韓ドラの鬼

イブの罠 (韓国ドラマ) 13話・14話 あらすじと感想

イブ


イブの罠 이브 Eve 2022年放送 tvN 水木 全16話

daisySSさん

第13話視聴率3.354%

第13話 あらすじ

ハン・ソラ(ユ・ソン)に正体をバレたイ・ラエル(ソ・イェジ)。ハン・ソラはカン・ユンギョムにイ・ラエルの本名と、娘・チャン・ボラムが彼女の実の娘ではないことを話します。カン・ユンギョム(パク・ビョンウン)がラエルを疑うよう仕向ける。

ラエルは父が亡くなった後、母が再婚した後に名前を変えたこと、チャン・ボラムは自分を実の母だと思っていたから、実の娘ではないと内緒にしたと説明するラエル。ユンギョムは「僕が心配することはないのね?」と確認を知ると、ラエルを信じる様子。

ラエルを信じることにしたにも拘わらず、ラエルが会議に主席することなく、外出したと知らされると、彼女を尾行。ラエルがソ・ウンピョン(イ・サンヨプ)を会うために病院を訪れたことを確認します。ソ・ウンピョンはユンギョムがラエルを尾行していることに気づくと、自分を襲わせたのがユンギョムだと疑っていることを伝え、ユンギョムを緊張させます。

チャン・ムンヒ(イ・イルファ)と連絡が取れないことから、彼女の安否を心配するラエル。ハン・ソラがチャン・ムンヒの失踪と関連があると予想すると、ハン・ソラを訪ね、ハン・ソラとムン・ドワン(チャ・ジヒョク)が愛人関係にあることを理由に、ソラを脅迫します。チャン・ムンヒを無事にかえすと、カン・ユンギョムと別れると伝え、、、復讐計画を急いで終わらせ、ユンギョムの側を離れる計画を進めます。

一方、LYグループの被害者たちが集まり会社を相手に訴訟を始めたことを知ったハン・パンロ(チョン・グクファン)。詳しい内容を調べさせた結果、背後にチャン・ムンヒがいることを知ると、チャン・ムンヒを連れてくるようムン・ドワンに命じます。

夫カン・ユンギョムと離婚をするつもりがないハン・ソラは、チャン・ムンヒを返す予定。しかし、ムン・ドワンとキム・ジョンチョル(チョン・ヘギュン)がチャン・ムンヒを父、ハン・パンロの屋敷の地下に監禁していることを知ると、「夫を失うわけにはいかないわ」と、チャン・ムンヒを取り返す考え。

部下の裏切り、拷問、、、結局会社を手放すしかなかったラエルの父、、、合併の書類の元本をユンギョムの書斎の秘密金庫の中から持ち出す計画のラエル。部屋に入る電子ロックの暗証番号が変更され、中に入れない。

念のため、部屋の前に監視カメラを設置してラエルの行動を監視するユンギョムは、ふと、ソ・ウンピョンが語っていた言葉が頭をよぎり、、、「僕の彼女への恋は犠牲です。彼女のために自分に何ができるかを考える」という言葉に、ラエルに対する自分の恋心を選び。。。

リボンのついている箱を持ってきて欲しいとラエルとお願いをすると、変更しいたはずのドアのパスワードを知らせます。ユンギョムからお願いされた箱を取りに行った際、父の会社を買収した時に作成した書類の元本を持ち出すことに成功したラエルは、すぐにでもユンギョムの屋敷から出ることを考えます。

一方、ラエルの取ってきてもらった箱の中には、二人が住む新しい家の鍵と、株をラエルに譲渡する書類が入ったユンギョムの彼女への気持ちが入ったプレゼント。復讐相手のユンギョムに恋をしたラエルは自分の気持ちに揺れます。

父からチャン・ムンヒの娘とジェディックスの代表の娘がLYグループを相手に訴訟を準備していうことを父から聞かされたユンギョム、、、気になり秘密金庫の中を確認すると、ジェディックス関連の書類が消えていることに気づきます。ラエルの正体に気づいたユンギョムは、彼女を探しまわり、、、彼女の経営するスクールに到着。隠されていた秘密の部屋で、復讐計画を示す図を発見すると、正気を失います。

第13話 感想

すべてを捨ててでもラエルとの将来を選択したカン・ユンギョム。今話、彼女に本気の気持ちを見せ、彼女の嘘や秘密が気になりにも拘わらず、すべてを含めて彼女を受け入れる考えで、変更した電子ロックのパスワードまで教えた後に、ラエルの正体に気づいたユンギョムが、異性を失うほどショックを受けた姿がエンディングに登場しました。

夫との離婚を受け入れることができないハン・ソラと、別れることを決心したラエル、、、ラエルとの恋のためにすべてを捧げようとしたユンギョムの三角関係まで、果たしてどのようなエンディングを迎えることになるのでしょうか。

正気を失ってラエルを突き飛ばしたユンギョムは、ラエルが苦しむ声を聞くと自分が彼女に暴力的になったことを驚く様子まで描かれ、大混乱するユンギョムが少し可哀そうに見せました。

チャン・ムンヒの携帯電話の電源が入り、彼女の居場所を把握したラエルは、ウンピョンにチャン・ムンヒがハン・パンロの屋敷にいることを伝えると、助けを求めます。ラエルよりも先にハン・パンロの屋敷に向かいウンピョンですが、彼に危険が及ばないことを願いたいです。

第14話視聴率3.782%

第14話 あらすじ

カン・ユンギョム(パク・ビョンウン)は、イ・ラエル(ソ・イェジ)が隠していた秘密をすべて知り、大きなショックを受けます。ラエルが持ち出した契約書が公表されるとLYグループに大きな打撃を与え、会社が危機を迎えると考えると、彼女から契約書を奪い取ろうと、激しく争うラエルとユンギョム。

逃げるラエルを追っていたユンギョムが転んで頭を打撃すると、意識を失う。ラエルは彼をそのままにしてその場から去ります。

ユンギョムと別れる条件で、拉致されたチャン・ムンヒ(イ・イルファ)を無事に返すことをラエルから要求されると、ハン・ソラ(ユ・ソン)は父の屋敷に向かい監禁されているチャン・ムンヒを脱出させようとします。しかし、ハン・パンロ(チョン・グクファン)とキム・ジョンチョル(チョン・ヘギュン)に発見され、ハン・パンロはソラの前で、チャン・ムンヒを殺害します。

その時、聞こえてくる警察のサイレンの音、、、警察を連れてチャン・ムンヒを探すためにハン・パンロの屋敷に現れたソ・ウンピョン(イ・サンヨプ)。チャン・ムンヒを探し屋敷の中を探しまわりますが、彼女は発見されず。。。

後日、チャン・ムンヒの遺体が発見されると、イ・ラエルはチャン・ムンヒの死を悲しみ、号泣。殺害されたあと、川に捨てられたチャン・ムンヒ。ラエルはチャン・ムンヒが隠し持っていたボイスレコーダーの内容を確認すると、ハン・パンロとハン・ソラとの会話が録音されており、彼女を殺害したのが、ハン・パンロだと知り、怒りを爆発させます。

一方、結婚生活を守るために自分を裏切ろうとしたことに、娘への怒りから暴力をするとハン・ソラを地下に監禁するハン・パンロ。

会社を守るためにラエルに土下座をして、賠償金を払うと取引を持ち掛けたユンギョムに、ラエルはチャン・ムンヒの録音を聞かせます。ラエルはユンギョムの提案を冷たく断り。。。チャン・ムンヒの死の真相を知ると、衝撃を受けたユンギョムは、ムン・ドワン(チャ・ジヒョク)に助けられたソラに、、、「二度と僕の前に現れるな」と軽蔑。

チャン・ムンヒの葬儀の後、復讐のために動き出すラエル。ジェディックスのイ・テジュン代表の娘だと明かすと、チャン・ムンヒに代わり直接LYグループの被害者達の代表として訴訟を率いると発表します。ハン・パンロとキム・ジョンチョルは、ユンギョムの愛人がラエルだと知ると慌てる。

第14話 感想

ラエルが意図的に自分に近づいたことを知り、そのショックから暴力的な一面を見せたユンギョム。

今話のエンディングでは、父の会社を奪ったことに対して、償うと語るユンギョムに冷たく押し出すラエルの姿が描かれました。

ユンギョムからもらった指輪を彼に返し、わざと冷たい発言をしましたが、それはラエルの本心ではなかったです。復讐とユンギョムへの恋心で迷っていたように見えたラエルですが、チャン・ムンヒが殺害されたことを知ると、復讐を終わらせることを決心したようです。

これまでは陰でラエルを助けていたソ・ウンピョンも、全面に出てラエルの復讐のために協力することになり、果たしてハン・パンロへのラエルの復讐はどのような結末を迎えることになるのか、楽しみです。

自ら自分がイ・テジュン代表の娘であることを明かしたことで、夫だったチャン・ジヌク(イ・ハユル)も、ラエルの正体を知り驚きます。娘ボラムのことを考えて、法的な処罰を受けて罪を償うように伝えるラエル、、、ソ・イェジの低いトーンの声がとても魅力的でカリスマがあるように響きました。

キム・ジョンチョルへの復讐、ハン・ソラへの復讐と続き、最終的にはハン・パンロへの復讐と繋がる。

今話を視聴した限り、ラエルとユンギョムの恋は悲しくもこれで終わりを迎えることになりそうですね。ユンギョムへの気持ちが残るラエルが自分の決意が揺るがないために自分をふり立たせるだけではなく、そんな彼女を心配するソ・ウンピョンの姿も登場し、複雑な気持ち面での三角関係はまだ続きそうな気もします。

父ハン・パンロから暴力を受けたハン・ソラ、、、父への恐怖心と憎しみをユンギョムに伝え、「私、あの家に戻るのだけはいや。静かにタビのお世話をして生きていくから、父から私を助けて」と涙で訴えるも、断ったユンギョム。

ドラマでは悪役を演じたハン・ソラですが、今話では可哀そうに見えました。父から虐待を受ける生活を再び送ることを強く否定することから、ハン・ソラとハン・パンロの間に何かが起きそうな予感がします。

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