オアシス 오아시스 2023年放送 KBS 2TV 月火 全16話
marikoさん |
第1話視聴率6.3%
第1話あらすじ
1980年後半、光州。ドゥハクは、刑務所の中にいた。
1970年代、麗水。ドゥハクとチョルウンは、音楽隊として歩くジョンシンに一目ぼれした。貧しい家のドゥハクと、裕福な家のチョルウンは、一緒に登校する。ドゥハクの両親は、チョルウンの下人のように働いていた。
ドゥハクは、チョルウンに因縁をつけてくる不良をやっつけ、遅刻して叱られるのも2人一緒だった。
ドゥハクとチョルウンは映画館で、ジョンシンに出会う。ジョンシンは映画館の娘だという。ドゥハクとチョルウンは、映画を観ながら泣くジョンシンを見て、気になってしまう。その後、映画館の前で不良に見つけられ、追いかけられるはめに。ジョンシンと3人で逃げるのだった。
後日、海辺で何かを一生懸命に書く、ドゥハク。ジョンシンへの手紙だった。それをチョルウンに見つかって、からかわれる。チョルウンは「ジョンシンに気持ちがあるなら、俺と堂々と戦えよ。でも大事なのは彼女の気持ちだろ」と言われてしまう。ドゥハクはチョルウンから、ジョンシンの父の具合が悪いので、家族で麗水に来たこと、音楽隊の女性はジョンシンだったと、教えてもらう。
ドゥハクの父ジュンホは、チョルウンにまでおべっかを使っていた。ジュンホは、ドゥハクが学校で1位を獲ったことを褒めながらも、「チョルウンには勝つな」と言う。「チョルウンの祖父のおかげで今の俺たちが生きていけるのだから、チョルウンに勝つな」ときつく言いつける。ドゥハクが「いつまで?」と訊くと、ジュンホは「永遠」と答えるのだった。
ドゥハクとチョルウンは、ジョンシンに「付き合おう」と告白する。ジョンシンが「2人はどんな仲なの?」と尋ねると、チョルウンは「兄弟のような友達。俺たちの家族は、普通の関係じゃないんだ」と答える。その時、ドゥハクは「チョルウンに勝つな」という父の言葉を思い出す。ジョンシンは「2人と1年過ごしてみて、決める」と言い、3人は友達になるのだった。
一方、政権の実力者・チョンソンが、麗水に赴任してくる。しかし、再び栄転することを狙っていた。
その後、またドゥハクが成績で学年1位になってしまう。チョルウンは、ショックを受ける。ドゥハクは「運が良かっただけだ」と言い訳するが、チョルウンは拗ねてしまう。そこに、ジョンシンがやって来る。成績が良くないのに自慢するジョンシンに、2人は笑ってしまうのだった。ドゥハクが、ジョンシンに勉強ノートを渡してあげたのだという。2人は、ジョンシンの母から食事をご馳走になることに。
チョルウンの母ヨジンは、元恋人チョンソンを呼び出して、接待する。チョンソンは、ヨジンの子どもの年齢を訊き、「俺と結婚しなくて良かった。今頃、家事で終われていたはずだ」と言う。ヨジンは「父が反対しなかったら…」と答えるが、チョンソンは「先見の明があった方だ」と返す。ヨジンは、「お願いがある」と言い出す。金を渡し、夫ヨンシクの政界進出の手助けを頼むのだった。
ジョンシンの両親と食事をしている時、チョルウンの祖父は、独立運動をした有名な人で、父は木材店を経営していることが話題に上がる。ドゥハクの親の職業も訊かれ、ドゥハクが「農家です」と答えると、ジョンシンの父は「成績が良くて自慢だろうな」と気まずそうに言うのだった。
ジョンシンが「鳶が鷹を生むと言うし」とフォローすると、チョルウンは気分を害す。チョルウンは、自分の家がドゥハクの家族を助けていることをアピールするが、ジョンシンはチョルウンのデリカシーのなさを咎める。
帰り道、ドゥハクは胃腸が悪くなり、吐いてしまう。ジョンシンは「ドゥハクにはプライドがないと思っているの?」と言って、チョルウンを殴る。チョルウンは「気が済むまで殴れ」とドゥハクに言うが、ドゥハクは気力なく「やめろ」と答えるだけだ。
ドゥハクの父は、ドゥハクに「学校を辞めて、農業をしろ」と言い出す。ドゥハクは「チョルウンのせいで、そう言っているのか?成功して、チョルウンの家に恩返しをしてもいいだろ?」と声を荒げるが、父に殴られてしまう。ドゥハクは土下座して、「チョルウンの邪魔はしないから、高校は卒業させてくれ。その後は言うことを聞く」と泣く。ドゥハクの父は「転校しよう」と言って、立ち去ってしまう。
チョルウンの母ヨジンは、夫ヨンシクに「国会議員になれるわよ」と興奮して報告する。しかしヨンシクは、反対勢力に入ることを嫌がり、呆れる。ヨジンは「こんな田舎で、あなたの妻として生きてきたのに」と、悔しがる。チョルウンの母は、ドゥハクの父をそそのかして、協力してもらうことに。ヨンシクは政界進出を決意し、庭で人々を前に演説を始めるのだった。チョンソンの部下マンオクが、その様子を見ている。チョンソンは、ヨンシクを推薦していなかった。
ジョンシンは、海辺で木材を運ぶドゥハクを見つける。ドゥハクはジョンシンを無視しようとするが、ジョンシンは「お父さんの仕事が恥ずかしいから、私を避けているんでしょ?」と責める。ジョンシンは「勉強を頑張って出世すれば良い」と言うが、ドゥハクは「農業高校に転校した」と返す。ジョンシンは「農業高校に行ったら、友達じゃないの?」とドゥハクを追いかけ、キスをする。それを見ている、チョルウン…。
時は流れ、刑務所にいるドゥハク。囚人に「何の罪で入ったんだ?」と訊かれると、ドゥハクは「殺人」と答える。話しかけてきた男は、死んだヨンタクの兄だった。ドゥハクは男に、歯ブラシで刺される。しかし、実際にヨンタクを殴ったのは、チョルウンだったのだが…。
第1話感想
展開が早くて、70分の放送が一気に過ぎてしまいます!退屈しなくて、おもしろいです。1970年代の韓国を舞台にしているので、韓国映画『友へ チング』のような雰囲気です。この映画はヒョンビン主演で『チング-愛と友情の絆』としてリメイクもされたので、記憶にある方も多いのではないでしょうか?
韓国の男子高校生が着ていた、白黒の迷彩の訓練服も、懐かしいです!その他にも、昔懐かしい韓国ドラマのアイテムが出てくるので、長年韓国ドラマを観ている大人の視聴者には、落ち着くドラマになるのではないでしょうか?
冒頭からドゥハクが刑務所に入っていて、驚きました!「どうして刑務所にいるの?」と思いましたが、ヨンタクを殺した疑惑があるのですね。ラストシーンを観ると、実際に殴ったのはチョルウンのようですが…。これから徐々に、刑務所に入った理由が明らかになっていくのでしょうね。切ない展開になりような気がします。
ところで、あの時代に新聞を読んでいるチョルウンの母ヨジンは、すごいですね。ハングルを読めない女性が多い時代に、新聞を読んでいるとは…。しかもソウルの大学を出ているというのですから、プライドが高くなるのも当然かも知れません。とはいえ、野望が大きすぎるので、夫ヨンシクは大変なはずです。政界進出を決めてしまいましたが、どうなるのか心配ですね。
ドゥハクの父ジュンホは、チョルウン家族への下人根性がすごくて、ドゥハクが可哀相です。ドゥハクには才能もあるのに、残念ですね。そんな中、ドゥハクを心から愛しているお母さんは、微笑ましいです。ドゥハクのありのままを受け止めてくれる存在がいて、安心しました。
ジョンシンは、いきなり1話からドゥハクにキスをしましたね!10年の月日の流れを16話で描くのですから、テンポは速いのかも知れません。私でも、調子に乗っていてデリカシーのないチョルウンより、ドゥハクの方が良いです(笑)
ドゥハクが刑務所に入るまでの過程も気になりますし、ドゥハクには幸せになってほしいので、続きが気になって仕方ありません!
第2話視聴率
第2話あらすじ
ドゥハクとジョンシンが話しているのを見て、嫉妬するチョルウン。ジョンシンは「付き合っていることをチョルウンに話そう」と言うが、ドゥハクは決められない。約束しているチョルウンを探しに行ってしまう。
チョルウンは不良ヨンタクに、殴られてカツアゲされていた。ジョンシンは助けに入り、ヨンタクを殴るが、殴り返される。怒ったチョルウンはナイフを取り出すが、ジョンシンに止められて、ヨンタクは逃げ出すのだった。チョルウンは「1年くらい友達として過ごすんじゃなかったのか?今日は2人を見たくない」と言い残し、帰ってしまう。ドゥハクはチョルウンを心配して家に行くが、チョルウンは怒って追い返してしまうのだった。
チョルウンの父ヨンシクは、無所属で出馬することを決めていた。ヨジンは、チョンソンの面目を潰していまったと、謝るのだった。チョンソンの本には、まだヨジンの写真を挟まれている。チョンソンは、ヨンシクの弱みを探していた。チョンソンの手下マンオクに雇われた不良ヨンタクは、「チョルウンから殴られろ」と指示される。
その後、ドゥハクは、ヨンタクにチョルウンに謝らせようとするが、ヨンタクはかえって挑発する。チョルウンはドゥハクに、「兄貴の助けは必要ない。ジョンシンが殴られたのに、こいつを許すのか?2人は付き合っているのに?」と言って、悔しがる。チョルウンは、ヨンタクと1対1で喧嘩を始めるのだった。ヨンタクはチョルウンに何度か殴られ、チョルウンを殴り返して、帰ろうとする。その時、チョルウンが大きな岩で、背後からヨンタクの頭を殴る。
ヨンタクは、意識不明になってしまった。ドゥハクはチョルウンに自首を勧めるが、チョルウンは非を認めない。反対に、「兄貴が勝手にヨンタクを連れて来たんだ」と、ドゥハクを責める。チョルウンは、「成功して恩返しするから、俺を助けてくれ」と土下座する。ドゥハクは「今までも下人のように生きてきたのに、お前のために罪をかぶらないといけないのか?」」と怒鳴る。
ヨジンとチョルウンは、ドゥハクの父ジュンホに「助けてほしい」と哀願していた。ドゥハクは警察に連行されてしまう。
チョンソンは、ドゥハクが罪をかぶったことに激怒する。選挙が終わるまで裁判を長引かせ、チョルウンの殺人罪を確定させるように命じるのだった。ヨンシクは、ドゥハクがやったとは信じられず、息子チョルウンを疑う。しかし、ジュンホは「ドゥハクがやったことに間違いない」とかばうのだった。しかし、ヨンシクが納得しないのを見て、ジュンホは、ようやく「喧嘩を始めたのは、チョルウンです」と認める。ヨンシクは、皆に謝罪して、出馬の辞退を決めてしまう。
ドゥハクは、国選弁護士から弁護を受けていた。ジュンホが、ヨンシクが紹介した弁護士を断ったのだという。裁判で、チョルウンは罰金、ドゥハクは3年~5年の実刑を受けることに…。
4年後、光州ターミナルで、チョルウンはジョンシンに声をかける。ジョンシンの父も、ヨンシクも、亡くなっていた。チョルウンは大学生、ジョンシンは大学を辞めて、父の映画館の社長になっている。2人ともドゥハクと連絡がつかないという。そこに、警察が来て、チョルウンは逃げ出してしまう。
一方、チョンソンは、栄転が決まった。ヨジンに金の入った封筒を渡し、「辛いことがあったら連絡しろ」と言って、立ち去る。
ジョンシンは、映画のフィルムを入手するために、配給会社の経営者グムオクと、無茶な交渉をする。グムオクに、度胸を気に入られるのだった。ジョンシンは、親戚に5兆ウォンの借金を返すために、奮闘している。文句をつける叔母に、「借金を返せなかったら、映画館を差し上げます」と言い放つのだった。
ジョンシンは、ドゥハクの面会に行ったことを思い出していた。ドゥハクは「もうやめよう。お前が現れてから、チョルウンとの仲がおかしくなった。ヨンタクがお前を殴ったと聞いた時、本気で殺したくなった」と告げる。ジョンシンは「私のために、わざと嫌われようとしているの?」と食い下がるが、ドゥハクは「もう俺を手放してくれ」と言い、面会室を出ていってしまう。
ソウルでは、チョルウンが学生運動に参加していた。チョルウンは、警察を装った何者かに助けられる。防護マスクを外すと、なんとドゥハクだった。ドゥハクは、「こんなことをして、刑務所に入りたいのか?成功して俺に恩返しするんじゃなかったのか?」とチョルウンを殴る。その後、食事に行き、チョルウンに「検事になれ」とアドバイスするのだった。ドゥハクが帰った後、ある男がチョルウンの前の席に座る。
ドゥハクは、不動産詐欺師たちと仕事をしていた。ジョンシンは、叔母に映画館の権利を渡す代わりに、「借金を返したら、映画館を返す」という契約を結ぶ。ドゥハクは映画館の前に、ジョンシンを見に行くが、声はかけられず…。
第2話感想
まさかドゥハクがチョルウンの罪をかぶるなんて!チョルウンと母ヨジンは、ドゥハクに罪を着せるなんて、最低です。ジュンホも、息子を売るなんて最低すぎませんか?こんなこと、許してはいけないですよ。息子の人生を台無しにしても良いほどの恩が、チョルウンの祖父にあるのでしょうか?
ドゥハクが逮捕される時に、ジュンホは「お父さんを許すな」と陰で泣いていましたが、許せませんよ!刑務所の中でも苦労したし、出所してもまともな仕事には就けないし…。人生を棒に振ってしまいました。罪のないドゥハクがこんなに苦労しなくてはいけないなんて、悲しいです。
大学生になったチョルウンが、学生運動に参加しているのには驚きました。自分が卑怯者なのに、世の中の不正を正そうとしている場合か?と突っ込みたくなります。1980年代の韓国といえば、学生運動ですよね。『オアシス』にも光州が出てきているので、1980年に起こった光州事件も扱うのでしょうか?光州事件を扱った韓国ドラマでは、『五月の青春』が有名です。
出所したドゥハクは、チョルウンとの情が断ち切れないようですね。「チョルウンを見捨てろよ!」と思ってしまいます(笑) ドゥハクの前で冗談を言えるチョルウンは、かなり図々しくて、怒り心頭です。
ドゥハクは、ジョンシンだけでなく、両親とも会っていないのですね…。両親とジョンシンの話を聞いて、辛そうなドゥハクが可哀相でした。
そもそも、チョルウンの母ヨジンが偉そうで、野望が大きすぎるのが問題ですよね。元恋人チョンソンを利用しようとするなんて、怖い女です。
ドゥハクが一緒に働いている不動産詐欺師のメンバーは、かなり個性が強そうなので、少し賑やかな要素も加わるのかな?と期待しています。今観ているドラマの中で、『オアシス』が一番面白いので、続きが楽しみです。
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