韓ドラの鬼

インサイダー(韓国ドラマ) 1話・2話 あらすじと感想

インサイダー


インサイダー 인사이더 2022年放送 JTBC 水木 全16話

neroさん

第1話視聴率2.568%

第1話あらすじ

スーツに身を包んだキム・ヨハン(カン・ハヌル)は、黒塗りのセダンの後部座席に乗り込みます。携帯に一通のメールが届いたのを確認し、「ちょっと停めて下さい」とヨハン。車を降りたヨハンは、近くにあった公衆電話からどこかへ電話をかけます。その後、ふたたび車に乗り込むフリをして、男たちを撒くヨハン。そんなヨハンのもとへ、「今から迎えに行く」とオ・スヨン(イ・ユヨン)から電話が。

1年前、司法研修生という身分で賭博場へ姿を現したヨハン。花札に夢中になるヨハンを見て、賭博場のオーナー、チョ・ヘド(ハン・ジェヨン)はキム・ウサン(ユン・ビョンヒ)を投入します。

すぐにウサンがその手の“プロ”だと察したヨハンは、ウサンとその仲間の行動を見張ります。そんななか、1人また1人と賭博場を去っていくプレイヤーたち。その中には、スヨンの姿も。じきに警察の捜査が入る予定だとヨハンに告げたスヨンは、一緒に賭博場を出ようと誘いますが、それを断ってふたたびハウスへ戻るヨハン。

実はヨハンは、最初からハウスに警察の捜査が入ることを知っていました。ヨハンを賭博場へ送り込んだのは、かつてヨハンの父親と一緒に働いていた司法研修院長のノ・ヨングク(ユン・ジェミョン)とその下で働く検事モク・ジンヒョン(キム・サンホ)。2人は反対勢力である最高検察庁部長のホン・サンウク(パク・ソングン)を引きずり下ろす為、彼と交友のあるザ・スキンネーションヤン会長を捕まえようと企んでいたのです。

しかしながら警察が突入する前に、一足先に賭博場を後にしていたヤン会長。さらに警察の突入を知る者は、ヤン会長の他にもいたと明かすヨハン。今回の潜入捜査が失敗に終わり、後がなくなったジンヒョンはヨハンに、今度はソンジュ刑務所に潜入し、ヤン会長と繋がりのある男を探して来いといいます。そんなジンヒョンを制し、「すぐには返事をしなくていい」とヨハンを心配するヨングク。

一方、ヨングクらがすすめる腐敗捜査庁の新設に反対する勢力の1人ユン・ビョンウク(ホ・ソンテ)は、スパイから賛成派の名簿を受け取ります。すると間もなくして、名簿に書かれた人々の前に次々と刺客が…。

その頃、ヨハンはハウスの摘発によって膨大な被害を被ったヘドによって攻撃を受けていました。さらにヨハンの唯一の肉親である祖母が危険にさらされていると知り、怖気づくヨハン。結局、ヨハンは今回の件から手を引くことに。ヨハンの決断に憤るジンヒョンでしたが、ヨングクは最後までヨハンの意志を尊重するといいます。

その日、車に乗り込んだヨングクのもとへ、ビョンウクから電話が。次の瞬間、車内で待ち構えていた何者かによって襲われるヨングク。突然のヨングクの死に、茫然と立ち尽くすことしかできないヨハン。そんなヨハンに喝を入れ、ジンヒョンは今こそ作戦を実行に移すべきだと話します。

結局、ジンヒョンに言われた通り、ソンジュ刑務所に受刑者として潜入することとなったヨハン。刑務所へ向かう途中、護送車の前に現れたのは他でもないビョンウクでした。ビョンウクはヨハンに、知っていることをすべて明かせば刑務所行きは免除してやると言います。しかし、知らんぷりを決め込むヨハン。

一方、ビョンウクにヨハンの潜入捜査がバレたジンヒョンは、慌ててデータベースにアクセス。そして、ヨハンに関する一切のデータを削除するジンヒョン。その頃、何も知らないヨハンは、予定通りソンジュ刑務所に入所し…。

第1話感想

「椿の花咲く頃」以来、3年ぶりの復帰作となったカン・ハヌル主演最新作!!

カン・ハヌルが本作で演じるのは、信じていたはずの上司から裏切られ、奈落の底に突き落とされた司法研修生という役です。そして奪われた自らの人生を取り返す為、死闘を繰り広げる主人公・・

第1話では、カン・ハヌル演じるヨハンが、どのようにして潜入捜査を行うことになったのかが描かれました。アンダーカバーとして不法賭博が行われるハウスへ潜入したヨハン。しかし、肝心の重要人物たちはつぎつぎと警察の捜査に関する情報を聞き、ハウスを後にしてしまいます。結局、作戦が失敗に終わったヨハンは、つづいて自らが受刑者となって刑務所に収容されることに。冒頭から激しい逃亡シーンなどが登場し、緊張感が高まる展開となりました。

そんななか、ヨハンを刑務所に潜入させた張本人ジンヒョンがヨハンを裏切るシーンで1話は終了。ヨハンに関するデータが削除されたことで、本当の犯罪者となってしまったヨハン。これは一体・・

最初から無茶な要求ばかりのジンヒョンに不安が募りましたが、こんな結末になってしまうとは…。さらにヨハンの唯一の味方でもあるヨングクは、敵の奇襲に遭って命を落としてしまいます。

それにしても、ほんのわずかな出演シーンだったにも関わらず、ヨングク役のユン・ジェミョンの存在感が凄い!他にも演技力に定評のある俳優たちが多数出演しており、今後の展開にも期待が持てそうです。

第2話視聴率3.274%

第2話あらすじ

刑務所に入所したヨハンに割り振られたのは、暴力団組織プギョン派の幹部ソン・ドゥチョル(チェ・ムソン)らが収容される部屋でした。賭博で捕まったというヨハンに、チャン・ソンオを知っているかと聞くドゥチョル。ソンオが誰かを知らないヨハンは、代わりにイ・テグァンを知っているかと質問します。すると、ドゥチョルの手下の男らに囲まれ、袋叩きにされるヨハン。

そんななか、賭博で刑務所を支配するチャン・ソンオ(カン・ヨンソク)が登場。ソンオは“天才”とも呼ばれる賭博スキルで、看守らまでも従えるほどの力をつけていました。

新入りのヨハンを見て、興味をしめすソンオ。一方、前回の摘発で同じくソンジュ刑務所に収容されることになったハウスの“選手”たちは、面会と称してヨハンを呼び出します。男らに囲まれたヨハンは、激しい暴行に遭い…。その頃、ヨハンの祖母のもとにもハウスのオーナ、チョ・ヘドが。

満身創痍となったヨハンを呼び出したドゥチョルは、賭博でのし上がって、なんとかトップに立つソンオと関係を結べと話します。そうすればヨハンの祖母の安全を脅かすヘドに関しても、自分が解決してやるとドゥチョル。ドゥチョルの話によると、ソンジュ刑務所は現在ソンオによって、大規模なハウスと化したといいます。ヨハンが賭博で成功し、ソンオの目に留まれば、自分の頼みを1つだけ聞いて欲しいとドゥチョルは言います。

その頃、賭博場でヨハンと顔を合わせたスヨンは、ヨハンの個人情報について調査していました。報告書に書かれた住所を確認し、ヨハンの祖母が営む商店へ向かうスヨン。そこでスヨンは、黒塗りのセダンに危うくひかれそうになるヨハンの祖母を救出します。さらにどういった経緯か、刑務所にいるヨハンに電話を繋げるスヨン。携帯越しに祖母の声を聞き、思わず涙ぐむヨハン。電話を替わったスヨンは、ヨハンに「じき会うことになるでしょう、それでは。」と言って電話を切ります。

ドゥチョルの提案を引き受けることにしたヨハンは、さっそく一番下のランクに位置する3部リーグに参戦。そこで看守たちの目に留まれば、その1つ上のランクである2部リーグに上がることができるといいます。そして、その頂点にあるのがソンオがいる1部リーグ。

賭博場に入ったヨハンは、セブンポーカーとよく似た「テキサス・ホールデム」という種目に挑戦します。しかし、ルールすらろくに知らされないままゲームに挑んだヨハンは、アッサリ敗退。ヨハンには「また一から始めればいい」と優しい声をかけたドゥチョルでしたが、その本心は違いました。ふたたび選手らに囲まれたヨハンが助けを求めるも、見て見ぬふりを決め込むドゥチョル。

その頃、ヨハンの祖母にも危険が…。真っ黒な仮面を被った男に襲われた祖母は、そのまま帰らぬ人となってしまいます。一方、持ち場を勝手に離れたことで独房行きとなったヨハン。そんなヨハンに告げられたのは、祖母の死でした。

特別許可を得て祖母の葬儀を執り行ったヨハンに対して、警察は自殺の可能性が高いと話します。しかし、ヨハンはそれが自殺ではなく他殺だと確信していました。そんななか、久々にジンヒョンと顔を合わせたヨハンは、自分が今潜入捜査の最中で間違いないかと尋ねます。そんなヨハンに「すまない」と頭を下げるジンヒョン…。

その後、葬儀を終えてふたたび刑務所へ戻ったヨハンは、独房の隣の部屋に収容されている男に向かって、テキサス・ホールデムについて教えて欲しいと頼みます。

第2話感想

ジンヒョンの裏切りを知ったヨハン。。自分に戻る場所が残されていないと知ったヨハンは、自らの力で這い上がることを決意します。

こんな時、ヨングクが生きていればまた別の未来があったのでは、と悔やまずにいられません。結局、ヨハンよりも自分の身を守ることを選んだジンヒョン。ジンヒョンは最後までヨハンを裏切った訳ではないと言っていましたが、ヨハンにとっては捨てられたも同然。第2話のエンディングでは、ジンヒョンをはじめ、自分と祖母を陥れた人々に復讐を誓うヨハンの姿が描かれました。

それにしても、ヨングクにつづいてヨハンの祖母まで亡くなってしまうとは。。本当に天涯孤独となってしまったヨハン。今後、ヨハンがますます危険な道に足を踏み入れるような気がして、不安です。

全話に引き続き、R19指定となった本作。まるで目を覆いたくなるような暴力シーンや激しいアクションシーンの数々に、長編映画を見ているような錯覚を起こします。これがドラマだとは、、韓国ドラマの底力を実感!

まだまだ序盤ということもあって内容はちょっと難しいですが、ついつい続きが気になってしまう、、そんなドラマです。とくに俳優陣の演技力が本当に高いです。主演のカン・ハヌルは、前作「椿の花咲く頃」とは180度違った役柄に挑戦。また「イカゲーム」で大ブレイクを果たした俳優、ホ・ソンテのどこか不気味な雰囲気も目を引きます。次回の展開も楽しみ!



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ごめん、愛してる 視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図

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