感を感じる？」と開き直る。ペ刑事を家に食事に誘ったスビンは、背後からペ刑事を刺したのだった。

チャ検事は検事長を説得し、ユ・ホンスとイルシム財団の捜査礼状を申請する。

ユ・ヒは刑務所のD4セクションに、カルトのリーダーであるパク・ヒョンに会いに行く。同行するマダム・パクに手に持っているUSBメモリーを見せる。

囚人の1人でハンと契約を結んでいるイ・ソンスが、監禁していた刑務所長の妻を解放する。刑務所長は「お礼」と称して、ソンスにスマホとD4セクションのキーを渡す。ソンスは地下廊へ逃げて潜んでいたハンに、キーを渡す。

チャ検事らはユ・ヒの叔父ユ・ホンスの会社とイルシム財団に踏み込み、捜査礼状を見せ、書類等を押収する。ホンスの会社の倉庫や空き地から次々と遺体が発見される。

ユ・ヒはパク・ヒョンに襲われそうになる。（回想）彼女の父であるユ市長が生前に、自分の子供をカルトのリーダーに「上納」したのだった。ユ・ヒの母はそれに反対したが、結局自殺。

ハンはD4セクションにキーで入り、パク・ヒョンに銃をむける。ユ・ヒは「法の裁きに任せるよう」嘆願するが、ハンは「妹やミンジェの仇」とし、引き金を引こうとする。カルトリーダーに弾丸が命中するが、それは遅れてやってきたキムチーム長の拳銃から発砲されたものだった。

3か月後‥‥。裁判が行われ、マダム・パクは終身刑、ユ・ホンスには25年の禁固刑が言い渡される。キムチーム長は自殺。スビンは「刑事に向いてない」と言い残し、警察署を去る。

カルトの集会でスビンは花嫁の衣装をつけ、人々の前に立つ。

チャ検事は昇進して、ソウルへ復帰。ハンは刑務所を出所。ユ・ヒが迎えて来ていた。